メイプルとは
Last-modified: 2021-09-19 (日) 23:33:00
ゲーム詳細
ゲームシステム
操作
- 画面内での操作は、上下方向にも移動可能な横スクロール型アクションゲームのシステムを採用している。プレイヤーは奥行きの無い2次元の画面内でプレイヤーキャラクター(PC)を操作する。PCは画面の下方向に向かって落ちるようになっており、落下距離によってはダメージを受けることもある。
- その性質上、操作はキーボードとマウスで行うことができるが、実際にはキーボードの半分以上のキーに何らかの操作が割り振られており、また設定を変えることも可能。ジョイパッドにも対応しており、Jokytokeyなどのソフトとの連携で戦闘や移動においては十分に補える。
敵キャラクター(mob)
- 敵キャラクター(mob)は、マップ内に姿を見ることができる状態で存在している。PCはmobと戦って倒すことにより、経験値や資金であるメルやそのmob特有の収集品を得ることができる。ランダムであるが、これらより価値の高い、装備などのアイテムが得られることもある。
- mobと戦う際は、主に接近し近接武器で攻撃するが、職業によっては、遠方から飛び道具や魔法を使って攻撃することもできる。mobは基本的にパッシブであり、1度攻撃されたmobは、攻撃したPCを一定時間、またはその場所から離れるまで追いかける。一部には攻撃される前から画面内のPCに向かって移動するmobもいる。高レベルのmobや一部のマップの奥に潜む大型mob(ボス)には、パッシブ状態が解除された時に特別な行動(魔法・飛び道具・近接武器攻撃)で反撃をするタイプも存在する。また、mobに近づくことで、特別な行動をするタイプもある。
プレイ目的
- プレイヤーの目的の1つは、狩りを行ったりクエストをクリアしたりしていくことで経験を積み、自分の操作するキャラクターのレベルを上げていくことである。
- 現在、最終的な目的となるクエストやクエストをクリアしたことによるエンディングは用意されていないが、大型ボスの実装やストーリーの展開などプレイヤーが飽きないような工夫が施されている。
- ギルドやファミリー、友達といったコミュニティーが豊富でチャットを楽しむのも目的のひとつとなっている。
マップ
- ゲーム画面は大小数百にも及ぶマップに分かれている。マップ内には高低差のある(場合によっては浮いている)足場、それらをつなぐロープやはしご、ダメージを受けるトラップなどが配置されている。ジャンプで上や横に飛び移ったり、ロープやはしご、マップによってはワープポイントによってマップ内を移動する。
- 街タイプのマップには、基本的にmobは発生せず、多数のノンプレーヤーキャラクター(NPC)が存在する。ただし包みといったアイテムによって意図的にモンスターを召還することができる。マップ内のほとんどのNPCは何らかのクエストと関連しているか、アイテムを販売したり髪型等を変えたり(アバター)といった機能を提供している。街は1個から4個程度のマップといくつかの家で構成され、その周囲に数個から数十個程度の戦闘・移動用マップが存在する。基本的にマップの風景やmobの種類は、そのマップが属する街ごとに特色が付けられている。
- 街の周囲のマップで幽霊になった場合は、そのマップが属する街へと強制送還される。しかし、ネットカフェでプレイしている、またはポイントアイテムである運命の車輪、プレミアムチケットを所有している、特定のスキルバフがかかっている場合はこの類に入らず、同じマップでの復活が可能となる。
- マップ内には通常、いくつかの出入口(ポータル)がある。PCは、このポータルを通って次々とマップを移動し目的地へと向かう。画面の方向には、対応する方角が設定されており、地図と同様に上下が北南方向、左右が西東方向に対応している。たとえば、同じマップの左側に上下二つのポータルがある場合、上は北西方向、下は南西方面へ向かう(単純に高さを示している場合もある)。また、ポータルの中には、見えないポータル(隠しポータル)があり、近づくと見えるものもある。
- NPCのなかには、帰還の書を販売しているものもあり、使用するとそのNPCが属する町に瞬間移動することができる。だが、大陸から別の大陸に移動する際、PCは船を使っての移動が主になる。なぜなら、帰還の書は大陸を越えての移動は不可能である仕様であるためだ。例外としてイベント中にもらえる時空石や、いちご牛乳、フルーツ牛乳、魔法の種、などは大陸移動が可能である。また最近では飛行機を購入する事ができ、船の待ち時間をなくす事ができる。最近ではディメンションゲートを通じることで時空石と全く同じ効果を再使用待機なしで使用することができるようになった。
ワールドとチャンネル
- 現在、以下の14のワールド(PCデータを共有するサーバ群)が存在している。ワールドは、いくつかのチャンネル(個々のサーバ)で構成されている。ワールド・チャンネルはそれぞれ同じ構成の別の空間になっている。
