同種の生物を比較した際の、個体ごとの体格や能力の差。
概要
- 同種の生物であっても個体ごとに能力に差がある。
人間に例えてみると、体格、顔の造形、足の速さ、手先の器用さ、頭の回転の速さ…等々、
たとえ同じ地域や人種という狭い範囲で見ても、個人ごとに能力の種類、質、量が違う。
これら個性の多様さによって様々な環境変化に適応し、種を存続させる可能性が高くなるのである。
- ゲーム内のモンスターでも単純な形だが個体差が表現されている。
下位・上位・G級といった大まかな区分や、クエストごとの難易度の差はもちろん、
同じクエストにおいてすら、登場するモンスターの強さは同じとは限らない。
これがモンハンのモンスターにおける個体差である。
- 最も分かりやすいのは大きさであろう。最小クラスと最大クラスでは見違える程の差である。
一概には言えないものの、大きな個体はその分歩幅や攻撃範囲が広いため手強くなると言われている。
また、シリーズやモンスターによっては大きさ等によって鳴き声が微妙に変わる場合がある。
- しかし、目を見張る程の差は感じられないのだが、実は体力や攻撃力にも個体ごとに微妙な差が出る。
攻略ガイドでは「レベル」と表現されている。当然このレベルが高い程強力なモンスターとなる。
クエストごとに出現するモンスターのおおよそのレベルは決まっている。
このレベルの範囲には弱い、弱め、通常、強め、強いといった具合の揺らぎがある。
大概は通常程度の強さになるが、クエストや運が良ければ通常より1割程度能力が低い個体と遭遇したり、
逆に運が悪いと一段階強い個体とぶつかる羽目になる。- なお、前述のサイズはパラメータ上の強さとは連動していない。
極端に言えば大きさは最小冠クラスなのに強さが最高峰だったモンスターも存在する。 - ちなみに、MH2やMHF等の複数の季節があるシリーズでは、
季節によってもモンスターの強さが変動する。
また、狩猟地の時間帯が昼なのか夜なのかでも強さが変動する
(例えば、基本的に夜行性とされる大型モンスターなら、夜のほうがモンスターレベルが高くなりやすい)。
ただし同じモンスターでも、クエストによっては季節や昼夜を含めた個体差の変動が起こらない。
MHFにおいて近年に追加されているクエストはそのような例が多い。 - ネコの弱いの来い!発動時は強い方向へのレベルの揺らぎがなくなる。
結果的に弱い個体が出やすくなるだけであり、個体差の下限が下がることはないので油断は禁物。
でかいの来い!というサイズの揺らぎに影響を与えるスキルも存在する。 - 一部のシリーズやモンスターによっては揺らぎの差が非常に大きく、
弱い個体と強い個体との強さの差がとんでもなく離れている事がある。
下手をすると下位の大型飛竜一体分程の体力差があったりする。
- なお、前述のサイズはパラメータ上の強さとは連動していない。