MHP2(G)に登場するトレジャーの一つ。
概要
- アルコリス地方に生息するイナゴの一種。
名前に「ゴージャス」と付いているだけあって、とても豪華な見た目をしているという。
群れが一斉に飛ぶ光景は、まるで金貨の雨が降りそそぐが如く。
武具の素材としての需要は無いものの、その豪華な見た目に惹かれる人から高額で取引されているらしい。
- 森丘にて入手できるトレジャーの一つ。
何故かMHPの頃は登場していなかったが、MHP2からトレジャーとして新規参戦を果たした。
群れを作って行動する生態があるらしく、見た目もゴージャスという事で見つかりやすそうだが、
狙って捜索してみるとなかなか見つからない。
とは言え、ポジションはごく一般的なトレジャーなので、わざわざ焦点を絞ってまで捜索する必要は無い。
ポイント自体は一般的なトレジャーとしてはそこそこ。
- アイコンは黄色だが、説明文には「豪華な容姿」「金貨の雨のよう」などの表現が見られるので、
おそらく実際はリオレイア希少種の素材と同じように「金色」なのだろう。
余談
- 現実世界の日本では昆虫を食べる文化はあまり根付いていないが、
例外的にイナゴは食材として見なされる事がままある。
特にイナゴの成虫の佃煮は東北地方の南部や関東地方の北部を中心に広く知られている。
MH世界では虫を食する事にあまり抵抗が無いようだが、
このイナゴージャスが食材としても通用するのかは不明。
- 上記のようにイナゴージャスは群れを成して飛び立つことがあるようだが、
実際にバッタの仲間が群れを成すという事は蝗害の発生を意味する。
(なお、字から誤解を招くことがあるが、蝗害はイナゴ科のバッタでは起きず、
トノサマバッタなどで起きる現象である)
蝗害は、群れの通り過ぎた地域のあらゆる植物がものの数時間で根こそぎ食い尽くされてしまい、
それでも空腹を満たせないバッタたちが群れ内で共食いを始めるという壮絶なもので、
地域全体に深刻な飢餓に陥れて餓死者を多数出すという恐ろしいものである。
とてもその群れを美しいと眺めている暇はないと思われるのだが…
イナゴージャスは蝗害とは別に群れを作るバッタなのだろうか?
(ちなみに、バッタはともかくイナゴ科にはそこまで長距離を飛行する地力はない)