モンスター/【ファーブニル】

Last-modified: 2024-01-25 (木) 19:28:57

元ネタは北欧神話などに登場する竜もしくは蛇、及びそれに変身する人物のこと。
ファフニール」、「ファフナー」等の表記もある。


FF6では「ファーブニル」、10、11、14では「ファヴニル」、12では「ファーヴニル」と、
表記が全然一致しない。一応この項目でまとめて解説している。

  • Wikipediaのリンクを辿れば分かる通り、発音の違いとそれによる表記の違いが
    多すぎることに起因する。
    せめてFF内で統一してくれれば分かり易かったのだが…。
    • 表記ブレは大まかには ファ(ー)「ブorフorヴ」ニ(ー)ル、または「ファフナー」といったところか。「ー」が両方付くことは恐らく無い。

FF6

Lv26、HP1112、MP130、種族:なし。
攻撃力13、防御力110、命中100、素早さ40。
回避率0、魔力10、魔法防御150、魔法回避0。
弱点属性:冷気。吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:全て有効。
行動:
通常

  • 1ターン:とうそう/とうそう/何もしない

モンスターの数が1体以下

  • 1ターン:たたかう/ベロベロなめる/ベロベロなめる

「たたかう」へのカウンター

  • 1ターン:ベロベロなめる/何もしない/何もしない
    • ファイナルアタックは「何もしない」なのでとどめを刺した場合は何もしない

操る:たたかう/ベロベロなめる/ほすうダメージ。スケッチ:ベロベロなめる/ほすうダメージ。あばれる:ほすうダメージ。
盗み:通常枠毒消し/レア枠なし。落とすアイテム:なし。
変化:成功率100%。毒消し/イエローチェリー/目薬/金の針。
EXP:459。獲得ギル:456。


崩壊後のフィールド南部でキラーマンティスなどと共に出現する小さい緑色のドラゴン。
ベクタリトスフリーズドラゴンの色違い。


すぐに逃げてしまうことが多いが、一体だけになると攻撃してくるようになり、「ベロベロなめる」を使われるとスリップ状態にされる。
とはいえ、こいつに苦戦する事はまずありえないであろう。
弱点は冷気属性。

  • ピーピングベアアースプロテクタのように、セリス一人でも苦戦しないように調整された結果だろうか。
  • キラーマンティスともども、森の地形だと出現しやすい。4体出現パターンがあるのは森の地形のみ。

通常は使わないが、スケッチ操る暴れる歩数ダメージが使える。
「ベロベロなめる」も暴れる以外で使用させられる。


盗む毒消しが手に入る。

FF10

表記は「ファヴニル」。訓練場で戦えるモンスターの1体。竜種族制覇モンスター。
HP1100000。炎・氷・雷属性吸収。「かたい」特性持ち。
行動パターンは通常攻撃→「3段攻撃」→「3段攻撃」→「3段攻撃」のローテーション。
 
3段攻撃の対策さえしておけば、後はただのHPが高いだけの敵と化す。
ブレイク耐性が高いので、「かたい」特性を消すなら「征伐」「ステータスリール(↓)」辺りで。
倒すと光のカーテン20個を高確率で落とすため、スフィア稼ぎに利用出来る。
が、同じ稼ぎを行うなら闘鬼の方がHPが低い上により簡単に対処出来るのでお手軽だったり。

  • ファヴニルを行動させる間もなく倒せるぐらいになると、逆に闘鬼のカウンターが鬱陶しくなってくるため、
    稼ぐ相手をこちらに乗り換える人も。
  • 攻撃力が闘鬼よりも低いので防御力が低くても3段攻撃が来る前に倒せれば乗り換えることもできる。
    • パワーブレイクも通用するので攻撃力を落とすことも可能であるが、3段攻撃の1回目の攻撃には適用されない。
  • 光のカーテンは裏ボス達に効果的なオートプロテスを70個で付けられるので、その点でも狩りの対象になる。

