モンスター/ディアブロス

Last-modified: 2024-04-26 (金) 11:34:59
種族
飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 重殻竜下目 角竜上科 ブロス科)
別名
角竜(かくりゅう)*1
異名
砂漠の暴君
英語表記
Diablos
危険度
MH3・MH3G・MH4G・MHXX:★5, MHP3:★6, MHRise・MHR:S:★7
登場作品
MH, MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MH3, MHP3, MH3G, MH4G, MHXX,
MHWorld, MHW:I, MHRise, MHR:S, MHF, MHST, MHST2, MHXR, MH-R, MHNow
狩猟地
砂漠, 旧砂漠, 砂原, モガの森, 未知の樹海, 大蟻塚の荒地, 導きの地, 翡葉の砦, 獄泉郷,

派生作品

派生作品に関しては下記の記事を参照されたし。
モンスター/ディアブロス/派生作品

目次

生態・特徴

砂漠地帯に生息する飛竜。数多く存在する飛竜種の中でも特に大型の部類に属する。
頭部のねじれた2本の角が最大の特徴で、その容姿から《(双)角竜》とも呼ばれる。
全身を覆う重厚な外殻は、生半可な武器ではまともなダメージすら与えられないほど頑強。
口には大きな牙が見えるが、実は珍しい草食性の飛竜である。
僅かな差ではあるが、雄よりも雌の方がより大きな体格に成長する場合が多いらしい。
一角竜モノブロスとは生物学的に非常に近縁で、後述する生態にも共通点が多々見受けられる。
草食に適応した数少ない飛竜種であり、乾燥地帯のサボテンを主食としている。
上顎に裏にはびっしりと臼歯が並んでおり、サボテンの採食に適した構造になっている。
飛竜種は元来肉食性であるため、食料を巡る飛竜種のライバルが存在せず、
過酷な乾燥地帯でも巨体を維持することが可能となっていると考えられている。
乾燥地帯に限られるがリオス種に匹敵するほど分布の範囲が広く、
乾燥地帯であれば世界中のどこでも見られる。
草食性でありながら飛竜種の中でも指折りの凶暴性を誇り、
ディアブロスの縄張りを内包する砂漠地帯近辺は極めて危険性が高い。
砂漠の自警団を襲撃し全滅に追い込む、国境付近に設けられた防壁を破壊するなど、
本種による被害報告は枚挙に暇がなく、討伐に赴いた数十人の兵士をまとめて返り討ちにした事例もある。
傍若無人なまでに暴れ回るその姿から「双角猛る砂漠の暴君」の異名を持ち、
砂漠の生態系において、他の生物とは別格の強さを誇る種とされる。
飛竜種に分類されてはいるものの飛行することは殆ど無く、
むしろ地上・地中での運動に特化した進化を遂げた種である。
これは寒暖差の激しい乾燥地帯に適応するためと考えられており、地中は比較的温度が安定しており彼らにとっては快適な棲み処になっている。
日中はほとんどを地中で過ごすため、人もモンスターも知らず知らずのうちに彼等の縄張りに足を踏み入れてしまっていたという事故が絶えない。
強靭な脚力と巨大な双角を活かした攻撃の数々は熟練ハンターからも恐れられており、
中でも脅威である突進攻撃は、岩を穿ち岩盤をも突き崩す威力と共に
その巨体からは想像し難い速度で繰り出される。
罠や目くらましといった手段を用いない限り確実に止めることは困難で、
たとえドスガレオス程の大型モンスターに横から体当たりされようとその勢いを殺す事はできず、
ボルボロスと正面からぶつかり合ってもそれを押し退けるようにはじき返してしまう。
ロックラック周辺に生息する極めて強力な個体は、相手の動きを追いながらの突進をも可能としており、
逃走を図る外敵を苦も無く追尾し止めを刺すことで知られる。
また、先端部が石斧のように大きく発達した尻尾も強力な武器であり、
その一振りは鋼鉄のハンマーさえも凌ぐ威力を誇るという。
外敵と対峙した際は時折この尻尾を地面に叩き付け、唸りながら威嚇を行う。
研究によれば、首周りのフリルのような器官は盾であると同時に、
地中での集音器官としての役目もあり、これによって地中でも容易に地上の様子を把握することが出来る。
音を頼りに外敵の位置を割り出し、地中から角で突き上げる奇襲攻撃も得意としている。
この行動によってハンターによって設置された罠を破壊したり、
回転を加える事でより強烈な威力を持たせたりといった技を持つ個体もいる。
一方で潜行中の角竜は音に敏感になっているため、地上で大きな音が発生すると驚いて地上に飛び出してしまう。
プライドと縄張り意識が非常に高いことで知られ、侵入者には必要以上の猛攻を加える。
他の大型モンスターは勿論、たとえ同族であっても縄張りに入る事を許さず、
特に雄同士は頻繁に縄張りを争って激突する。
更に、番に当たる個体に対しても同じ縄張りに入ることを一時的に許す程度の仲でしかなく、
長時間侵入すると、互いの排除のため、番同士で激突することもあるという恐ろしい事実まで判明している。
近年では音を頼りに地中から縄張りへの侵入者を探し当て、いきなり地下から強襲、
さらには地上に飛び出した際にできた巨大な陥没に対象を落とし込んでしまうという生態も確認された。
僅かにでも攻撃を受けると、とても草食動物とは思えない凄まじい怒気と殺気を放ち、
興奮がピークに達すると、口から視認できる黒い煙の混じった吐息を漏らす。
興奮状態に突入したディアブロスは最早手の付けようがないほどに狂暴化し、
一部の個体は通常時であれば反応を示すはずの潜行中の爆音にも全く動じなくなる。
これは怒りがすべての感情を圧倒するためだとの説が最も有力である。
その凶暴性は身の危険を感じるほど拍車がかかり、瀕死にまで陥ると怒りに任せてひたすら暴れ狂う。
前述の通り興奮すると煙混じりの吐息を漏らすが、ブレスを生成する内臓器官は持っていない。
その代わりか、周囲の大気が震えんばかりの大音量の咆哮を上げる。
その音量たるや、鼓膜を破られてしまったハンターもいるほどであり、
至近距離で聞いてはまず平気ではいられない。
あまりの轟音と襲い来る恐怖感に囚われて動けなくなり、追撃を回避できずに散ったハンターも多く、
ディアブロスの咆哮が響いてくる砂漠地帯に足を踏み入れるのは自殺行為に等しいとも言われる。
飛竜種でありながらほとんど飛ばないことで有名なディアブロスであるが、
若いうちは甲殻も薄く、飛行することに適している。
自分の縄張りを持たない若いディアブロスは自分の住処を探して飛び回るという。
遠く海を越えた新大陸でも彼らが繁栄していることが確認されている。
重厚な外殻や頑強な角は武具の素材としては非常に優秀で、
特に防具は飛竜の攻撃にも余裕を持って耐えうるというほどの圧倒的な防御力を誇る。
特に背甲は分厚く頑丈であり、これはリオス種に対抗するためだと言われている。
しかし、常人では持ち上げることさえ困難なほどの重量があり、扱いは非常に難しい。
装備するだけでも勇気と技量を必要とされる上級者向けの装備であり、
それを扱うハンターは砂漠の暴君を制した実力者であり、角竜の力を継承する者として称えられる。
なお、一部の地域ではその角は高級インテリアとして、腿肉や心臓などは高級食材としても取引されているが、
これ等が市場に出回ることは極めて稀である。
片角のマオウ
ごく一部の地域で語られている、突然変異によって誕生したという特殊なディアブロス。
そのディアブロスは深紅の外殻に身を包み、体格は通常の個体よりはるかに大きく、
凶暴性や戦闘力も桁違いに高いと言われている。
またある地方では、その噂を彷彿とさせる強力なディアブロスが実際に確認され、
ハンターの間で大きな話題となっていた事があった。
その個体は外殻の色こそ通常のディアブロスと同じであったが、
その身が葬った外敵の返り血で真っ赤に染まるまで暴れ狂ったと言われ、
片方の角が折れているという特徴的な外見から「片角のマオウ」と呼ばれ、恐れられていたという。
件の個体はやがては討伐されたらしいが、
その後に別の地方の砂漠で同じように片角が折れた凶暴なディアブロスの目撃情報が挙げられ、
その個体は前述の個体よりもさらに強く、さらに巨体であったと言われている。

概要

  • 通常種・亜種共に突進後に振り向かず潜行、振り向き後潜行等、
    とにかく潜行~地面に潜ってからの突き上げの頻度が高く、
    突進で距離が開く場合も多いため、剣士の場合はまともに殴れない時間が長い。
    ガンナーでも弓の場合は潜行頻度次第で攻撃できない。MHP3以降は曲射で無理矢理攻撃可能になったが。
    高ランク、高レベルクエストになるとHPが非常に高くなるため、時間切れになる可能性も出て来る。
    トラップ、音爆弾、閃光玉等は可能な限り持ち込みたい。
    • ボウガン2種の場合、ホーミング突き上げに注意する必要はあるものの、
      潜行地点のやや後ろに向けて散弾をぶっ放すと弱点の尻尾付近へ攻撃できる亜空間射撃が可能。
      酷い。散弾の仕様だから仕方ない。
      怯み値に達した場合、音爆弾を喰らった時と同じ状態になって出てくる。酷い。
  • を活かした突進は強力で、上級の個体ではかなり堅い防具を装備していても大ダメージを受けてしまう。
    それ以上に注意すべきなのが、その追尾性能の高さ。
    離れていればいるほど避けるのが困難である。
    下手なモンスターのブレスなんかよりよっぽど恐ろしい。
    • この突進、怒り状態かつスライディングで終了した場合、
      次の突進が丁度跳ね飛ばしたプレイヤーの位置へ来る。
      距離があるとまずスライディングする=倒れたハンターとの距離が空くために
      また次の突進がスライディングとなり、ガード不可武器にとってはハメに等しい状態になることも。
      無論ガード可能武器でも削りダメージがキツイが、ガードの出来ない武器の場合は特に気をつけよう。
      (攻撃力の高さ故に大体2~3発も喰らえばキャンプへと輸送される訳だが…)
      MH4G以降は起き上がるタイミングを調節出来るようになったため脅威度はやや落ちたが、
      それでもタイミングが早すぎたりするとハメられる。
    • またに向かって突進させると
      角が壁に突き刺さりしばらく動けなくなる。落し物を落とすことも。
      意図的に狙うのは難しいが、うまく突き刺せればチャンスが作れる。
      ただし、当然ながら両方の角が折れると壁突き刺しはできなくなるので注意。
  • 地面に潜ってからの突き上げが特に危険で、油断した多くのハンターが命を落とした。
    この攻撃の対策は、地面に潜りきった瞬間に音爆弾を投げること。
    音に驚いて飛び出し、しばらく落とし穴にはまったような状態になるため、大きな攻撃チャンスに出来る。
    穴から飛び出す際には一瞬ホバリング状態になるため、それに合わせて閃光玉を投げつけると撃墜できる。
    • 怒り状態になると音爆弾が効かなくなってしまう
      多くの作品ではエリア移動の為に潜った際も無効化する
    • また、この突き上げ時に地面に設置されているトラップを破壊する。
      音爆弾からの復帰時にも破壊されるため、捕獲したい場合は飛んだのを見てからor閃光玉中に仕掛けよう。
  • 棍棒のような尻尾もまた強力な武器で、あらゆる物を叩き潰す。
    尻尾なぎ払いは範囲・威力共に大きく、突進後にケツを攻撃しようとしたハンター達に、
    幾度と無く辛酸をなめさせてきた。
    • 切断後は当たり判定が怪しくなるオマケ付き。見た目よりもやや太いと思っておいた方が避けやすい。
  • 咆哮ではなく威嚇をもって怒り状態に移行する珍しい性質を持つ。
    威嚇中はほぼ無防備なので攻撃チャンスになるが、怒り状態の攻撃は苛烈なので欲張りは禁物。
    その怒り状態の持続時間は全モンスター中でもかなり長く、以前は最長と言っても差し支えないほどだった。
    • タイミング次第では小型モンスターに殴られてもブチキレる可能性が高く、
      エリアチェンジ後に小型モンスターに殴られ怒り状態、
      ホーミング突進がハンター目掛けて飛んでくるという事態も間々ある。
      移動自体が攻撃でもあるガレオスの居るエリアで起こりやすい。
    • 近年では怒り状態が長いモンスターが増えたこともあって、
      時間の長さそのものが注目されることは少なくなった。
      追い打ちにあのリーゼントがMH3Gで猛威を振るっている。
  • 極めて危険な咆哮を放つモンスターとしても有名である。
    • まず効果範囲の恐るべき広さ。ガンナーの適正な射程距離にいてもまともに食らってしまう程。
      しかも首を振り回しながら咆哮するため、より広範囲に音波が拡散する。
      また、咆哮に気絶値が設定されている
      攻撃を受けた直後に咆哮を受ける、あるいは連続で咆哮を受けると気絶することがある。
    • 次に効果時間がとても長い。
      MHP2G以前やMHFではリオレウスティガレックス等のように緊急回避などでは避けられない。
      そればかりか緊急回避で避けてしまうと着地直後から拘束が始まってしまい、
      無防備になる時間が長引いてしまう。
      効果範囲外まで移動できるのでない限り、そのまま食らうのがかえって一番安全とすら言える。
      MH3以降は緊急回避で避けることも可能となったが、回避性能付きの回転回避ではやはり無理。
    • そして最後に拘束される時間も長い。これが最も危険な要素であろう。
      その拘束時間の長さから、怒り状態ではこちらがまだ竦んでいる状態であっても
      ディアブロスの方が先に動き始めてしまう
      (怒り状態でなくても場合によっては拘束が解けるタイミングが非常に際どい)。
      これ等の理由からガード不能な武器はもちろん、ガード可能な武器でも高級耳栓を推奨されることがある。
      • 何故かMHP3では効果時間と硬直時間が短くなってしまった。
        これだけで相当弱体化したと思えるのは、本当に咆哮が脅威だと言うことだったのかもしれない。
        ちなみにMH3Gでは硬直時間がある程度戻り、金剛体では無効化できない。
        ただし、効果時間は短いままなので緊急回避で避けられる。
  • ワイバーン型の飛竜の中で特に大きなグラビモスガノトトス
    そして生物学的な亜種にあたるモノブロスは4回剥ぎ取ることが出来、尻尾からも2回剥ぎ取ることが出来る。
    しかし、何故かディアブロスは本体は3回、尻尾は1回と上記のようなモンスターより少ない。
    確かにグラビモスやモノブロスの方が大きいとはいえディアブロスもかなり大型であり、どうにもケチ臭い気がしてならない
  • なお、ガンナーからみて尻尾の裏が最大の弱点であることはあまりにも有名だが、
    剣士から見ても尻尾下が弱点であるということは意外に知られていない。
    特に切断系のダメージがもっとも通るのは尻尾下(打撃の場合は一応首下が最大)。
    • 注意したいのは、弱点として肉質が非常に柔らかいのは尻尾の細い部分の裏側だけという点。
      尻尾の表面の甲殻や、先っぽのハンマーみたいに膨らんだ部分は、全て背中と同じ肉質判定。
      さらに、ディアブロスの背中の肉質は言うまでもなく硬い。
      こういった理由から、ダメージ効率的には脚や首を狙うことが推奨された。
      一応、尻尾さえ切断してしまえば肉質の硬い先端がなくなってしまうので
      切断面を狙うことで比較的簡単に尻尾下の肉質に攻撃を当てられる。
      • ただし、どの部位を攻撃しても怯み値の蓄積先は共通で「尻尾」扱いのため、
        怯み狙いなら尻尾を攻撃するのも良い。
      • また、腹は尻尾に次いで肉質が柔らかくダメージが通るため、腹を狙うのも良い。
    • MHP2Gでは今まで背中と同じ肉質判定だった尻尾の表側と先端の部分が裏側と同じ肉質判定になり、
      異常に切断しやすくなったと同時にモノブロス、ディアブロス共に随分倒しやすくなった。
      このため、大剣や太刀等では、
      急襲を避けた隙に尻尾に攻撃していくだけで割とあっさり狩れることとなった。
      • 大剣の溜め3斬りを尻尾に命中させられれば、最初の一撃で尻尾を切断することも可能。
        スカッと爽やかな気分に浸れること間違いなしなので、浪漫派ハンターはぜひとも狙ってみよう。
        しかし、これまでと一転して尻尾の先端が柔らかくなった結果、
        肉質の柔らかい部分が大幅に減ってしまうので、
        出来る限り切断を控えたくなるという何とも悩ましい調整となってしまった。
        音やられから復帰する時の滞空時や、地中急襲直後の怯み無効状態の時だけ上手く尻尾を狙い、
        終盤まで切断せずに残しておく立ち回りも慣れれば可能。
        加えて、サイズが大きい個体は尻尾の位置そのものがかなり高くなり、
        太刀ですら先端近く以外はまともに切れないくらいになる。その場合は腹か首、脚を狙おう。
    • MH3以降は尻尾の先端が尻尾とは別の肉質判定となり、同時に肉質も変化した。
      切断肉質と弾肉質は尻尾の方が柔らかいが、打撃肉質と属性肉質は尻尾先端の方が柔らかい。
      打撃肉質は尻尾の打撃肉質の大幅硬化により相対的に通り易いだけだが、
      属性肉質は全部位の中で一番通る位に設定されている。
      • 独立していった先端と異なり、尻尾の表側と裏側の肉質は共通化されたままである。
        例外も存在するが
  • 現在でこそ「ディアブロスの弱点といえば氷属性」が浸透しているが、
    MHP以前では氷属性が存在していない。代わりに当時は水属性が最大の弱点であった。
    シリーズによって弱点属性が変化したモンスターはそこそこいるが、
    こうした事情で弱点属性が変化したモンスターはディアブロスに加えモノブロスにリオレウス、と三体いる。
    ただ現状でも水属性は全く有効でない訳ではなく、氷属性がなければ使っていい程度には有効である。
  • 全作品において気絶耐性が異常に低い他、ダウン時間も長い。
    頭はかなり硬いのだが、それでも一回くらいなら狙う価値があるレベルである。
    特に後半は一撃殴っただけで怒り状態になるので、そこでスタンを取れるとかなりのアドバンテージを得られる。

