技・魔法/【ザンテツケン】

Last-modified: 2023-11-01 (水) 22:23:19

すれ違いざまに相手を切りつける技。多くのシリーズで即死・あるいはそれに準ずる効果が付与されている。
元ネタはファイナルファンタジーシリーズに登場する召喚獣オーディンの必殺技「斬鉄剣」であろう。

  • 某こんにゃくが斬れない怪盗の剣の名前としても有名。元祖を言えば、実在の刀匠・小林康宏が作刀したもののなかでも逸品を「斬鉄剣」と呼んだり、単に鉄兜を切断可能なほどの切れ味を持つ名刀を一括りに「斬鉄剣」と呼んだりする。

KHFM

追加ボスのカート・ジーサを倒すと獲得できるアビリティ。必要AP2。
装備すると30%の確率で地上コンボフィニッシュ技がこれに変化する。
武器を逆手に持って勢いよくすれ違い、相手を斬りつける。
敵HPの250%のダメージを与える割合攻撃。割合ダメージなのは本作のみ。

  • 同じくFM版追加のグラビティブレイクも割合攻撃だが割合は「(攻撃力+40)%」で、性能としてはザンテツケンの方が上位互換となっている。

クリティカル発生率が100%なので片翼の天使との相性が良いように感じるが、上記の通り威力計算で武器の攻撃力を参照しないため意味は無い。


割合ダメージ250%ということはすなわち、割合耐性×0.4以上の敵であれば一撃必殺できるということ。
たいていのザコ敵はこれに該当するため、敵が密集しているところに決まるとまとめて粉砕できる。
また、ボス格の割合耐性は大体×0.03なので現在HPの7.5%のダメージ止まりだが、序盤に決まれば悪くないダメージを与えられる。

  • しかし、カート・ジーサを倒した後で有効活用できる敵がどれだけいるのか…。
    • オリンポスコロシアムのハデスカップ攻略前なら雑魚戦で大分活躍してくれる。発動すれば厄介なウィザードインビジブルを軽々と葬ってくれる。
      特にレベル1プレイだと頼りになる…かもしれない。カート・ジーサを倒せるかどうかは別だが。
    • Lv1プレイではグラビティブレイク同様唯一手に入れることが出来る地上フィニッシュなので手に入れたら保険として付けておきたい。
      ...ただ仮に手に入れても上記の通り、時期が時期なので使う相手は既にいないと思われる。

COM

ストック技として登場。
キーブレードの種類は問わず、0のカード3枚もしくは9のカード3枚で発動。
威力は低いがデッキを持つボス敵に使ってカードブレイクすると、技が相手に命中したかどうかに関わらず相手のカードをリロード不能にする効果がある。ただしリフレクトも同時に起こった場合は技が発動しないためリロード不能にできない。
エリクサーなどのアイテムカードを使われるとブレイクしたカードもリロード可能となってしまうが、アイテムカードもザンテツケンでブレイクすると当然リロード不能となる。ストック技をブレイクした時は3枚ともリロード不能に出来る。
これを繰り返すと相手を完全に無力化させることができる。

  • デッキを持っていないボスや雑魚ハートレスには無意味なので注意。
  • COMにはマイデッキを用いた対戦システムがある。この技を使うデッキ破壊のプレイスタイルは嫌われるので程々に。
    • NPCの機関員やヴィランたちも、自慢のデッキを台無しにされて歯軋りしているかもしれない。
  • 0のカードには999のザンテツケン、999のストックは000のザンテツケンでブレイクしなければリロード不能にならない点には注意。後者はともかく、前者は間違えやすい。

