[V1.1.9.6] リープスピリット型CDRイーサー・スペルバインダー

Last-modified: 2022-07-01 (金) 08:31:18

 

概要

マスタリークラス
Arcanist アルカニストスペルバインダー
Necromancer ネクロマンサー

今回のビルドはフォーラムのコメント欄に貼ってあったビルドをベースに、他のイーサースペルバインダーの良いところを
混ぜ合わせた上で自分好みに調整したものですが、最近とても気に入っているのと、
スペルバインダーの10番が何故か空で残っていたので穴埋めを兼ねて出してみます。
ということで、どちらかというとビルド紹介に近い内容です。

 

リープスピリットを使ったビルド例はすでにありますが、こちらは「千里眼の集中セット」や「アグリヴィックスの激怒」セットを使ったCDR型がベースです。
ただし、最近のこのタイプは、もはや「エレオクテスの鏡」や「マーク オブ トーメント」に頼るスタイルではなくなっています。
そして、今回のビルドはこのタイプの中でも非常に操作性や攻守のバランスが良く扱いやすいのでオススメです。

7/27 最新バージョン用に更新して、シャタードレルムの参考動画を追加しました。
2022/7/1 久しぶりに最新バージョンに更新してみました。

V1.1.9.6バージョン

QS_20220701-074541_0.jpg
GrimDawnTools

参考動画:
SR75-76

特にタイムは意識せずに普通にプレイしています。
以前より火力寄りになっていますが、特にディフェンスも問題ないようです。

以下はV1.1.4.0バージョン

スキル・星座・装備

GrimDawnTools

 

シャッタードレルム用に調整した装備例で、v1.1.4.0でアルカニストの多くのマスタリースキルに強化が入ったことでかなり戦力アップした感じです。
立ち回り等に慣れは必要だと思いますし、たまに死ぬことはありますが75-76シャードをタイムオーバーしない程度には安定して勝てます。

 

参考動画:シャッタードレルム75-76 
ボス戦も含めて簡単な組み合わせのパターンだったので全く苦労していませんが、この程度ならかなり余裕でクリアできるだけの強さはあります。
戦い方としては、遠隔スタイルも得意なので少し離れた位置から狭い場所におびき出す感じで進んでいけばかなり安全に戦えます。
一方ネメシスやボス戦は一対一ならどんな相手でも負けないので、ボスのおびき寄せ方さえ失敗しなければ楽に勝てます。

 

この装備例ではイーサー耐性の超過が低めなのでアナステリア、セオディン・マルセル、アレクサンダー、ルーシャス司令などは注意が必要ですが、
遠隔攻撃もできるし無敵もあるので立ち回りでカバーする方針にしました。なので厳しい場合はもう一箇所をレア装備に変えた方が良いでしょう。

 
装備の詳細について

装備について:
ベルトはv1.1.4.0で+1 アルカニストが付いたので使ってみました。
良いものがない場合は定番の「神話級 コード オブ バイオレント ディケイ」でも良いと思いますが、
属性変換的には生命力→イーサー変換の方が優れていると思いますのでAffix次第では確実に最終装備になり得ると思います。

 

ブーツの「レイスウォーカーズ」は今回のパッチで気絶耐性がついたことで採用しました。
他の選択肢としては物理・捕縛耐性目当てで「灰色の魔術師のフットパット」も良いと思いますが、
近接攻撃回避、気絶耐性、イーサーダメージということでこちらを選びました。

 

パンツの「レイスボーン レッグラップス」とメダル「破門の標章」は「レックレスパワー」のスキル強化としても優れています。
メダルの増強剤は好みでラッシュ系のものを使っていますが、グラヴァ'スルのバフ剥がしを避けることに関してはテレポート系のほうが有利だと思います。

 

それ以外ではアミュレットの「不朽の囁きの導管」の耐性は毒酸かカオス耐性がベストだと思いますが、
耐性確保が難しいので、基本的にはベルト、パンツ、メダル、ブーツうち1,2箇所をレア装備で整えたほうが良いと思います。

 

星座について:
本編やクルーシブルでは「瀕死の神」で良いのですが、シャッタードレルムではヘルスペナルティのせいで不安定感が出るので、
ヘルス変換と、生命ダメージはイーサー変換できるということで「蝙蝠」+「死霊」2ポイントに変更しました。
他には「レブナント」は星座スキルの全耐性低下はヘルムのスキル変化があるので不要。
また、「アラドラーの不死鳥」もありえますが、比較した感じでは上記のほうが良さそうでした。

 

