MHFに登場するヘビィボウガン。
初出は2012年のアニバーサリーイベントで、その一環のイベントクエスト「覇道」で素材を入手できた。
目次
概要・性能
- 「覇道」というイベントクエストはアカムトルムがターゲットなのだが、これはただのクエストではない。
マストオーダー制でアカムトルム1頭の討伐・アカムトルムの両牙破壊となっている。
が、本当に問題なのがクエスト失敗条件である。
なんと、背中を壊したら即クエスト失敗なのだ。
これにより、背中はおろか、怯みを共有している首にも絶対に当ててはいけないに近しい条件下で、
それらを掻い潜って頭の破壊を目指さなければならない。
笛やハンマーでスタンプしたらいつの間にかクエスト失敗になっていたなどはザラ。
普通に戦ったらまず失敗になるため、準備は入念に行わなければならないと言える。
その都合上、このクエストにおいては、ラスタやホルクさえもが厄介な"敵"となりうる。
レジェンドラスタなんて連れて行った日にはあっという間にクエストを終了させてくれるだろう。- ちなみにハードコアモードにもできるのだが、
こちらはマストオーダーに絡む頭部の耐久値が跳ね上がり、
「両牙を破壊せずに討伐してしまって失敗」という結果になることが多い。
- ちなみにハードコアモードにもできるのだが、
- そんな(ある意味)鬼畜クエストを見事クリアすると、報酬で「大牙の欠片」と「巨大な頭殻」が入手できる
(「巨大な頭殻」は確定報酬ではないので注意)。
タイトルに示したとおり、作成できるヘビィボウガンは「覇導砲」。
また、その上位互換版として3種類あり、
「覇導砲・世環弩」「覇導砲・沙阿弩」「覇導砲・閻弩」が存在する。
言うまでもなく、読み方は「2nd」「3rd」「end」である。
「大牙の欠片」は全武器に、「巨大な頭殻」は覇導砲・閻弩にのみ使用する。
- 覇導砲・閻弩の性能は、装填:やや遅い&反動:やや小となっており、攻撃力396と火力は高く、
貫通弾全LVがデフォルトで4発、散弾全LVが6発装填可能。
また、最大の特徴として拡散弾全LVがデフォルトで3発装填可能な点が挙げられる。
これはイベント武器としては初であるが、装填速度+3を発動させても最速で装填できないので、
プレイヤー間では残念性能の武器として扱われている。
なお、覇導砲・閻弩は親方印武器である。
- ただ、見た目が面白いのが救いか。
アカムトルムの顔を模した銃身で、その口から銃口が飛び出している。
パワーバレルを装着すると、怒ったアカムトルムのように紅く光り始める。
シールドを装着した場合、アカムトルムの後頭部に生える棘を模した盾が付属する。- なお、パワーバレルを装着しても銃口のパーツに変化はない。
つまり、パワーバレル装着はアカムトルムが怒り状態になるという、今までにない発想である。 - また、納抜銃時にアカムトルムの噛み付きの音が発せられる。
音が小さいので、ヘッドフォン等でよく聴かないとわかりづらい。
- なお、パワーバレルを装着しても銃口のパーツに変化はない。
覇導砲・梵弩
- いつの間にか追加されていたHC武器。レア度は5。
閻弩と比較すると攻撃力は若干低いが、装填速度は普通になった。
装填弾については閻弩と全く同じであまり使い勝手はよくないが、
装填速度の改善で少しはマシになっている。
- この武器は現在でこそ、他の覇導砲同様に「大牙の欠片」と「巨大な頭殻」を使用するのだが、
何故か実装当初は「巨大な頭殻」ではなく、
アナトリシリーズという防具の素材である「頑丈な顎骨」を使用していた。
MHF-G2頃からこの武器の存在は確認されており、修正されたのはその約1年後。
特にアナウンスもなく追加されていたので影の薄い武器である。
- このようなイベント武器にHC版が追加される時は、
昔は新たなイベントクエストの報酬として用意されていたのだが、
最近では季節物については親方印・HC・G級ともにキー素材が廃止されている。
それ以外のイベント武器では別枠のクエストで入手していた物が、
後の配信時に生産素材とは別の条件で入手するという形に変更されていることが多い。
