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ユニットの分類は公式のものではないので注意。
陸上ユニット
陸上だけを移動できるユニット。最も種類が多い。
大きく歩兵・騎兵・砲兵に分けられ、それぞれ防御力・移動力・攻撃力に優れる。
全て視界は1で、都市・要塞外では隣接するタイルだけを目視することができる。
歩兵
攻撃力と移動力は低いが防御力が高く、主に都市守備兵として用いられる。
基本的に歩兵が都市を直接攻撃するのは城壁で守られた都市が少ない序盤のみと考えてよい。
城壁が完成した後は砲兵の護衛や、敵都市の占領に用いられる。
戦士
何の科学技術も必要とせず造れる、安価で最弱のユニット。
労働者すら殺し損ねることがあるので、お前が手に持っているそれは何だと言いたくなる。
慣れてくるとAIを初期ラッシュで滅ぼせるようになる。対人では国境警備(通せんぼ)・埋め要員。
有力な使い道が2つあり、一つは他都市で解散させるために造るというものである。
鋳貨生産で金10を稼ぐよりも、戦士を造って解散させることで得られる生産ポイント+5の方が高価値であることによる(建物を建てる場合を除く)。
低生産・高食料都市で解散させて、開拓者を生産するお手伝いにどうぞ。
もう一つは海岸線を戦士で埋め、敵軍の上陸を防ぐというものである。
トライリームが陸上攻撃できなくなったことで誕生した、初期ラッシュ防止戦術「戦士埋め」。
島が小さいときには特に威力を発揮し、上手くすればキャラベルの登場まで完全に国土を守ることができる。
ファランクス
序盤における、弓兵に次いで代表的な都市防衛ユニット。「青銅器」が必要。
安価で、同時に「ロードス島の巨神像」の建設を開始できるのが長所。長所?
「共和制」→「交易」→「民主主義」と、技術立国志向なプレイヤー向き…だろうか?
攻撃力が戦士と同じ1なので、敵ユニットが都市に迫ってきてもほとんど迎撃できないのが短所。
普通は研究が遅れるため、青銅器を取ったファランクス派は兵法を研究しない。
するともし攻撃を受けてファランクスを発見された場合、
「ファランクスがいる」→「弓兵はいないだろう」→「いくら接近しても迎撃してこない、攻めやすい相手」
としてターゲットロックオン☆されかねないので注意が必要。
迎撃は少数の弓兵・カタパルトに任せ、壁役として数を揃えて都市を守るという使われ方が多い。
つまり島よりも大陸戦において重要。
敵軍がカタパルトを揃え始め、本腰を入れて都市を守り始める時期に必要となる。
弓兵
序盤の代表的な都市防衛ユニット、定番中の定番。「兵法」が必要。
攻めてよし、守ってよしのよく出来る子。
初期ラッシュするならこれ。しなくてもこれ。
またファランクスと弓兵は、マスケット兵・ライフル兵へとアップグレードさせつつ長く使える。
青銅器を取っている時はこれよりもファランクスを作る方が効率的であるが、コスト10の差なので、カタパルトの半分の攻撃力で攻撃と防衛を両立させたり、迎撃で練度を上げたりできる弓兵の方が何かと便利なので、そこは使い分けよう。慣れなければすべて弓兵でもよい。
長槍兵
「乗馬部隊に対し防御力2倍」という特殊性能を持つ唯一のユニット。
普通は火薬優先で封建制度が後回しにされるため、造る機会がない。
特に島戦では騎兵で攻撃を仕掛けることがほぼ皆無なので、完全にいらない子扱いされがち。
大陸戦専用ユニットと考えてよい。
大陸戦では、全世界視界を持つAIはこちらの都市外ユニットを敏感に察知し、騎兵をこれでもかと送り込んでくる。
これに対して効果的なのは長槍兵による護衛だけである。
もう一つ役立つ例として、島戦において戦士で陸地を埋めている場合が挙げられる。
敵キャラベルに対して火薬開発が間に合わないときは、長槍兵にアップグレードすることで耐えるとよいだろう。
最初から戦士をファランクスに切り替えておくともっとよい。
ちなみにファランクスだと攻撃してくるAI竜騎兵、長槍兵だと攻撃してこないときがある。
一応知っておくと役に立つかもしれない。
欠点は最も安価なユニットたる戦士を造れなくなること。
最弱ではあるが最前線ですぐに造れるため、戦士は戦士で需要があるときもあるのだ。