- PCはワールドごとに作られ、ワールドを越える移動はできないが、ワールド内であればどのチャンネルでもプレイできる。ポイントアイテムで、PCを違うサーバーに移すことができる。別のチャンネルに接続しているPC同士は同じマップでも会うことがないが、友達リストやギルドに登録している相手の場合、ゲームに接続するとメッセージが表示される機能がある。また、チャットに「/探す 探したいキャラクター名」を入力することで任意のPCの場所、チャンネルを探す機能がある。
アバター
- PCはアバターを用いて表される。PCの髪型、顔は最初に(限定された種類の中で)選択することになるが、性別以外(髪型、髪の色、顔かたち、肌の色)は調髪券、整形券等をネクソンポイント(課金)で購入することにより途中で変更できる。ランダムで変更できるもの(一般調髪券290P)と変えたいものを選択できるもの(特別調髪券490P)がある。ちなみに、肌の色を変える券は、特定できる490Pのものしかない。
- 性別はメイプルID作成時に選択することとなる。ただし特定の職業では作成時に選択できる。また、ゲーム内で手に入る全ての武器や防具、帽子や靴、手袋や耳飾りといった装備全般が個別のアバターとなっており、その組み合わせにより個性を出すことができる。
- 通常の装備の他に、ネクソンポイントで購入するアバターアイテムと呼ばれる装備があり、通常の装備に上書きする方式でアバターを着飾ることができる。また、チャットバルーンやPCの名前といった部分も、指輪のアバターアイテムを購入することで変化できる。190pで購入できるアバターランダムボックスでは開封することでランダムにアバターアイテムが入手でき、無期限の物も含まれている。
- ちなみにアバターアイテムには強化書や潜在覚醒書などの強化アイテムは一切使用できない。
課金制度
- 2003年12月3日の正式運用以来、通常プレイは無料である。本ゲームは特殊なアイテムのみに課金するアイテム課金の形態をサービス開始当初から計画・実施しており、またアイテム課金そのものの先駆けとなったゲームでもある。
- 前述のアバターの要素に用いるポイントアイテムのほか、拡声器(ワールドの全PCに話し掛ける)や、一定期間の取得経験値を増加させるチケット(サクサクチケット・サクサクミニ)、またアイテムのドロップ率を増加させるチケット(ザクザクチケット)、ガシャポン(ランダムでアイテムを得られるシステム)用のチケット、他にもフリーマーケットに店を出す営業許可書や、幽霊になっても経験値が減らないお守り、テレポストーン(登録したマップを移動できるシステム)、アイテムを自動で拾ってくれたり、自動でHP、MPを回復してくれるペットなど、追加機能が課金の対象である。
- ポイントアイテムは購入時に他のプレイヤーに贈呈することも可能である。
- ウェブマネー(Web Money)やクレジットカード引き落としなどでネクソンポイントサイトで現金と「ネクソンポイント」を交換し、ゲーム内でアイテムなどを購入する仕組みがとられている。ネクソンポイントは、ネクソンが運営している他のオンラインゲームでも共通に使えるポイントシステムである。
装備品を強化できるシステム
- 詳細はゲームを実際にプレイする事で分かると思います。
その他システム
- 詳細はゲームを実際にプレイする事で分かると思います。
交流
クエスト
- PCは様々な「クエスト」を受けゲームを進めていく。クエストとはNPCに依頼されて遂行する「仕事」である。PCは依頼内容に応じて様々なアイテムを集めてNPCに届けたり、対象mobを一定数倒すことでクエストを達成していく。クエストをクリアすると、そのクエストにより様々なアイテムやメル、経験値などの報酬を得る。
- クエストによってはスキルを取得したり、スキルポイントをもらえたりするものがある。
- 職業ごとに特有に存在するクエストを「職業クエスト」という。
- 狭い足場やトラップを掻い潜ってマップの頂上を目指し、1番上でアイテムを手に入れ、依頼者に渡すクエストは「忍耐クエスト」と呼ばれる。
- 多人数で行うクエストを「グループクエスト」と呼ぶ。プレイヤーはグループパーティを組むことで参加できる。敵mobは基本的にグループメンバーのLvの平均値のLvに設定される。グループクエストのなかには、戦闘コンテンツや競争コンテンツ、ギルドクエストなどが含まれる。
詳細はグルクエ攻略をどうぞ。
チャット
- PC間での会話(チャット)にはいくつかの方法が用意されている。通常はPCの上にチャットバルーン(漫画のふきだしのようなもの)が出て、ミニマップに赤や橙の点で表示されている全てのPCのログ(会話やその他メッセージが表示される場所)に残るようになっているが、設定によって話し相手を変えることができる。特定の1PC(内緒話)、友達リストのPC(友達チャット)、グループを組んでいるPC(グループチャット)、ギルドのPC(ギルドチャット)、複数のギルドのPC(連合チャット)、といった、対象を限定したチャットの場合、チャンネルやマップが異なっていても会話が可能(これらのチャットではチャットバルーンは表示されない)。
- ポイントアイテムの拡声器を用いればマップやチャンネルを超えて同じワールド内の全てのPCに発言を聞かせることもできる。同様にメガホンというポイントアイテムもあり、これは拡声器の廉価版で同じチャンネル内のPCにマップを超えて表示される。後述のブラックリスト機能を使ってもこれらの発言をシャットアウトすることはできず、荒らし行為が後を絶たない。