HD版だと上記の稼ぎが出来なくなっている(PS4版で確認。PS3版は不明)。


水属性のブレスは下位種のドラゴンが使用しないのでこちらも使用しない。


倒すと最大4属性セットされた武器か雷属性を除いた属性を吸収する防具のどちらかを落とす。
雷属性は、雷の魔石20個集めてセットするしかない。(ウィーザルシャから4個盗める)


実は、訓練場の敵特有の運とは別のクリティカル要素が存在し、一定確率でクリティカルが発生することがある。
この手のモンスターが落とす武器も一定確率でクリティカルが発生する模様。

FF11

表記は「Fafnir(読みは「ファヴニル」)」。ウィルム族のノートリアスモンスター
原典にちなんだ武器「バルムンク」や「リディル」を落とす。
特にリディルは「時々2-3回攻撃」で有名な超強力武器なので、それを手に入れるため連日多くの者が張り込んでいた。


2011年5月に「トリガーアイテムを特定のポイントにトレードする」ことで出現するように変更されたため、取り合いが無くなり任意のタイミングで挑戦できるようになった。
もっともリディルのドロップ率は相変わらず低いままであるが。


詳細はこちら→ファヴニル

FF12

表記は「ファーヴニル」。FF12に登場する、モブの中でも特に強力なハイパーモブの1体。
知恵はあるが強欲な性格で、ミリアム遺跡に眠る覇王の遺産を狙い、
キルティア教の大僧正アナスタシスと対立していたが、パラミナ大渓谷の奥へと封印された。
しかし、アルケイディア帝国が神都ブルオミシェイスを侵略した際にアナスタシスが死に、封印が解けた。


ストップの追加効果のある「ホワイトブレス」をはじめとする強力な攻撃を放ち、
モブの中でもトップクラスの強さを誇る。
エリアの境目から弓や銃などの遠距離攻撃で攻撃すると「ショック」「サイレガ」「スリプガ」しか使用しなくなるため、これを「リフレク」で反射しながら攻撃すると楽に倒せる。

  • エリアの境目近くでなければ、接近して攻撃される。
    • そこまで離れなくとも、デルタアタックの有効効果範囲ギリギリまで慎重に近寄れば、向こうから近寄られることはない(というか、エリアの境界近くまで、こいつに魔法を効かせられる状態のまま移動する方法がわからない)

ファーヴニルを倒すと「ブラッディドラゴン」の名声と共に、
「空賊の隠れ家」にファーヴニルが追加される。


モブランクも極めて高く、まともに戦うとかなりの強敵。
が、上記の通り、コイツの行動範囲外にリフレク状態で立ってるだけで
自滅してくれるという残念な特徴があるため、
ルビーの指輪もしくはリフレクトメイルでも装備して、範囲外から
弱点のサンダガでデルタアタックで攻めていけば無傷で終わらせられる。


上記が「正攻法」と言って差し支えのない強敵。
ホワイトブレスの追加ストップがデコイを剥がすので盾役の維持が難しく、対象ランダムの魔法(特にショック)が後衛を崩す。

  • 正面切って戦うならば、回復を捨てて常時逆転での包囲戦もしくは高レベルでの消耗戦。
  • 装備を最高クラスまで充実させ、盾役にデコイとリバースをかけてホワイトブレスのストップ対策にパワーリストを装備させ、散開させればそれなりに戦える。
    デコイが剥がれたり、巻き込まれたりで全く安定しなかったがチキン戦法が嫌いな方は試してみては?