レギオン
防御力はファランクスや弓兵と同じ、攻撃力はカタパルト以下。
高コストで利点がまるでない誰得ユニットである。
攻撃力4…マスケット兵より強いじゃん!と勘違いしやすいが、体力が半分しかない。残念。
バーバリアンが使うユニットの1つで、戦士しかいないところへやって来られると一方的に撃破される。マジでやめろ。
スペックは誰得なのだが、マスケット兵へのアップグレード費用が安く済む利点もある。
また都市に迫る敵ユニットを迎撃する際、弓兵よりも安定した強さを見せるのもよい(平地で対ファランクス、弓兵で勝率81%・レギオン93%)。
まあカタパルト(99%)使えば?と言われればそれまでなのだが…。
小屋から出現することがあり、最序盤なら貴重な戦力になる。大事にしよう。
マスケット兵
防御力3に体力20と、防御性能が一気に高まっている。火薬ってすごい。
とりあえずこれさえ造れるようになればしばらくは大丈夫、という安心感がある。
2.2系より火薬で沿岸防衛を造ることができるようになったため、なおさらである。
序盤の最重要歩兵が弓兵なら、中盤はこれ。
ライフル兵
山岳部隊はコスト50で防御力5、ライフル兵はコスト40で防御力4。
まあそんなものであろう。
特に語ることのない、やや影の薄いのが特徴か。
戦士からのアップグレードの系列はここで止まるので、山岳部隊に紛れている事がよくある。
山岳部隊
防御力5を誇り、中盤から終盤にかけて活躍する。
地形無視の特殊性能もあり、少し離れた場所から都市を占領することも可能。
草原もスキーで突き進む。草スキー 湿地もスキーで突き進む。ガタリンピック
彼らが一番輝いて見えるのは核の冬で凍りついた大地を疾走するときである。
機械化歩兵
陸上ユニット中最高の防御力を持つ。
しかし終盤は攻撃側有利の時代であるため、防御力6を頼って研究を進めると大抵死ぬ。
丘都市であっても榴弾砲に対する勝率はわずか17%に留まる。
騎兵
移動力に優れ、歩兵に比べて攻撃力もやや高いのが特徴。
しかし総じて高コストで防御力も低く、「機動力を生かした攻撃」を念頭に置かない限り役に立たない。
偵察や占領などの補助的な使い方をするのがよいだろう。
騎馬兵
「騎乗」で造れるようになる、最初の騎兵ユニット。
攻撃力が低いので、あまり都市攻撃には向いていない。ていうか騎兵は全員向いていない。
基本的には空都市の占領用、守備兵がいたとしても少数が限度。
また同盟国を裏切って、短時間のうちに多くの都市を占領する際には便利である。
低コストなので最序盤でもそこそこ数を揃えられる。
守りの手薄なことが多いAI相手には、初期ラッシュでの電撃戦が成功することもある。
前線の偵察及び自都市周辺の哨戒にも使えるが、ただそれだけのために「騎乗」を研究すべきかは疑問。
いれば便利、いなくてもなんとかなる。使い所がやや難しい。
チャリオット
騎馬兵から強化され、攻撃力が弓兵と同じ3になっている。
移動力2を生かして攻撃…したいところではあるが、
- 弓兵がいきなり「兵法」で造れるのに対し、チャリオットは「騎乗」→「車輪」の2段階を踏まねばならず、登場が遅い
- 高コストの割に防御力が1しかないため、進軍中に襲われるとすぐ死ぬ
- 都市占領に成功してもあっという間に奪還される
という問題点がある。
使い捨てのミサイル的な考え方もできなくもないが、やはりコストの高さはいかんともしがたい。
島マップで守備兵を減らし、上陸した敵を騎兵での迎撃で全て排除する戦術がある。
メタサーバーで時折見かけるが、長槍兵を大量に上陸させられると詰む。
騎士
「えーマジ騎士!?」
「オソーイ」
「騎士が許されるのは紀元前までだよねー」
「キャハハハハハハ」
真面目に、レギオンと移動力しか変わらないのに騎士道が必要だとか、ゴミユニットをゴミ化したとしか言いようがない。強いていえば防御力2な事くらいか。
竜騎兵
「指揮」は「戦術」を目指すための踏み台のような研究なので、
作れるようになったと思ったらあっという間に世代交代で作れなくなるユニット。
史実でも確かそんな感じだったはずなので、その点は再現度高い。
不憫。名前だけは格好良くて余計に不憫。残念なイケメン扱い。
騎兵隊
