初代から登場しているサポート用の弾。
当たった相手に防御力UPの効果を与える。
本項では類似する効果を持つ弾丸についてもまとめて紹介する。
目次
概要
- 調合レシピは作品によっても異なるが、カラの実+忍耐の種の場合が多い。
散弾と同じ軌道なので、密集した味方をまとめて強化できる。
もちろん自分自身は対象外なので注意。
- 所持できる数が5発だけなので、どうにも使いにくい。
鬼人弾と違って、まとめて硬化薬の効果を発動したいタイミングというのもなかなかないし。
硬化薬グレートを飲んでいる相手には無効なのも痛い。
- 硬化薬と同じく、防御力DOWN状態(腐食やられ)を上書きできる。
この事から、防御が下がってモンスターに囲まれ八方塞がりな仲間を延命したり
防御が下がった仲間に撃って硬化薬を使う手間を省いてやる、などの使い方もできる。
特にイビルジョーを狩り慣れていない仲間を手伝う際には持っておくと尊敬されるかも。- MHXXの集会所ラスボスは防御力DOWNと高威力の猛攻撃を繰り出してくるので、
硬化弾によるサポートの需要が高まっている。
時として防御力DOWNを素早く解除できるかどうかが生死を分けるので、
前線の味方が防御力DOWNに陥ったら迷わず治療すると良い。
- MHXXの集会所ラスボスは防御力DOWNと高威力の猛攻撃を繰り出してくるので、
MH3~MH4(G)
- MH3には登場しない。
代わりに、後述する「硬化防風弾」が登場する形となっている。
- MHP3~MH4Gでは防御力上昇に加えて、のけぞり無効効果が付与されるようになった。
スーパーアーマーが一定時間付与されるので、手を止めることなく攻撃できるようになるという
名前に反して攻撃的な弾である。
また散弾メインのボウガンでこの弾が装填できると、
仲間に当たることを気にせず散弾がぶっ放せるようになる。
ただし効果時間は90秒とやや短め。忍耐の種の半分しかない。こまめに再投与すると良いだろう。
MHX(X)
- MHXでは仕様を大きく変え、武器内蔵弾としての登場となった。よって、調合することは不可能。
- MHXではのけぞり無効効果が没収されてしまった。
これにより、散弾と併せての運用は不可能に。
それを行いたい場合は硬化弾の上位互換である硬化強靭弾(後述)を使わなければいけないが、
これが装填できるボウガンは種類が少ない上、序盤には出てこない。
武器内蔵弾になったことで利用場面が増えると思われたはずが、あまりに哀しい下方修正である。
単純に、手軽に防御力を強化できるという仕様は従来に比べて断然便利ではあるのだが……- ちなみに、あまり有名ではないがこちらも鬼人弾と同じく、
食事効果や硬化薬とは重複するようになったが、忍耐の種とは重複せず上書きされるという性質を持つ。
- ちなみに、あまり有名ではないがこちらも鬼人弾と同じく、
- なお本作においてはもう一つ、鬼人硬化弾という別の上位互換も登場している。
こちらは鬼人弾と硬化弾の効果を同時に与えるというもの。
こちらも残念ながらのけぞり無効効果は発揮しない点には注意しておきたい。
- MHXではのけぞり無効効果が没収されてしまった。
MHWorld
- MHWorldでも続投。効果時間も2分と微増している。
ところが、調合レシピがLV1通常弾+硬化薬となっているため
気軽には調合できない代物になってしまった。
仮に現地調達しようにも、にが虫+ハチミツ+忍耐の種 と汎用性の高い素材が揃い踏み。- また、今作では粉塵版の硬化の粉塵まで登場。ボウガンでなくても
味方の防御力補助が気軽に行えるようになってしまった。
おまけに粉塵のレシピは不死虫+忍耐の種と、硬化弾よりもはるかに手軽。
そして粉塵ゆえに自分にも防御力強化がかかることが最大の相違点。
よって、新大陸では硬化弾はものすごく影が薄い。 - 新大陸では防御DOWN(腐食やられ)を扱う敵が少数派のため、それの解除という役割がほとんどないのも辛い。
腐食やられを操る悪魔が遂に新大陸にも上陸してきたが、
やはり腐食解除の役割は硬化の粉塵にとられてしまった。
- また、今作では粉塵版の硬化の粉塵まで登場。ボウガンでなくても
- 一応攻撃判定があるため、寝ているモンスターを起こしてしまったり
タル爆弾を起爆してしまったりする点には注意が必要。
MHR(:S)
- 久しぶりに忍耐の種を用いるレシピに戻った。
もう片方の必要素材はLV1通常弾のため、事実上忍耐の種をそのまま硬化弾に変換することができる。
効果時間が3分に延びた代わりに、のけぞり無効はついていない。
本当に忍耐の種をそのまま味方に発射しているような弾になった。 - コストが安いのはいいが、味方に忍耐の種を食べさせたいタイミングというのはあまりないため、
使いどころがピンとこない銃弾である。
攻撃力と事故率が高いリオレウスやゴシャハギが怒り出した時に
味方の事故率を下げるために撃つ、といった使い方がベターになるだろうか。- 本作には防御DOWN(腐食やられ)使いの代表モンスターたるイビルジョーがいないため、
それ対策で使われることはなくなった…と言いたいところだが、
Ver.12にてまさかのエスピナス亜種が参戦。
加えて本作には防御DOWNを無効化するスキルが存在しないので、
硬化弾によるサポートがあるとPT戦が安定しやすいだろう。
…しかし、その場合でもMHWorldから続投している硬化の粉塵の方が使いやすいのだが。 - MHXX以前の散弾のように当たり判定をばらまく放散弾も追加されているが、
これは味方に当てた際にのけぞりが全く発生しない。
上記の通りに今作の硬化弾はのけぞり無効の付与が出来ないが、特に問題も無く運用出来てしまう。
- 本作には防御DOWN(腐食やられ)使いの代表モンスターたるイビルジョーがいないため、
- 他のサポート系の弾との共通の仕様変更がいくつか発生。
- 弾道が散弾系ではなく、通常の弾丸のようにまっすぐ飛んでいくようになった。
弾丸は直撃しなくても、弾道の近くにいるだけで効果が付与される。モンスターには無効。 - 単発自動装填に対応する軽弩が多いが、硬化弾を連打するような場面は
あまりないと思われるので、影響は大きくない。
- 弾道が散弾系ではなく、通常の弾丸のようにまっすぐ飛んでいくようになった。
硬化防風弾
- MH3に登場する弾。IとIIがあるが、IIの方が強力というわけではない。
- Iは防御力補正が高く、風圧小無効が付く。効果時間は3分。
IIは防御補正値が低く、風圧大無効が付く。効果時間は5分。
Iはカラ骨【大】と忍耐の種だが、IIはカラ骨【小】と忍耐の丸薬で作られる。
丸薬を使った調合レシピは珍しい。
- Iは防御力補正が高く、風圧小無効が付く。効果時間は3分。
- 防御補正自体も強化されているが、やはり風圧無効が目玉。
パーティー戦で上手く使うと、狩りがこの上なく快適になる。
硬化強靭弾
- MHXに登場する武器内蔵弾。
硬化弾の効果にのけぞり無効効果が付与される、MH3G以降の硬化弾の効果を持つ。
余談
- それにしても口から飲む硬化薬より効果が大きいのはなんとも不思議である。
ひょっとして経口投与より注射した方が良く効くとかそういう話なのだろうか。
じゃあ自分で注射したらいいじゃないかとか言っちゃいけない。