GalnetNews3307年6月

Last-modified: 2021-11-05 (金) 20:16:43

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3307年6月29日-連邦の4星系が独立を宣言

 4つの星系を支配しているAzaladshu Free factionが民間人に対する監視に抗議して連邦から独立しました。

 この予想外の宣言は、現在Azaladshu、LFT 824、LHS 277、LTT 3919の各星系を支配しているAzaladshu Freeの新しい指導者が選出されたことによるものです。

 Constanza Noguera市長の発表です。

 「連邦は腐敗し、権威主義的で信用に値しない。特に無実の人々を監視する公的監視法は許せない。今後、我々は独立した主権国家として星系を統治していく。」

 政治評論家は、他のいくつかの連邦派閥も独立を計画していると考えています。いずれも影の大統領Felicia Wintersの影響範囲内にありますが、彼女はこれらの行動を支持しないと公式に表明しています。

 連邦議会は連邦協定上、独立は違法であるとし、Azaladshu Freeに通常の会員資格に戻るよう命じました。連邦海軍をはじめとする軍事組織は警戒態勢に入りました。

 Hudson大統領は、「こういった組織的な犯罪行為は、秩序を維持するために事前対策捜査局(Proactive Detection Bureau)が必要であることを証明するものだ」と述べ、強く反発しました。

 影の大統領Wintersは、「市民のプライバシー権を削除したことは、この反乱の原因であって解決策ではない」と主張して反論しました。

3307年6月28日-帝国元老院がマーリニスト外交を検討

 帝国元老院議員Lorcan Scordatoは、Marlinist植民地と正式に外交関係を結ぶことを提案しました。

 この8つの星系には、民主的な代表制を提唱するMarlinismの信条への迫害を避けて逃れてきた元帝国市民が住んでいます。

 植民地での実情調査から戻ったScordato議員は、元老院で次のように述べました。

 「MarlinistのコミュニティはAchenar共和国の再興を目指すよりも、帝国との平和的共存を第一に考えている。そしてAaron Whyte大臣がNeo-Marlinistsの代弁者となった今、我々は外交によってさらなる過激な行動を防ぐ機会を得たのです。」

 これに賛同する上院議員もいましたが、Denton Patreusのように「名誉と原則の問題として、帝国はテロリストと交渉しない」と強調する議員もいました。

 複数のニュースフィードによると、同盟と連邦の双方が、Marlinist植民地との正式な外交チャンネルを開くことを検討しているといいます。同様の議論は、NMLAの政治的参加を受け入れるかどうかについて同盟議会や連邦総会でも行われています。

 Jenna Fairfax筆頭大臣はMarlinism Reformation PartyがNeo-Marlinist 派を代表することをやめるよう繰り返し求めています。一方で彼女はMarlinistが帝国外交団に相当する外交代表業務を行う計画を発表しました。

3307年6月25日-新たな同盟のスターポートが運用開始

 *パイロット連合より速報*

 Edmund Mahon首相の再選キャンペーンの成功を受けて、2つの同盟ステーションが建設されました。

 LHS 2522星系のEnterprise MarketとSharru Sector FW-W c1-19星系のProsperity Coreが完全に稼動を開始しました。Mahon首相は、新しいスターポートへの訪問者を歓迎し、「機会を創出するという同盟のコミットメントをさらに強化する」と約束しました。

 しかし、Nakato Kaine評議員が以下のように発表したことで、同盟議会では激しい議論が巻き起こりました。

 「私の調査によると、トリチウム採掘キャンペーンには不正があり、スターポートを1つ建設するのに十分な量しか供給されていなかったようです。さらに、ドッキングの記録によると、 Sirius Corporationが不足分を補う量の未登録の寄付を行ったたようです」。

 「Sirius Corporationは現在、Sharru Sector FW-W c1-19星系に進出しています。このことは、同社が最近行ったArchon Delaineの新スターポート建設支援の取引との不穏な類似性を示唆しています。問題は、Mahonは見返りに何を約束したのかということです。」