各作品の変遷

  • ディアブロスはMH3において多数の大型モンスターがリストラされる中、
    リオレウス及びリオレイアと共に数少ない続投組としてMH3シリーズで活躍していた。
    また、舞台が変わり登場モンスターも(一部を除き)一新されたMHWでも当然の如く続投している。
    このため、未登場だったMH4までは全メインシリーズに皆勤していた上、
    MH4やMHXなど未登場だった作品の続編(G級拡張版)には登場するケースも多く、登場作品数は頭一つ抜けている。
    シリーズが出る毎にディアブロスの登場如何を気にするハンターも多い状況となっている。

MH~MHP2G

  • 無印及びGの頃は"最大、最強、最悪の敵"足を引きずってからが本番といわれ、
    ハンター達に強モンスターとして絶望とトラウマと苦痛を与えた。
    実際、オンラインのハードやGクラスなどの最高ランクの単体クエでは、
    10000を優に超える規格外の体力斬れ味白ゲージでないと安定しない肉質防御
    ガンナーなら一撃、剣士でも2、3発でキャンプ送りにする攻撃力
    体力が少なくなればなる程怒り易くなる気性など、
    狩人を凍りつかせる要素が詰め込まれた、事実上最強のモンスターとして君臨していた。
    • 無印及びGでのディアブロスがここまで強いと言われ続けてきたのは、
      圧倒的なスピードと攻撃力、体力を誇ることのみならず、
      当時の「大型モンスターは捕獲クエ以外では討伐一択」というシステム面も関与していた。
      もともとタフネスなディアブロスは瀕死時の体力も他のモンスターとは一線を画す。
      そんな中、攻撃を一発当てただけで怒り状態に突入する彼の体力を0にするというのは、
      殆どのハンターを大いに苦しめた難関であった。
    • なお仕様が最も近いMHPでは体力が低めに抑えられており、
      捕獲不能こそ多少キツいが当時程の辛さは味わいにくい。ハード級武器で挑めば味わえるかも。
    • また村クエストでは裏ボス的存在として君臨していたのだが、
      当時のオフライン武具はオンのそれとは比較にならないほどに貧弱であり、
      瀕死に持ち込むのに30分半端な剣士防具では怒り時突進を食らったら即死確定なども日常茶飯事、
      狩猟途中に集中力を切らして突進や地中急襲でキャンプ行き、といった事態も往々にして発生した。
      このように、当時のオフ装備の性能の低さもあいまって、
      当時のオフラインディアブロスはまさにDiabolicな強さを誇っていたと言えよう。
  • MH2では罠と麻酔玉の持ち込みによって任意に捕獲が出来るようになり、
    わざわざ危険な怒り状態で対峙する必要が無くなったためディアブロスの狩猟の難易度は劇的に下がった。
    しかし上位クエである「4本の角(通常種×亜種)」は、
    複数の条件が揃わなければクリア出来ない程の、ソロの天敵だったようだ。
    流石に二人以上ならばそんなことはないらしいが、
    それでも4人で狩りに行って残り時間が10分切る事も珍しくなかった
    そもそもMH2では、オフラインですら古龍種並(しかもドス古龍で最もHPが高いオオナズチと同等)の
    膨大な体力を誇り、繁殖期にコイツとやり合おうものなら
    時間切れも普通にありえるレベルであった。
    ドス古龍はタフネスこそあるが肉質はディアブロスより良心的で、
    かつダウンの取りやすさもディアブロスの比ではない。
    そのため古龍種より余裕で強かった、というのが概ねの総意であろう。
    • MH2のオフラインではこのディアブロスのねじれた角を納品する依頼が存在する。
      しかもストーリー進行に絡んでおり、これをクリアしないとストーリーを先に進めることは出来ない。
      その段階におけるディアブロスを単独で狩猟するのは決して不可能ではないが、
      オフラインを一通り終えた状態の武具でもなお難しい相手である以上難易度は非常に高い。
      ましてや硬い頭をある程度殴らなければならないので尚更である。
      • 幸いにして抜け道はある。
        ディアブロスのクエストでは角を折ることがサブターゲットとして設定されており、
        その角も大タル爆弾をきちんと当てれば両方とも十分折れる程度の耐久となっている。
        縛りプレイでもない限り、サブ達成でクリアするのが攻略段階においてはベストであろう。
  • MHP2、MHP2Gの特定のイベントクエストでは、
    一本の角だけ欠けた「ディアソルテ(マオウ)」と呼ばれる個体が登場する。
    片角だけになって怒りに染まっているせいか、
    HP・攻撃力・全体防御力は同クラスのクエストに出る通常個体より大幅に上がっており、
    また非常に巨大な個体もいるらしい。
    このマオウを倒すことによってのみ得られるチケットを使用した防具は
    ディアソルテシリーズ」と呼ばれる。
  • MHP2Gの村長上位及びG級の個体は、上半身ごと豪快に角を振り回して周囲を薙ぎ払う新技を会得した。
    頭部はもちろんだが 、大きくしなる尻尾にも判定があり、接触すると吹き飛ばされるため危険。
    また潜ってから地中強襲までの速度がMHP以前の速さに戻り、
    地中に潜る際の風圧に捕まると突き上げを避けきれない状況が多くなった。
    さらに地中潜行時に1度フェイントをかけてから本命に攻撃するパターンまで繰り出してくる。
    • ちなみにこの攻撃だが、MHP2G発売より少し早くMHFの方に登場していた
      エスピナスが使用する攻撃をそのまま流用したモーションだったりする。
  • MHP2G以前の砂漠系フィールドは非常に広大であることに加えディアブロス自身の潜行頻度が高く、
    ペイントボールを付け忘れて見失い、地獄を見たハンターは後を絶たない
    たとえ同じエリアにいたとしても、地面に潜っていることに気づかず、
    スルーしてしまうということも。
    一応角笛を吹くか閃光玉を炸裂させれば出てくるのだが、角笛が運悪く壊れてしまったり
    閃光玉がなくなってしまった場合を考えると非常に手間がかかる。
    これはもちろんモノブロスにもいえることである。
  • 上記の様な実力を持っているだけに、
    熟練ハンターの中には、リオレウスやフルフル以上に印象に残っている方も多いだろう。
    体力は多い、攻撃は痛い、硬い、速い、攻撃チャンスが少ないの五重苦くらいを軽く網羅する、
    それこそ名前に違わぬまさに悪魔(ディアブロ)のような存在であった。
    それ故に昔からやりこみ続けている古参ハンターからの愛着や人気は非常に高い。
  • また、MHP2Gまでは潜行に対する対処法がある。
    潜行が終わった直後に潜ったところの上を通り抜けるようにすると、
    すぐに出てきて尻尾を攻撃するチャンスを増やすことができる。
    ただし3系列からは上を通り越してもきちんと狙ってくるようになったので要注意。
  • ちなみに当時はエリア外(所謂裏世界)に侵入してしまった際に飛行して戻っていたのだが、
    MHWorld以降に参戦したハンターからは「ディアブロスは飛べない訳じゃなかったのか」と驚く声もあるらしい。
    現在でも落とし穴脱出時に飛行してはいるのだが…