竜騎兵から少し強くなっているが、やっぱりコストには見合わない。
ちなみに「乗馬部隊」ではない。
即ち槍兵に弱くない。なぜか。
機甲部隊
攻撃力・防御力・移動力の全てが中途半端な上、無駄に高コスト。
数さえ揃えれば攻撃に使えないこともないのだが、コスト80というのは購入費にして450程度。
相当な生産力と経済力が要求される。完全に見かけ倒しの金持ち御用達ロマン兵器である。
しかもうるさい。キャタピラ音が。
旧世代の大砲よりも火力が低いことから、第二次大戦初期の戦車をイメージするとよいのだろうか。III号戦車とか。
長砲身で強そう…いやむしろ完全に主力戦車な外見だけどガッカリユニット。
どうしても活躍させたいのなら、ルールセットを改造して火力を2にするといいかも?
装甲師団はドイツ、機甲師団はアメリカ、戦車師団はソ連。これ豆知識。
砲兵
強力な攻撃力を特徴とするユニット。
防御力は皆無なので、必ず歩兵で護衛しつつ進軍しよう。
また攻撃だけでなく都市守備兵として迎撃に用いても便利。
カタパルト
初期ラッシュに不可欠な頼もしい子。
城壁のない平地都市攻めには新兵で十分。どんどん造ってどんどん送り込め。
また「火薬」取得以前に敵マスケット兵が攻撃してきた場合、有効打を与えられるのはほとんどカタパルトだけである。
「車輪」がなくても動く、ということは下に丸太を敷いて運んでいるのだろうか。
カノン砲
カタパルトと違い城壁があって当たり前の時代なので、都市を陥落させるにはそれなりの数が必要。
このへんから段々と戦争も大量生産・大量消費の様相を呈してくる。
陸からはカノン砲、海からは装甲艦と互いにサポートしながら攻撃しよう。
敵が火薬を持たない場合は面白いほど簡単に撃破できる。
大砲
火力が2になっているので、山岳部隊相手にも戦える。
ただこの時期はあまり戦争に熱中していると戦闘機の攻撃を受けかねないので、難しいところである。
榴弾砲
攻撃力12、火力2、城壁無視という凶悪な性能。
所詮は砲兵、防御力はたった2か…と思いきや体力が30あり、意外と堅い。
ついでに移動力2なので2回攻撃だって可能。
あまりに強く、ややバランスブレイカー気味。
ほとんどのユニットは一撃必殺なので、ここまで来るともはや戦争は都市数の勝負になる。
その他
パルチザン
・「ゲリラ戦」を誰かが取得済みである
・自分が「共産主義」と「火薬」を取得済みである
・自分の政治体制が共産主義か民主主義である
を全て満たしているときに、自分が建設した都市を占領されると無償で何体か発生する。
新兵で発生するので大した防御力ではないが、守備側にとっては貴重な戦力。
撃破される前に都市に避難させたい。
攻撃側から見ると都市を陥落させるたびに湧いてきて、鬱陶しいことこの上ない。
ちなみにゲリラ戦はプレイヤーのうち誰が持っていてもよく、バーバリアンでも可。
また自分が建設した都市には、先住民の集落から得た都市と、編集モードで追加した都市が含まれる。
あくまで都市の占領が条件なので、都市サイズ1のとき(占領ではなく破壊)には発生しない。
海兵隊
船に載せた状態から陸上への直接攻撃・都市占領が可能。
巡洋艦や戦闘機で防衛ユニットを一掃→海兵隊で占領→すぐに大砲やスパイを揚陸、隣接都市への攻撃開始
…というのが理想的な戦法である。
また海兵隊のみで都市攻撃・占領を行う戦術も考案された。
海兵隊を満載した数隻の輸送艦で都市を攻撃するというもので、1秒、2秒の隙を争うオンライン対戦では操作の手軽さが重宝される。
ほとんど他国に攻撃されなかったもんだから終盤まで城壁を造っていない、そんな油断したプレイヤーがこれで襲われる。
また占領後の都市防衛が楽という点もよろしい。
ただし丘+城壁都市を攻撃するのは無謀。やめましょう。
空挺部隊
「落下傘降下」という非常に強力な特性を備えたユニット。
自国都市・同盟国都市・飛行場から10タイル以内の全陸地へ降下でき、直接の都市占領も可能。
それまでは輸送艦+海兵隊の2ユニットで占領していたのが1ユニットで済むため、非常に楽である。
ちなみに降下するタイルに敵ユニットがいた場合、問答無用で殺される。相手が非戦闘ユニットでも死ぬ。
道路を造っている労働者に殺される空挺部隊… 持っているのは水鉄砲か何かか!?
