MH4において、HRが60になると解禁されるクエスト。
通称「覇カム」。
上位受付嬢曰く「覇道のクエスト」である。
概要
- 竜人商人
- 荒れ果てた地上を横行するは、
覇道を極めた覇竜よな。
さあ、あんたさんの出番よな!
覇道を極める激突よな!
クリアすれば、交換できる素材が増えるから、ぜひよろしゅうに!
- 溶岩島にて覇竜アカムトルムを討伐するクエスト。
これまでにクシャルダオラやダレン・モーランの強化クエストが出現したことから分かる通り、
このクエストもアカムトルムの強化個体が出現するクエストである。
ただし、ただの強化クエストではない。
- 「たかが強化個体だろ?」とタカを括ってクエストを受注し、ムービーをスキップしてさあ狩猟だと意気込んでいると、
アカムトルムの様子がなにかおかしいことに気がつくだろう。
邂逅したばかりだというのに、何故か身体を大きく持ち上げて咆哮している。
身体のあちこちは赤く発光しており、口からは見覚えのある酸性の液体が。
気を取り直して戦闘を続けるが、一向にアカムトルムの身体の発光が治まる様子はない。
ATMという蔑称に異を唱えるかのように怒涛の猛攻を続ける覇竜。
そして剣士防具でも一撃くらっただけで体力の3分の2強が一気に消失する破壊力。
この時点で、クエストに参加したハンター全員が確信したであろう。
このクエストに登場するアカムトルムは初っ端から怒り状態、
そして絶命するまでずっと怒りっぱなしのブチ切れ強化個体だったのだということに。
前作MH3Gには疲労時を除いて一回攻撃しただけで怒り状態になるブラキディオスが存在したが、
こちらは怒りが治まるどころか疲労する気配すらないほどの激昂っぷりである。
誰だよアカムさんのこと銀行とか言った奴!!- なお、この性質上、挑戦者は常時発動となる。
強力なスキルであるため、逆手に取って少しでも狩りを有利にするためにぜひ活用したい。
- なお、この性質上、挑戦者は常時発動となる。
- 既述の通り攻撃力も上昇しており、突進をモロに喰らえば防御400台中盤でも6~7割は余裕で持って行かれ、
拘束攻撃を受けた場合、こやし玉を持っていなければ死亡がほぼ確定し、
ソニックブラストなど喰らおうものなら相当防御力を盛っていない限り一撃でキャンプ行きになる。
そして、その動作全てを怒り状態の比較的早いスピードで繰り出してくるというのだから、
その脅威度は計り知れない。- 常に怒り状態であるため、噛みつきなど口を使ったあらゆる攻撃に腐食やられ効果が付属しているのも脅威。
もし腐食やられを発症した場合は、面倒臭がらず即座に忍耐の種の服用をおすすめする。
防御力DOWN状態の場合、大技を食らえば同ランク帯最高峰の防具でも余裕で即死圏内だからである。
特に出の早い噛みつきでこかされた後に追撃を食らうと間違いなく昇天するので注意。
- 常に怒り状態であるため、噛みつきなど口を使ったあらゆる攻撃に腐食やられ効果が付属しているのも脅威。
- 4シリーズにてリファインを受けてパワーアップしたアカムトルムが
攻撃、体力値が上昇、怒り状態で常にスピードアップし腐食やられ攻撃を振りまき続け、
おまけに全体防御率が0.8倍(=ダメージを与え辛い)…と全方面で大幅強化されており、
HRを上げることによって出現する強化個体クエストの中でもかなりの難易度を誇る。
もはやラスボス(笑)などとニヤついていられる余裕は全くない。- ちなみにMHP3以降のアカムトルムはMHP2(G)と比べると怒り時のスピードアップが増している。
それでも通常個体の場合は怒りが治まればまた元のスピードに戻ってしまうため大した脅威ではなかったのだが、
常時怒り状態ともなれば非常に厄介な要素と化す。
怒り状態によるスピードアップを加味しても隙は大きい方ではあるものの、
この強化個体は元来のアカムトルムの弱点であった鈍重さを大きく克服していると言える。