MH3、MHP3

  • リオス科飛竜と同じく、新しく描き直されたグラフィックで、めでたくMH3にも登場。
    良く言えば全体的にがっちりした形になり、角が太くなり、勇猛さが増した感じがする。
    悪く言えば全体的に太短くなり、足が短く姿勢も前かがみになっている。
    最大の差は、内側から3本目の翼爪が肥大化して3本爪になっていることか。
  • 咆哮も変化していて、P2Gの声と比べて全体的に甲高くなり、声も怒りや狂気が混ざったものとなった。
    拘束時間や気絶値も多少低めに調整された。
  • 角の部位破壊後の外見も変化し、
    2ndGまでは角の断面が木を切った後の切り株のような外見だったが、
    MH3以降では砕けたような断面と変化した。
    • 離れたら突進、という分かりやすい思考ルーチンは相変わらず。
      ただしそれに加えて、ノーモーション突進に見せかけた只の接近ダッシュで間合いを詰め、
      尻尾回転か、後退してからの角振り回しでハンターを蹴散らすようになった。
      MHP2G以前において(立ち回りによるが)この2種の使用頻度は低かったが、
      MH3以降では上記の新たな行動パターンにより、必然的に使用頻度が上昇している。
    • 当たり判定も若干修正され、攻撃面では角突き上げ攻撃を左右2連続で行うことがあるほか、
      突進は最初の踏み込みから攻撃判定が発生するようになったため、
      予備動作中に足元に潜り込んで避けるのはほぼ不可能になってしまった。
    • 地中面ではハンターの真下を通って振動を起こすことができ、地中フェイクを平然と使ってくる。
      そしてMH3以降のディアブロス最大の大技である、斜め方向に飛び出してくる地中強襲(強)がある。
      潜った後にすぐにハンターの方へ砂埃が近付いてこなかったり、
      ハンターの足元を通り過ぎて行った場合はこちらの攻撃が来る前兆。
      これはMH3から導入されたハンターの未来位置を予測して繰り出す攻撃の一つであり、
      (同種の攻撃としては他に、MHP3以降の地上突進アグナコトルの地中突進がある)
      何も考えずに動きっぱなしだと見事に命中するため、大多数の初見のハンターはもろに喰らったであろう。
      避け方だが、この地中強襲(強)はその場で姿勢を低くすると頭上を通過してくれる。
      潜った後のディアブロスの挙動をよく見て、回避方法と回避タイミングを選択しよう。
      慣れてしまえば避けるのは比較的容易である。…しかしMH3Gではとんでもない強化がされた。
      詳しくは後述。
    • 突進の速度そのものも大幅に上昇しているが、それ故攻撃判定が一瞬なので、
      慣れてしまえばたとえ距離が離れて追尾してこようとも、
      回避距離アップや回避性能なしの回転回避でも余裕で避けられる。
      また、ホーミング性能もやや低下したので、ある程度距離が離れていたとしても、
      前転回避1回で安全圏へ離脱することが可能となった。
    • 震動も起こせるようになったが、咆哮の効果時間は短くなり、
      更に今回は落とし穴にも嵌るようになった。
      そして、今まで弱点だった尻尾の先端部分がとても堅くなっているが、
      細い部分はMHP2G同様柔らかいので切断のしやすさは相変わらず。
      弱るとに向かうが、ハンターに気付いている限りは脚を引き摺らない。
    • また疲労状態になった時の弱体化ぶりが著しい。
      穴掘りに時間がかかり、音爆弾の拘束効果も延長され、と何かとモタつくようになり、
      突進の後の突き上げでかなり大きな隙をさらしてしまう。
      • もちろん他のモンスターと同じように食事によって疲労を回復するのだが、
        上述した通り、彼らが食べるのはなんとサボテンである。まさかの草食。ベジタリアン恐るべし
        とはいえ、サボテンだけであんな馬鹿力が出せるとは到底思えないが…
        果たしてそのエネルギーはどこから得ているのだろうか。
        ものすごく栄養が詰まったサボテンに違いない。
  • ちなみに登場ムービーで流れるBGMは、
    何故かディアブロスのテーマBGMの「双角猛る砂漠の暴君」ではなく、
    モノブロスのテーマBGMである「真紅の角」のアレンジバージョンである
    (BGMについてはこちらも参照されたし)。
    の中から登場し、相も変わらず凶悪な範囲の咆哮を上げ、
    近くを泳ぐデルクスたちを砂上に引きずり出してしまう、といった内容になっている。
    • 咆哮の際に翼爪が画面いっぱいに迫るため、
      3Dで見られるMH3Gでは、3D映画を見ているかのようなド迫力さ溢れるムービーとなっている。

MH3G

  • MH3Gでは超絶強化が施され、やはり続投。それでも亜種に比べればまだ大人しい。
  • G級個体に追尾突進が復活。突進後でもハンターを捕捉しながら急激にカーブするので、
    MH3やMHP3の様に遠くにいれば回避しやすいという安全策は無くなった。
    この追尾突進は旧シリーズのディアブロス並みの追尾性能に加え、グラビモス通常種のG級行動である
    突進予備動作中にハンターの方向へ軸合わせをするというとんでもない性能である。
    その凶悪さは、ただ避けるだけでも緊急回避やガードなどでないと安定しないほどである。
    ぶっちゃけ調整不足が指摘されている。

MH4

  • 砂漠系フィールドの存在が確認されていなかったことから
    発売前から続投が危ぶまれていたが、やはり亜種共々登場はなかった
    • これにより、遂にシリーズ皆勤賞の地位から身を引くこととなった。
      残念至極ではあるが、MH3Gまでシリーズに引っ張りだこで出ずっぱりだったことを考えると、
      そろそろ休暇を貰っても良い時期だったかもしれない。

MH4G

  • PVやCMにて早々に復活が明かされていた。
    更に、砂漠を代表するモンスターとしてOPムービーにも登場
    ハンターたちと激しい戦闘を繰り広げ、最後のシーンではセルレギオスとの共演も果たしている。
    また、MH4からの新要素、ギルドクエストにもしっかりと登場する。
    なおモノブロスと違い上位個体は登場せず、G級個体のみである。
    通常種と亜種が同じG級で初登場するというMH4Gでは珍しいパターンになっている。
    また、旅団クエには通常種の単体クエストがある他に村最終に後述の極限状態が登場する。
  • リデザインされたMH3から更にグラフィックが美麗になっており、
    甲殻の凹凸がよりくっきりしている他、荒削りの角もより迫力が増したように思える。
    また、従来と比較して体色がやや赤茶けたものに変更されている。
    • ちなみにこれが関係しているかは定かではないが、
      素材交換で入手できた下位素材と4Gで復活したG級素材ではアイコンの色が違う。
  • 近縁種のモノブロス同様、背中の部位破壊が追加された。
    背中の部位は肉質の軟らかい腹とも耐久値を共有してるので、
    リオス種やグラビモスのようにわざわざ乗らずとも、いつの間にか破壊達成しているケースもしばしばある。
  • 行動パターンはMH3Gからかなりの変化が見受けられる。
    ディアブロス通常種に限らず本作の角竜系モンスター全てに言えることだが、
    今までのシリーズではまず行われなかった大きな差別化により、
    それぞれの角竜がそれぞれ角竜とは異なったモンスターに仕上がっている。
    • まず目立つのはオミットされたモーションの多さ
      MH3GのG級行動であった追尾突進に加え、なんとMH3から使っていた地中強襲(強)
      さらにはMHP2Gで導入されMH3で確立された角振り回しといった
      過去作での強力な追加行動が没収されてしまっている。
      因みに亜種は地中強襲(強)と角振り回しがオミットされていないため、
      通常種と亜種の大きな差別化要素となっている。
    • 行動パターンのオミットの結果か、
      以前から主力技であった突進の頻度が激増している。
      行動パターンが少なかったMHP2G以前の個体に匹敵、
      個体によってはそれをも上回る勢いで突進を多用し、フィールドを縦横無尽に爆走する。
      • モノブロスとの差別化のためか、
        突進からの停止突き上げをあまり使わないという小さな変更点もある。
        しかしこの変化と頻度激増による突進バカっぷりが組み合わさった結果、
        突進からのズザーッとブレーキを掛けながら向こう側に大きく進んでいくことが増え、
        繰り返し走り回るディアブロスとひたすら追い掛けっこする羽目になりやすくなってしまった。
        特に怒り時はそれがより目立つものとなる。
        過去作でもそうであったが、今作でも閃光玉は調合分含めて足止め用に使わないと
        無駄に狩猟が長引いてしまいがち。
        唯一ハンターへの配慮が見られるのは突進の出始めの吹っ飛ばし判定が消失したことか。
        これにより、旧作さながらに足元に潜り込んで回避できるようになっている。
  • そんな突進にも高低差対応の変化はあり、
    突進中に段差に突き当たった場合、段差の崖に差し掛かるや否や潜り、すぐさま段差上に飛び出す
    という荒業も身につけており、段差下にいるからと油断して眺めていると突き上げられてしまう。
  • 更に新たなパターンとして、
    潜行突き上げ後に突進に繋ぐというコンボ攻撃が追加された。
    飛び出して即こちらに突進してくるため、初見では度肝を抜かれること必至。
    一旦潜行移動を挟んだ上で砂煙を上げてから飛び出してくるため判別は容易であり、
    またこの場合の突き上げ部分はハンターの真下ではなく、
    ある程度距離を離したところであることが殆どである点からも
    回避行動に移るための余裕は十分にあるため、3Gの震動コンボのような凶悪性は基本的にはない。
  • 肉質は弾かれ計算式が変更された関係で頭部に弾かれにくくなっており、剣士でも角を折りやすくなっている。
    (ただし打撃に対しては相変わらず紫でも弾かれるほどに硬い。)
    サブターゲットが復活しただけでなく、基本報酬及びサブターゲット報酬でも大地を穿つ剛角が出るようになり
    また報酬1枠あたりの確率自体も他のレア枠である天鱗天殻系に比べると高めに設定されていることもあって
    MH3Gの時に比べると随分入手は楽になった。
    また、堅牢なねじれた角や堅牢な黒巻き角といった通常の角素材も結構な確率で基本報酬に並ぶようになったため、
    角を折れずとも倒せはするなら素材集めはそんなに苦労しなくなった。
    これらの要素から、MH3Gまでと比較して素材集めは劇的に優しくなったといえよう。
    • ただし、今作では頭部と角の耐久値がわかれており、しっかり角か牙に攻撃しないと折ることができない。
      これまで通りに頭を攻撃しても怯むだけで角が折れない光景を見て、
      耐久値が高くなったと思った方もいるのではないだろうか。
  • 本作のディアブロスは体力がかなり低く設定されている。
    (基準体力は通常種も亜種も4300と大型としてそこまで低いわけではなく、
    ブラキディオスやラージャンやセルレギオスと大体同じくらいではある)。
    その割に角の耐久は結構高めのままなので、ソロの場合でも意識して角に攻撃を当てていかないと
    角を壊しきれないまま討伐してしまいかねない点には要注意。
    恐らく上記の突進連打で攻撃チャンスが少ないがための調整であろうが、
    2頭クエストともなると音爆弾や閃光玉からのラッシュで瞬殺といった事態もよく見られる。
    だが一方では後述の極限個体は鉄壁の防御力を得た随一の強さであり、
    これで過去作のタフネスのままであったなら間違いなく非難の対象になっていたことは想像に難くない。
    極限個体のことも鑑みての体力を調整されたものと思われる。
  • 今作ではエリア移動時にエリア端まで移動してから地中に潜るようになった。
    これにより、音爆弾が無効化される「エリア移動時の潜行」の区別がしやすくなり、
    更に瀕死なら足を引き摺りながら潜行ポイントまで向かうため、捕獲タイミングも判別できる。
  • 旅団クエでは「ジゴク?からきた角竜」で初登場。
    G★2許可証が必要なクエストだが、前提クエストをクリアするだけではクエストが出現せず、
    大老殿G★2のキークエストを半分以上こなして大老殿のディアブロスのクエストが出現しないと出ないので、
    旅団クエストであってもディアブロスと戦えるのは必ずG★2後半になる。
    • 狩猟地は未知の樹海で、登場ムービー持ち
      一頭のディアブロスを発見し、接近するハンター、しかしその直後背後から別のディアブロスが登場
      あわや二頭クエに突入か…と思いきや、
      二頭のディアブロスはハンターに目もくれず互いに激しくぶつかり合う。
      激闘の末、片方のディアブロスは片角を折られ、這う這うの体で撤退することになる。
    • このムービー終了後は丁度ハンターのいる段差の真下にディアブロスが未発見状態で鎮座しているので、
      そのままジャンプ攻撃を叩き込める
      ここで乗れれば一気に有利な状況で狩猟を始められるので是非とも成功させたい。
    • この「ジゴク?からきた角竜」は1回のみのクエストで、クリアすると消滅してしまうが、
      「死闘!角竜ディアブロス」というクエストが代わりに登場するのでディアブロスの狩猟はできる。
      • フィールドが未知の樹海から旧砂漠<夜>に変わり、
        サブターゲットもオルタロスからディアブロスの背中に変わる全く別のクエストで、
        クエストが変わる事について事前説明は一切無いが、
        未知の樹海におけるディアブロスの出没フィールドを考えると特に問題は無いだろう。
      • 「死闘!角竜ディアブロス」のクエストはクリア済みの状態で出現する
        同様のパターンはオオナズチの旅団クエスト「消え去ること、霞の如し」にも見られるが、
        同NPCの依頼のクエスト「ジゴク?から来た毒怪鳥」や
        同じ未知の樹海の旅団クエスト「勇者は兵長の奇襲を受けて」「高難度:勇者は氷の試練に答え」は
        いずれもクリアしてもそれ自体が残るので、
        何故この2つだけがこのような仕様になっているのかは謎である。
  • 今作のディアブロスは旧砂漠に登場したわけだが、デザイン(骨格)はあくまでMH3以降のものを踏襲している。
    MHP2G以前とMH3以降で骨格や後脚の形状が異なるのは地域差が原因という公式設定があり、
    発表当時、MHP2G以前の舞台である旧砂漠に
    MH3デザインのディアブロスが登場したことはそれなりに物議を醸した。
    • その後、旧砂漠は環境変化、時代経過によって新たな地形や生態系が形成されたとの解説があり
      (実際、旧砂漠はかつての原形を留めぬほどに変化してしまったエリアもある)、
      ディアブロスも年月が経過してMH3以降の骨格に変化したのでは、
      あるいはMH3以降の種が流入し、旧作の個体に取って代わったのでは、といった見方も出てきた。
      尤も、後者はともかく前者に関してはかなり苦しい解釈であることは否めないが
      (シナト村で語られるクシャルダオラの件からわかる通り、
      MH4の舞台の時代設定はMH2から十数年後程度であろうと思われるため)。
    • 身も蓋もない話ではあるが、いくら旧作の旧砂漠が舞台であるからといって
      今更改良前の古い骨格に戻すわけにはいかないという開発側の事情も考慮すべきではあろう。
      また、今作の旧砂漠にはMH4時点で既に新骨格として登場しているリオレイアも出現するため、
      地域差という設定を無理に適用した場合、
      フィールドによって異なる骨格のリオレイアを登場させなければならなくなる
      上述の通り骨格が変化したことについてはある程度解釈の余地もあるため、
      旧骨格についてはあまり拘り過ぎないほうがよいかもしれない。
      というかMHX以降はこの話題そのものが不毛といえる