これを活用すればデッキ持ちの相手なら容易に完封できる…かと思いきや、そう簡単でもない。
理由は0と9のカードのコストの高さ。相当CP上限を高めていないと十分な枚数をデッキに入れられない。
しかも本編のボスはデッキの枚数が非常に多く、50枚を超える敵も少なくない。
一番多いマールーシャ(1戦目)に至っては78枚である。
よほどこちらのコスト上限が高くない限り、先にこちらのデッキが先にほとんどリロード不能になってしまう。
ハイポーションを持ち込めば良いのだが、そのハイポーションもまたコストが高いので悩ましい。
1のカードを多数用意してナンバーオフナンバー0ナンバーリバースで数字を変えるというのも手だが、それらの効果を持つエネミーカードのコストも決して低くはなく、アタックカード以外にエネミーカードが切れても戦法が崩壊するという弱点もある。
回復・リロード用のカードまで数字が変わってしまうことも注意が必要。
その上、デッキを持つボスはエリクサーを積み込んでいることがほとんどであり、1回でも使われると戦術が破綻してしまう。特にリク=レプリカは5枚も積み込んでいる。
かなりの慣れを必要とする戦術であり、初心者にはおすすめできない。


この技で相手のデッキを完全に破壊するとリロードしかしてこなくなる。その場合はリロードしながら逃げ回るためこれはこれで鬱陶しい。

  • マールーシャ等のリロードした時に笑う敵は、もう笑うしかないという気持ちで「はっはっは」と笑っている様に見え面白いかも。

上述の戦術は理論上ではトラヴァースタウン終了後のアクセル戦から出来るが、さすがに1ワールドだけで準備するのは至難の業である。
その後のオリンポスコロシアムクラウド戦からは比較的楽に行える。
ただしレベルは最低でも30に、レベルアップボーナスは全てストック技習得、CPアップにする必要がある。そのうえ大量の1のアタックカードと2,3枚程のパワーワイルドエネミーカードを用意する必要もある。
カード収集とレベル上げにかなりの時間を費やすことになるが、実行してみる価値はあるだろう。

KHIIFM

リミットフォームの地上フィニッシュ、あるいはザンテツカウンターで発動可能。モーションはKHFMと同様。
威力の高さは全ての技の中でもトップクラスで、攻撃力を上げてコンボアップ等を装備すればボス敵のHPゲージを一気に2本削ることも。
その補正はなんと×6.0。全フィニッシュ技でもぶっちぎりの1位で、通常フィニッシュの実に3倍に当たる。

  • 破壊力は抜群だがとにかく後隙が大きい。人型ボスでは大抵相手の復帰の方が先になってしまう。
    フィニッシュプラスがあればリップルドライヴで追撃すればカバー可能だが、そうでない場合はリミット技で隙をキャンセルするのが有効。
  • そしてフォームゲージの消費もトップクラス。この技1発でゲージが丸々1本分消し飛んでいく。

増加反撃値は通常フィニッシュと同じ。流石に強制反撃を封じる特性は無いものの、当然反撃値あたりの威力は他をぶっちぎってトップ。リミットフォームのコンボ自体が通常時と大きく変わらないため、反撃を読みやすいのも利点。
ザンテツケンを含む地上コンボとラストアルカナムの組み合わせは今作でも屈指の高ダメージを誇る。


ストラグルバトルでのサイファーには……使えません。つまり原作再現は出来ない。

Days

技として「ザンテツケン」は登場しないが、ソラソードオブドリームゼロギア)装備時の地上フィニッシュのモーションがKHIIのザンテツケンと同じモーションの「突進横振り」に差し替わる。
補正×2.0はソラの全モーションでもっとも威力が高く、全キャラ通してもレクセウス以外ではかなり希少。

BbS

テラのみが使用できるアタックコマンド。
レイディアントガーデン攻略後ショップで購入できるほか、ミラージュアリーナのレベルが8になればメダルで購入可能。


これまでの逆手持ちからの斬りつけではなく、居合斬りのようなモーションに変わった。
使うと桜が舞い散る演出と共に大振りで準備する溜め動作が入った後、高速で相手を斬り抜ける。
レベルの上昇に合わせて最低55%~最大75%の確率でボイスの変化と斬り抜け時にカメラがアップする演出が入り、その際は即死攻撃となる。
ただし耐性のある相手には演出が入っても通常ダメージのみ。


