元プロ野球審判員・橋本信治の蔑称(詳細は後述)。
里崎スレ内における橋本将(元ロッテ→横浜)のキャラ付けに由来して「お橋本」と呼ばれることもある。
たびたび酷い誤審をやらかすことから「プロじゃない審判」などと言われたりもする。
経緯
2013年5月10~12日の千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(QVCマリンフィールド)にて、球審・塁審として2試合連続*1の誤審をやらかしたことで一気に糞審判としての名を馳せた事が由来。
また、橋本は4月19日の同カードでも伊東勤・星野仙一両監督からストライクゾーンについての抗議を受け、さらに暴言を吐いたとして星野を退場させている*2。
5月10日(ロッテ対楽天)
この日、橋本は球審として出場。
可変ストライクゾーンや打者への死球判定など微妙な判定で両チームを苦しめていたものの、8回終了までなんJでもそこまで話題になってはいなかった。
しかし9回、ロッテの抑え・益田直也が二死を取ったところで突如判定が急変。それまでストライクを取っていた球を一切取らなくなり、ほぼド真ん中をもボール判定にする「超激辛ゾーン」を見せつけた結果、益田は3失点の炎上で楽天は逆転勝利を収めた。
しかも当日はパ・リーグの試合がこの試合のみであったため、なんJでも消えたストライクゾーンとして話題になり、その瞬間的な爆発力は可変ストライクゾーンの代表格である栄村孝康の「栄村ゾーン」以上と評された。
また、テレビ中継で解説を担当していた有藤通世*3氏もこの判定に対して不満を隠さず、橋本には
「これがストライクでないというのなら野球になりませんよ」
「こんな審判がいると野球が面白くなくなります」
「もうちょっと勉強して審判してもらいたい」
「球審の名前は橋本です、覚えておいてください(怒)」
などの苦言を呈した。
5月12日(同カード)
この日、橋本は一塁塁審として出場。
試合は3回にロッテ・加藤翔平のプロ初打席初本塁打などで3点を先制も終盤同点に追いつかれる。
ロッテは9回から再び益田を投入する展開に。益田は走者を1人出しながらも二死まで追い込むと、森山周を内野ゴロに打ち取る。
ところが誰の目にもアウトと見えたこのプレーを橋本はセーフと判定。この結果、走者が1・2塁となった直後に嶋基宏の適時打で楽天は勝ち越しに成功した*4。
画像(橋本の判定はまさかのセーフ、楽天・森山の内野安打に)
このように、2試合連続で糞判定を行い試合展開を壊したことから、誤審の被害に遭ったロッテファンを始めとする野球ファンは激怒。橋本のWikipediaのページが荒らされる事態に陥った。
その際に名前の欄の「橋本信治(はしもと しんじ)」の部分が「誤審」とかけて「はしもと ごしんじ」と改変され、この蔑称が誕生。
他にも「痴漢疑惑で解雇処分」や「ご冥福を祈られる」、果てはプロ野球審判員という職業の部分にまで[要出典]を付けられ、実はプロの審判じゃない疑惑*5までかけられた*6。
余談だが、この4年後には「プロ野球選手[要出典]」が誕生している。
https://hayabusa.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1368349678/
62 : 風吹けば名無し[] : 2013/05/12(日) 18:39:21.18 ID:H6XdtWWD [2/9回]
>橋本 信治(はしもと ごしんじ、1973年7月20日 - )は、プロ野球審判員[要出典]。
これもうわかんねえな60 : 風吹けば名無し[] : 2013/05/12(日) 18:37:49.84 ID:nhDtHxti [3/10回]
審判という職業すら怪しい模様
その他のトラブル
2013年4月17日(東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ)
この日、橋本は二塁塁審として出場。
6-6で迎えた延長11回表二死1・2塁から中日のエクトル・ルナは三塁ゴロ。宮本慎也は二塁に送球するがタイミングは微妙で、橋本の判定はセーフ。ところが二塁手の森岡良介はセルフジャッジでアウトと思い込んでボールを持って歩き出してしまい、その隙に2塁走者の岩崎恭平が本塁へ激走。森岡が慌てて返球するも間に合わず、中日が勝ち越しに成功した(記録は宮本の野選)。
この一連のプレイを受け投手のトニー・バーネットは激昂しながら二塁ベース方向へと詰め寄ったが、イニング終了時にも怒りを露にしていたことなどから、なんJ民の間では「ランナーに気づかなかった二塁手の森岡ではなく、二塁塁審の橋本に対してキレていたのではないか?」と囁かれた。詳細はバーネットブチギレを参照。
また、下記のスポーツニッポン記事でもバーネットの怒りは「橋本に向けられたもの」と解釈されている。
バーネットブチ切れダメ押し被弾 延長11回微妙判定
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/04/18/kiji/K20130418005634110.html
勝負が決した延長11回。手痛い3ランを喫したヤクルトのバーネットが、橋本二塁塁審に詰め寄る異様な光景が繰り広げられた。
この回2死一、二塁からルナの三ゴロで二塁封殺を狙った宮本の送球が野選となり、その間に二塁走者・岩崎が本塁生還。二塁は微妙なタイミングで、直後に3ランを浴びたバーネットの怒りが橋本塁審に向けられたのだ。あわや退場のシーンは宮本らがなだめて事なきを得たが、試合後のバーネットはむっとした表情のまま帰宅。
2015年5月22日(北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークス)
この日、橋本は一塁塁審として出場。
試合は8回に中田翔の2ランで5-5に追いつくと、続く近藤健介は三遊間への深い打球を放ち遊撃手の今宮健太が処理し送球するも、やや送球が逸れて一塁手の明石健志も足がベースから離れてしまった。
しかしこれを見落とした橋本はアウトの判定。監督の栗山英樹がベンチから飛び出し退場寸前の猛抗議も判定は覆らず。
試合は9回に日本ハムがサヨナラ勝ちを収めたとはいえ、あまりに酷い誤審は禍根を残す結果となった。
2019年5月2日(読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズ)
この日、橋本は二塁塁審として出場。
6回裏一死一、二塁の場面で巨人・坂本勇人は遊撃へのゴロを放つ。打球を処理した中日・京田陽太は二塁封殺からの併殺を狙い二塁へ送球するが下記画像のように二塁手・阿部寿樹が捕球する前に一塁走者の増田大輝は二塁に到達していた。にもかかわらず判定はアウトになり、巨人・原辰徳監督がリクエストを要求するも阿部の捕球前に増田が二塁到達していたということを確証する映像を見つけられなかったため判定は覆らなかった*7。
引退
2022年初頭、48歳の橋本はNPBから契約更新を打診されたが体力の限界を理由に更新を辞退。このため2021年シーズンを最後に橋本はようやく引退した*8。