また地図上は陸地でも、そこが海になっていたとき… これも同様に死んでしまう(海に沈む)。飛び降りる前に確かめろよ。
まあリアルでも夜間の降下で溺死した例があったりなかったり…。
AIが特に好むユニット。都市外のユニットを躍起になって殺しにかかってくるので実にウザったい。
海上ユニット
トライリーム
最初に造れる船。2ユニット積載で、攻撃力は1。
湖・海タイルは航行できるが、外洋タイルへは侵入できない。
攻撃できるのは海上ユニットのみなので、必然的に敵はトライリームとなるであろう。
勝率は50%だが2連続、3連続で負ける運の悪いプレイヤーもときどき見受けられる。
積載したユニットのコストも考えると、敵トライリームは積極的に撃沈するのがよいだろう。
ただし無闇に攻撃をしかけ、生き残った敵がベテラン化してしまうのは避けたい。
2隻で連携して確実に敵トライリーム1隻を沈める戦法がおすすめ。
練度の上がったトライリームは貴重なので、大切に扱おう。
探索・植民・輸送・哨戒など、特に島戦で重要度は高い。
いち早く「地図」を取得し、効率的に運用することが序盤の成功の秘訣と言えるだろう。
キャラベル船
強化版トライリーム。
攻撃力・ペイロードが増加し、外洋航行も可能になっている。
トライリームと同様に攻撃力を持った戦闘ユニットなので、不幸市民が生まれるのがネック。
船(敵は専らトライリームかキャラベル船)を撃沈しやすくなっているので、沿岸警備艇として優秀。
陸上のユニットも攻撃可能で、労働者・カタパルト・外交官あたりは攻撃目標になりうる。
もちろん都市攻撃も可能ではあるが、油断していて相当守りが薄くない限り成功しない。
オンラインでは埋めているユニットを撃破し、せいぜい小さな島を攻め落とすくらいである。
ちなみにAIはトライリーム・キャラベルによる攻撃は一切行わない。
ガレオン船
攻撃力が0なので、不幸市民が生まれない。共和制・民主主義のあなたに優しい子。
移動力とペイロードが更に増えた代わりに、敵への攻撃はできなくなっている。
ガレオン船とフリゲートを見間違うのは初心者あるあるの1つ。
輸送艦
ガレオン船からペイロードが一気に倍増し、8ユニットとなった。
また広い視界と移動力を生かし、探索・偵察・哨戒にも便利。
都市占領後すぐに主力部隊を揚陸する戦法は特に有効。
戦争中に足りなくなって慌てて生産しなくていいように、ある程度の数を用意しておくべき。
フリゲート
ユニットを積載し、攻撃もできる珍しい軍艦。
「火薬」を持たない国にとっては脅威そのものである。
うわー下関戦争みたいだあなんて言ってると死ぬぞ。陸戦で精一杯抵抗しろ。
ver2.1系までは「沿岸防衛」は「冶金学」で造れるようになる仕様だったため、
たとえマスケット兵がいてもフリゲートラッシュは耐えるのが難しかった。
2.2系より「火薬」で造れるようになったため、フリゲートラッシュはもはや過去の戦術…
と考えられていた。ver2.2.0公開当初は。
ところが
- フリゲート艦が火薬を持たない国には非常に有効であること
- 敵が火薬に向けて研究中でも、戦線が次々に崩壊する中での研究継続が難しくなること
- 対してこちらは都市占領によりその研究を次々に奪取でき、必要とあらばすぐに撤退・防戦も可能なこと
という利点が注目され、フリゲートラッシュは定番となっている。
装甲艦
フリゲートと攻撃力は同じだが、体力が増えているのでより強力になっている。
火薬無しだと脅威を通り越して絶望すら感じるレベル。
マスケット兵に対してはフリゲートほどの優位性はないので、数を揃えて攻撃しよう。
「蒸気機関」は「磁気学」を経由しなくても獲得できる研究なので、