 首相府の声明で、Sirius Corporationは同盟の拡張計画を支援するために提携している多くの企業の1つであることが明らかにされました。トリチウム供給の不一致については触れられておらず、巨大企業からの寄付についても言及されていません。

3307年6月24日-Detailed Surface Scannerキャンペーンが目標を達成

 *パイロット連合より速報*

 パイロット達はSirius Corporationが完全に改造済みのDetailed Surface Scannerを量産するための資材を提供してきました。

 この強化されたモジュールはすぐに商業展開される予定です。これまでは去る3306年にSirius Atmosphericsによって行われたテラフォーミング計画の際に機会があっただけでした。

 Engineered Detailed Surface Scanner V1は、探査機のカバー範囲を通常の2倍に拡大し、より効率的な惑星表面のマッピングを実現します。

 Sirius Corporationのマーケティングディレクター、Sinclair Faraldo氏は、このプロジェクトの成功を宣言しました。

 「私どもの求めに応じてCMM Composites、Muon Imagers、Synthetic Reagentsを送ってくれたパイロットの皆さんに感謝しています。強化されたDetailed Surface Scannerの量産はすでに始まっており、まもなくHuman Technology Brokerから購入できるようになります。

 このキャンペーンに参加したすべてのパイロットは、Luyten’s Star星系Ashby CityのSirius Corporationから代金を受け取ることができます。

3307年6月24日-ガーディアン遺物をめぐりAegisと‘Salvation’が競争

 *パイロット連合より速報*

 Aegis ResearchとTaurus Mining VenturesがPMD2009 48星系にガーディアン遺物の輸送を求めています。

 この競合する二つのキャンペーンは、Trapezium Sector YU-X c1-2 1aで古代のガーディアン・サーゴイド戦争の跡地が発見されたことに端を発しています。

 Taurus Mining Venturesの代表であるPatience Middleton氏は、このような声明を発表しました。

 「‘Salvation’はProteusでの成果を独占する権利を主張しています。これは、彼の専門的な知識があったからこそ発見されたものです。彼はGuardian Caskets、Orbs、Relics、Tablets。Totems、UrnsをメガシップGlorious Prospect号に運ぶための費用を我々に支払う契約をしています。」

 Aegis ResearchはPMD2009 48星系にメガシップArchimedes号を配置しました。Alba Tesreau教授の発表です。

 「AegisにはAlexandria号で失われたガーディアン遺物を補充することが不可欠です。十分な材料がなければ、私たちの対エイリアン研究プログラムは大きく妨げられるでしょう。」

 「メガシップにガーディアンの技術を集めことが、Delphi星系で起きたようにサーゴイドを引き寄せる可能性があるというリスクは認識しています。しかし、この星系はサーゴイドの活動が知られている地域からはるかに離れているため、彼らの注意を引くことを避けられると期待しています。」

 同盟・帝国・連邦は、Aegisの資源を奪うことを犯罪行為とみなしています。その結果、Taurus Mining Venturesから受け取った船のモジュールは「ホット」扱いとなり、搭載前に洗浄するための追加コストが発生すること警告されています。

3307年6月22日-NMLAが政治的提案を行う

 Neo-Marlinistを代表するMarlinism Reformation PartyはNMLAと帝国との和平交渉を提案しました。

 Aaron Whyte大臣はMarlinist議会でこの提案を説明しています。

 「匿名の仲介者を通じて、Neo-Marlinist Liberation Armyが我々の代表権を利用することを望んでいるとの確証を得た。これは、さらなる紛争を防ぐための非常に前向きなステップであると考えています。」

 「要するにNMLAは 帝国内での反政府活動による不幸な犠牲者への賠償を申し出ている。その見返りとして、政治的対話を継続する手段として帝国元老院に議席を要求している。」

