カイエン青山

Last-modified: 2024-02-05 (月) 13:39:59

元北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹の別称の1つ。なんJでは斎藤を指す時は主にさいてょが使用されるため、カイエン青山が使用されるのはほぼ蔑称的な意味に限定されている。


経緯

彼のルーキーイヤーであった2011年放送のテレビ番組内にて、

カイエン*1乗りてぇ
青山に土地買うってやばいっすか*2
「頑張ろう」
「ビッグになろう」

などの発言がきっかけで誕生した。ちなみに2012年のネット流行語大賞では19位にランクインしている。

 

ただし、この呼び名は2chの「嫌儲板」発祥であり

  • さいてょ」のような、絶妙に貧弱な語感がない。
  • 名前の前に球団名を付けると長くなり過ぎるため「日ハムさいてょ」「ロッテ大松」「オリックス中後」のような表記がしづらい。
  • そもそもパッと見では所属球団はおろか、誰を指すのかが全く分からない*3
  • なぜか前年の話題が今更蒸し返された。

などの理由から、なんJではほとんど使われず、斎藤の別称としてもっぱら「さいてょ」が使われている。

 

一方、上記の嫌儲板や芸スポ板などでは「図に乗っている」「勘違いしている」など当時から斎藤への反感は根強く、現役時代の低迷と併せて斎藤の代名詞と呼べるほどの使用率を誇る。
だが、言い方もあるとはいえ若者が将来の夢を語るのは標準的であり、約2000万円のカイエンは契約金1億円の斎藤なら(高額ではあるが)現実的に買える範囲であったことを考えると嫉妬が含まれている感は否めない


その後

2015年秋ごろから、千葉県鎌ヶ谷市の二軍施設にポルシェ・マカン*4での通勤が目撃されるようになる。
当初は念願のカイエンを自身の財政面から妥協してマカンを自力購入したものと思われ好意的に見られていたが、2016年7月13日に週刊文春から「ベースボール・マガジン社*5の社長に二軍球場への通勤用としてカイエンをおねだり、しかし高価過ぎると断られた代わりにマカンを提供」と報じられ入団前からのいろんな発言なども相まってすっかりヒールキャラが定着した。

 

この結果、斎藤が未だにカイエンへ執着していた事が明らかになり、また、本来は定着すべき場ではない二軍球場の通勤用の車としても、選手としては一軍と二軍を往復するような格*6としても分不相応なポルシェで通っていたことがネタとなり、先述の学生時代の発言が歪んだ形で実現したことを嘲って「マカン鎌ヶ谷」という絶妙にダサい蔑称で呼ばれるようになった。

余談

ちなみに斎藤が実際に所有していることが明らかになっている乗用車は以下の通り。

  • ルーキーイヤーに購入したスバル*7のレガシィ・アウトバック
  • 同年のオールスター2試合で好投、大会スポンサーのマツダから贈られた賞品のデミオ
  • 2012年に購入したスバルBRZ
  • 2015年にベースボール・マガジン社社長から提供*8されたポルシェ・マカン←New!

尚、斎藤は2019年春に「黒色の国産高級車*9」を購入した模様。ただしメーカーも車種も非公表。

 

動画


関連項目


*1 ドイツのポルシェ社が製造する高級クロスオーバーSUV。当時の新車価格は2010年モデルで基本750万円から、最上位のターボSで2270万。
*2 東京都港区青山地区の2011年の坪総平均は約975万円で、当時は下降気味であった。
*3 あくまで地名の「青山」であり、青山浩二(元楽天)ら同姓の人物と紛らわしい。
*4 同じくポルシェが製造する、カイエンよりも一回り小さいクロスオーバーSUV。新車価格は800万円相当。
*5 野球情報誌「週刊ベースボール」でおなじみの出版社。近年は経営が危機的状況である、と週刊文春に報道されている。
*6 ただし日本ハムの場合、鎌ヶ谷の二軍施設はトレーニング施設も兼ねていることや一軍登録の選手でも調整や支配下登録が少ないといった理由などで二軍公式戦に出場する場合があり、さらに東京ドームでのホーム開催や関東でのビジターを含めるとシーズンの半分近く関東に滞在するため、小笠原道大のように関東地方に家があり北海道に住居を設けていない選手やスタッフも少なくないという点に留意する必要がある。
*7 父親が富士重工(2017年、社名をSUBARUに変更)勤務の繋がりと思われる。
*8 名義上はベースボール・マガジン社所有、社長がリースを受け斎藤に又貸しされた模様。また、実際には港区の斎藤の自宅にあるのにも関わらず、約7km離れている浜町のベースボール・マガジン社本社に車庫登録した、所謂車庫飛ばし(原則居住地から2km以内の場所を車庫登録しなければならない)疑惑も浮上しているようである。
*9 ソースは東スポ。