極限個体、ギルドクエスト

  • 通常種に関しては極限個体も確認されている。
    その実力は文字通りであり、オミットされたはずの悪夢の震動コンボ超ホーミング突進平然と使用
    亜種の専用行動は当然としてモノブロスの専用行動まで使いこなすなど、とんでもない暴君と化す
    これだけの行動パターンを持ちながら剣士でも一撃で瀕死に持っていく攻撃力まで有するため、
    特に初見の場合、追加行動に対応できずに屠られるパターンがかなり多い。
    村最終にはイビルジョーも登場するので、耐震は絶対に発動させておきたい。
    • 後述する最高位のギルドクエストの個体に至っては、
      10000を優に超える規格外の体力
      ガンナーなら一撃、剣士でも2、3発でキャンプ送りにする攻撃力
      体力が少なくなればなる程怒り易くなる気性に加え、
      歴代最多の攻撃パターン
      そして白ゲージどころか紫ゲージ、さらに心眼でも歯が立たないシステムを超越した硬化能力をも有している。
      その強さは、歴代シリーズの角竜系飛竜の鬼畜さを突き詰め極めた
      ある意味での集大成として逆に賞賛を受けるほどであり、
      正しく初期シリーズが如きDiabolicな強さが再来することとなった。
  • ディアブロスは通常種亜種ともども満を持してのギルドクエスト登場となった。
    報酬の量はそれぞれジンオウガ通常種亜種に近く、そして当然ながら通常種はLv136から極限化する
    報酬の質は通常種、亜種ともにトップクラスであり、
    報酬量も2頭クエに派生できるモンスターの中では高い方ではある。
    とはいえ極限化も相まって事故率が高く、罠も閃光玉も無効、挙句の果てに出現可能エリアが
    戦いづらいと評されやすいエリアのみということで人気は芳しくない。
    …どころかプレイヤーから存在そのものをなかったことにされているレベルである。
    • なお、前述で規格外の体力と述べているが、それはあくまで大老殿クエを基準とした場合である。
      実際のところ、ギルドクエストの基準に照らし合わせてみると、Lv140個体でも体力は比較的低く
      (単体で11180、2頭なら7826)、サポート専門のハンターが罠や閃光で完全拘束ハメを行うこともできるが、
      そこまでやるならラージャンの方が報酬も良いので、
      余程の手練れでない限り狩ることはないというか狩れないだろう。
  • ここまで聞いたら通常種のギルクエなんてやってられるかと見向きもされなさそうである。
    しかし、とある層にとってはそうとも言えない事情がある。
    発掘防具でキリンシリーズが出るのはディアブロス通常種とゴア・マガラの二頭のみ
    そしてゴア・マガラは単体クエにしか派生できないうえに
    報酬の質がワンランク落ちるのである(下段報酬に封じられし武具がでない)。
    つまり、発掘キリンシリーズを手に入れたい紳士諸君は
    嫌でもディアブロス通常種のお相手をする羽目になるのである。おのれカプコン
    そして最終的に右側にはいつものゴリラがお供としてついてくるのであった。

MHXX

  • MHXでは砂漠フィールドがあるのにもかかわらず亜種共々再びリストラ、
    MH4と異なり装備どころか素材すら無し(つまり完全なリストラ)という冷遇に遭ったディアブロスだったが、
    その続編であるMHXXにて、2回目の復活を果たすことが決定。
    MHXXでは鏖魔ディアブロスという二つ名持ちモンスターが登場するが、
    鏖魔ディアブロスはMHXXのメインモンスターでもあり、破格の立身出世を成し遂げている。
  • 公式サイトには早々に復活が掲げられており、復活モンスターの中でも目玉の一つとして扱われている。
    更に、本作ではこのディアブロスが同作のG級昇格クエストの相手に大抜擢されており、
    龍歴院集会所にて受けた依頼で本種を狩猟することにより、HR9(本作に於けるG級)への昇格が認められる。
    ただし、それで戦う個体の戦闘能力はあくまで上位相当であり、
    使う攻撃もMH4Gと然程変わらないので、
    4Gで亜種や極限状態と戦いなれたハンターならさほど苦労はせずにクリア出来る。
    しかし、攻撃力は高いので油断は禁物。
    4GのG級面接官を務めたウカムルバスに比べると些か拍子抜けに感じるかもしれないが、
    これは今作のストーリーのになっていた。
    • なお、村上位でもG★4でもキークエストの相手に抜擢されている。
  • 亜種や極限状態の個体がいない環境での復活に伴い、
    4Gにて彼(彼女)らとの差別化のためかオミットされていた角振り回しや地中強襲(強)を再び使用するようになった。
    また、出会い頭の咆哮の廃止や乗り中の咆哮のモーションが従来の遠吠えに、など細かな変更がされている。
  • 本作ではG級限定ではあるが獰猛個体も登場。
    極限個体と違ってちゃんとアイテムが効くので慣れていると対処は難しくない。
    ただし、G級獰猛化の例に違わず体力が高いのでソロだと余程弱点を的確に攻撃し続けない限り長期戦は必至。
    オーラを纏っていると突進は鏖魔より速度も発生もかなりはやい。
    高級耳栓等で対策しないと被弾確定…とはならないが、鏖魔とは別ベクトルで突進が脅威となっている。
    • 角の耐久力が割と高めであるため、
      ソロだとしっかり頭に当てていかないと二本折る前に倒してしまう可能性もある(特に上位)。
      パーティプレイでは事前に角を折りたいかはしっかり伝えておいた方がいいだろう。
  • また、この突進、どういう訳か走り出した直後くらいは角~顔の部分に攻撃判定が無く、
    近距離で顔を狙ってカウンターなりジャストアクションを狙うと、
    遅れてやってきた脚で蹴り飛ばされる一種のわからん殺しになる。
    距離が近い場合は脚のタイミングで、離れているなら顔のタイミングに合わせると良いだろう。
  • なお、今作ではどういうわけか突進のルーチンが強いAIになっている。
    セクメーア砂漠闘技場では突進を連発され追いかけっこになってしまい、
    閃光玉漬けにでもしないと安定しない場合も。
    旧砂漠のいくつかのフィールドでは段差の関係で追いかけっこにはなりにくいが、
    こちらはこちらで避けるスペースが狭い、回避が段差ジャンプに化ける、
    ディアブロスの段差登りに伴う風圧[大]を誘発しやすい(対策をしていないと直後の攻撃を避けられない)等、
    より厄介な問題に悩まされる。
    • 本作のディアブロスはドボルベルク並みに毒に弱い。
      なんと総ダメージは400。全体防御率1であってもボマー付き大タル爆弾G2個分以上のダメージである。
      手持ちの氷属性武器に乏しかった場合、毒武器を担ぐのも有効だろう。
      突進でシャトルランし始められても、80秒間も持続する毒がじわじわと削ってくれる。
  • 一方で獰猛個体では、またまたどういうわけか連続で突進をした場合にその場の角突き上げか威嚇に
    派生するため、通常個体より攻撃チャンスが増えている。
    • 同じターゲットに連続で突進(スライディング締め)をした場合に威嚇が確定する模様。
      G級になって隙が増える珍しいパターンである。
  • 余談だが、公式サイトには「縄張り意識が強い」「聴覚が発達」といった主要な情報に交じって、
    主食はサボテン。」という一文が何故かちゃっかり記載されている。
  • サブクエで背中の破壊を指定されている事があるが、
    腹部と破壊耐久値を共有しているらしく、腹部を攻撃してると壊れる。
    このため腹部を攻撃できるのであれば剣士でもエリアルスタイル以外で破壊が可能。
    肉質が切断・打撃属性の弱点部位なため背中を直接殴るよりも早く、
    大剣等の高い位置を安定して攻撃できる武器だとあっという間に壊せたりする。