「ファロス灯台」の効果(海上ユニットがベテランで生産される)を維持したまま装甲艦を造れる。
対AIでは結構使える小技なので試してはいかが。
駆逐艦
装甲艦との違いは移動力と視界だけ。攻撃力アップを期待しているとなんとなくがっかり。
そして輸送艦を撃沈しようとして返り討ちに遭い、さらにがっかり。
移動力の高さは海上ユニット中トップで、装甲艦よりも遥かに短期間で集結・攻撃を行いやすい。
新たに生産するというより、戦争をくぐり抜けたフリゲートをアップグレードする形で登場することが多い。
そしてこの場合は練度が上がっていて強い。
巡洋艦
高いコストとそれに見合うほどではない攻撃力で、コストパフォーマンスの悪さが際立つ。
ベテランならそこそこ使えるのだが、港湾施設を建てるにもやけに金がかかる。
さらにこの時代は次世代の「大砲」や「戦闘機」が登場間近。
のんきに戦争している場合でないのが不人気っぷりに拍車をかける。
ただし攻撃向きではないというのは相手が都市の場合の話。
海戦ではそれまでのユニットと一線を画す高性能で、装甲艦や駆逐艦はただの標的と化す。
オンラインでは上位プレイヤーが沿岸警備艇として使うことが多い。
こうなるとほとんど海上封鎖に近く、科学力が低い国は近づくことすらままならなくなる。
AIは港湾施設を建てた上でベテラン巡洋艦を造るのが大好き。
平地の沿岸都市は狙い撃ちにされるので要注意。
イージス巡洋艦
イージスシステムを搭載する唯一の軍艦。
全航空ユニットに対し5倍の防御力を誇り、洋上での爆撃・ミサイルによる撃沈は困難。
ならば都市をミサイルから守るために有効な盾となるのでは?と考えるプレイヤーも多いが、世の中そう甘くなかった。
結果は戦闘を参照。
高い対空防御を生かした効果的な戦法が一つだけ存在する。
潜水艦
高い攻撃力・ステルス・ミサイル積載が大きな特徴。
防御力は皆無だがコストの安さも実に魅力的。
敵に発見されれば即撃沈されるので、ほとんど使い捨てのような扱い。
ver2.2系より攻撃力が下方修正され、戦艦を沈めるのはやや難しくなった。
AIにはステルスが効かないので、基本的には都市内で待機させておく必要がある。
一方で人間相手のオンラインではその特性を存分に生かして活躍できる。
こっそりと海に潜ませ、輸送艦を狙い撃つという使われ方が多い。
潜水艦の真に恐るべき点は隣接するまでは潜水艦の存在を察知できないところにある。
つまり、空母・戦艦・輸送艦などの重要なユニットの行動を制限できる点が優れている。
「潜水艦を派遣した」と宣言するだけで敵は自由に行動出来なくなる。
戦艦
海上ユニット中最強の攻撃力と防御力を誇る。
もちろん強いっちゃ強いのだが、どうしてもコストの高さがネック。
Freecivでも現実と同様に大艦巨砲主義は流行っていない。
いわゆるロマン兵器の筆頭。経済力に余裕があれば敵に見せつけるのもまた一興。
とはいえ沿岸防衛を建てていない都市にはそれなりに有用で、また戦闘機への耐久性も高いので輸送艦の護衛にも効果的。ただし潜水艦には弱い。
航空母艦
爆撃機だって早期警戒管制機だって積めちゃうスーパー空母。
社民党のあの方が言っていたのがこれであろう。
意外と防御力が高く、駆逐艦程度で沈めるのは難しい。天敵は潜水艦。
爆撃機を満載した航空母艦が撃沈されたときは泣きたくなる。
古いバージョンでは陸上攻撃が可能だったので、間違えて敵都市に突撃させて沈めてしまうミスがたびたび起こっていた。
ver2.2.0からは対艦攻撃のみになったので、危険性は下がった。うっかりプレイヤーには嬉しいことである。
木造船ならだいたい体当たりで撃沈できるので、余裕があれば練度を上げるのもよいだろう。