 他の多くの議員達は、この提案を非常に論議を呼ぶものだと考えています。Octavia Volkov大臣はこう宣言しました。

 「NMLAに政治的な立場を与え、彼らがまともな人間のふりをして、彼らが殺害した人々の家族に金を支払うことを提案する…Whyte、君はMarlinismだけでなく全人類に対する侮辱だ!」

 Jenna Fairfax筆頭大臣は、Marlinist植民地が生き残るためには団結しなければならないと主張し、団結を呼びかけました。しかし、彼女は公式にMarlinism Reformation PartyがNMLAと交渉する姿勢を翻すよう要請しています。

3307年6月21日-Jupiter Divisionの敗北で企業主義者が失速

 Jupiter Divisionの陥落によって連邦の企業統治を求める民衆運動が弱体化しています。

 Vox Galacticaの政治ジャーナリスト、Conrad Sterlingがその様子を報告しています。

 「Core DynamicsがTs’ao Tach星系で最近勝利したことは、企業主義者に大きな打撃を与えました。多くの企業が最後の一発が撃たれる前に支持を撤回し、Jupiter Divisionが運動の中心的な組織になるという計画は放棄されました。」

 「連邦の民主主義に対する脅威が打ち破られて、火星の権力の回廊では間違いなく安堵のため息がもれたでしょう。しかし、議会が軽視し多くの連邦ニュースフィードがこの話を取り上げなかったにもかかわらず、企業統治主義を求める声が完全には沈黙させられたわけではありません。」

 「HudsonかWintersのどちらかに投票する以外の選択肢を求める市民は、いまだにその考えに惹かれています。企業統治の方が誠実なのか?意見はさまざまですが、多くの支持者は、『大企業』はすでに密室で真の権力を持っていると主張しています。」

 「今のところ、歴史はこれを通らなかった道として記録するだろうと思われます。Jupiter Rochesterが投獄されJupiter Divisionが解体された今、次の企業主義運動の旗手の登場は、その存続に間に合いそうにありません。」

3307年6月18日-ガーディアンーサーゴイド戦争の跡地が発見される

 *パイロット連合より速報*

 Trapezium Sector YU-X c1-2 1aの衛星で、メガシップHesperus号のAnacondaが発見された場所は歴史的な戦場でした。

 この発見は、匿名の‘Salvation’の指示に従い、一連のビーコンを追跡したパイロットによるものです。このビーコンは、約200年前にHesperus号が航海中に配備したものです。

 Proteusと名付けられたAnacondaは、メガシップの搭載艦のひとつで、長距離探査用の装備が施されていました。メガシップがライバル会社Pharmasapien社の工作員に乗っ取られた後、Azimuth Biochemicals社の科学チームがHesperus号から脱出する際に使用しました。

 着陸後、Proteusは衛星上の古代構造物や残骸を研究するための研究施設に改造されました。ガーディアンとサーゴイドの技術が近接していることから、ここは100万年以上前に2つの文明が戦った場所だと考えられますが、3113年の時点ではまだどちらの種も確認されていませんでした。

 Aegis ResearchのAlba Tesreau教授は次のように述べています。

 「これは重要な異星考古学的発見であり、ガーディアンとサーゴイドの戦争の物理的証拠です。現在、先遣隊が予備調査を行っており、メガシップの準備も進めています。Alexandria号の悲劇的な失踪の後で、我々の対異星人研究プログラムのためにガーディアン遺物の新たな供給源となることを期待しています。」

3307年6月17日-改良型モジュールに必要な材料

 *パイロット連合より速報*

 Sirius Corporationは、完全改造済みのDetailed Surface Scannerを商品化するために必要な資材をリクエストしました。

 このモジュールは、3306年末にSirius Atmospherics社が行ったテラフォーミング計画のキャンペーンで限定的に生産されたものです。その際にはテラフォーミング計画のためにアンモニア主体の大気の惑星データを提供したパイロットに与えられました。

