モンスター/ラオシャンロン

Last-modified: 2024-04-25 (木) 19:38:21
種族
古龍種(古龍目 山龍亜目 ラオシャンロン科)
別名
老山龍(らおしゃんろん)
英語表記
Lao-Shan Lung
危険度
MHXX:★7
登場作品
MH, MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MHXX, MHF, アイルー村G
狩猟地

目次

特徴・生態

古い呼び名で《老山龍》とも呼ばれる古龍。
棘だらけの甲殻、長大な首と尾、鼻先に生えた一本の角、そして山の如き圧倒的な巨体が特徴。
公式に記録されたその全長は6960cmに達し、初見のハンター達の大きさの尺度を根底から覆す生物である。
歩くだけで大地を揺り動かし、自然物・人工物を問わず周囲にある全てを崩落させるその姿から
歩く天災」の異名をとり、また「動く霊峰」とも称される。
極めて長寿な種であるとされ、少なくとも確認された個体は全て齢1000年を超えると見られている。
普段は四足歩行だが、尾を支えにして後ろ足で立ち上がることも可能とする。
咆哮を轟かせながら巨躯をもたげるその様は、周囲の全てを圧する迫力である。
その鱗はたった一枚でさえ飛竜の甲殻に匹敵する堅牢さを誇り、
悠久の時を経て作られた甲殻は岩盤の如く堅く分厚い。
皮質は甲殻というより岩に近い性質を持っており、
大気に舞う塵や、鉱石や火山灰などの粉塵を少しずつ取り込み、
それが老山龍の体熱によって徐々に溶かされ沈着することで長い時間をかけて形成される。
一般に見られる老山龍の角質は鉄分を多く含んでおり、
これが同種の象徴とも言える茶褐色の体色の由来となっている。
こうした甲殻の形成には極めて長い年月と良質な堆積物が必要となること、
確認された個体がいずれも極めて長寿であると推定されることから、
数百年以上に及ぶ年月を堆積物に埋もれながら過ごしている可能性もあるとされる。
なお、背には翼の痕跡が残されているが、これは巨大化という進化の筋道の中で退化し、
その用をなさなくなったものとの説が有力視されている。
性格は比較的穏やかで、他の生物に対して攻撃を仕掛けることは殆どない。
ただ一部の地域に定期的に出現し、ほぼ一定のルートを巡回するように闊歩する姿が確認されている。
この行動は縄張りを徘徊する習性であるとも、食事のためとも予想されているが、
しかし老山龍が縄張りを誇示したり、何かを摂食したりする姿は未だ確認されておらず、真相は謎である。
そして殊更に不可解なのは、あらゆるモンスターの中でも指折りの巨体を誇るにもかかわらず、
ハンターズギルドや古龍観測所でさえその居場所を特定できない神出鬼没さにある。
街や村に接近してきた場合ならいざ知らず、それ以外では全くと言っていいほど目撃情報が無く、
出現が確認された後もしばらくするといつの間にか姿を消しているのである。
ギルドでもこの不可解な出没事例には首を捻っているが、
山腹に鉱物精錬所が建設された際に地下から地震と共にラオシャンロンが現れたという記録から、
普段は地中に潜って休眠状態にあり、休眠から目覚めると地上を闊歩しているのではないかと推測している。
定期的に周囲を徘徊する生態を持つのは上述の通りだが、
竜種などとは次元の異なる巨体と重量を持つ老山龍の「徘徊」は、それそのものが天災級の被害を誘発する。
性質こそ攻撃的ではないものの、周囲にある物体などには全く頓着せずに進行を続け、
地震にも匹敵する振動で建造物を損壊させ、凄まじい力で障壁を跳ね除けて瓦礫の山と化すことから、
人類の生活圏内に侵入した場合、計り知れない人的被害を齎す結果となる。
過去には老山龍の歩みを逸らすために人々が建造していた巨大柵を呆気なく破壊し、
結果としてその進行路に存在していた村が跡形もなく消え去ったという事例すらあり、
その圧倒的かつ人智を超えた力は一貫して人々の畏怖の対象となるとともに、
他の古龍にもまして古い時代から人類に研究と対策を強いてきた歴史がある。
遥か太古より生き続けるかの龍の徘徊は有史以前から行われていたと考えられ、
むしろ後から訪れた人間こそが老山龍の領域を侵しているのだという言説に異論を唱える者はない。
しかし既述の通り、老山龍の侵攻が生じる被害は村や街にとって致命的な結果を齎すものであり、
実情はさておき、ハンターズギルドや諸王国は何としてもその対策を講ずる必要があった。