爆撃機を着艦させた後、航空母艦上から2度目の攻撃をするという小技もある。
また燃料2ターンであることを生かし、常に8機を空中で待機させることで16機を運用することもできる。 お手玉
この場合、航空機の体力を回復させるには不思議「国際連合」が必須になる。
現実的とはいえないが、緊急時のテクニックとして知っておくといいかもしれない。
ステルス爆撃機・戦闘機,ACWSを載せ空母打撃群を編成した場合の航空母艦はとても強い。
自国から遠く離れた国家に対しても持続的な攻撃を投射する事が可能。
更にヘリを載せた場合は占領も可能になり。完全に自己完結で目標を達成することが可能。
航空ユニット
戦闘機
最初に手に入る航空ユニット。
単機では弱いが、数を揃えれば十分に戦える。
移動→攻撃→移動→帰還を1ターンで行わないといけない。
1ターンに複数回攻撃できるのも便利。ただし調子に乗ると移動力を使い切って落っこちる。
マルチでの中盤~終盤でのラッシュの定番。巡航ミサイルが出てからも残敵掃討や遅れた文明の討伐に役立つ。艦船には割と負ける。
爆撃機
いかにも現代兵器といった感じで、テンションが上がる…よね?
割高だがそれに見合う攻撃力で、戦闘機を持たない国には極めて有効(迎撃できないから)。
「国際連合」があれば出撃回数を増やすことができる。
新兵の間は平地の都市だけを狙うようにして、着実に練度を上げておきたい。
フィールドユニットであるため、常に不幸市民を生み出すのが欠点。
燃料は2ターンなので、攻撃した次のターンに帰還しないと墜落する。
また戦闘機とは異なり攻撃すると全ての移動ポイントを使い切る仕様である(1ターンに複数回攻撃不可)。
戦闘機にたやすく撃墜されるので、主に対AI兵器か。
ただそのAIも生意気に迎撃してくることがあるので、一応注意しておきたい。
その防御力の無さはさながら「フライング・ジッポー(空飛ぶライター)」と呼ばれた一式陸攻のようである。
早期警戒管制機
高移動力と広範囲視界が特長の偵察要員。
内戦を狙うときの首都探しが主な用途か?
これも防御力皆無なので、迎撃には注意。
航空母艦に載せることができる。
ヘリコプター
航空ユニットでは唯一都市占領が可能。航空母艦に1機載せておくと便利かも?搭載に失敗するときは「L」キー。
飛んでいるだけで毎ターン体力2を失うため、飛びっぱなしでは10ターン目に墜落してしまう。
本格的に運用するなら国際連合を建てておきたい。
戦闘機・ステルス戦闘機に攻撃されると、こちらの防御力と火力が半減するという鬼畜なハンデがある。
そもそも陸海空あらゆるユニット(ミサイルも含む)からの攻撃が当たるという点でかなり不遇。
都市攻撃は無理ではないが、コストパフォーマンスは悪い。すごく悪い。
ステルス戦闘機
攻撃力と移動力が格段に向上しており、非常に使いやすくなっている。
マスケット兵くらいしか持ってないような弱小土人国家攻撃には大変役に立つ。
ただし対空ミサイル陣地があるとさすがに苦しい。
ステルスユニットではあるが、その恩恵はあまりない。AIには効かないし。どうせすぐ都市に帰還するし。
ステルス爆撃機
この時代は巡航ミサイルを量産するのが定番なので、それほど出番はない。
まあ、あれだ。ロマンですよロマン。
使い勝手としては使い捨てじゃないミサイルみたいな感じ。
ミサイル
使い捨てのユニットで、攻撃の成否に関わらず破壊される。
輸送は他の航空機と同じく、都市から都市(あるいは潜水艦・航空母艦)へ飛行させればよい。
前線にいる友軍の元に空を飛んで向かう姿はシュールの一言。
巡航ミサイル
攻撃力・火力に優れ、大体のユニットは一撃必殺である。