 Sirius Corporationのマーケティング・ディレクター、Sinclair Faraldo氏が詳細を語りました。

 「実現可能性を調査した結果、このモジュールは一般販売に向けて経済的に大量生産できると判断しました。完全改造済みのDetailed Surface Scannerはプローブのカバー率が2倍になり、惑星や月をより効率的にマッピングすることができます。」

 「生産を開始するためには大量の CMM Composites、Muon Imagers、Synthetic Reagentsが必要です。これらをLuyten’s Star星系のAshby Cityに届けてくれるパイロットには惜しみない報酬を用意しています。」

 Engineered Detailed Surface Scanner V1は、十分な量の資材が手に入ることを前提に、すべてのHuman Technology Brokerで購入することができるようになる予定です。

3307年6月16日-同盟で選挙制度改革の提案

 Nakato Kaine評議員は、同盟の現行の選挙制度を直接公選制に変更すべきだと提案しました。

 この提案は、先日の選挙でEdmund Mahon首相が2期目の6年の任期を務めることになったことを受けたものです。

 同盟議会で演説したKaine評議員は次のように述べました。

 「同盟議会議員だけに首相を選ぶことが許されているというのは、腐敗や外部からの影響を受けやすい欠陥のあるシステムです。同盟の人々は、個々の投票によってリーダーを決定する直接の権利を持つべきです。」

 政治ジャーナリストのVanya Driscoll氏は、The Alliance Tribuneで次のようにレポートしています。

 「Kaine氏はMahon氏の勝利が不正に達成されたものだと主張することはすぐにやめましたが、同盟議会はこの選挙制度改革への試みを懐疑的に受け取っています。一部の議員は、自分の政策がライバルの政策よりもかなり少ない支持を受けたことを受け入れていないと彼女を非難しています。」

 「一方で、一部の議員はこのような再編に利点があることを認めています。しかし、同盟の全星系で住民投票ができるよう組織することは、連邦のようによりインフラが整備されていたり、Marlinistの植民星系のように人口が少ない民主主義国家に比べて、非常に困難なことでしょう。」

3307年6月15日-Sirius Corporation:第4の超大国?

 銀河系最大の巨大企業は、政治に影響を与え、何十億もの人々の生活に影響を与え続けています。

 Vox Galactica社のビジネスアナリスト、Marlon Royce氏によるレビューが掲載されました。

 「独自の政府、法律、海軍艦隊を持つSirius Corporationが時折『第4の超大国』と呼ばれるのは驚くことではありません。星間政治への影響が大きくなるにつれ、それが実際の目標になっているようです。」

 「Sirius Corporationは、Marlinistの難民を自分たちの植民星系に再定住させ、帝国と連邦の戦争を回避しました。しかし、この一見利他的な行動は、CEOのLi Yong-Ruiが政治的中立を主張することを可能にし、Sirius星系での銀河サミット開催への世論の支持を得ました」。

 「その成功は、海賊の首領であるArchon Delaineに外交的地位を与えるという論争によって損なわれました。Siriusの子会社がKumo Crewの新しいスターポートと一緒に現れたことで、闇取引の噂の信憑性は上がっています。」

 「同盟との間でもハイレベルな協定が結ばれ、 Sirius Atmosphericsはコールサック星雲の植民地化を支援した。しかし、アンモニア惑星をテラフォーミングするプロジェクトは、サーゴイドの報復攻撃を招き、膨大な犠牲者を出したという説もあります。」

 「最新のニュースは、以前は限定的だった船のモジュールを商業的に利用できるようにするためのテクノロジーブローカーとの協力です。これはビジネス上の賢明な判断なのか、それともSirius Corporationの政治的支配の戦略の一環なのでしょうか?」