MHWorld

  • 2017年8月18日に公開された第2弾PVに、一瞬だけ後ろ姿が映された事で登場が確定。
    動画の1:01~1:05付近に映る砂漠のような場所で姿を現している。
    余談だが、メインシリーズにおける非G級作品での登場は実にMHP3以来である。
  • その後、8月22~26日(現地時間)に開催された「gamescom 2017」*2のステージにて、
    実機プレイでディアブロスに関する情報が公開。
    本作では、新フィールド「大蟻塚の荒地」の砂漠地帯に生息するようで、
    その一角でハンターとボルボロスが交戦しているところへ突如登場、
    その際自らが飛び出した穴にハンターとボルボロスを引きずり込み、
    その地下でボルボロスとの争いに突入している様子が確認された。
  • 新大陸のディアブロスは「大蟻塚の荒地」の砂漠地帯の地下、番号でいうとエリア13、14を
    テリトリーとしているが、その上で騒音を起こす者がいるとそれを嫌って
    地面に大穴を開けて騒音の主を地下に引きずり込むという生態を持っているようだ。
    具体的に言うと、ディアブロスがエリア13か14にいるタイミングで、エリア8の窪地周辺で騒音が発生する
    地響きの後ディアブロスが地中を貫通して強襲してくる
    その際、窪地周辺にいる大型モンスターは流砂に足を取られてしまい大穴に引きずりこまれ、
    地下エリアに落ちダメージを負うともに大ダウンするというギミックになっている。
    まるで爆発のごとき勢いで地面を吹き飛ばし、景観を一変させる砂漠の暴君の猛々しさは圧巻の一言。
    近くにいた場合はハンターも巻き込まれるが、当然の如く無傷である。
  • この生態を利用し、ターゲットのモンスターがエリア8にいるタイミングで、
    騒音をあえて発生させることで流砂に嵌めてダウンさせチャンスを作ることも可能。
    さらにディアブロスは地上に出たあと大型モンスターを追ってまた地下に戻ってくるので
    モンスターによってはディアブロスとの縄張り争いに発展し、より多くのダメージを稼ぐこともできる。
    逆にディアブロスを狩猟したい場合も、地上におびき出したり敵対しているモンスターに鉢合わせて
    縄張り争いを誘発したりといった利用も当然可能である。
    • 尤も、ディアブロスが必ずしも大蟻塚の荒地に出現する保証はなく、仮にいたとしても
      常に砂漠の地下にいる訳ではなく、例によってサボテンを目当てに地上に姿を見せることもあるため
      いつでもこの方法が使えるわけでは無い。
    • ギミックのトリガーとなる騒音は、確実に発動させたいならスリンガー音爆弾がベストだが
      スリンガーなどで上空にいるノイオスを刺激して騒がせることでも代用可能。
      狙って発生させるのはやや難しいが、モンスターの咆哮でも同じことが可能である。
  • ただリオレウスと同様、探索ではストーリーで狩猟するより遥かに早い場違いなタイミングで
    出現することがあるため、新米ハンターが戯れでノイオスにスリンガーをぶつけている最中
    地面が爆発したかと思ったら悪魔のようなモンスターが地中から現れこちらに突進してきた
    などという恐怖体験も十分起こりうる。
    通常出会えるモンスターの中ではトップクラスに巨体なので、事前情報なしの初心者の場合
    不意打ちで遭遇してしまえば本当にトラウマになりかねないだろう。
  • 戦闘においては、地中強襲など亜種専用になった技がいくつかあり、判定も見直されたので若干だが戦いやすくなった。
  • 本作の潜航突き上げは攻撃判定が大きく広がっており、ホーミング性も上がっているため、
    過去作のように避けるのは非常に難しい。どころかガードやダイブ以外安定しない
    突き上げまでも短く、ダイブするために納刀した瞬間に突き上げられたなんてこともざら。
  • 頭の肉質が大きく軟化し、弱点として攻撃するのが有効になった。
    ただし、角と頭の肉質が分かれている4G同様で、角は肉質が固いのも同様。
    角を壊すと弾かれにくくなるため、積極的に角を壊す意義が増えた。
    また角が残っている際に地下の石柱に突進するように誘導すると、角が突き刺さって動けなくなり隙ができるギミックも健在。
    なお尻尾については先端が硬いため、中腹部を狙った方が切断しやすい。
    • 前作までは打撃武器に対して天敵クラスの硬さだったが、
      今作では角に当たっても弾かれないほど柔らかくなっており
      正面攻撃を捌ける技量があるなら打撃武器の相性はかなり良くなった。
      逆に斬撃武器は前作以上に角が硬くなっており、正面からの斬り合いは危険。
      今まで通り腹や尾の中腹部を狙う立ち回りが基本となるだろう。
  • 本作では当たり判定が大きく見直されており、突進などで発生する本体の判定は小さくなった。
    一方、角を使用した攻撃の当たり判定は逆に大きく広がっており、亜空間判定気味である。
    ガードで凌ごうにも威力値も高いため、反動で相応に体力とスタミナが削られるのは避けられない。
    尻尾も相変わらずの広さなので、さっさと切りたいところ。
    • その代わり、角を破壊すると角の判定が消失し、威力値も低下するようになった。
      このため、早急に角を折ってしまえば真正面からでもある程度戦えるようになる。
      理由は不明だが、本作のディアブロスは角の破壊順が左角→右角から右角→左角に変更されており、
      右角だけでも折れば右側からの攻撃はほぼ弾かれない為、
      ハンマー等はその点ではやりやすくなったと言える。
      ちなみに部位耐久値は共通なので、左角は右角に比べて壊しやすい。
  • 速度関係も前作から全体的に落とされており、攻撃前後の隙が大きくなっているほか
    ルーチンの変更か、突進シャトルランによる追いかけっこも発生しづらくなっている。
    他のモンスターでもそうだが、魚竜種型ショルダータックル
    「あの巨体が軽々と鉄山靠(テツザンコウ)するのは流石に不自然だろう」と思われたのか、
    繰り出す前後に溜めたりよろけたりする隙が出るようになっている。
    一方で大技の破壊力は据え置きか、上がっているものもあるため、ターンファイト制の傾向が強くなっている。
  • 本作は怒り時でも音爆弾が効くようになっており、潜り行動の抑制を相当しやすくなっている。
    その代わりか音爆弾後のハマり解除の空中浮遊でスリンガー閃光弾を当てて転倒をとっても起き上がりが早い。
    (そもそもハマり時間・浮遊時間とも過去作に比べると短くなっている。)
    音爆弾のアドバンテージはかなり上がっているが、
    調合に必要な鳴き袋は安定入手がしづらくなっているのがネック。
    交易船の船長に消費アイテムを依頼すると、スリンガー音爆弾をそこそこの頻度で纏めて調達してくれるので、常備するならストーリーを進めて購入枠と調査ポイントを確保しておこう。
  • 威嚇モーション時に尻尾を地面に打ち付ける動作が無くなり、
    チャンスとばかりに後ろから近づいて尻尾に弾き飛ばされるという心配がなくなった。
  • 新モンスター「ラドバルキン」は、脚の付け根の辺りにディアブロスの角を纏っている。
    これは彼の生息するフィールドに深い関係性があり、ディアブロスそのものとの接点はない。
  • リオス夫妻同様、亜種も登場するのだが、
    何と本作では通常種・亜種による角を突き合う縄張り争いが発生する
    現状、同一名称のモンスター同士で縄張り争いが起こるのが確認されているは、本種のみである。
    また、この縄張り争い勝敗は完全ランダムであり、原種が亜種に勝つこともある。
    このような縄張り争いの勝敗が定まっていないのも本種の縄張り争いのみである。
    この縄張り争いは後述の「生態ムービー」の流れそのものであり、古参プレイヤーならニヤリとする演出である。
    演出面のみならず、危険な二頭同時戦闘状態を回避できるという戦略上のメリットもあるため、
    生息域が完全に被る亜種と同時に遭遇したら積極的に誘発させたいものである。
    • なお生態ムービーでもそうだったが、角が折れていても縄張り争いに勝つことがある。
      また、体力が減っていても同様である。
    • ディアブロス亜種は既知の通り、産卵期であるために警戒色として黒色を纏ったディアブロスのメス。
      であるならば、同時期同地域に出現するディアブロス通常種は高い確率でオスであると推察でき、
      かつ縄張り争いに発展することから番ではない個体であると思われる。
      過去のPVにも同様の光景があり、なおかつ黒色になるのは産卵前後なので、
      対象のディアブロス亜種が産卵前で番を探している最中、
      若しくは産卵前後の脅威となる番以外のディアブロスに警戒しているという可能性もある。
  • また、先述でも少し触れられているが、砂漠を闊歩するボルボロスとの縄張り争いが発生する。
    こちらも互いに突進することで力比べを行うのだが、
    ディアブロスは自慢の脚力と大角であっという間にねじ伏せてしまう。
    それにより、改めてディアブロスの持ち合わせる圧倒的膂力が引き立つ事となった。
    • そして、それとは別に任務クエストの初回のみ流れるムービーにおいては、
      食事しようと蟻塚をブッ壊した結果、蟻塚の上で休んでいたノイオスを刺激して砂上を騒がせた哀れなボルボロスを角で突き上げた挙句、
      偶然砂漠に居合わせた五期団ハンターと共に流砂へと引きずり込み、殺害している。
    • その際、お亡くなりになったボルボロスは剥ぎ取りが可能である。
      また、ハンターは例によって無傷である。ハンター超人説はますます濃厚になってくる…今更だが。
  • 同じく荒地に姿を現すリオレイア種との縄張り争いも見所。
    リオレイアが放った3連ブレスの初発に被弾して一瞬怯むものの、即座に地中へと潜行。
    リオレイアの真下から角で突き上げをかまし、そのまま振り回したのち地面に叩き付ける。
    その後はダウンしてもがいているリオレイアの様子をうかがいながら接近し、
    一吠えするやトドメとばかりに角で思いっきり突き刺そうとするが、間一髪で避けられ逃走を許す。
    • 基本的にぶつかり合ったのちどちらかがダウンした時点で縄張り争いは終了するのだが、
      ディアブロスvsリオレイアの場合は追撃の突き刺しを繰り出すまででワンセットであり、
      ディアブロスのプライドの高さと凶暴性をまざまざと見せつけられる。
    • リオレイアはバックジャンプ滞空で突き刺しを回避した後、そのまま移動を始めてその場を去る。
      敗者側のエリア移動開始までが縄張り争いの一連の動作に組み込まれている例は珍しい。
    • なお、この縄張り争いは「ディアブロス種の主活動エリアにリオレイア種が侵入、邂逅する」
      …という条件が満たされた時のみ発生する。
      ディアブロスとリオレイアの組み合わせが条件なので、
      通常種と亜種の、どの組み合わせでも縄張り争いが見られる珍しい例である。
      勝敗に組み合わせは関係なく、必ずディアブロス種が争いに勝利する。
    • また3/22のアップデートにて新たな縄張り争いが実装されたが、よりによって相手はあのイビルジョー
      内容も対戦カードに恥じぬ壮絶っぷりで、まずディアブロスが突進するもイビルジョーが難なく受け止め、
      そのままディアブロスの頭部にかじりつき、あの巨体を頭上にまで持ち上げ、地面に叩きつける
      この時、叩きつけられた衝撃でディアブロスの角は折れてしまう。
      流石のディアブロスとはいえ古龍級生物であるイビルジョー相手には分が悪かったか。
      ちなみにこちらの争いは通常種のみで亜種の方には発生しない。
      そのせいでイビルジョーに角を折られたあと亜種にも倒される泣きっ面に蜂な可哀想な絵面が発生することも。
  • 未発見状態のディアブロス通常種は足跡の痕跡を非常に良く残す。その頻度、なんと五歩につき一つ。
    そのため、危険度2の歴戦個体クエストを生成しようと、
    歴戦ディアブロスの後ろをストーキングしゃがみ歩きでついていくハンターが後を絶たないとか。

MHW:I

  • 本作でも引き続き登場……したのはいいのだが、
    PVではいきなりディノバルドに首を噛まれて投げられるシーンで登場してしまっている。
    亜種は防具の紹介や新技らしき突進を見せている一方であんまりな扱いであり、
    中には(通常種は)ディノバルドとの縄張り争いに敗北してしまうのではないかという声もあった。
  • そして実際にゲーム中でもディノバルドとの縄張り争いが展開されるのだが、
    開幕から自慢の突進を繰り出すも素早いサイドステップで突進を躱され、
    顎で首筋を捉えられて地面に叩きつけられる。
    更に追い討ちとばかりに食らいつかれてダメージを負い、そのまま敗北……
    かと思いきや、そこは角竜ディアブロス、自慢のパワーによって一気に振り解き形勢逆転
    相手が怯んだところに突進角突き上げをかまして高々と空中に持ち上げ、
    そのまま豪快に放り投げてディノバルドを地面に叩きつける。
    • 素早く突進を躱しその勢いを利用して叩きつけるディノバルドも流石だが、
      劣勢な状況でも怪力で獣竜種であるディノバルドを圧倒し、情勢を覆すディアブロスも流石の一言に尽きる。
      初代から登場する古参としての面子は保たれたと言えよう。
    ちなみに、同じ恐竜型獣竜種であるアンジャナフ亜種とも同様の縄張り争いが存在する。
    ビジュアル的には角竜類vs羽毛を備えた大型獣脚類といった趣で、なかなか味がある闘いである。
  • ジンオウガがお披露目になる導きの地のムービーにもゲスト出演を果たした。
    森林地帯にてリオレウスの襲撃に遭ったハンターが逃げ延びた先、
    荒地地帯との境界エリアに地響きを轟かせながら出現。
    そこに再びリオレウスが飛来し大型飛竜二頭による縄張り争い勃発か、と思われたその時、
    無数の雷光虫を従えた雷狼竜ジンオウガが姿を表す。
    滑空攻撃を仕掛けるリオレウスとそれを受け止めつつ反撃するジンオウガ、
    そしてそこに地中急襲を仕掛けるディアブロス……と、
    それぞれの攻撃が入り乱れる迫力のあるムービーとなっている。
    この映像はジンオウガの情報公開後に発表された新CMでも一部用いられており、
    同作の発売を待ち望むハンターたちから好評を博していた。
    • ムービーが終わるとリオレウスとディアブロスはその場を去ってしまい、特に争うことはない。
      ジンオウガを含めて縄張り争いが起こらないのは残念ではあるが、
      空の王たるリオレウスと砂漠の暴君ディアブロスが横に並ぶ様は圧巻。
      モンハンファンなら一度は見ておきたい光景である。
    • 生態系の頂点たる火竜、角竜、雷狼竜の三体がぶつかり合う非常に人気の高い映像だが、
      注目すべき点として、初代から長く共にMHシリーズを支えてきたリオレウスと遂に共演を果たした。
      同じく初代からのメンバーであるリオレイアとは、
      生息地が被ることもあり顔を合わせることは何度かあったのだが、
      リオレウスとは生息地が被らないこともあり、一部の特殊なフィールドを除けば初の共演となっている。
  • 今作では上述のディノバルドやアンジャナフ亜種のほか、オドガロン亜種ティガレックスなど、
    主として君臨する大蟻塚の荒地にかなりの数の大型捕食者が現れるようになったが、
    ディアブロスの縄張りであるエリア13と14を徘徊*3するものは存在しない。
    • なお、(怒り喰らう)イビルジョーは何の遠慮もなくエリア13に踏み込んでくる。
      流石に餌が皆無のエリア14をうろつくことはないが、ディアブロスとしては迷惑千万な話であろう。
  • マスターランク行動として
    地中潜行後に高速でぬるっと浮上し、即地上行動へ移るようになった。
    ここから地中潜行以外の各種攻撃技に派生するようになっている。
    • 突進に派生されると追いかけ回され続けることになるが。
      その場から動かないタックルや角振り回しに派生する可能性も高く、
      通常種は攻撃技の派生から即地中潜行は使わないので、上手く見切れば攻撃チャンスになる。
    • また、この地中潜行からの突き上げは角の判定が上位までの突き上げより緩く、
      後方に全力ダッシュしても当たる確率が減った。
      なお、上位までの突き上げはエリア移動と疲労時のみ行うようになった。
  • ぶっ飛ばしによる頭部攻撃の恩恵を特に受けやすいモンスターでもあり、
    今作では比較的簡単に角を壊せるようになった。
    部位破壊が必須故に忌避されてきた最上級の激レア素材、
    言わずと知れた大地を穿つ剛角の入手難易度が下がったのは非常に大きいと言える。
    …尤も、部位破壊を達成しても入手確率は僅か11%なので過信は禁物だが。
  • マスターランク相応に耐久力と攻撃力が高いものの新技は用意されていない...が、
    亜種もろとも潜行する頻度が異様に高くなっている
    前述した潜行攻撃後に他の攻撃に移行する仕様も相まって
    運が悪いと潜行→突進→潜行を繰り返し全く攻撃出来ないということもあり得る。
    • 厄介な行動ではあるが、音爆弾が使い放題で抜刀スリンガーによるミスフォローも可能、
      スタンもできて常時弾かれ無効な武器種では延々と拘束可能になる。
      また、片手剣の場合は潜ると同時に音爆弾を強化撃ちし、
      そのまま新アクションのジャストラッシュに派生する事で
      比較的柔らかい翼や腹部を集中攻撃して一気にダメージを稼ぐ事も可能である。
      鳴き袋を持ち込みないし補充する事で有効なダメージソースにもなりうる。