HC武器の強化には原則として秘伝書取得後にしか入手できない、
「武具職人魂」というアイテムを併用しているので、
HC専用のキー素材を廃しても問題ないということであろうか。
ただ、親方印武器とHC武器(さらにG級技巧武器も)でキー素材が共通なのは本武器だけのレアケースである。
覇導砲・裏刃素
- アニバーサリー2012で登場して以来再登場の気配が無かったこの覇導砲であるが、
MHF-G5にて「G級技巧武器」への派生が追加されることが判明した。
- G級技巧武器は従来の武器から直接G級武器へ派生強化されるが、
辿異武器を除くほぼ全てのボウガンで一発生産の仕組みを採用しているMHFではこの武器も直接生産となる。
- 強化後のGRは7となり、Lv50まで強化できるのだが、その性能は圧倒的。
- 攻撃力はG級武器でも最高クラスの758
- リロードが「やや遅い」から「普通」に改善されている
- 貫通弾Lv3と散弾Lv3が使用不能になった代わりに、貫通弾Lv1とLv2が6発装填可能
- 状態異常弾を全て使用できる
- 反動は「やや小」のままなので、圧縮リロードとの親和性も高い。
- G級技巧武器の特性として、抜銃・納銃速度が速い
- MHFではボウガンの段階で装填可能弾が変化したというケースは極めて少なく、
G級(というより最新の環境)に対応したと言える。
なお特徴であった拡散弾の装填数は全レベル2発と弱体化しているが、
G級では拡散弾の出番は皆無に近く、基本的には問題ないだろう。
- ちなみに攻撃力758で貫通弾Lv1とLv2をノーリスクで6発装填できるへビィボウガンは、
この武器を置いて他に存在しない。
残念な性能のものが多いとされるMHFのG級へビィボウガン業界に物申す存在となるだろうか。- 唯一懸念されたのは弾速。
元々の覇導砲は弾速が「速い」であり、貫通弾の集弾能力が不足気味であった。
G級武器は多くの武器が弾速が「遅い」であり、貫通弾の集弾能力に優れる。
そして判明したこの武器の弾速は「遅い」、つまり他のG級武器同様貫通弾の集弾能力に優れる。
圧縮に拘らなければ十二分の性能を発揮できると言えるだろう。 - ただし、反動を見てわかる通り貫通弾の圧縮には向いていない。
G級ヘビィボウガンの中でも高い攻撃力を活かした単発撃ちがメインとなる。
一方、LV2通常弾は無反動圧縮が可能であるため、ピンポイントで重い一撃をお見舞いすることが可能。
使用する弾種、状況によって単発、圧縮を使い分ける必要がある銃と言える。
- 唯一懸念されたのは弾速。
- 銘の裏刃素の読みは「リバース」である。
逆転・反転を意味する「Reverse」の意かもしれないが、
「閻弩」で一旦終わってしまったため、再生・復活を意味する「Rebirth」が語源の可能性もある。
口から弾を吐き出すからリバースというわけでは無いだろう。
- なお、生産に必要な素材はパローネ大航祭の報酬であるキャラバン月箱とG級素材の絶玉を除けば、
覇導砲・閻弩と同じ「巨大な頭殻」と「大牙の欠片」である。
そのため、2012年のイベントで生産素材を余らせていたハンターは再配信を待つことなく作成ができた。
なお、大航祭はG10を以てその役割を終え、G10.1以降は歌姫狩衛戦という新イベントとなった。
これに伴って、過去にイベントクエストで入手できたこの武器の生産素材は、
いずれも狩衛戦の達成報酬などで入手出来るようになった。
余談
- ちなみに、名前こそ似ているが某宇宙戦艦の艦載兵器とは一切関係はない。
剛種武器ではないので波○砲らしさが出せないことを悔やまれたりもしたが、
MHF-G5ではG級技巧武器として新生し、
シジル追加が前提となるが本当に波○砲らしさが出せるようになった。
更に、MHF-Zより追加された極ノ型ではあらゆるヘビィボウガンで波○砲を放てるように。
色も青いので、よりそれらしい。
関連項目
モンスター/アカムトルム
武器/アカムト武器
武器/親方印武器
武器/覇砲ユプカムトルム - 本家、アカムトルムのヘビィボウガン
武器/大砲モロコシ - 波○砲仲間。こちらはトウモロコシで出来たガンランス。