DQ5(リメイク版)
リメイク版DQ5における、仲間になった【プチマージ】。
リメイクに際して、プチ・コロシリーズ計8体が種族ごと追加された。
仲間になる確率
一匹目 | 二匹目 | 三匹目 |
1/32 | 1/64 | 1/128 |
仲間になったときの名前
一匹目 | 二匹目 | 三匹目 | 四匹目 | |
PS2版 | プチマジ | マージ | ヘイトス | イルル |
DS版 | サイトー | サイコ |
覚える呪文・特技
ステータス
Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | 運のよさ | 最大HP | 最大MP | |
初期 | 1 | 18 | 15 | 17 | 20 | 25 | 25 | 0 |
最大 | 99 | 125 | 180 | 130 | 255 | 130 | 350 | 50 |
耐性
無効 | (なし) |
強耐性 | ザキ・麻痺、マホトーン、マホトラ、休み |
弱耐性 | ラリホー、メダパニ |
無耐性 | メラ、ギラ・炎、イオ、ヒャド・吹雪、バギ、デイン、マヌーサ、ルカニ、メガンテ・体当たり、毒 |
解説
【コロプリースト】、【コロマージ】、【プチプリースト】と同じく、その初期ステータス・成長テーブルは【まほうつかい】のものを流用してアレンジしている。
その弊害で、敵の時にはそこそこ高かったステータスも、貧弱極まりない状態まで弱体化している。
敵のときに使用できたギラ・イオ・ルカナンも忘れている。(レベルアップで思い出すが)
逆に、敵のときに使う気配などなかったイオナズンをなぜか習得している。
上述の通り最初からイオナズンを習得しており、ベギラマ、イオラ、ベギラゴンなどを習得する。
だが、プチット族の宿命として強い呪文を覚えるが肝心のMPの成長率が絶望的に悪く、せっかく覚えた呪文がMP不足で唱えられない。
魔法使いならぬ魔法使えないである。
Lv40でベギラゴンを覚えるが1回でMPが切れる。Lv50でようやくイオナズンを撃てるMPを確保できるがそこまでに経験値が150万も必要。
そこからようやく徐々に伸び始めるがLv99でも50前後が関の山。
おまけに力やHPの低さだけはいっちょまえに魔法使い並である。
トドメとばかりにコロマージと異なり【メラゾーマ】が使えない上、特技欄が1つ空いているのになぜか【ルカニ】は覚えない。コロマージはルカニとルカナン両方覚えるというのに…
一方で賢さだけは全モンスター中トップクラス。違う、そうじゃない。
加入率という利点すら存在しないため、その実用性はあの【おおねずみ】に匹敵し、他の【今更四天王】などかわいく見えるレベルである。
実際Lv99まで育てるならば【ゴースト】の方が圧倒的に強い。
なお、敵の時に唱えてみせた【ザラキーマ】はレベル99になっても思い出さないまま。
せめてこれさえあれば(実用性はともかく)個性として評価できたのだが、生憎【ザキ】や【ザラキ】すら覚えない。
そのくせ、【ジェリーマン】がこいつに化けると普通にイオナズンをぶっ放すという嫌がらせ仕様。これはコロマージも同じ。
味方としては頼りなく、敵に回すと厄介というあたりやる気がないだけなんじゃないのかと疑いたくなるが、果たして……。
一応、PS2版では裏技を使えばいくらでも不思議な木の実が手に入るので使ってもいいかも。
それでもメラゾーマを覚えず、実質的にコロマージの下位互換でしかないので使えるとは言いがたいが…。
また、話しかけたときの「わしは魔法使いじゃ。」の衝撃はかなりのものであろう。
【名産博物館】のプチマージのようなかわいい反応を期待して話しかけたプレイヤーにこともなげに放たれた衝撃の老人言葉。
確かにDQ3の男魔法使いは老人だったが、大魔法使いに憧れて口調を真似ている、と考えればかわいらしいものだろう。
PS2版の三体目の名前「ヘイトス」の元ネタは、漫画版DQ7の【プッチ戦隊コウオツヘイテイ】のプチマージ「ヘイトス」から。