かきかけ
前提
上図のようなマップを用意する。
緑色部分は60タイルずつで、平野+灌漑+鉄道タイルである。
市民が労働できるタイルはこの部分に限る。
それぞれに4通りの配置で都市を建設して交易路を結び、国力を比較する。
都市サイズがXであるとき、市民は都市周辺のXタイルで労働できる。
この条件では全てのタイルで市民が労働すると各都市で+2の余剰食料が発生するため、
人口を更に+1増加させることができる(労働するタイルがないため、自動的に専門家になる)。
他の条件
- 政治体制は民主主義(汚職や宮殿の効果を無視するため)
- 左側に建設した都市のみを比較対象とする。右側の都市は自国の場合と他国の場合に分ける。
- 交易路の1本目は都市1と都市A、都市2と都市B、都市3と都市C…といった具合。
2本目は1つずらして都市1と都市B、都市2と都市C… 以後同じ。
中間の青い部分は海なので、国内異島交易路あるいは国際異島交易路となる。
考察
結論
smallpox | middlepox(造語) | largepox | |
序盤 | 有利である(ほぼ確定)。専制・君主の3ユニット無償維持が強力。島戦の場合は自分は埋めて初期ラッシュという凶悪な戦法を取ることも可能。都市数が多い=専門家が多いため、研究速度もそれなりに出ると思われる。 | たぶん有利でもなく不利でもない。 | 不利である(ほぼ確定)。都市数が少なく、かつ人口も増えていないために問題が多い。特に科学系数が高い場合は生産するものがなく、無為にターンを過ごすことになる。戦闘ユニットや開拓者、トライリームを少ない都市数で維持することで、生産力が低下する。都市間距離が広いため、奇襲されると守備兵を1都市に寄せて守りを固めることができない。 |
交易路2本時代 | ここから冬の時代が始まる。一国として経済力が大きいのは確かながら、1都市あたりでは最も小さい。そのためキャラバンや市場・図書館などのインフラ整備費がかさむ。 | それぞれ問題を抱えるsmallpoxとlargepoxに対し、バランスの良さが光る。君主制のまま民主主義を待つもよし、共和化して都市サイズ8まで上げるもよし。 | 冬の時代はまだ続く。ブーストを早くかけるべきだが、国防上の不安が残る。また交易路が2本の段階では、ブーストをかけるにしても限度があるため、未入植タイルが残る。余ったリソースを不思議建設にでも回すか…と安易に考えるとまた狙われる。南無。 |
交易路3本時代 | 1本あたりの交易路収入が小さいため、国際交易路は簡単に廃止される可能性がある。むしろ既に廃止され始めている。共和化・民主化すると3ユニット無償維持という強力な武器を失う。先行きの暗さに思いつめる者、カノン突撃に全てを賭ける者。この頃から土人扱いされ始める。 | 安定した強さを見せる。下水道を建設する必要がないため、割と自由に動くことできる。 | 徐々に明るい将来が見え始めるが、相変わらず国防と内政を第一に考える必要がある。装甲艦で侵略戦争などもっての外であり、下水道建設の方がよっぽど重要である。立派に育て上げたメガロポリスが敵の手に落ちて「やめて…!私に乱暴する気でしょう?」な目にあったり。国防上の不安はやっぱりつきまとう。大都市にハアハア興奮してる場合ではない。 |
交易路4本時代 | ようやく満開に咲き誇る。見せてもらおうか。largepoxのフルパワーとやらを!キャラバンの到着ボーナスは人口と距離依存なので、購入額以上の金額をもらえて儲かる。世界の5大都市に選ばれて大喜びしたり。 | ||
最終盤 | 国力が完全に充実した状態でここまで生き延びた場合、打って変わってまた有利になる。なぜなら最終戦争は都市数の勝負に収束するからである。ただし毎ターン全都市でユニットを購入できるほどの経済力はないだろう。 | おそらく不利である。少ない都市数が最後に立ちはだかる。1ターンに1ユニットしか生産できないという仕様はどうしようもない。ミサイルや榴弾砲などをぶつけられ続ければひとたまりもない。シールドも金もあり余っているのに死ぬという不思議な最期を迎える可能性がある。余裕を持って都市を守ることができる場合は、余ったリソースを宇宙開発に回せるかも。そうだ、宇宙、行こう。 |