3307年6月14日-ACT、NMLAテロリストの追及を継続

 Affiliated Counter-Terrorismは、Neo-Marlinist Liberation Armyに関する調査の最新情報を発表しました。

 ACTの共同リーダーの一人である上級エージェントのTanya Ramirezがメディアに発表した声明です。

 「ACTは現在、複数の線から調査を進めているが、セキュリティ上の理由から機密扱いとしている。我々のエージェントは、同盟、帝国、連邦の各地で証拠を集めている。」

 「今のところ大きな進展は無い。NMLAの活動家たちは、検知されない闇の通信網を使っているようだ。また、彼らは活動を細分化しているため、個々の構成員はお互いをほとんど知らない。」

 「ここ数ヶ月、NMLAの事件は帝国当局への小規模な攻撃に 限定されていて、地元警察が対処している。 ‘Nine Martyrs’スターポート爆破事件を起こした筋金入りの過激派であるTheta Groupの活動も見られない。」

 「Neo-Marlinist Order of Mudhridの崩壊により、NMLAは大規模な攻撃を行うための手配能力を失ったのかもしれない。しかし、新たな残虐テロの波が計画されている可能性は依然として残っている。」

 ACTはその後、同盟国際警察機構、連邦情報局、帝国内務省保安局、Marlinist警察隊、Nova ImperiumのPraetorian Guard、Wallglass Investigations Agencyなどから人員を追加採用したことを確認しました。

3307年6月11日-Hesperus号の遺産

 *パイロット連合より速報*

 ChukchanおよびPerseus Dark Region KC-V c2-2星系にいるコマンダーたちから、”Salvation”から連絡を受けたとの報告がありました。

 この匿名の人物は、これらの星系内の「幽霊船」であるAdamastorとHesperusに興味を持っていることが知られています。この2隻は、200年前にAzimuth Biochemicals社によって運用していたメガシップが遺棄されたものでした。

 コマンダーTyler ThorsenがVox Galacticaに語りました。

 「私は観光客を連れてHesperusを回り、Scriveners Clanの浚渫船にできるだけ近づいていました。観光ビーコンをスキャンしていると、突然”Salvation”という男からダイレクトメッセージが届いたんです。」

 「彼は古いシグナルビーコンを追跡するように頼んできました。それは長距離通信を再送信するように設定されたリスニングポストでした。これがメガシップの生存者を探すのに役立つらしい。しかし、Hesperusは古い歴史を持つ船です。何もあるはずがない。それとも誰か見つかるとでも?」

 4月、”Salvation”はHesperus号を探し出し、その生存者のログをTaurus Mining Venturesに届けるために、非公式に独立系パイロットを雇っていました。

 パイロット連盟は”Salvation”とその仲間たちを調査しています。コマンダーには、違法行為の可能性がある仕事を引き受けないよう推奨されています。

3307年6月10日-Core Dynamics、 Jupiter Divisionに勝利

 *パイロット連合より速報*

 企業派閥のJupiter Divisionは、Ts'ao Tach星系でSilver Legal Groupに敗北しましたた。

 Core Dynamics社から分裂した派閥は、船や資源を回収しようとする親会社の努力に抵抗することができませんでした。Jupiter Divisionは、Core Dynamics社の子会社であるCore Enterprises社に吸収される予定です。

 Core Dynamics社のCEOであるOwen McKenna氏はこう宣言しました。

 「Silver Legal Groupをはじめとする連邦の忠実な同盟者たちのおかげで、我々はついにこの犯罪組織を潰すことができました。これをもってJupiter Rochesterの妄想に終止符を打つとしましょう。」

 多くのニュースフィードは、Jupiter Divisionの敗北が、最近いくつかの連邦領域内で台頭してきた企業主義の動きに悪影響を及ぼすと考えています。

 Silver Legal GroupのディレクターTheodore Sullivanは、自分たちの側で戦った人たちが Ts'ao Tach星系のメガシップIron Wings of Justice で支払いを受け取ることができるようになったことを確認しました。