MHRise

熱砂 白熱 鬩ぎ合い 震天動地 地中を揺らし
猛る双角 躍り出る 砂上も砂中も 暴君が領
猛攻 死角なし
  • 舞台が和風に変わったMHRiseにおいても、PV第4弾の冒頭で咆哮し堂々と参戦を飾った。
    今作ではMH3G以来の復活を飾りリメイクされた砂原に登場する他、
    百竜夜行の際には、他モンスター共々緑の多いカムラの里の近くまで遠征する事もある。
    • またVer.2.0アップデートから、
      新たな特殊個体としてその百竜夜行クエストに登場するヌシ・ディアブロスも登場した。
      詳しい解説はこちらを参照。
  • 戦闘能力自体は前作から大きな変更は無いものの、怒り時に音爆弾を無効化する特性が復活している。
    他にも、スリンガーの削除によって必然的に着撃弾での気絶が狙えなくなった為、
    MHWorldでこれらに頼っていたハンター諸氏は攻め方を変える必要があるだろう。 
    • 上位では、なんとあの鏖魔ディアブロスが使用してきた尻尾叩きつけを使用してくる。
      飛んでくる岩は1つだが、XXで鏖魔と対峙したことあるハンターは少し驚くかもしれない。
      ちなみに鏖魔の岩飛ばしは小さな岩が3方向+位置が固定で着弾地点に気を付ければ当たらない技だったが、
      今作では巨大な一つの岩を精確にハンターの方へ岩を飛ばしてくるようになっている
      どうせ当たらないと高を括っていたハンターは見事に命中したことだろう。
      さらに、このモーションの後は、確定で角の突き刺し突進に繋げてくるので、
      尻尾と岩を避けたからといって安心してはいけない。
      • ちなみにこの攻撃は尻尾を切断されても繰り出してくる。
        鏖魔の場合と異なり、断面が見えている尻尾で岩を弾き飛ばす様はちょっと痛々しい。
    • 一方で体力はラージャンと同程度まで抑えられており、肉質もMHWorld以上に軟化している。
      本作ではもともと低体力&高火力のモンスターの代名詞だった彼と同様の立ち位置であり、
      戦闘時間のほとんどがふっとばしや、ダメージを受けた後のアイテム回復時間である。
      行動を把握し、弱点を的確に攻撃できるプレイヤーほど、討伐に時間は掛からないモンスターになっている。
  • 今作だと何故かタックルモーションの攻撃判定持続時間が不自然すぎるレベルで長く、
    見た目以上に理不尽な当たり判定を持つ亜空間タックルと化している。
    タックルを繰り出した方向とは逆の位置や、やや離れた位置にいても巻き込まれるのはまだ序の口、
    本当に厄介なのは、この攻撃を繰り出した瞬間から元の姿勢に戻るまで、ずっと攻撃判定を纏ったままである事。
    歩きや回避行動でタックルを避け、チャンスだと思って近寄ったところを、
    謎の攻撃判定に吹き飛ばされたというハンターも居ることだろう。
    また、この攻撃はハンターが前方か足元にいると頻繁に行う上、2回も3回も連続して行うのでタチが悪い。
  • 今作でもボルボロスやリオレイアとの縄張り争いを行う。
    そのうちリオレイアとの縄張り争いは、基本的なモーションに変化はないものの、
    先制ブレスでディアブロスにダメージが入り、火やられになる仕様となっていたり、
    リオレイアが追撃の突き刺しに被弾して撃墜されていたり*4と細部が異なる。
    また、その関係上リオレイアのエリア移動はオミットされ、代わりに追撃ヒット後に操竜待機状態になる。
  • またディアブロス亜種が登場しない為か、角を突き合う縄張り争いは通常種2頭が対峙した際に行う。
    通常種同士での縄張り争いとなった為、より後述の生態ムービーに近い趣きである。
    • なお、亜種戦と違って勝率は完全に五分である模様。
  • その他、ディノバルドなどとの縄張り争いモーションを流用する形で
    新たにアンジャナフ(通常種)との縄張り争いが追加されている。
    アンジャナフとは本種の登場ムービーでも絡みがあり、今作では何かと因縁がある。
  • 非怒り時の潜航中に音爆弾を投げると、いつものように上半身だけで藻掻く。
    その後、過去作と同様に空中へ行く。
    ここで閃光玉を投げると地面に叩き落とせるのだが、
    この先が過去作と違い、ダウンせずに立ち上がって動き始める。
    • リオレウスも同様に閃光で落としてもすぐに立ち上がるため、
      今作の飛竜種の共通仕様と思われる。
    • 今作のディアブロスは閃光効果中にかなり暴れる。
      特に怒り状態の時は攻撃チャンスはほとんど作れないレベル。
      疲労時ならほとんど動けなくなるので、使うならここがオススメ。
  • 注意すべきなのは角を突き上げる動作を2度行う翔蟲潰し。
    怒り状態ならば翔蟲受け身=乙の図式が成立するほど明確なメタとなっている。
    焦らず動作が終わるまで待とう。
    • 特に上位では現時点では難易度が易しめとされている本作でも一撃で半分以上削る
      攻撃力の高さは健在で、カムラのハンター達を新たな形でBCに送り返している。
  • 過去作同様、障害物に正面から突っ込ませると角が刺さるため、大きな隙になる。
    が、角度の判定が割とシビア。
    突っ込ませる壁や岩等の面に対してほぼ直角に近い角度で突進してこないと中々刺さってくれない。
  • 今作ではねじれた角と上質なねじれた角の入手手段が両角破壊以外存在せず、
    1頭につき1本しか入手できない貴重品となってしまった。
    2本あるのに。ラージャンは2本出るようになったのに。何ならヌシ・ディアブロスは何本でも出てきたりするのに。
    加えて下位素材である「ねじれた角」は上位個体からは絶対に手に入らなくなっているため、
    上位ハンターになって以降も下位のディアブロスを相手にする必要性が出てくることが多い。
    幸い破壊さえすれば100%入手できるので速攻で折ってクエストから帰還を繰り返すのがおすすめ。
    また、MH3~MHW:Iにあった角のレア素材と言うものは無くなり、上質なねじれた角は普通の上位素材となった。
  • 百竜夜行では肉弾戦でハンターや設備を攻撃する強襲型として登場。
    突進で距離を詰めてきたり角で2連撃を繰り出してくるなど強襲型としても厄介ではあるが、
    割と大柄な図体によって防衛設備の弾を吸ってしまうことも多いのが面倒である。
    特にバリスタの徹甲榴弾や後退弾、速射砲の鉄蟲糸弾などが無駄にディアブロスに当たって、
    足止めや任務が思い通りにいかないような事態も起こりうる。
    一方で図体のデカさ故に渋滞を起こした場合、わずかだが有利になる場合も。
    • 百竜夜行での特徴として、操竜大技以外では地面に潜ることはない。
      繰り返し潜って時間を潰されても面倒なのでこれはありがたいところか。
    • 操竜は火力こそ高いが、無属性技しかないため百竜サブ任務との相性が悪い。
      ヌシの取り巻きとして出た場合ならともかく、任務が厳しい場合などは、
      そもそもまともに使わず突進離脱ですぐ帰ってもらうのも手ではある。
  • 2021年7月16日に配信されたイベントクエスト、「称号・ゴウケツの心」は、
    最小金冠確定のティガレックスとこれまた最大金冠確定ディアブロス同時に狩猟できる
    特にディアブロスの方はヌシ個体に見間違えるほどだろう。
    分断柵で隔離すればあとはいつも通りだが、分断する前のティガの飛びかかりにはくれぐれも気を付けたい。
    分断できなかったらヤバい事になっていたであろう…
  • MHRiseでは既存モンスターも妖怪に当てはめられているが、ディアブロスが何の妖怪に該当するか、
    というところは意見が分かれるところで、特に確定した妖怪は判明していない。
    • 強いて言うなら、「角の目立つ獰猛な妖怪」ということで、「牛鬼」という見方が比較的多い。
      もっとも、「角」以外の部分は全然似ていないので、これで確定かというと微妙なところ。
      また、登場ムービーとも今ひとつイメージが繋がりづらい。
      ゴコク画だと角のはえたドクロの上半分にも見えなくはない。
    • 登場ムービーやクエスト依頼文、設定資料などでは特に地面の揺れや地形変化について言及されているため、
      地震を引き起こす妖怪の「大鯰」、もしくは「地震」そのものがモチーフとなっている可能性はある。
      こちらもゴコク画だと黒線で描かれた角と牙が鯰の髭に見えなくもない。
      地震は日本と縁深い災害であり、
      今作では妖怪の代わりに"人々が畏れる自然現象"がモチーフになっているモンスターもいるため有り得ない話ではない。

操竜

  • 肉弾戦メインのモンスターでは珍しく、操竜の性能は極めて優秀
    アンジャナフボルボロスティガレックスのいいとこどりしたような性能で、
    どの攻撃を選んでも優秀の一言。野良で見つけたら積極的に乗っていきたいモンスター。
    翔蟲が3つ状態で上手い人が操竜すれば30秒で3000を超えるダメージを叩き出す事ができる
    • 弱攻撃1(X / ↑+X)は出の速いすくい上げ。
      ボルボロスやアンジャナフと同様に、発生速度は早いが威力は低め。
      攻撃の起点として敵を怯ませるのに優秀で、すぐに強攻撃に派生できる。
    • 弱攻撃2(→+X / ↓+X)は尻尾叩きつけからの岩飛ばし。
      尻尾攻撃部分と岩部分のどちらにも攻撃判定があり、密着して当てると2HITする。
      アンジャナフと同様に、地形によって飛ばす岩の種類が変化する。
    • 強攻撃1(A / ↑+A)でディアブロスお馴染みの突進が発動。
      ボルボロス以上に突っ込むスピードに優れており、とにかく使い勝手が良い。
      特筆すべき点は、強攻撃の中では全モンスター中トップクラスの出の速さを持つ事。
      この突進攻撃→緊急回避→突進攻撃のルーチンを極めて素早く回すことができ、ダメージも高い。
      極めると突進が命中した瞬間に緊急回避をいれ、更に回避した瞬間にAを入力することで
      とんでもない速さで突進を叩き込み続けることができる。
      回避が重要なので翔蟲が3つあるかないかで総ダメージ量は大きく変わる。
      • ちなみに、操竜の時も突進で壁に突っ込むと角が刺さって動けなくなる。
        例によってとんでもないタイムロスになる……のだが、
        操竜を継続して翔蟲ゲージがあれば、緊急回避すると即座にスポっと抜けて動けるようになる。
    • 強攻撃2(→+A / ↓+A)は角を突き上げる薙ぎ払いを2回行う。
      角と尻尾のどちらにも判定があり、一連のモーションで4ヒットする。
      フルヒットした時のダメージは凄まじいものの、敵モンスターが大きさや位置取りに
      よっては全発当たらず、突進と比べると技の発生・出し終えるまでの時間が長い。
      翔蟲が2つしかない場合にはモーションが長いこちらが優位だが、
      非常に当て辛いので、大技待機状態でダウンしているモンスターに壁際で使う程度に留めよう。
    • 操竜大技(X+A)は突進→ハンター飛び降り→地面からの突き上げ。
      当てやすく癖もない優秀な大技。ハンターの復帰が早い。
      • 上位★7の砂原ではバゼルギウス・ティガレックスと強敵も多いが、
        エリア9,10が主戦場となることもあってかディアブロスがよく顔を見せにくる。
        暴君の力を借りて狩猟を楽に進めたい。
        後に控えている古龍の同時クエストでも出現することがあるが、
        野良モンスターの中ではトップクラスに使いやすいのでこちらでも活躍できるだろう。

MHR:S

  • MR4の前半から登場。
    しかしながら属性や状態異常を使わない分一撃がべらぼうに重く、
    翔蟲回避潰しの二連角振り回し
    圧倒的なホーミングの尻尾叩きつけ岩飛ばしも健在。
    文類されているクエストランクこそ低レベルなもの、
    総合的な実力は中盤や終盤に登場する面子と遜色のない強さに仕上がっている。
    MR1~3までは何とか上位装備で駆け上がれたハンターであっても素直にMR防具に切り替えたほうが良い。
    無属性代表のようなモンスターであるが故に防御力しか参照しないので、
    ダメージ軽減が目に見えて実感できるはず。
    武器についてはMR3で登場するゴシャハギ武器のMR強化やイソネミクニ亜種の武器を作る他、
    直前の緊急クエストで狩猟したルナガロンの武器を作れば有利に戦えるだろう。
  • MHW:Iにも無かった完全新規のモーションとして、
    長い溜めの後に角を垂直に叩き付ける技が追加された。
    あの巨大な双角が根元まで砂に埋まるほどの勢いで突き刺す光景は圧巻。
    当たり判定が頭から胸付近にかけてとかなり広く、
    溜め動作を見てから避けようとしても巻き込まれることがある。
    ただし、角を地面から抜くまで長めの隙があり、派生コンボも無いため攻撃後は殴り放題。
    • 余談だがこの角を叩きつけるモーションはブラキディオスの全方位爆破に酷似している。
      角を埋めた後の爆発が本領であるブラキと異なり、
      ちらは完全な単発攻撃。
      爆発はおろか、叩きつけた衝撃で風圧や震動が発生することもないため、
      慣れればカウンター攻撃の始動として利用しやすい。
  • ヌシが行っていた前方への角叩き付けも習得。
    単発で繰り出す他、突進を急停止して繰り出してくることもある。
    ホーミングが強く威力も高いので不用意に距離を取ると大ダメージを受ける。
    ヌシや鏖魔のように連続で使用することがないのが幸い。
    厄介な点として、ヌシと異なり一拍置いてから角を突き刺すため、回避タイミングがあちらとズレる。
    ヌシに慣れているほど感覚を狂わされるため注意。
  • アイスボーンで脅威だった地中から飛び出してすぐさま攻撃を行う行動パターンは削除された模様。
    クラッチクローによる角の軟化やぶっ飛ばしダウンこそ出来なくなったが、
    総合的にはターンファイトが成立しやすくアイスボーンのMR個体より遥かに戦いやすくなっている。
  • 上位までの個体と同様、やはり大地を穿つ剛角がリストラされ、堅牢なねじれた角に一本化されている。
    素材収集は格段に楽になったが、固有のレア素材がないという少々寂しいことになっている。
    • 後述の傀異化を回していると、大抵角折りもこなした上での討伐となるため、
      特段使い道もない堅牢なねじれた角がボックスに溜まることになる。
      余ったら少々勿体無いが、マカ錬金にでもぶち込んでしまおう。
  • 今作では属性ダメージを強化するスキルが豊富な上に、弱点特効【属性】が適用される部位が多く大きいため、
    貫通氷結弾の絶好の的となり、2頭クエストにおいてお守りのために乱獲されることとなった。

