海外版では、FF5・FF6共に「Vilia(ヴィリア?)」。
「bougainvilia(ブーゲンビリア)」の略称と思われる。
黄白色の花を咲かせるオシロイバナ科の低木。
FF5
第三世界、マップ左下の海域に出現する女性型モンスター。
必ず単体で、約1/4の確率の微レア枠として出現する。
レベル27、種族「人」
HP19000、MP10000、攻撃力77、物理倍率19。
素早さ59、魔力10(魔法倍率5)、防御力40、回避力40、魔法防御30、魔法回避90。
吸収属性:聖、地、風、水。弱点属性:なし。カテゴリ弱点:なし。
状態異常:全て有効。
行動:
- 1ターン:たたかう/たたかう/とくいわざ(クリティカル>1.5倍)
あやつる:たたかう/カエルのうた/ちいさなメロディ/コメット。はなつ:アルマゲスト
EXP:0、ギル10000。
ぬすみ:通常枠乙女のキッス/レア枠銀縁眼鏡。落とす:天使の指輪(6.25%)
ボス系耐性持ち。
攻撃手段は同じ海域に出現するジェルフィッシュ同様に、2/3の確率で通常物理攻撃、1/3の確率でクリティカルを繰り出すのみだが、
ジェルフィッシュと違って全体的に高い能力を持つ上、地・水・風・聖の4属性を吸収する。
特に攻撃力は77そして攻撃回数(=物理倍率)は19と、かなり重い攻撃を放ってくる上に、物理回避30・魔法回避90と攻撃が当たりにくく、HPも19000と非常に高い。
戦う際には魔法剣ブレイクを使うのがオススメ。
捕らえて放つと、ネオエクスデスの技「アルマゲスト」(基礎攻撃力180)を使う。
しかしシルビューヌは魔法倍率5のため威力は低い。
チャムキュビアの上位種モンスターで、普通ではまず出会えないレアモンスター。
普通に船を乗り回して出会ったプレイヤーはかなりラッキー。
マップ左下の出現テーブルは
- 頻出枠1:ジェルフィッシュ4体
- 頻出枠2:アーモン2体
- 微レア:シルビューヌ
- レア枠:アーモン2体
魔法回避率が90%と凄まじい高値になっており、魔法剣でなければ殆ど状態異常に掛からない。
更に物理回避率も40%となかなか高い為、物理攻撃で攻める場合でも必中技があると心強い。
また、レベル27なのでレベル3フレアも有効。ただしHPが19000もあるので一撃では倒せない。
時間をかけると強力な物理攻撃を何度もくらう羽目になるので、魔法剣ブレイクを「ねらう」や「みだれうち」で放って、早めに片を付ける方が良いだろう。
- 魔法回避率で誤魔化してはいるが、実は耐性がほぼザルで、ボス系以外の耐性が無い。
調合技に抵抗が無いなら、魔法回避率無視のデスポーションを使うのが多分一番楽 。 - ボス耐性があるためグラビガやデジョン、斬鉄剣(魔法のランプ使用)などは通用しない。
即死耐性・石化耐性はないため、魔法剣ブレイクが当たれば倒せる。
回避率40%程度なら、回避を半分にして計算する短剣への魔法剣でも良いだろう。
このモンスターの通常攻撃は打撃SEがなく、無音でダメージが表示されるだけとなっている。
そこそこ攻撃力があるので気づかぬうちにHPが危なくなる可能性があるので注意が必要。
FF5(GBA版)
中断技で簡単に出現するようになった。
再開後シルビューヌ→アーモンx2→ジェルフィッシュx4→ジェルフィッシュx4→アーモンx2と出現する。
次元の狭間に行くまでのABP稼ぎにはもってこい。
エクストラダンジョン内の「魂の河」にも出現。ここでも出現率は微レア枠。
SFC版やPS版では出現海域を知っていないと戦えないため、ここで初めて見たという人も居ることだろう。
- FF6の同名モンスターと同様に本作でも追加ダンジョンの新規モンスターと勘違い、そんな思い込みがあってもなんらおかしくないスペックの高さである。
FF5(iOS/Android版)
スマホ版では竪琴と同じ音符を飛ばすエフェクトで攻撃するようになった。
とくいわざであるクリティカルは通常の打撃と同じエフェクト。どちらも物理攻撃扱いなので盾やゴーレム、分身や白刃取りによる回避が可能。
GBA版までは、コイツ相手の場合に限って打撃(物理攻撃)を受けたときに「パコパコ」の音がしない。
- 人魚、又はセイレーンのイメージなのだろうか。
敵の通常攻撃の中で竪琴装備というのは他に類がないので一度見る価値はある。- なお下位種のチャムキュビアの攻撃エフェクトは鞭である。同種の敵なのにわざわざ演出を変えてる辺り、やはり人魚のイメージなのだろう。
