怪文書

Last-modified: 2021-06-18 (金) 20:32:13

東北楽天ゴールデンイーグルスの上層部から時折提出される、論ずるに値しない文書のこと。
出元や信憑性が不明であったり、公式な物としてはあまりにお粗末な文面だったりするためこう呼ばれる。

主には以下の2つの文書を指す。

 

2011年オフ、横浜ベイスターズを買収しようとしていたDeNAに対して三木谷浩史オーナーが出したとされるもの。
2019年オフ、楽天の監督を解任された平石洋介に対して石井一久GMが出したもの。


①三木谷文書(65ページの怪文書)

2010年夏ごろから当時保有していたTBSと球団買収交渉を行っていたDeNAは、同じく交渉を行っていた住生活グループ(現・LIXILグループ)との競争に勝ち、2011年10月ベイスターズ株の大半の譲渡をうけることで大筋合意。残すはNPB機構とオーナー会議の承認を得るのみとなった。
しかし同じIT業界で競合他社である楽天の三木谷オーナーはDeNAによる買収を猛烈に反対、そしてNPB機構に65ページに及ぶ資料を渡した。
さらに内容に「ネット上から拾った身に覚えのない誹謗中傷」が含まれていたため、親会社の事情という混同っぷりと内容のお粗末さから「怪文書」呼ばわりされることとなった。
なお最終的には下記の記事にもあるように広島の松田元オーナーの鶴の一声もありオーナーの賛同を得ての参入が決まっている。

苦難のベイスターズ買収 DeNA救ったカープ - 日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52335330Z11C19A1000000
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②石井文書

2019年オフ、平石が監督退任することについて、理由を説明する文書を石井が報道陣に配布した。
しかしその文書は「日付や署名がない」「句読点や改行をはじめとする文法上の問題」「誤字脱字」その他多数の拙さが見受けられ、監督という重役を解任するに当たって公に発表する文書としてあり得ない体裁だったため、「校正する人間もいないのか」など笑いの種にされ「怪文書」呼ばわりされることとなった。
詳しくはあのGMを参照。
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