傀異化

  • Ver.11.00より傀異化した個体も登場。
    傀異研究レベル51以上で登場し、レベル81以上ともなると
    突進で防御力700台の剣士すらあっという間に削るほどの高い攻撃力を誇る。
    また、無属性の肉弾攻撃が主体のため、岩飛ばし以外のほとんどの攻撃に劫血やられが付与されている。
  • …が、相変わらず傀異研究レベル上げの対象として貫通氷結ライト、ヘビィでの周回のターゲットになってしまっている。
    攻撃が直線的なため回避距離があれば抜刀状態でもコロリン回避で対応でき、事故を減らしやすいのも大きい。
    EX5のモンスターのためポイントも高く、4人集まれば3~4分、手練のハンターが集まると1~2分で討伐できてしまう。
    おかげで傀異研究レベル100に到達した報告の多くがディアブロス、なんて事態にもなってしまっている。
    • 巷では同じく氷弱点で貫通弾との相性が良い紅蓮滾るバゼルギウスと合わさった
      通称「ディアバゼ」と呼ばれるクエストが効率的に周回出来ると話題になっている。
      早い話がMH4時代の右ラーの再来である。
    • 周回のある意味最大の難点は砂原の小型モンスター達が異常なくらい好戦的であることか。
  • 余談だが、ヘビィで傀異化ディアブロスを相手にする場合、岩飛ばし以外に劫血やられが付与されていることを逆利用し、
    ハイパーアーマーのあるタックルで敢えて劫血やられを受け、その回復効果で体力管理を行う戦法がある。
    伏魔響命を始めたとしたスキルで強化された貫通氷結弾の威力があれば、
    たとえ瀕死だとしても劫血やられであっという間に回復してしまえるのである。
    つまりディアブロスとの夢のタックル(突進)対決をしまくることになる。
    • 冗談抜きで直撃を喰らうと即死する技ばかりなので、軽減プラス劫血やられによるダメージ管理含め必須テクは多い。
      そしてこの戦法の最大の敵はデルクスとなる。

生態ムービー

  • 縄張りを巡ってか、2頭のディアブロスが争っている様子が映し出されている。
  • 最初はカモシカなどのように角を付き合って争うが決着がつかず、
    最終的に、向かって右側の個体が尻尾で左側の個体へ一撃を加える。
    左側の個体は敵わないと判断したのかすごすごと逃げ出し、
    一方の右側の個体は勝ち鬨を上げるかの如く力強く咆哮する。
    • ちなみにこのムービーに登場する向かって右側の個体はディアソルテ(マオウ)のモデルとなった可能性がある。
      よくよく見ると左側のディアブロスよりも体色が赤っぽく、片方の角が途中で折れているなど共通点がある。
  • MH4Gにて再登場したディアブロス。その登場ムービーはなんとこの生態ムービーの再現となっている。
    見比べると10年の間の劇的な表現力の向上(+3DSの立体視)を実感できる。
    もちろんハンターも登場し、途中で尻尾回転攻撃の巻き添えを食らっている(いつものようにダメージは発生しない)。
    結果的に片方は角を折り取られてしまった上に尻尾で殴りつけられて敗走。
    勝利した側のディアブロスは勝ち誇るように咆哮を轟かせる
    (これは、上記の生態ムービーとは真逆の展開になっている。
    恐らく、この後クエストに突入するためのゲーム的な都合であろう*5)。
    • そして、その場に残ったディアブロスとハンターの戦いが始まる
      …と思いきや、ムービーが終了した時点ではディアブロスはこちらに気付いていない。
      しかもジャンプ攻撃が当てられる絶好の位置にいる
      一戦交えて一息ついているところ悪いが、遠慮なく先制攻撃を決めさせてもらおう。
  • MHWorld以降は先述の通り、
    亜種相手や通常種同士の縄張り争いでこの生態ムービーのシーンをほぼ完全再現できる。
    こちらはハンターが巻き添えを食うことはないので、その行く末を見届けよう。
    どちらが勝つかはランダムのようなので、場合によっては狩猟に有利にならない事はあるが。
    何気に引き分けでも一方的な勝利でもなく「勝者がランダム」という珍しい結果でもある。

余談

  • MH3G時点まででメインシリーズ全作に登場していた大型モンスターは、
    リオレウスとリオレイア、そしてこのディアブロスのみであった。
    誉れ高い立場だけあってか、2頭同時狩猟クエストの数もリオ夫妻の次に多い。
    シリーズ恒例の1つなのか、二色の双角・闘技場黒のファランクス、暴君の時代といった、
    ディアブロスまたはその亜種を2頭、あるいは通常種と亜種1頭ずつが狩猟対象のクエストは必ずある。
    ちなみに、意外であるが村長クエストに於いて近縁種のモノブロスとの二頭クエストは存在しない。
  • 鏖魔ディアブロスやMHR(:S)の通常種及びヌシ個体は今まで在りそうで無かった岩飛ばし攻撃を会得するものの、
    本種の象徴ともいえる双角を使って地面を抉り、岩を掘り起こす…というものかと思いきや
    尻尾を地面に打ち付けて岩を飛ばす…という風変わりな遠距離攻撃を行って来る。
    ただ本種の原型となった初代モンハンの企画版に於ける
    「穴掘りワイバーン」には尻尾で耕された地面に植物が生える、という設定があり
    その面影を含ませる形で導入されたのかもしれない。
  • MH4Gでは極限状態のディアブロスの狩猟クエストとして「角竜慟哭」が存在するが、
    後続のディアブロス登場作品であるMHXXでは「角竜怒涛」がある。
    ただクエスト名の雰囲気が似ているだけでなくMH4Gでは「涙を流す語り部」、
    MHXXでは「哄笑する語り部」がそれぞれ依頼人となっており、依頼文もよく似た構成で対となっている。
  • ゲームでは無印から登場していたにもかかわらず、何故かノベル版での出演は遅れに遅れた。
    武具に関しては第一弾から時々登場してる上に、
    第一弾では主人公の両親はディアブロスの狩猟に出向いて還らぬ人となったという
    いかにも宿敵めいた設定があったにもかかわらず、ディアブロス本体は一向に本編に絡んでこなかった。
    一応第三弾の巻頭マンガにて初登場したものの、ロッシィに角を折り取られ、そのまま轟沈。
    結局この時もストーリーには殆ど絡んでいない。
    本編に登場したのはなんと第六弾にてようやくである。
    余談だが、無印出身のモンスターとしては(ミラボレアスを除いて)最後の登場であった。
    一方でモノブロスはやたらと活躍しているが、もしやその弊害だろうか?
    そして亜種に関しては未だに出演していない(一応ストーリー上の話題になったことはある)。
    • 漫画版では活躍の機会に恵まれ、圧倒的な実力でハンター達を苦しめる。
      また、登場した作品は異なるが、
      独特な「異名」で呼ばれる、ゲーム中の特殊個体のような扱いの個体が登場したという共通点がある。
  • ディアブロスの角の中でも堅牢な角類は、海竜の角と並ぶ程の出にくさを誇る。
    G級では堅牢な角類が欲しくても、1ランク下の上質な角類しか出ないこともザラ。
    MHP2Gでは角の部位破壊でも4割、基本報酬でもパーセンテージにして1桁にしか満たない。
    初代MHPではこの堅牢な角の入手確率はなんと12%だった。
    しかも当時のディアブロスの実力、クエストが単体討伐しか存在しなかった仕様により、
    一筋縄ではいかず紅玉以上のレア素材と見られることも多々あった。
    その癖やたらと色々な武器や防具に、しかも複数使うことが多いので非常に性質が悪い。
    ただ、海竜の角とは異なり、クエスト報酬でも入手できる分まだマシだという人もいる。
    • MH3Gでは「大地を穿つ剛角」という他のモンスターの天鱗天殻に相当する激レア素材が登場。
      G級素材である「堅牢なねじれた角」や「堅牢な黒巻き角」以上に入手が困難なのだが、
      その最たる原因は部位破壊報酬でしか手に入らないからである。
      他のモンスターと異なり、剥ぎ取りや捕獲報酬では一切出ないので、所謂尻尾切りリタマラもできない。
      救済クエスト「《高難度決戦の砂原」が存在するのが不幸中の幸いといったところか。
      なお、角の部位破壊で大地を穿つ剛角を入手する確率はMH3Gでは通常種が5%、亜種が7%となっており、
      通常種を狩猟するよりも亜種を狩猟する方が若干ではあるが入手しやすい。
      その後、MH4Gではクエスト報酬やサブターゲット報酬などでも入手できるようになった上、
      入手確率も12%とMH3Gの時と比べて高めに設定されているため、入手環境は劇的に改善されている。
      また、入手確率が通常種・亜種で同じとなった。
      (ただしサブターゲットクリア条件が角の破壊となっているのは亜種単独狩猟クエストのため、
      サブターゲットクリアでマラソンする場合はMH4Gでも亜種狩りが適している)
      • ちなみに、ディアブロスの角は「○○な(に)ねじれた角」という呼称で呼ばれるのが一般的だが、
        「大地を穿つ剛角」はそうしたネーミングの法則から外れている珍しい素材である。
        なお、同様の角素材は、他にMHFの一部クエストで入手できる
        「狂暴な双角」や「暴虐の双角」、「暴虐の巨角」、「狂暴な黒双角」、「暴虐の黒双角」
        といったものがある。
    • それでも苦情が多かったのか、MHRiseではついに角の破壊で確実にねじれた角系統が出るようになり、
      角のレア素材というものもオミットされた。
      しかし、今度は角の破壊以外でねじれた角系統が一切手に入らなくなってしまったため、
      これまでとどちらが良かったかに関しては意見が分かれる所である。
  • 名前の由来は、スペイン語で“悪魔”を意味する“diablo”からだろう。
    確かにその凶暴無比な気性と戦闘力は“悪魔”と呼ばれるに相応しいと言える。
    • 実際、二つ名の『鏖魔』「みなごろし(鏖)の悪魔」を意味する。
    また、イタリア語だと同じ意味で“diavolo”(ディアロ)という単語があり、
    これがギリシャ語だと“Diabolos”(ディアロス)となる。
    • これが原因なのか、「ボロボロス」よろしく「ディアロス」などと地味に間違われるケースも…。
    他にも、ギリシャ語で「1」を意味する「モノ」を冠するモノブロスが一角竜であることから、
    双角のこちらは「2」の数字を意味する「di (ジ、ディ)」を冠しているということも考えられる。
    • モノブロス、ディアブロスの「~~ブロス」が『兄弟』を意味するBros.とも掛かっている、
      ……との諸派俗説もあるが、真相は不明。
  • 外見や名前のモデルは、明らかに実在した恐竜の「角竜類」だろう。
    有名なトリケラトプスが属しているグループである。
    • なお、ディアブロスの別名は「かくりゅう(公式ガイドブックなどで確認可能)」なのに対し、
      恐竜の角竜の方は「つのりゅう」である。
      ちなみにモンハン初期だと別名も「つのりゅう」だったのだが、意図して変えたのだろうか。
    近縁種のモノブロスは角竜類の一種であるスティラコサウルスと顔立ちがそっくりであるほか、
    実際にディアブロケラトプスと名付けられた角竜もいる
    • ただしディアブロス登場の無印MHの発売は2004年。
      ディアブロケラトプスが種として設けられたのは2010年の事であるため、
      特にディアブロスのモチーフになっている訳ではなく、単に偶然の一致だろう。
      逆に恐竜側がディアブロスに引っ張られた可能性もなくはない
    また、かつてディケラトプスとも呼ばれたネドケラトプスと言う二本角の角竜も発見されている。
    • なおモノブロスと異なり、ディアブロスとこれら角竜(つのりゅう)の顔立ちはかなり違う。
  • 恐竜図鑑や恐竜題材のCG映像などではトリケラトプスなどの角竜類が
    角を武器として肉食恐竜を攻撃や威嚇する場面がしばしば描かれているが、
    角竜類が角を使って肉食竜と戦った形跡は、意外にも滅多に見つかっていない。
    最新の研究によれば、角竜類は三半規管が小さく、頻繁に角を振るうと目眩を起こしてしまうという説が立っている。
  • ディアブロスや実在の角竜類の多くに見られる頭部の「フリル(襟飾り)」であるが、
    実在の角竜類はどのような用途だったのか実はよく分かっていない。
    ディアブロスはフリルが強固に発達して盾の役割を果たしており、
    角竜類のフリルも防御用ではないかと推測された時期もあったが、
    その後の発掘や研究で、フリルが薄くて強度がさほどない種が大半だったり、
    中にはフリルの骨に大きな穴がある種もいつくも見つかるなど、
    (ちなみに前述のスティラコサウルスも穴の空いたフリルを持つ角竜である)
    防御用途に役立たないどころか、
    むしろ防御性を犠牲にしてでも軽量化されたフリルを持つ角竜が多数派だと分かったのである。
    ではフリルの用途は何だったのかというとディスプレイ目的や求愛目的など様々な説が提唱されているが、
    確定的なものとなる説は無く、未だ研究段階となっている。
  • ハンマーのような尻尾は、草食恐竜の「曲竜類」がモデルと見られる。
    草食種モンスターのアプケロスのモデルになったと思われるアンキロサウルス等がこのグループ。
    ちなみに、近年見つかった保存状態の良好な曲竜類の化石の研究で
    尻尾は武器として使うため大量の腱で補強されており、
    その代償で柔軟性に難があり、横方向に振り回す以外の動作は
    (少なくとも一部の曲竜類では)難しかったという研究も出ていて、
    ディアブロスの尻尾のように自在に振り回したり叩きつけるのは
    難しかっただろうと考えられている。
    それでも彼ら彼女らによって粉砕されたと思われる肉食恐竜の脛が見つかったこともあるため、
    横方向の動きだけでも十分身を守れたのだろう。
  • 攻撃とスピードで名高いディアブロスと防御と属性で名高いグラビモス
    それぞれ対の存在である故に双方はライバル関係に映るようで、
    教官の教えにも「ディアブロスとグラビモスのケンカを止める気合で訓練に挑め!」とあるほどである。
    また設定上の分類としても両者は近い存在であり、共通の祖先を持っている。
    • その後MH4で遂にグラビモスが復活した。
      これにより遂にディアブロスとグラビモスの夢の共演クエストが実現するのか……と思いきや、
      今まで皆勤だったディアブロスがまさかの不参戦。結局夢の共演クエストは実現しなかった。
      • がしかし、前述の通りMH4Gでディアブロスが復活し、グラビモスも続投が確定した。
        そして、2014年11月20日、ディアブロス亜種とグラビモス亜種を闘技場で同時に狩猟するクエスト
        JUMP・双黒のライバル達!」が配信された。
        一応双方を同時に登場させる事はMH2やMHFの大闘技会でも可能で、
        遠目に見れば角竜と鎧竜の争いが眺められるのである。
    MHW(:I)では再びグラビモス側がに立場を譲る形で参戦を見送ったものの、
    MHRiseで幼体の方のバサルモスが復活した上、
    ディアブロスのホームグラウンドである砂漠に進出を果たした。
    このことからグラビモスも復活し、遂に角竜と鎧竜の縄張り争いが実現するのでは…?!と期待されたが、
    残念なことにグラビモスの方は参戦を逃し、拡張版となるMHR:Sでも両者の再共演は果たせず終いであった。
    …しかし、ちゃっかりグラビモスもモノブロスも頭骨だけは参戦していたりする。
    直接的な共演こそ逃したものの、何となく彼らの因縁を感じさせるようななんとも言えない待遇である。
    • ちなみに砂漠での初共演を果たしたディアブロスとバサルモスであるが、
      ディアブロスからしてみれば鎧竜の幼体は因縁を抱く程の脅威とまでいかないのか縄張り争いは発生せず、
      普通に片方の攻撃によってもう片方が操竜待機状態にさせられる。
  • 現実世界でもサボテンを主食とする生物は幾つか存在する。
    その中でラクダもサボテン……の様な植物も主食に含まれているが、棘ごと平気でバリバリと食べる。
    ラクダの口内には円錐形の突起物が沢山あり、乳頭の一部はケラチンでできており、質感はプラスチックに近い。
    この突起物には食べた物を一方向に整える作用がある。
    また、上顎の口蓋は非常に硬くなっているので、サボテンの棘も細かくすり潰す事が可能。
    これらの事を踏まえると、ディアブロスが棘だらけのサボテンを平気でバリバリと捕食できるのは、
    ディアブロスの口内も、前述のラクダのような構造を持っていると思われる。
    あるいは棘肉よろしく口に刺さる痛みすら味わいの一部なのかもしれない。
  • これほどの攻撃性を持つ本種が草食であることは意外に思われるかも知れないが、
    現実にもアフリカゾウ、カバ、バッファロー等、肉食獣以上に獰猛で危険な草食獣が存在する。
    • 特にアフリカゾウは最強の陸上動物とも称され、
      その圧倒的パワーと巨体に加えて群れを成す性質のため、
      ライオンですら群れからはぐれた幼獣や弱った個体以外にはほとんど手を出さない。
      気性も荒く、「マスト期」と呼ばれる雄の発情期は特に凶暴なことで知られる。
      人間にも懐きにくいため飼育が難しく、動物園で見られるゾウはより温厚なアジアゾウの方が多い。
      生息数の多いタンザニア等では人間の居住地にも度々出没。
      農作物を荒らし、人間を殺害する事件も毎年数十件発生しており、
      その姿はさながらモンハン世界のモンスターである。
    • 「獰猛で強い肉食獣と温厚で弱い草食獣」というイメージは、
      創作の影響を受けた先入観によるところも大きい。
      現実の肉食獣は無駄な負傷やスタミナ消費を避けるため、
      自分より弱い相手を狙い、腹を満たすための最低限の捕食を行うのが通常であり、
      むやみやたらに周囲を襲うことは少ない。
      一方の草食獣は、捕食のために他の生物を攻撃する必要こそないものの、
      逆にいつ自身や仲間を狙うか分からない捕食者に対抗する為に強い警戒心を持つことも少なくない。
      寧ろ屈強な肉食獣を確実に撃退する為に猛獣並みのパワーや攻撃性を身に付けるというのも、
      一方的に襲われる側に立ってみれば自然な対抗策の1つという訳である。
  • 20周年記念として行われたモンスター総選挙において本種は71位*6を獲得。
    圧倒的に知名度の高いディアブロスの割には低すぎるようにも思えるが、
    ある意味リオレウス以上に「一番好き」にはなりにくいポジションなのが災いしたか。
    ちなみに他のディアブロス種は鏖魔が36位、亜種が101位、ヌシが178位となっている。

