ユーザースキン

Last-modified: 2017-11-29 (水) 01:57:46

ユーザースキンとは

 WarThunderでは、自機のテクスチャを書き換えて塗装を自由に変えることができる。(あくまでも塗装を変更するもので、形状の変更や透過をさせたりはできない)
 スキンはコミュニティなどからダウンロードするほか、自分で作成することもできる。
ただしユーザースキンは自分以外には見えない。これが通常の迷彩との差異である。逆にそこをさえ気にしないのならばこれらの迷彩もスキン再現は可能である。



また、コクピットの計器板や照準器など、迷彩でも触れられない部分を変更をすることもできる。

ユーザースキンの構成

基本的には以下で構成される。

  • blkファイル(.blk)
     テキスト状のファイルで、メモ帳などのテキストエディタから読み書き可能。
     スキンを適用するため、置き換えるテクスチャやファイルを指定するファイル。
  • 画像ファイル(.tga/.dds)
     通常のスキンとダメージスキン(機体がダメージを受けた状態で適用されるスキン)の2種類がある。
    またそれぞれに、機体の塗装色を決めるスキン(末尾c)と、反射具合を設定するスキン(末尾n)の2種類があり、スキン画像のファイルは計4つからなる(通常c、通常n、ダメージc、ダメージn)
     機体によってはさらにある場合もあるが、基本的にはこの組み合わせである。
     テンプレート出力はTGA形式あるが、一般的にはDDSファイルがよく用いられる。
余談:TGAとDDS比較

WarThunderゲーム内で作成したテンプレートファイル(TGA形式)をDDS形式に変換して読み込んだものとの比較。
・TGA形式
shot 2016.08.13 14.43.05.jpg
・DDS形式
shot 2016.08.13 14.43.23.jpg
編集は行っていないが、DDSのほうがきれいに見える。(ただし画質設定などにもよるが基本的にはユーザースキンなしのはじめの状態で一番綺麗なのでわざわざスキンを出力してDDS変換する必要はない)
・ユーザースキンなし
shot 2016.08.13 14.42.44.jpg

ユーザースキンを使う

WarThunderファイル内のUserskinsファイルの中にユーザースキンを入れることで使用可能。
初期状態でUserskinsファイルは存在しないので、まずは作成が必要。
初めてならばまず適当な機体でテンプレートファイルを出力し、自動でUserskinファイルを作ってもらうとよい。

テンプレートの作り方

カスタマイズ(デカールなどを貼る画面)を開く
右下の部分にあるアイコンをクリックする
shot 2016.08.12 15.02.09.jpg
次のような表示が出て、テンプレートがUserSkinsファイルに作成される。UserSkinsファイルがない場合は同時に作成される。
shot 2016.08.12 15.02.13.jpg

Userskinsファイルにスキンを入れたら準備は終わりである。
あとはゲーム内のカスタマイズ画面、あるいはマッチング後の機体選択画面で選択することで適用される。
適用されない場合は、Userskinsファイル自体に問題があるか、blkファイルに誤りがある、バグであるのどれかだと思われる。


ユーザースキンは自分で作成するほか、LiveWarThunderなどからダウンロードすることができる。LiveWarThunderの使い方については後述。

ユーザースキンをダウンロードする(LiveWarThunder)

LiveWarThunderのページを開く。
CAMOUFLAGESを選択し、適当なキーワードで検索を行うことができる。
検索はタグ検索のみなので、頭に"#"をつける必要がある。
タグには、機体名(#A6M2等)のほか、史実的なスキン(#historical)アニメキャラのスキン(#anime)といったようにさまざまであるので、いろいろ検索してみるといいだろう

なおOutdated due to update 1.53 releaseと書かれているスキンはver1.53以前に作られたスキンで現在と仕様が異なり、正しく機能しないかもしれない。



ちなみにCAMOUFLAGESはユーザースキンであるがLiveWarThunderにはほかに
IMAGES:スクリーンショットなどの画像ファイル
VIDEOS:プレイ動画など
CAMOUFLAGES:ユーザースキン
SIGHTS:ユーザー照準器
MISSIONS:ユーザーミッション(ユーザーが作ったミッション。史実再現からIF作戦、ヘンテコミッションまでいろいろ)
LOCATIONS:ユーザー作成のマップ(たぶん)
MODELS:ユーザー作成の3Dモデルなどである

などを見たりダウンロードしたりできる。
もちろん自分がアップロードすることもできる。

ユーザースキンを作る

作成手順はいくつかあるので、一例を紹介。(自分はこのやり方)
ユーザースキンの作成手順については調べればいくらか出ると思うので、自分にあったやり方でやるのがよいと思います。


  • 使用するもの
    • ペイントソフト(DDS形式で出力できるもの)
      スキン自体を作成するのに使用します。
    • WarThunderCDK(アセットビューワー)
      必要に応じて素材などを取るのに使います。
    • メモ帳(まあ最初からあるでしょうが)
      BLKファイルの書き換えに使います。


  • 全体の流れ(だいたいのやること)
    • ゲーム内でテンプレートを作成する。
      テンプレートをもとに作った方がファイル名の都合楽だと思います。
    • スキン内容に応じてアセットヴューワーから素材を取り出し
      追加スキンをもとに作成したい場合や、コクピットなどを編集する場合はアセットビューワーから必要なスキンを出力します。
    • BLKファイル書き換え
      追加した素材などに合わせてBLKファイルの書き換えを行い、スキンに適用させます。
    • 通常スキン作成
      通常のテクスチャスキンを編集します。
    • 法線マップスキン作成
      nスキン(法線マップ)を編集します。
    • ダメージスキン作成
      ダメージスキンの作成を行います。