3307年6月7日-Neo-Marlinist政党が誕生

 Marlinism Reformation PartyのリーダーであるAaron Whyte大臣は、Neo-Marlinistの非主流派を政治的に代表することを目的としていることを認めました。

 Whyte大臣は、Marlinist議会の会合で次のように宣言しました。

 「Neo-Marlinistのすべてが、Duval一族の千年の独裁を終わらせるために暴力的な反乱を求めているわけではない。我々には絶望的な反乱行為を、意味のある対話と世論の圧力に置き換える手助けができる。」

 いくつかのニュースフィードでは、WhyteがNeo-MarlinismをMarlinismの主流派の理想に近いものとして模様替えしようとしていると観察されています。しかし、この派閥がNMLAの政治勢力として機能する可能性があることは、広く警戒されています。

 これに関連して、Hyades Sector RO-P b6-2星系で行われた選挙では、 Neo-Marlinist Order of Mudhridの生存者を亡命させたMarlinism Reformation Partyが有権者によって政権から排除されました。

 同星系の新しいリーダー、Exiled Marlinist Assembly of Baltah'SineのOctavia Volkov首相は次のように発表しました。

 「我が党は、Marlin Duvalの例に倣い、帝国を改革するのではなく独立した民主主義国家を築くことを信条としています。しかし、すでに3つの植民星系が他の派閥の支配下に置かれています。私たちは、マーリン主義共和国の夢を守るために、緊急に支援を必要としています。」

3307年6月4日-Aegisのメガシップがハイパースペースで行方不明に

 Alexandria号は予定のHIP30944星系に到着しませんでした。サーゴイドにハイパーディクトされた可能性があります。

 Aegisが所有するメガシップは、5月20日にDelphi星系からHIP 16538に移動した際、サーゴイド船による攻撃を引き起こしました。Aegisは貨物室に大量のガーディアン遺物があったことが原因だと考えています。

 さらなる犠牲者のリスクを減らすため、Alexandria号はHIP 30944星系にある人口の少ない監獄コロニーへのルートを計画していました。6月3日のハイパースペースジャンプを行う前には、すべての独立系船舶を離艦させました。

 しかし、メガシップは到着地点に到達せず、すべての通信が途絶えてしまっています。現地の捜索隊もその存在を確認できていません。

 Aegisとの軍事責任者であるAden Tanner提督がメディアに伝えました。

 「残念ながらAlexandria号との通信が完全に途絶えたことをお伝えしなければなりません。損傷や破壊の証拠はありませんが、ハイパースペースを航行中に失踪したため、途中でサーゴイド軍に妨害された可能性があります。」

 「Jacob Morales船長をはじめ 4,000人以上の乗組員は死亡したものと思われます。この大きな悲劇に加えて、Aegisのガーディアン技術の研究プログラムは、多くの貴重なアーティファクトを失ったことで深刻な影響を受けています。」

3307年6月3日-Core Dynamics社が、Jupiter Divisionと交戦を開始

 *パイロット連合より速報*

 企業派閥のJupiter Divisionが生き残りをかけてTs'ao Tach星系でSilver Legal Groupと戦っています。

 Jupiter Divisionは、元CEOのJupiter Rochesterに忠誠を誓うCore Dynamicsから離反した部門によって結成されました。2月に敗北したものの、連邦内の企業主義者の動きが活発化したことで、その力を取り戻しつつあります。

 Core Dynamics社の新CEOであるOwen McKennaが参戦要請を行いました。

 「Rochesterの狂ったカルトは、これを最後に一掃されなければならない。我々は同盟者であるSilver Legal Groupを支援し、Jupiter Divisionの艦隊を壊滅させ、彼らが盗んだ資源を取り戻す。」

 Jupiter Divisionの幹部である Blanca Carbonell副会長は、このようなメッセージを放送しました。

 「より良い連邦を求める全ての人へ-立ち上がりあなたの声を聞かせてやろう。企業の直接統治だけが政府の腐敗をなくすことができる。Jupiter Divisionは、その変革をリードするために生き残らなければならない!」