素材

ディアブロハート
ディアブロスの心臓。特産品ランクは★5。
既に止まっているが、それでもなお力強さが感じられる。
近年になって万能薬の素として研究され始め、急激に需要が高まった。
交易船などでは非常に貴重な逸品として取引されている。
ある地方では武具の素材としても流通しているらしい。
また、シュレイド地方では「角竜のハツ」と呼ばれており、食材としての需要もある。
因みに、近縁種のモノブロスには「モノブロスハート」という素材が存在し、
こちらは普通に武具の素材として使用される。
角竜のモモ肉
ディアブロスのモモ肉。圧倒的な運動量が旨さの秘密。
トレジャーハンタークエストにて入手できる。
角竜の宝玉
ディアブロスの体内に稀に生成されるという雄麗な玉。
トレジャーハンタークエストにて稀に入手できる。
角竜の甲殻
ディアブロスから取れるスタンダードな素材であり、その重量は見た目に反して重い。
汎用性が高く、幅広い用途に使われる。
この重さを利用した防具は、地域にもよるが飛竜の風圧をもものともしない性能になるものが多い。
この甲殻がさらに硬くなった素材は「堅殻」、それ以上の硬度を誇る物は「重殻」と呼ばれている。
MHXRではカニステル島で、土砂竜の骨と切って繋げてトンカチを作成している。
MHFに登場するG級に認定された個体が持つ、立派な甲殻は「壮殻」と呼ばれ、
無数の傷跡から、幾多の戦いを潜り抜けてきたことがわかる。
角竜の背甲
ディアブロスの重厚な甲殻の中でもとりわけ堅くて重い背中の甲殻。硬い材質で、防具によく使われる。
あまりにも堅すぎるため、接合面からでなければ切り出す事すらできない。
また、背甲の中でもより高い硬度を持つものを「堅甲」、
熱砂に鍛え抜かれさらに強度を増したものを「重甲」と呼ぶ。
ここまで来ると加工は困難を極めるが、防具には理想的な素材である。
角竜の尻尾
鉄のハンマー顔負けの強度を誇るディアブロスの尻尾。
現在はシュレイド地方やメゼポルタ地方などで素材として利用されている。
その一撃は堅牢な外壁をいとも容易く破壊するという。
鉄をも歪めるほどに強靭なものは「靭尾」と呼ばれる。いずれも通常種と亜種とで区別して扱われる。
ドンドルマでは近年需要が落ち、代わりに後述の角竜の尾甲が利用されるようになった。
MHSTで久々に素材として復活。さらに、上位個体からは「上尾」と呼ばれる素材を入手できるようになった。
角竜の尾甲
ディアブロスの尻尾の先端部を覆うとりわけ頑強な甲殻。強固な材質で、扱いが難しい。
全身を堅い甲殻で包んでいるディアブロスの数少ない弱点こそ尻尾であるが、
攻撃する場所やタイミングを間違うとこの尾甲に弾き返されてしまう。
より上質で頑強なものは「重尾甲」と呼ばれる。
尻尾や靭尾とは異なり、通常種と亜種とで質や価値・用途に違いはなく一括して扱われる。
明らかに形状が違うのだが、バルバレギルドの管轄地域ではモノブロスのものも
同じ素材として取り扱っている。
角竜の骨髄
近年の研究成果によって素材としての価値が見出されたディアブロスの骨髄。
なかなか手に入らないと言われる希少な逸品。武具強化の鍵となる。
素材同士の結合を助ける希少成分を含んでいる事が判明し、急激に需要が高まった。
切断されたディアブロスの尻尾から入手できたという報告が多い。
さらに最近では「角竜の延髄」にも同様の成分が含まれている事が判明し、研究者の注目を集めている。
なお、延髄はモノブロスからも入手が可能である。
角竜の牙
ディアブロスの口元から伸びる太くて頑強な牙。尖った材質で武器によく使われる。
刃こぼれしにくく、武具の素材としては勿論、装飾品としても幅広く利用されるため、需要は高い。
因みにモノブロスからも同じ特性を持つ牙が入手でき、
シュレイド地方やドンドルマ地方では同じ素材として取り扱っている。
一方で、バルバレギルドの管轄域のように素材として取り扱われていない地域も存在する。
MHFに登場するG級に認定された個体が持つ、立派な牙は「壮牙」と呼ばれ、
無数の傷跡から、幾多の戦いを潜り抜けてきたことがわかる。
角竜の顎
かつてシュレイド地方で流通していたディアブロスの顎。
加工を施すことで強力な大剣を生産できたため、一時期は重宝されていたが、
現在ではシュレイド地方でも素材として取引されてはいない。
因みにこの素材から作られた大剣とはヴァルキリーブレイド、そして天上天下無双刀である。
なお、形状は異なるもののモノブロスのものも同様の素材として利用されていた。
ねじれた角
ディアブロス最大の武器とも言える二本の角。その名の通り、ねじれているのが特徴。
堅固な材質で武器によく使われる。
甲殻と同じく非常に堅く、生半可な衝撃では傷一つ付けることは出来ない。
突進や地中からの奇襲の破壊力を大きく上昇させており、この一撃で力尽きた者は数知れない。
その硬度故に加工は難しいものの、武具の素材としての需要は高い。
丸ごと使っても鋭く削っても強力な武器に加工する事が出来る。
因みにロックラックでは、ねじれた角を加工した「ねじれた角飾り」という高級インテリアが売買されている。
上質なものは「上質なねじれた角」、さらに堅く上質なものは「堅牢なねじれた角」と呼ばれ、
より多彩な用途を持つ。
導きの地に生息する個体からは「勇壮なねじれた角」が入手できる。
その中でも歴戦の個体のものは「歴戦のねじれた角」と呼ばれる。
  • 意外と思われるかもしれないが、MHXX以前で下位にディアブロスが存在する場合、上質なねじれた角は下位素材であった。
    アルバトリオンの砕けた天角と天をつらぬく角の関係といった所。
    • しかし、MHXXでは上位からの登場ということもあり
      「ねじれた角」と「上質なねじれた角」が同じ上位素材のレア度6に、
      そして「堅牢なねじれた角」がリストラされた。
      入手確率的には「上質なねじれた角」がセミレア扱いとなる。
      というか両角破壊報酬でしか手に入らないため、例のあれに阻まれて上級段階では地味に集めにくい。
      G級ディアブロスの両角を破壊すれば高確率で手に入るが。
    • MHWorldからは、ねじれた角が下位素材、上質なねじれた角が上位素材に設定された、
      破壊さえすれば高確率で手に入るようになった。
ほぼ完全な形状を保った壮麗なものは「大地を穿つ剛角」と呼ばれ、
こちらは通常種・亜種両方から入手が可能であるが、形状を保ったまま部位破壊することは極めて難しい。
そのため入手難易度は極めて高く、「天鱗」や「天殻」にも匹敵する価値を持つことで知られる。
因みに読み方は「だいちをうがつごうかく」と読む。
穿つとは穴を開ける(掘る)、押し進むという意味である。まさしくディアブロスらしい言葉である。
  • MHRiseの上位までの個体と同様、MHR:SのMR個体からは堅牢なねじれた角が確実に手に入り、
    大地を穿つ剛角は未登場となっている。

関連項目

モンスター/ディアブロス/派生作品
モンスター/ディアブロス亜種
モンスター/鏖魔ディアブロス
モンスター/ヌシ・ディアブロス
武器/ディアブロス武器 - ディアブロス素材を用いた各武器へのリンクあり。
防具/ディアブロシリーズ - ディアソルテシリーズに関しても記載。
イベント・メディア展開/モンスターハンター2(漫画版) - ディアソルテが初登場した漫画。
BGM/砂漠戦闘BGM - ディアブロスのテーマ「双角猛る砂漠の暴君」などの記述あり。
フィールド/サボテン - 主食

モンスター関連

モンスター/モノブロス - ディアブロスの近縁種。
モンスター/ダイミョウザザミ亜種 - ディアブロスの頭骨を背負っている。
モンスター/ラドバルキン - 本種の骨を身に付けている
モンスター/グラビモス - 亜種が生物学的には亜種ではない点が共通する。また、同じ重殻竜下目の飛竜である。
モンスター/ヴァルサブロス - ディアブロスに酷似した火山の飛竜。

クエスト関連

クエスト/二色の双角・闘技場
クエスト/波状の角竜群
クエスト/「マ)王 片角のマオウ - 片角の強力な個体(ディアソルテ)が出現するクエスト。
クエスト/4本の角 - お馴染み、2頭クエ。


*1 かつては「つのりゅう」という表記も存在していた
*2 「gamescom」は、ドイツ・ケルンで開催されるヨーロッパ最大級のゲームイベントの事。
*3 生態行動時の移動ルート。
*4 追加でダメージが入ったりはしない。また、他のモンスターに押されるなどして位置がずれると外すことがある。
*5 折れたほうが残ると部位破壊が楽になってしまうため。
*6 傀異克服シャガルマガラと同率