演出が非常にカッコいい。侍のような出で立ちである彼の雰囲気に合わせてやりたい放題。
「見切った…!」

数少ないテラが(純粋な意味で)輝く技の一つ。

  • 近くにいた敵も巻き込むし、遠距離から出しても命中する。溜め動作があるため妨害されやすいが、集団戦で即死が出れば一気に吹き飛ばせる。
    離れていると大人しいタイプのボスに対して遠距離から使って、一気に背後まで接近といった使い方もある。

coded

デバッグアビリティ?の一つとして登場。
アビリティ/【ザンテツケン】?

Re:coded

キーブレードを構え、直線上の敵に大ダメージを与える技。他作品と違い、あくまで大ダメージ止まり。
アルテマウェポンでクロックゲージを最大まで溜めて、真・ザンテツケンを発動することで、一定確率で敵を一撃必殺することができる。

3D

テラの影響かリク専用の技になっている。モーションもBbSと同様。
本作のザンテツケンも、一定確率で演出が入る仕様となっている。
演出時にはザンテツケン耐性を持たない敵を一撃で倒すほか、耐性持ちには通常時の1.6倍のダメージを与えるようになったのでボス相手にも有効。


セットに2スロット使用するが、射程の長さと即死性能は中々に便利である。
本作では空中でも発動可能になったので、安全圏から発動すれば攻撃前を狙われる心配が少なくなった。
バニシュと併用することで、より安全にザンテツケンを使用できる。
その代わり周りの敵を巻き込むことはできなくなったが、それでもトータルで見れば中々優秀。

χ

パワータイプ、R以上のカードのアビリティの1つ。
位置づけ的にはストライクレイドの上位種にあたる。
一瞬の溜めの後にキーブレードで一閃しダメージを与える。


動作が同じでエフェクトが異なるバリエーション違いの技がこれでもかという程多く、その数は本作で一位。
列挙すると、炎属性の「ブレイズソード」、氷属性の「グレイシャルソード」、雷属性の「レヴィンズソード」、風属性の「サイクロンソード」、花属性の「ブルームオブソーン」、闇属性の「エクリプスソード」、光属性の「グロリアスソード」がある。
(厳密にはχのアビリティに属性の概念はないのでこれらの属性はあくまで解説のための参考である)
さらに言うとこの技のモーションを流用した技にコキュートスプリズンラピッドブレイバーもあったりする。

  • 属性付きの技はSR以上のカードのみで、マジックタイプ、スピードタイプのカードにもついている。

ブルームオブソーンはマールーシャの専用アビリティ扱い。構える時に茨と薔薇の花びらが、一閃の際にその動きに合わせて茨が現れ、最後に大輪の薔薇が咲くという演出で、マールーシャが花属性であることを差し引いてもなんというからしい技。

KHIII

ver1.07のアップデートで追加された2本のキーブレード専用新フォームで繰り出す地上コンボフィニッシュ一段目として復刻。
KHIIFMと同モーション。キーブレードを手元でクルリと回して逆手に持ち替え、踏み込みながら斬り抜ける。
リミットフォームの頃よりも攻撃エフェクトが小さくなり、動作時に一歩身を引いてから繰り出すなどストライドブレイクに近い印象となった。
超威力は鳴りを潜めているが、前方への長く素早い踏み込みで敵を捉え、次段のフィニッシュライズへと滞りなく繋がると強みは十分。
が、対空性能が皆無であるため、空中コンボから突然地上コンボに移行したりするとよく外れる。
これまでは鍵の歯がある側を当てていたが、今作では鍵の歯がない側を当てるように握る。

  • キーブレードは鍵の歯が無い側が刃であるため、剣の使い方としては今作が正しい握り方となる。
  • しかし鍵の歯の方で攻撃した方が威力が高いという可能性があったり?

DR

マールーシャのカードのメインアビリティとしてブルームオブソーンが続投。