スキルについて
「アルケイン ウィル」はヘルス75%時発動になって使い勝手が上がりました。防御能力に加えて補正ダメージのブーストも高いので今回ポイントを振っています。

 

長所:

  • 火力はアグリヴィックス型には少し劣るがそれでもトップクラスの高火力で範囲攻撃力に優れる。
  • ヘルス変換が強力なのでオフハンドのキャスターなのにディフェンスが非常に安定している。
  • 近接・遠隔どちらでも可能で自由自在に戦える。
  • 使用スキル自体は多い方だが操作は特に難しくはない。
  • リープスピリットは非常に新鮮で使っていて楽しい。

短所: 

  • 「ディヴァイナの予見」フルセットと「神話級 イーサーリーチ」はほぼ必須。
  • 自己回復スキルがないので戦闘後にヘルスが減っていく。→ヘルスポーションを使いましょう。
  • 気絶や凍結で攻撃が止まると危ないので、行動型耐性はしっかり確保しましょう。
     

コンセプト

今回は既存のビルドを混ぜ合わせただけに近いのでコンセプトは特にありませんが、
近接・遠隔どちらでも自由に戦える毒酸型ウィッチブレイドと同じようなイメージを目指してみました。

 

リープスピリットの最大のメリットは26ポイントで120%という武器参照の高さで、
魔法キャスターなのに武器攻撃近接型並のヘルス変換を稼ぐことが出来ます。
そして、「ディヴァイナの予見」フルセットと「神話級 イーサーリーチ」を使うことででリチャージが1秒以下になり、
連射することで火力+ヘルス変換によるディフェンスの両方を強化することが出来ます。

 

このため、普通に近接張り付きスタイルで全く問題なく戦うことが出来ますが、
遠隔スタイルでも非常に戦いやすくこのスタイルメインでもどんな敵相手にも戦えるので、
いろいろ考えながら戦ってみるとより一層楽しめるのではないかと思います。

 

リープスピリットについては少し補足を書いておきます。

リープスピリットについて

詳細はスキルの説明のページに詳しく書いてあるの参照してほしいと思いますが、
このスキルは魔法攻撃とペット召喚の2つの効果を持つスキルで、
今回はペットビルドではないので魔法攻撃の部分が大事になります。

 

この魔法の特徴は、そこまで射程距離は長くないですが十分遠隔スタイルで戦えるくらいの範囲は有り、
とにかく着弾までの速度が非常に速いのが利点ではないかと思います。

 

またペットに関しても非常に移動速度が速く、なおかつ攻撃対象を指示しなくても、
積極的に戦ってくれるので、魔法攻撃メインで使ってもじゃまになりませんし、
連続召喚すると敵のヘイトを稼いでくれたり、狭い通路などでは壁になってくれたりと役に立ってくれます。
ということで、ハイブリッドペットビルドっぽい戦い方さえも出来るのは面白いです。

 

立ち回り・雑感など

近接・遠隔にかかわらず、基本はデバフをかけたら敵をターゲットして「リープスピリット」を連射するだけです。
「デヴァステイション」もタイミングはあまり気にせずにどんどん使っていって良いです。
おそらく本編では一部のネメシス以外は「エレオクテスの鏡」を使う必要もないと思うので、
自由に戦って問題ないはずです。

 

注意点としては、戦闘後に「瀕死の神」のペナルティでヘルスが減っていくケースが良くありますが、
気になるならどんどんヘルスポーションを使って良いと思います。
あとは、敵を攻撃している分にはヘルス変換の威力でそう簡単に死ぬことはないので、
デバフがたくさん重なった時に「ナリフィケイション」で消してあげれば余裕だと思います。

 

参考動画:グラディエーターW151-170 
祝福4つにヴァンガードバナーですがウルズインは間違えて取っただけなので祝福は3つでOKです。 (^^;
Grim Internalsは統計情報をONにしているので火力の数値も参考にしてください。
個人的には、本編で遠隔スタイルなどで戦っている場面のほうが楽しかったりしますが、
強さが判断できるサンプルとしてクルーシブルの動画にしました。

 

ネメシスが出るウェーブ以外は特に問題ないですが、W160,W170はある程度慣れが必要なくらいのシビアさはあります。
なのであまりクリアタイムは考えずに、なるべく死なないように戦ってみたので、あと30秒位は短縮可能だと思います。

 

それにしても、オフハンドの魔法キャスターで真っ向から敵にぶつかっても勝てるというのは素晴らしいと思いますし、
防御能力や装甲値も低く「エレオクテスの鏡」もネメシスが出る場面くらいしか必要ないというのは結構驚きです。