終盤の戦争ではバンバン飛び交う。
フィールドユニットなのでどこにいようとも不幸市民がどんどん増える。
民主主義国家は要注意。
核兵器
着弾地点を中心とした3x3タイル内の全ユニットが蒸発する。
範囲内の都市は人口が半減し、陸地の50%が死の灰により汚染される。
宣戦布告なしに同盟国・友好国を攻撃できる、唯一の兵器。
え?できない?知らなくていいんです、知らなくて…。
AIはこれを使わないと思われていたが、ver2.2.3にて都市外のユニットに対しての使用が確認された。
非戦闘ユニット
開拓者
都市を建設できる唯一のユニット。また灌漑などの労働者と同じ作業も行える。
classicルールセットにおいて維持に食料ポイントが必要な唯一のユニット。
そのため都市に所属する開拓者は程度の差はあれ、人口増加を遅らせてしまう。
造ったらすぐ都市建設、無駄に遊ばせないことが重要。
労働者
道を造ったり灌漑したりして、国土開発を行う。
ほとんどのゲームで初期ユニットとして加えられ、効率的に作業させることが序盤の鍵となる。
最序盤で撃破されるとその後の内政に大きく響くため、大切に酷使したい。
労働者とエンジニアは複数を同じタイルで働かせ、作業時間を短縮させることもできる。
エンジニア
強化版労働者。
草原を丘にしたり、沼地を海にしたりと、労働者にできない作業も可能。
船に載せると海の埋立てもできる(陸地3タイルと接した海・湖。外洋は不可)。
探検家
地形無視・ZOC無視。初期ユニットの中で地図作成に役立つ。
「航海」で作れるようにはなるが、自分で作る機会はまずない。
キャラバン
都市と都市を交易路で結ぶことができる、重要なユニット。
また不思議建設の手伝いもできる。
これにより、前もってキャラバンを用意しておけば1ターンで不思議建設を終えることもできる。
また維持費がかからないのも特長。何を生産すべきか迷ったらキャラバン。
貨物運送車
キャラバンの2倍の速度で移動できる。それだけ。
ver.2.5系から「株式会社」で都市の交易路本数が+1本増えるので、登場回数は上がった。
この4本目の交易路をしっかり整備することが重要。
外交官
外交官とは名ばかりの工作員。しかも1回使い捨て。
大使館を無理やり造ったり、建物を破壊したり、ランダムに技術を盗んだり、叛乱を煽動したり…。
外交官が盗める科学技術は1都市あたり1つだけ。意外と知られていないが覚えておこう。
「任務を終えた外交官はどこへ行くの?」「お察し下さい」
スパイ
外交官の強化版。逮捕されない限り何度でも任務を行えるため遥かに強力。
都市に毒を流したり、ユニットの破壊工作をしたり、指定して技術を盗んだり…といろいろ強化されている。
戦闘では非力だが、ときに逆転満塁ホームランを放つ。
それでその服装は何なの?
指導者
撃破されると即ゲームオーバーという極めて特殊なユニット。これはプレイヤー自身である。
全ての都市・ユニットが消滅し、敵国から奪った都市は返還される。
また視界の広さや、外交官活動に対する完全免疫も特徴(調査と大使館建造は除く)。
生産は不可、初期部隊に「k」を加えることで登場する。複数いても正常動作するが、そのうち一人でも撃破されるとアウト。
ちなみに撃破されると「次はもっと気を付けて!」とのメッセージが現れる。大きなお世話だ。
バーバリアンの指導者
バーバリアンを指導しているらしい。
倒すと金100がもらえ、最序盤だとこれが結構な大金。
ただし単独でうろついているところを撃破しないとダメという謎条件である。
防御力0なので、デコピン一発で弾け飛ぶ。
mp2ルールユニット
戦車Ⅱ
戦車の強化版。ミサイルに対して二倍の防御力を持ち