世界の不思議は強力な効果を持つ特別な建造物で、classicルールセットでは全28種類が存在する。
各々の不思議を完成させられるのはゲーム内で1人のプレイヤーに限られるのが最大の特徴である。
また不思議は建てた都市だけを強化する都市建造物とは異なり、建てた文明全体に大きな影響を与える。
特徴
- 1件の不思議は1プレイヤーしか建設できない
- 他プレイヤーが建てた不思議と同じものを自分も建てることはできない。
建設競争に負ければ都市を襲って奪い取るしかない。 - 効果が大きい
- 建てたその都市だけに効果があるものもあれば、全都市に効果が及ぶものもある。
いずれにせよ都市建造物よりも効果が大きい。 - コストが高い
- 建設費は最も低いもので100、高いものは600。
また残りシールドが同じであっても、購入費は都市建造物の2倍必要。 - 売却できない
- (といっても売っ払ってしまいたいと思うこと自体あまりないが)
- キャラバン・貨物運送車で建設を手伝える
- 不思議を建設中の都市にキャラバンを入れると、キャラバンのコスト50をそのまま蓄積シールドに加えることができる。
つまりキャラバンという媒介を使うことで他都市の生産力を不思議建設に投入できる。
右図の例では、「手伝う」を選択することで建設中の不思議の残りシールドが350から300に減る。 - 再建できない
- 都市が廃墟になると、そこにあった不思議は永遠に失われる。
ただし破壊に伴ってその効果が必ずしも失われるとは限らない。
例えば「マンハッタン計画」は、破壊された後も核兵器を生産することができる。 - 他プレイヤーの科学技術によって旧式化する
- 自分の科学技術によって旧式化するユニットや都市建造物とは異なり、他プレイヤーの影響を受ける。
- 建設中・建設済の情報が公開される
- 旅行者の報告(F7キー)で常に情報開示フルオープンである。