FF8
FF8において魔法は、魔女だけが使用できる特別な力とされている。
人間やモンスターが扱っている魔法は、それを模した疑似魔法と呼ばれるもので、
オダイン博士が使用理論を確立させて以来は、訓練次第で誰でも使えるようになっている。
ただし、一般人レベルでは訓練を積んだ者でも通常の兵器類を上回るほどの威力は望めない。
- FF8の攻撃魔法はこの設定どおり威力を低めに設定されている。
魔力Jをないがしろにしていなくても、
トリプルを使った上で弱点をつくくらいのことをしなければ通常攻撃を
つかった方が楽な程。 - この一般人には当然軍人も含まれる。
というか疑似魔法を使う一般人は軍人かそれに準ずるものくらいだろう。- ケアルやファイアなんかは日常生活に役立ちそうだが、町の住民がこれらを使用している例は見かけない。
訓練次第で誰でも使えるといっても、難しい技術には変わりないのか。
- ケアルやファイアなんかは日常生活に役立ちそうだが、町の住民がこれらを使用している例は見かけない。
- 魔法を「1個」、「2個」と、“個”で数えるのが印象的。
G.F.をジャンクションしていないせいなのか、敵側の使う疑似魔法の攻撃力は、
一部の例外を除いて、プレイヤー側が使う疑似魔法の1/2しかない。
- ヘルプより
SeeDの戦闘方法の特徴は高度に訓練された「疑似魔法」の使用にある。 バラムガーデンでは「疑似魔法」とG.F.の組み合わせに関する研究が進んでおり、 他の国々の兵士やガーデンの学生が身につける「疑似魔法」を使った戦闘より 遥かに高いレベルを誇る。
スコールらはG.F.の力を借りなければ疑似魔法もドローも行使できない(コマンドが付けられない)
が、上記にある通り疑似魔法自体はG.F.とは独立した技術であるらしく、
実際に作中のガルバディア兵も魔法を使ってくる。
何かG.F.とは別の魔法行使技術、ないし装置があるのだろうか。
- ゲーム中では回数、個数のような数字があるから、
単純にマテリアの通常魔法の消費版やチョコボの○○の珠みたいなものと思っていた。 - 本来の疑似魔法はおそらくガルバディア兵などが使ってくるもののことをさすと思われる。
スコールたちが自由に使えないのはおそらくそのための訓練をあまりしていないからであろう。
サイファーやセルフィなどが特殊技で使っているのも多分疑似魔法。
G.F.を使うならどの道不要な技術ということで、必修科目ではないのかもしれない。 - スコールらは魔法1種類につき100個までしか持てないし、敵にドローされる(盗まれる)と個数が減る。
これに対して、スコールらは敵から無限(300個ではあるが。)に魔法をドローできるし、敵も無限に魔法を使ってくる。
この違いも、スコールらと敵兵や魔物とが異なる方法で魔法を用いているためなのかも知れない。 - 魔法はパーティ間で受け渡しができるが、(ドラゴンクエストの“ふくろ”のような)“魔法ボックス”みたいなのは無い。また、G.F.のジャンクションを外してもキャラクターごとに魔法は残る。
G.F.のジャンクションのように、「頭の中」に保有しているのだろうか。
ヴァリー状態のリノアが放つ疑似魔法が、通常時の5倍のダメージを敵に与えるのは、
魔女の力によって真の魔法が持つ攻撃力を取り戻しているからだと推測される。
実際、イデアの場合、アーヴァインの狙撃を瞬時にバリアを用意して跳ね返し、
魔女のブリザガと言わんばかりの冷徹なる一撃を放つなど威力の規模を証明している。
注:冷徹なる一撃の方が威力は高く、ブリザガの3倍以上の攻撃力を有している。
- それでも魔女の力を失ったガーデン交戦後(イデアをパーティーに入れられる時期)は、
威力が下がっているとのことらしい(システムではなくシナリオ上の設定だが)。
敵(魔女)であった頃は脅威以外の何者でもなかったが、
力を失うとジャンクションに頼らなければスコールたち一般人と同じく
雑魚モンスターにも苦戦を余儀なくされるあたりが魔女を特別たらしめている。
なかなか深い設定である。
アルティマニアの巻末の小説によると、
ある現代の魔女が協力したおかげで研究が進み一般的に「魔法が使える」ようになったらしい。
- テストに出るほど有名な魔女らしいが、作中で名前が明かされることはない。
まともに考えるとイデアっぽいが、オダイン博士に協力するとも思えない…… - 魔女イデアはガルバディアと手を組むまではテストに出るほど有名な魔女ではなかったのでは…とも思うが、どうなんだろう。あの巻末小説がエンディング後の風景なのであれば、イデアの可能性も十分あるか。
- ちなみにその設定はゲーム内でも紹介されている(ヘルプ内オダイン博士の項)。そちらでもその「魔女」が何者なのかは記述されていない。
魔女はアデルのような支配欲の強い者でない限り、世間に名乗り出る事がない為、イデアやアデル以外の魔女が存在している可能性はある。
勿論、魔女である事が知られれば周り(オダインを除く)は畏怖し、リノアのように封印しようとする可能性が高い。
アデル以外に封印された魔女がいなかった事を見るに、その「魔女」の存在は当時極秘だったと思われる。
FF13
「疑似魔法」という呼称ではないが、AMPテクノロジーの産物「マジック=ギア」がこれに相当する。
本来の魔法はファルシやそれらに選ばれたルシなど通常の人間ではない者が行使する力である点と、
魔法と同等の効果を擬似的に発生させる技術が存在する点において、FF8の疑似魔法に通じるものがある。
FF15
「疑似魔法」という呼称ではないが、これに相当する設定が出てくる。
魔法は本来ルシス王族のみが使える能力であり、他の者はマジックボトルを使って擬似的に魔法を発動する。
詳細は魔法#FF15を参照。