それでいて通常個体とは段違いの破壊力を誇るのだから、全く洒落にならない強さなのも当然だろう。
- ちなみにMHP3以降のアカムトルムはMHP2(G)と比べると怒り時のスピードアップが増している。
- 幸いと言うべきか、流石に追加モーションや狂竜化状態のような攻撃の緩急はない。
もちろん通常個体よりも遥かに厳しい戦いとなるが、
ボディプレスや振り向き噛み付きなど予備動作の少ない攻撃に最大限注意を払い、
ガンナーは回避距離装備や早めの退避を心掛ける、猫飯根性をつける、
閃光玉で行動をキャンセルさせる、忍耐の種を持っていくなどの基本を忘れなければ、
討伐も決して不可能ではない。頑張ってクリアを目指そう。
- 冒頭の依頼文から想像がつくと思うが、この艱難辛苦を乗り越えると、
竜人問屋でウカムルバスの素材が交換できるようになる。
武器は存在しないが、防具は真打、火事場+1、泥&雪無効となかなか優秀なスキル構成で、
見切り-2も付いているが10%落ちるだけでは特に気にはならない。
混合装備などを作るまでの繋ぎとしても、これから使い続ける装備としても
十分な性能の防具なので、作る価値はあるだろう。
- これまでラスボス(笑)状態で「銀行」などと呼ばれ狩られ続けていたアカムトルムであった
(これはMH4に登場する通常個体も例外ではない)が、
MH4ではこのクエストの存在から「遂に真の力を発揮した」として一目置かれており、
登場から数年にして漸くハンターたちに恐れられる存在へと昇格したと言える。
これまでは圧倒的なラスボス感と実力の隔たりを残念がられることもあったことから、
本作で遂に元ラスボスとしての威厳を獲得したとして、これを喜ぶ古参ハンターは多いという。
余談
- 任天堂とのコラボイベントクエスト「ゼルダの伝説・決戦の猛炎覇竜」でもアカムトルムが相手となるが、
報酬金がこのクエストと全く同じでありしかも「猛炎覇竜」といういかにもな名前であった為、
こっちもトンデモない強化個体なのではと恐れられていた。- …が、いざ配信されてみると、案の定体力と攻撃力が底上げされた強化個体だったものの、
それ以外に目立った強化要素はなく、覇カムと渡り合ったハンターにとっては恐るるに足らない相手であった。
…もっとも、このクエでさんざんトラウマを植え付けられたハンターは気が気でなかっただろうが。
- …が、いざ配信されてみると、案の定体力と攻撃力が底上げされた強化個体だったものの、
- MH4Gではウカムルバスが復活し、
G級クエストにてこのクエストの崩竜版「白銀の地は崩壊す」が登場した。
ウカムルバスには腐食やられを伴う攻撃がないため、アカムトルムと比べるとまだ楽
…かと思いきや、アカムトルムに輪をかけてタフな超体力に加えて
G級ということもあり素で腐食やられを補って余りある攻撃力だったため、
結局は覇カム同様に阿鼻叫喚の有様となった。- 特に剣士は軸合わせの際動く前脚に踏まれることも多いのだが、
その前脚に踏まれただけで防御700超えでも体力150の3割程度のダメージを受ける。
当然攻撃値180というMH4G全体を見ても最強クラスの大技である氷ブレスに至っては、
よほど氷耐性と防御力を高めていない限り容易に即死する。
- 特に剣士は軸合わせの際動く前脚に踏まれることも多いのだが、
- MHFにも同じくアカムトルムが相手の、その名もズバリ「覇道」というクエストが存在する。
横行覇道のように常時怒り状態という訳ではないが、
こちらはこちらで、「背中だけは壊さず、でも頭部は必ず破壊してから討伐しろ!」という難しい条件が設定されている。
関連項目
モンスター/アカムトルム
モンハン用語/強化クエスト
クエスト/千古不易を謳う王 - 同作にて、HR100になると登場する強化クエスト。
クエスト/紅の終焉 - 常時怒り状態のモンスターを相手するクエスト。そのモンスターとは…。