現在、その被害を最小限に留めるべくハンターズギルドによって施されている主要な対策は、
過去に確認された地点に物見櫓を構築してその動向をいち早く察知するとともに、
最終防衛線として巨大な「砦」を建造し、いざ出現が確認されれば総力を結集して迎撃を行うというものである。
老山龍の出現が確認された場合、侵攻ルートに含まれうる周囲の人里には「非常事態宣言」が出され、
地域周辺の防衛拠点に優秀なハンターらが緊急動員される。
この際は「ハンター5人以上での狩猟を禁ずる」というギルドの原則が破棄され、
集結したハンターたちが連携を取りながら砦周辺に配置された兵器を活用し、老山龍の撃退を目指す。
ラオシャンロンは単に障害物があるだけでは進路を変更したり引き返したりすることはなく、
むしろその体躯と膂力をもって障害物を除去することで進路を切り開こうとする性質を持つ。
堅牢無比な耐久力を持つ砦といえども老山龍が繰り出す攻撃に晒され続ければ崩落は免れず、
現場のハンターらには砦を護りつつ、可能な限り迅速に老山龍を撃退することが絶対的に求められる。
砦にはバリスタや大砲をはじめ、撃龍槍、最終兵器である巨龍砲といった迎撃兵器が完備されているが、
これらを以ってしても圧倒的な巨体と驚異的な生命力を持つ老山龍を足止めすることは容易ではない。
歩みを進めるだけで大きな風圧や震動が発生し、無意識に振られる尻尾ですら凶器と化し、
明確な敵意を持たずとも動作の一つ一つが外敵を悉く蹴散らす巨龍の侵攻を退けるのは、
熟練のハンターが集った防衛拠点であっても至難の業とされている。
老山龍の姿は古くから確認されており、古龍種の中では比較的なじみ深いと言える存在である。
このため、ラオシャンロンから得られる素材の利用方法についてはかなり研究が進んでおり、
龍の属性が宿す性質から、対古龍種を想定した武器の加工に意欲的に用いられている。
その頑強さゆえに加工が不可能とされた大爪をそのまま用いることで圧倒的な破壊力を実現した龍殺しの槌
究極の逸品とされる大角をベースにし、これを相性の良い紅蓮石の力で加工した龍刀など、
素材の性質を最大限に活かして誕生した名武器は数多く、ハンターの間でも評価が高い。
とりわけ熟練の職人ですら加工困難な甲殻を惜しみなく用い、最先端の技術を以って完成した老山龍砲
当時において「最強の重弩」と称されるほどの性能を持っており、
現在でも歴史に残る巨砲として語り継がれている。
逸話
前述のように古くから確認されている古龍という事もあり、老山龍に関する噂や伝承は数多く存在する。
有名どころとしては、ココットの英雄が遺した伝説の一つに「巨大龍を討ち果たした」というものがある。
また、ドンドルマの大長老については「老山龍の尾を切断した」という伝説を筆頭に、
住民の間で老山龍との闘いに関する様々な巷説が飛び交っている。
伝承にはこのような「強大な老山龍を退けた」類の英雄叙事的な逸話が多いが、
しかし、比較的近年になって全く異なる性質の噂が唱えられた例もある。
最も有名なのは、”老山龍が人々の前に姿を現す理由”に関する、以下の逸話であろう。
ココット村の付近に建造されたアンガルフ砦の近辺に老山龍が出現、
ハンターを中心とした防衛戦の末、老山龍は撃退された。
しかし、その防衛戦に参加したハンターや、その様子を観察していた一部の人間や竜人族から
撃退された老山龍の様子が明らかにおかしかった、という報告が幾つか挙がった。
「まるでその場には居ない何かに怯えそれから逃げるように去って行った」というのである。
この話から、老山龍が出現する理由の一つとして、
「強大な力を持った”何か”から逃げているのではないか」という説がごく一部で語られるようになった。
尤も、この説について肯定的な意見は少ない。
撃退途中に行った威嚇を怯えているように見間違えたのだろうといった指摘もあるが、
やはり「あの老山龍を怯えさせ、逃走を余儀なくさせる存在などいるはずもない」という
ごく当たり前の共通認識が存在することが何よりの理由であろう。
このため、一時はそのインパクトからそれなりに大きな関心を集めたものの、
時が経った今では、殆ど信憑性の無い噂話として細々と語られる程度となっているのが現状である。
一部の学者からはとある御伽話の冒頭部に逸話との関連性がみられるという説も提唱されているが、
単なる童歌を論拠とする愚説として取り合わない者が多い。