セイレーンはボス敵として既に出ているし。
- なお下位種のチャムキュビアの攻撃エフェクトは鞭である。同種の敵なのにわざわざ演出を変えてる辺り、やはり人魚のイメージなのだろう。
- 解析によると、SFC版の頃から攻撃エフェクトにラミアの竪琴が設定されていた模様。
- 竪琴による攻撃は内部的には「何も起きない攻撃」+「特殊な魔法攻撃」で処理されるため、従来は敵の攻撃エフェクトとして使われたとき「何も起きない攻撃」として処理され、エフェクトが発生しなかった模様。
スマホ版から、時魔法「ミュート」により封印される音波系の攻撃に竪琴も含まれるようになったが、シルビューヌの打撃は通常攻撃・クリティカル共に封印されない。
ゲーム全般の仕様として、睡眠中は魔法回避が0になるよう変更されている。
趣味の領域だが魔法剣スリプルで回避を0にしてやれば黒魔法デスも必中で倒せる。
(アサシンダガー追加デスを普通に当てても高い魔法回避で当たらない)
トードやオールドなど全て当たる。
上記のように倒すと高額の10000ギル。さらに、売ると25000ギルの天使の指輪をドロップする。
スマホ版ではバグ技で資金稼ぎが出来ないので、ギルカンストを目指す場合、巨大鳥・ムーバーともども追加ダンジョンの魂の河ギルガメフロアで乱獲される事に。
FF5(ピクセルリマスター版)
ピクセルリマスター版では竪琴ではなく「杖」の打撃音に変更されている。ミュートされていても攻撃するのも変わらない。
クリティカル音は普通の物理打撃音のまま。
FF6(GBA版以降)
Lv81、HP23000、MP1800、種族:人間。魔法生物。
攻撃力22、防御力100、命中180、素早さ47。
回避率10、魔力14、魔法防御160、魔法回避0。
弱点属性:毒。吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:スロウ、プロテス、シェル、ヘイスト、レビテト、リフレク。
行動:
通常
- 1ターン:ゆうわく/サンダガ/何もしない
2ターン:みわく/ファイガ/何もしない
3ターン:カッパー/ブリザガ/何もしない
「たたかう」(盗む)へのカウンター
- 1ターン:愛の宣告(100%)
操る:たたかう/ファイガ/ブリザガ/サンダガ。スケッチ:みわく/たたかう。あばれる:不可。
盗み:通常枠なし/レア枠エーテルスーパー。落とすアイテム:なし。
変化:不可。
EXP:5000。獲得ギル:3333。
GBA版エクストラダンジョンに出現する。ココ、ミスティ、魔法レベル80、ヴァージニティの色違いである。
「愛の宣告」「誘惑」「魅惑(混乱効果)」など、こちらを錯乱させる技ばかり使うため、非常に戦いにくい相手でもある。
主にブラックフォースやザルワーン2匹と共に出現する。
ファイガ・サンダガ・ブリザガの最上位三大属性魔法で四桁ダメージ攻撃魔法も使えるために、体力面には常に気を配ろう。
他、カッパーも使える。
愛の宣告と誘惑はリボンでも防げない。
愛の宣告は、「たたかう」や「ぶんどる」に対するカウンターで使用するので、魔法や必殺技等で攻撃しよう。
エーテルスーパーを盗めるが、「ぬすむ」にも「愛の宣告」カウンターが返ってくるので注意。
アンラックズ対策用のエーテルスーパーは、同じダンジョンに出てくるマジックドラゴンから盗む方がずっと効率が良い。
- 愛の宣告を受けてもたたかうを行わなければ問題ないので片手間に構わず盗んでも良い。
ただし通常行動の誘惑が飛んでくるので長期戦になると危険。よってマジックドラゴンに軍配が上がる。
外見は「か弱そうな女性魔導士」だがHPは23000もあり、スロウ以外の全悪性状態異常に耐性を持っていたりもする(アルテマウェポンのHPが24000)。
味方のティナもそうだが、見た目で強さは測れないという良い例。
- 魔法生物であるが、1800あるMPを削り取ろうとすると、高めの魔法防御力(160)も手伝って、少々骨が折れる。
竜の巣入り口にて高確率で出現し、高いHPと愛の宣告・誘惑により追加ダンジョンへ挑むプレイヤーにこれからの激戦を予感させる性能となっている。
弱点は毒属性。また、種族が人間なので、マンイーターが特効する。
「スケッチ」で魅惑・たたかう、「操る」でたたかう・ファイガ・ブリザガ・サンダガが使える。
魂の祠では、稀に第4グループの4戦目でザルワーン2体とセットで出現する。
PFFNE
AREA11-2の2戦目に1体登場する。