 Victory’s ForgeとIron Wings of Justiceという2隻のメガシップが、再びJupiter Divisionと Silver Legal Groupの活動の中心となっています。

 創設者不在のJupiter Divisionが生き残れるかどうかには、この2度目の衝突が決定的なものになると政治評論家は考えています。

3307年6月3日-トリチウム採掘キャンペーンが同盟の拡大を後押し

 *パイロット連合より速報*

 Edmund Mahon首相が要請したトリチウム採掘が終了し、同盟の新しいスターポートへの道が開かれました。

 大量のトリチウムが届けられ、これは同盟の拡大を目的とした生活インフラ建設の燃料となります。

 この拡張計画の一環として、3307年6月25日までに以下の星系に新たな同盟のスターポートが建設される予定です。

 LHS 2522

 Sharru Sector FW-W c1-19

 議会で再選されたばかりのMahon首相は、メディアに対して次のように語りました。

 「同盟の経済は、拡張への投資によって大きな利益を得ることができます。これらの新しいステーションは、個人にも企業にもより多くの機会を提供してくれることでしょう。」

 トリチウムを採掘して納品したパイロットに、Gateway星系のDublin Citadelで報酬を受け取ることができるようになりました。

3307年6月1日-Jupiter Divisionが企業主義運動を喚起

 元CEOのJupiter Rochesterが作った Core Dynamicsからの離反派閥は、連邦の企業統治を信じる者を集めて生き延びています。

 Vox Galacticaの政治ジャーナリスト、Conrad Sterlingが以下のレポートを発表しました。

 「2月に軍が敗北し、リーダーが大量殺人の罪で終身刑になったことで、Jupiter Divisionは連邦の歴史についた脚注程度の存在となった。」

 「しかし、ここ数ヶ月で着実に成長し、HIP54530と近隣のいくつかの星系の支配権を取り戻している。そのメガシップVictory’s Forgeは、連邦軍を撃退することに成功し、現在もJupiter Divisionの指揮下にある。」

 「その背景については様々な憶測が飛び交っている。連邦の現在の政策に対する一般的な不安に加えて、変革を望む人々の間では、民主主義を企業民主主義に置き換えるというRochesterの壮大な構想への関心が高まっているのだ。多くの人がJupiter Divisionの旗に群れ集い、その崩壊を防いだ。」

 「親会社であるCore Dynamics社もまた、社内からの離反が続いている。しかし、新CEOのOwen McKennaは、前任者のはぐれ者集団を潰すことを宣言している。企業主義者が十分な数集まらない限り、Jupiter Divisionの存続は一時的なものである可能性がある。」

3307年6月1日-Aegisメガシップ、サーゴイドからの脱出に備える

 *パイロット連合より速報*

 HIP16538星系のAlexandria号に艦載されている全ての独立系船舶は、6月3日木曜日に離艦します。

 同メガシップはDelphi星系から到着した際、サーゴイド船の侵攻を引き起こしました。Aegisは貨物室に保管されている大量のガーディアンの遺物に反応したものと考えています。

 Alexandria号の指揮官であるJacob Morales船長は、次のステップの概要を説明しました。

 「木曜にはHIP 30944星系にハイパージャンプする。この星系は人口が少ないため、サーゴイドが我々を追い続けても犠牲者が出るリスクは低い。そこで荷物を降ろして複数の場所に分散するように手配する。」

 「用心のため、ジャンプの直前に独立系船の係留を解除し、HIP16538システムに残していく。現在Alexandriaにドッキングしているパイロットには、できるだけ早く出発することを助言する。」

 Alexandria号は連邦領域の星系に入らないように命じられており、多くのニュースフィードでは「ペストシップ」と呼ばれています。どの星系に行ってもサーゴイドを引き寄せるのではないかという懸念が広がっています。