ホワイトブレス以外は特に脅威となる状態異常もないので、散開した上で相手の攻撃をパワーリストイージスの盾装備の盾役に集めて回復の負担を減らし、
サイレガやスリプガは補助役がエスナでひとまとめに回復しつつ、アタッカーがブレイブバーサク状態になってダメージを稼ぐ、という役割分担における基本的なことがしっかりできていれば、特に苦労はしない。
高Lv(目安は60以上)ならストップ対策以外は対ザコ用ガンビットほぼそのままでOKだし、装備と陣形をしっかり整えれば初期レベルでも正面から挑んで普通に倒せる。
ただし基本ステータス・HP共に高く回避無視も持っているので、役割分担ができていないと全員が2000~3000程度のダメージを頻繁に受け、誰か一人が倒れるとジリ貧になってしまう。

  • むしろこいつをリフレクハメなしで、敢えて上記のような戦法で真正面から倒す事こそFF12の特性を知っていないと出来ないだろう。

攻撃対象がランダムなのはあくまでバトルメンバー全員が一定距離離れている場合の魔法のみで、ホワイトブレスや通常攻撃などのターゲットはいずれも『最も近い敵』。
なので盾役をストップ&リバース状態でファーヴニルの近くに置いておき、魔装備で固めた2人が遠距離からサンダラあたりをリフレク反射で撃ち続ければホワイトブレス対策も不要で簡単に倒せる(やってる事はリフレクハメとほぼ同じだが)。
コイツの上位版モンスターとも言えるキングベヒーモスもほぼ似たような特性を持っており、役割分担が出来ているかどうかで難易度が激変する。前衛後衛に別れてそれぞれに見合った装備と適切なガンビットが設定されていれば戦闘を楽しむ余裕すらあるが、全員重装備&近接武器&全員で回復するガンビット等というようなパーティだとジリ貧の末に全滅は免れない。
なんなら後々戦うであろう強敵たちもいい加減なパーティでまともに勝つことは不可能なので、そういう意味ではFF12のクリア後裏ボス達に挑む試金石となるモブ、とも言えるかも。


キングベヒーモスと戦うにはこいつを倒さないといけない。


スロウスリップ以外の障害ステータスを無効化する。
HPが139万超と、全ての敵の中でも五位に位置する多さを誇る。
長期戦になりがちなので、スリップをかけておくと少しでも早く倒せる。
リフレクを使って戦うなら、ファーヴニルがショックを使う回数も減らしてしまい与えるダメージが減るので、スロウはかけないほうがいい。


吹雪で無ければ出現せずチョコボを使用して出発しても吹雪にならないので
歩いて目的地まで行かなくてはならない。

  • 天候とチョコボ騎乗は関係ないのでは? 少なくともオリジナル版ではチョコボで出発してもちゃんと吹雪になって出現した。
  • 神都ブルオミシェイスからパラミナ大峡谷に入ると必ず吹雪になるが、氷結するせせらぎに入ると吹雪が止んでしまう。それ以外のルートを通れば吹雪のままファーヴニルのいるエリアに行ける。

FF12IZJS

トライアルStage89で出現する。
トライアルでは何と『セーフティ』の効果がないので、
戦闘不能効果を持つ武器などで叩くと一撃で抹消する事が出来る。
シカリのナガサFで叩くと70%の高確率で戦闘不能にさせる事が出来る。
ニホパラオアフェニックスの尾でもOK。
但しその後のキングベヒーモスは『セーフティ』を引き継いでいるので一撃抹消は不可能。
これをやる分、Stage90では地獄を見る事になる。

FF14

禁断の地 エウレカ:アネモス編のノートリアスモンスター「ファヴニル」と、暁月のフィナーレのロールクエストのボス「ファーヴニル」が登場。


ファヴニルは異界のドラゴン型妖異の王という格付で、既存のボスをベースにFF11のファヴニルの技も同時に使ってくる強敵。
特にスパイクフレイルはFF11の同名の技と同じくタンクですら即死しかねない凄まじい威力を持つ。


ファーヴニルは絶望により人が変異した存在のうち、特に強大な力を持つ「偽神獣」の一体。遠隔魔法DPSジョブで対峙する。
クエストでは偽神獣の行方を追いながら、元となった身元不明の青年ヴァンドゥローの素性を調査していくことになる。
決戦時には蒼天騎士の技・ギミックを多数使用する。