【死ね デスピサロ! 地獄で エスタークが お前を待っているぞ!】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:36:50

DQ4(リメイク版)

第6章の【エビルプリースト】戦で一度敗北した後、再び戦闘を挑んだ際に戦闘前の会話で彼が言う台詞。
しかし「戦歴をできる限り汚さないようにするために全滅したらリセットするから、この台詞に全く気付かなかった」というプレイヤーも多く存在したことだろう。
 
全文は

「デスピサロか。
どうやら 往生際というものまで
忘れてしまったようだな。
「今度こそは
お前の魂に 永遠に消えぬ
わが名を 刻みつけてやろう!!
「死ね デスピサロ!
地獄で エスタークが
お前を待っているぞ!!

【進化の秘法】を極めたことで絶大な力を手に入れたが故の傲慢さが窺え、かつての上司に面と向かってあっさり「死ね」等と言い放つ辺りからも邪悪な本性が滲み出ている。
ここまで言われてしまっては【エスターク】【デスピサロ】といった過去の【魔王】達の面目はもはや丸潰れ。
というかエスタークは『地獄の帝王』……地獄の帝王を地獄に送って何になるというのか。
「あの世」や「冥府」ではいけなかったのか?もっともエスタークは別に滅びたわけではなかったが。
 
なお堂々と「死ね」等と言い放つ前例はリメイク4以前からあり、DQ5の【ジャミ】とDQ6の【まおうのつかい】(強化版)がそれに該当する。
その後DQMJ3にも主人公に「死ね!」とか言ってしまう後輩が登場した。
後者は奇しくも本編ではラスボスの手下をしていたが裏シナリオで裏ボスに成り上がったものであり、エビルプリーストと同じようなポジションにいる。
 
ちなみに直前の戦いで異形の化物に変身していたはずのエビルプリースト、この会話中では元の魔法使いの姿に戻っている。
どうやら記憶を失う反動もなく、自分の意思で自由に変身を解いて元の姿に戻ることもできるようである。
 
しかしエビルプリーストが「進化の秘法」をここまで極めるまでにはエスタークを始めとして【エドガン】【バルザック】・デスピサロなど大勢の者達の努力と犠牲があったことを忘れてはならない。
少し位は(仮に皮肉や上辺だけだとしても)彼らの功績を称えてあげても良さそうなものだが、そんなことはお構いなしに平気で切り捨てるところが何とも無慈悲である。
使い終わった「兵等所詮捨て駒よ」と言ったところだろうか。

ライバルズ

リーダーの【ピサロ】が変身中にエビルプリーストを出すと、

「地獄でエスタークが待っているぞ、デスピサロ」

と言う。