レベリング

このビルドで育成していないので省略しますが、リープスピリットのリチャージ短縮ができないと効果が半減するので、
レベリング時には「キャリドアのテンペスト」「ボーンハーベスト」「パネッティの複製ミサイル」辺りをメイン攻撃にするほうが良いと思います。
基本的には「デヴァステイション」があれば火力は出るので、あとは属性変換の装備で底上げできれば、
強いビルドなので、育成自体は難しくはないと思います。

スキルについて

  • アルカニスト側は「ファブリック オブ リアリティ」「イナーフォーカス」「デヴァステイション」はフル強化します。
    「エレオクテスの鏡」については12ポイント以下でも以上でも好みで良いと思います。
     
  • ネクロマンサー側は「リープスピリット」「スペクトラバインディング」「スペクトララース」「ハービンジャー オブ ソウルズ」
    がフル強化で、あとは好みで良いと思います。
     

星座について

  • 星座については、また別のアグリヴィックス型のスペルバインダーの例からそのまま使いましたが、
    とにかく、カオスダメージを属性変換して火力で使うという考えの構成です。
     
  • 「グール」はこのビルドでは非常に重要で、リープスピリットのヘルス変換もそうですが、
    低ヘルス時の保険としても重要で、これがあるおかげで多少無理ができるというのはあります。
     

装備について

v1.0.7.1の装備例

ヘルム:ディヴァイナズ マスク
チェスト:ディヴァイナズ レイメント
ショルダー:ディヴァイナズ マント
オフハンド:ディヴァイナズ コデックス
リープスプリット強化でフルセットは必須で、4つ揃わないとビルドが成り立たないレベルの差が出ます。

 

グローブ:神話級 イーサーリーチ
これも、リープスピリットのリチャージ短縮の重要性から必須に近いです。

 

メインハンド:神話級 ラース オブ ザ アセンダント
イーサー耐性低下に実質全+1ということでベストだと思いますが、人間への種族ボーナスもキャスターやネメシス相手に非常に効果的です。
それ以外ではアルドリッチの布告神話級 クレアボヤンツ ワンドなどでも代用は可能でしょう。

 

パンツ:神話級 レイスボーン レッグラップス
ディフェンス力はそれ程必要ないので攻撃能力目当ての選択です。他の選択肢としては、神話級 バルバロスのショースでも良いと思います。

 

ブーツ:ストーンプレート グリーヴ
ブーツに関しては一応耐性超過も考えて「サンダーストラック」付きのクラフト品にしましたが、気絶耐性付きの神話級 ストームタイタン トレッドで置き換えも可能だと思います。

 

ベルト:神話級 コード オブ バイオレント ディケイ
火炎→イーサー変換は星座「フィーンド」で有効です。

 

リング:神話級 アルブレヒトの二重性
カオス→イーサー変換を100%にするために2個使います。これは「ファブリック オブ リアリティ」、
星座の「守護者の目」「瀕死の神」「フィーンド」、レリックの「アグリヴィックスの悪意」を活かすための選択です。

 

アミュレット:不朽の囁きの導管
ランダムスキル変化は「リープスピリット」強化を使いましたが、「サイフォン ソウルズ」にイーサー耐性低下の付いたものでも良く、
両方あったので比較したところでは耐性低下のほうが火力は高いようです。ただ、ヘルス変換ではこちらのほうが有利なので安定重視での選択です。

 

メダル:神話級 破門の標章
ベースにしたビルドは種族ボーナス目当てて神話級 ダイアウルフの頂飾を使っていましたが
こちらの方が一般的な選択かなと思います。

 

レリック:「アグリヴィックスの悪意」
他にも選択肢はあると思いますが、火力に優れ種族ボーナスも付いているので個人的には好みです。

 

その他:
武器のコンポーネントは「リフトストーン」が移動も快適だし属性変換で火力も見込めるので好みですが、
「Forgotten Gods」では移動スキルは変更されるので、代わりとしてはヘルス変換強化での
「ホーンテッド スチール」や「刀の印章」が良いのではないかと思います。

 

コメント

  • 強さと楽しさを両立した素晴らしいビルド。FGで追加されたスキルポイントと増強剤でさらに安定性が増しますね。 -- 越後屋? 2019-05-01 (水) 09:26:28
  • V1.1.5で一から育ててみたけど、ボーンハーベストメインでエリート後半からサイフォン ソウルズも強化すると楽でした。完成しての感想は筆者さんの書かれているとおりですが、思ったよりリープスピリットの連射感はないです(笑 -- 2019-12-18 (水) 01:41:40