米国時代の中島裕之の別称。
概要
中島は2012年オフに埼玉西武ライオンズから海外FA権を行使してMLBのオークランド・アスレチックスとメジャー契約を結ぶ*1。
しかしオープン戦の不振および故障のため2013年シーズン開幕後も傘下のサクラメント・リバーキャッツ(3A、現サンフランシスコ・ジャイアンツ傘下)に留まり続け、一度もメジャー公式戦に出場せずシーズンを終えた。
一般的に野球選手はニュース等でチーム名+選手名で呼ばれる傾向があり(例:巨人松井)、中島の所属チームはオークランドではなくマイナーのサクラメントであるという揶揄で「サクラメント中島」が誕生した。
派生
翌2014年もリバーキャッツで開幕を迎えたものの、4月序盤に2Aのミッドランド・ロックハウンズに降格。ミッドランドが「中島」に近い意味を持つ*2ため、新たに「ミッドランド中島」が誕生した。
以降は2Aから昇格できないままレギュラーシーズンを終え、9月3日のプレーオフにて一塁でバント処理の送球を捕球する際に打者走者と交錯し左手首を骨折。シーズン終了となる。
同年オフにNPBのオリックスと契約し、中島は一度もメジャーに昇格できないまま米国球界挑戦を終えた。
上記理由から、中島はアスレチックスに所属した選手*3として扱われないことがあり、2023年に藤浪晋太郎がアスレチックスと契約した際、スポーツ報知・日刊スポーツなどは過去にアスレチックスに所属した日本人選手として中島の名前を挙げていない*4。
アスレチックスのビリー・ビーンGMも中島の獲得に関して「大失敗だった」と明言するなど、西岡剛と並んでメジャーでの日本人野手の評価を大きく下げる原因となってしまった。
動画
【プロ野球】アスレチックス中島裕之 メジャー安打集
「そんなものはない」という煽りネタ動画である。