- これらとは別に、ログに残らない方法として、3人までのPCで専用のウィンドウを開いて会話を行ったり(メッセンジャー)や、ペットに任意の台詞をチャットバルーンで表示させることもできる(ペットのレベル15以上が条件)。
ギルド
- 2005年8月10日に、新たにギルド機能が追加された。オルビスでギルド作成ができる。友達リストと同様に、ギルドチャット機能や接続時のメッセージ機能もあるが、PCの名前の下にギルド名が表示されるようになる点がグループや友達リストとは大きく異なる。また、2005年11月30日のパッチでギルドの紋章が選べるようになった。また、2008年5月28日のアップデートでギルド連合を作ることができるようになった。現在ではギルドLvやギルドスキルなどが存在しよりギルドを組む目的が増えた。
ブラックリスト
- 2006年1月25日に、ブラックリスト機能が実装された。このリストにキャラクター名を登録すると、そのキャラクターの内緒話を拒否したり、招待・フリーマーケットでの個人商店への入場を拒否することができる。通称BL。 ブラックリストの登録率が高いユーザーは、メイプルストーリーのプレイが制限される、またはIDの凍結もされることがある。
フリーマーケット
- プレイヤー同士の交流・アイテム売買の手段のひとつとして、PCの持つアイテムをメルで購入できる場所が、「フリーマーケット」としていくつかの街に設けられている。街が違ってもフリーマーケットは共通の場所として存在し、何をいくらで売るかはプレイヤーの自由である。
- フリーマーケット設置以前はどのマップでも店を開けたが、場所によっては迷惑にもなるため、フリーマーケット設置後はその中だけとなった。また、設置直後は街ごとに異なるフリーマーケットにつながっていたが、現在では同じ場所になっている。フリーマーケット入口のマップから22個の出店可能なマップへ移動することができ、マップ内ではやはり入口に近いほど出店者が多い。また、チャンネルはほぼ1chに集中している。
- アイテムの相場は、それぞれのサーバーによって違っている。
- 店を開くには販売許可書が必要(販売許可書はネクソンポイントで購入できる)。NPCが売っていない装備等が出回っており価格はさまざまで、NPCが売っているアイテムでも安く売っている場合もある。NPCの店と違い、PCの店にアイテムを買い取ってもらうことはできない。
MTS
- 2006年7月26日に実装された、MTS(Maplestory Trade Space/System)は、プレイヤー間でアイテムとネクソンポイントを交換するシステムである。2006年8月16日に正式サービスが開始され、手数料・登録料が徴収されるシステムとなっている。プレイヤーからアイテムを売りに出し、ネクソンポイントと交換する。登録期間はどちらも7日で、価格上限は無い。このシステムのみ異なるワールドとのやり取りができる。
- 2012年8月16日実装のつつじワールドは「MTSによるRMT」と「ワールド間のMTSによる装備品の受け渡し」を阻止するためにMTSを廃止している。
ステータス
詳細
- PCの現在の状況・強さを示す数値として、いくつかのステータスがある。レベルが上がる毎にアビリティポイントが5ポイントが与えられ、このアビリティポイントをHP・MP・STR・DEX・INT・LUK(説明は後述)に任意に割り振ることでPCに個性を与えることができる。これらの数値と、武器・防具によりPCの攻撃力、防御力といった要素が決定される。
- アビリティーポイントはキャラクターのステータス画面から割り振る事ができる。各職業によって必要なステータスが違い、それぞれメインステータスとサブステータスの2つが存在する。これらのステータスの下限は4であり、ポイントアイテムやAP初期化の書を使ってもそれ以下にはならない。投げ職は特殊で、はじめからサブステータスであるDEXが25になっているが、AP初期化の書を使うと4になる。
- メインステータスのみにこのAPを振っていくことを極振りという。
- 2012年12月にすべての装備品のサブステ制限が撤回されたのでサブステの意味がなくなった。
職業
概要
- プレイヤーはキャラクターを作る際に職業を選択する事ができる。一度決めた職業は二度と変えることができない。ただし今はできないが転生システムにより2つの職業を掛け持ちしすることができた時期があった。
- Lvの上限は基本的に200Lvだがシグナス騎士団は120Lvが上限である。
- 各職業には転職システムがあり1次~4次転職まである。それぞれの次で学べるスキルが異なり、だんだん強力になっていく。ただしエヴァンは10次職まである。
- Lvが上がると3ポイントのスキルポイントがもらえる。スキルポイントを任意に様々なスキルに割り振ることによってそのスキルの数値が上がり、スキルを習得できたり効果が大きくなったりする。スキルポイントには上限値が設定されており、それぞれのスキルによって異なる。また、特定のスキルにある程度のスキルポイントを振らないと習得できないスキルもある。各次でスキルポイントが足りなくなる職業が多いので割り振りには気をつける事。
詳細