たまべヱ

Last-modified: 2024-01-03 (水) 21:39:07

2015年の世界野球WBSCプレミア12で登場した侍ジャパン公式応援キャラクター、自称「応援侍」
制作担当は広告代理店・博報堂。

概要

野球ボール型のヘルメットのような物を被った(公式設定では野球の妖精を頭に乗せているらしい。のちにこの妖精のTwitterアカウントも作られている)侍の姿をしており、いわゆる「ゆるキャラ」ブームに便乗したデザインとなっている。しかし、登場当初から「かわいくない」「デザインが安易すぎる」「なぜ顔が2つあるのか」などと酷評された。
さらには大会前の壮行式にて衝撃的な「たまべヱPV」(下記公式動画参照)が流され、「サムライファイアー*1」と縁起の悪そうな歌詞が入るなど、会場の雰囲気を破壊。なんJなどでは早々に絶許扱いを受け、マスコミからも空気扱い。
公式Twitterアカウントでは「全文がひらがな*2の上に語尾に『たま~』と付けたり、挙げ句は(共催国で、実質予選メイン会場だった)「台湾へは一切行かず野球とは無関係な食事自慢(なぜかカツばかり)*3という(なんJ風に言えば)謎定期ともいえるツイートなど「応援侍」の姿とは程遠い全くやる気が感じられないツイートを繰り返していた。

 

これらは一部野球ファンの間から「悪い意味」で名を知られ、なんJではカッスレに登場したり、戦犯として糾弾するスレや行く末を心配するスレが立てられるなど「ネタキャラ」としての扱いを受けた。
さらに再び日本へ戻った後の準決勝・韓国戦では先発した大谷翔平の奪三振数*4を間違える、「"おおたにとうしゅ、まだのーひっとたま~"」の発言直後には大谷が初安打を打たれるなど逆フラグを立て始める。
その後も立て続けにツイート、9回3点差からの逆転負けを喫し「サムライファイアー」の歌詞通りに炎上という衝撃の結末も相まって、小久保裕紀監督以上に戦犯を通り越した死刑囚扱いされる事に。


その後のたまべヱ

2016年1月3日放送『VS嵐 2016賀正新春豪華2本立てSP』(フジテレビ系列)では侍ジャパンチームとしてまさかの出演を果たす
しかし登場早々、ローラ軍団(というかローラ)に「変なの」と、共演者の岡田圭右(ますだおかだ)・出川哲朗と共にネタ扱いされた*5挙げ句、最終的にキッキングスナイパーでローラ軍団と嵐+小栗旬に逆転を許し、3位で決勝進出を逃すというプレミア12同様の悲劇に見舞われた

 

また、5月19日にはTwitterでなぞなぞと称し

拝啓、たまべヱなぞなぞたま~! ノーコンで有名なピッチャーが 講演会で話すときに失敗しちゃうタイミングは いつたま~?敬具たま~。*6(原文ママ)

と出題。正解は「冒頭(暴投を掛けた)」だが、このツイートの前日に暴投王として知られる東京ヤクルトスワローズ・新垣渚が一軍登録を抹消された件を揶揄したと取られて畜生認定され非難されたり、7月16日のオールスター第2戦で、5回表にソロHRを打った大谷翔平の名前を「おおた*7」とするなど相変わらずやらかしている模様。

 

こうして、「世間一般の間では空気の様相」を呈し、無事に死刑執行を待つ身にも関わらず宣伝へと駆り出されている割には中途半端に畜生要素を入れる「空気を読まない行為」で、なんJではさらなる絶許ムードが加速。
一部の野球ファンからは畜生だが愛のあるペンギンや、自身が応援しているチームが負けた時の芸が奇抜なたぬきに「応援キャラクターの座を譲れ」と評されている。

 

また、2017年のオールスターゲームでたまべヱ本人は登場しないと当日にツイートした事から、なんJ界隈では「オールスターから出禁を喰らった」とネタにされたりしている*8



その他にも、「若林」や「お~ ついに やるなJOYSOUND」などあきらかに中の人がアカウントを間違えただろうツイートを投下し無事炎上することがあり、Twitterだけでなく、本体の着ぐるみも夏場汗臭い、ダンス中に空気が抜ける、ゲスト出演したドラマ「視覚探偵 日暮旅人」(日テレ系)で特に何もしていないのに八つ当たりされボコボコにされる、第4回WBCで遠征したアメリカで警察に拘束されるなど日本代表のマスコットとは思えない扱いを受けている。

2018年3月3日・4日に行われたオーストラリアとの親善試合「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」にはちゃっかり登場したが、ドアラと共にチアガールに囲まれハーレムを築くなど、今迄のダメキャラとは思えぬ躍進ぶり。2019年12月、バファローズポンタ自身へのTwitter(?)での批判コメントを見てショックを受けるという内容のツイートを投稿。その中には語尾に「たま~」がついた書き込みがあった。その後なぜこのツイートにたどり着いたかは不明だがたまベヱがポンタを応援しているという旨のツイートをするが、「改ざん」だの「なりすまし」だの酷い言われようでネタにされるも、2021年6月時点でもTwitterで活発にツイートしている様子がうかがえるが、その割にRTといいね!が100以下、フォロワーも僅か1.4万人*9と、2008年北京五輪以来の野球競技実施となった東京オリンピックですら空気ぶりが進行しているようである。

2023年WBCにおいてもTwitterを見る限り活動中なようだが、メディア露出が全くないのもあり皆から忘れられている。

画像

tamabe2.jpg
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公式動画

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関連項目



Tag: 国際試合 マスコット 絶許


*1 よく見られる「サムライファイー」は厳密には誤字。
*2 現在は漢字混じりの文でツイートしている。
*3 一応擁護すれば、主催者による権利関係上の問題とも言える。食い物自慢に関しては「カツ」と「勝つ」をかけているのだと思われるが、安直な発想と言わざるを得ない。
*4 本来11個目にも関わらず「10こめたま~」とツイート。
*5 出川・岡田は芸人として美味しいと言えるが、たまベヱについては完全にローラからの罵倒ともいえる扱い。
*6 「拝啓」は訓読みにすると「おがみもうす(御辞儀の意味)」であり「敬具」は「敬意を持ち締める」の意味を持つため、非常識と思われたところで残念だが当然である。
*7 」が足りない入力ミスと思われるが、妖精のアカウントにまでツッコまれている。言うまでもなく大田泰示(当時巨人)、大田阿斗里(当時オリックス)、太田賢吾(当時日本ハム)はこのオールスターには出場していない
*8 2017年より、冠スポンサーがマツダから毎日新聞社系列のマイナビに代わった為、権利関係上NGが出たものと思われる。
*9 各球団の公式アカウントのフォロワー数は概ね10万人を超えている。最も新しい横浜DeNAベイスターズの公式アカウントにすら1日持たずに抜かれた。また山崎康晃を始めとする選手個人のアカウントの一部にもフォロワー数が抜かれている。