概要

  • 専用BGMのとおり正しく"動く霊峰"。MHシリーズの名物、超大型モンスターの第一号である。
    全長は前述の通りおよそ70m弱だが、
    コレは大体20~25階建て程度のビルやマンションが横倒しになってるようなものである。デカイ。
  • あまりの規格外な巨体ゆえ、移動しているだけで天災級の災害が発生する。
    そのため、ハンターズギルドや諸都市においてはその進行に備えて巨大なを建造し、
    砦を最終防衛線として迎撃作戦を展開することでその進路を逸らすことになっている。
    • 設定上において超巨大モンスターは「人の手でどうこうできる存在ではない」とされ、
      砦の建設目的はあくまでも進路変更を促すか、攻勢をかけて撃退を試みるものとされている。
      もちろんこれは世界観に準じた表現であるため、ゲーム内ではキッチリ討伐まで可能。
      • 後にMHWorldでは山龍亜目の後輩としてとんでもない大物が登場。
        こちらはその規格外にすぎる巨体と事情ゆえに作中討伐が不可能という異例の存在となっており、
        ある意味で超巨大モンスターとして世界観設定通りの待遇がなされる結果となった。
  • 定期的に進行ルートに出現するとされるが、ラオシャンロンが度々現れるのかは諸説ある。
    生態の項にある通り古龍学者のあいだでもその理由は今もって謎とされているのだが、
    とある説が独り歩きを続けている。
    「ラオシャンロンは自身を脅かす"何か"から逃げている……」
    MHGに登場する薀蓄好きな竜人族曰く、
    ラオシャンロンは「なにかに怯えるように逃げて行った」らしい。
    また、MHPの攻略本においても似たような記述が記されている。
    実際にラオシャンロンを討伐ではなく撃退すると、他の古龍とは明らかに様子が違っており、
    本当に得体のしれない何かに怯えて逃げていくように見える。
    その「何か」とは未だに不明だが、その陰には生ける災いと呼ばれた龍の名がチラつく
    • モンハンの世界には「巨大龍の絶命により、伝説は蘇る」という内容の伝説も語られている。
      これは「ラオシャンロンが強大な何者かから逃げているように見える=既に何者かが動きだす気配を見せている」
      という説と微妙に噛み合わないようにも見えるが、
      こうした因果関係の逆転は、俗信や民間伝承にはよく見られるものなので*1
      そうした背景まで関係した伝説なのかもしれない。
      • 15周年の禁忌モンスターの情報公開に際し発行された
        書籍『モンスターハンター 発想の法則2 禁忌の書』では、この長年の疑問についても触れられた。
        やはりと言うべきかその強大な存在とはミラボレアスのことであるらしい。
        世界観の頂点に立ち、出現するだけで古龍が姿を消すほどの力を持つ伝説の黒龍の現れとなれば、
        ラオシャンロンが脇目も振らず逃げ出すのも当然と言えよう。
  • 弱点属性は龍≧火>雷で、弱点は"体内"(背中の剥ぎ取りできる部分の下辺り)*2
    ガンナーなら貫通弾などで狙い撃てるが、剣士では届かず柔らかい腹を狙うことになる。
    • 大ダウン時等に体内へめり込めるので、剣士でも背中の裏側辺りで武器を振れば弱点を殴っている判定になる。
      ラオの背中側に2つ並んでいる台形状の物体が目印。
    • ヒット判定はかなり広く、クリティカル距離で弱点判定だと体内からヒットエフェクトの先端が見えるので、
      ちゃんと弱点に当たっているかの判別は容易。
  • 部位破壊は、頭2段階、前両肩、背中の左棘。
    頭はG級でも爆弾を持ち込めば楽に破壊できるが、肩の破壊はガンナー以外は辛い。
    バリスタや大砲を活用すればどちらか片方の破壊は可能。
    背中の破壊は下位なら巨龍爆弾で破壊出来るものの、上位以降はやはりガンナーでなければ破壊しにくい。
    肩の破壊と二択になるが、一応こちらもバリスタや大砲で破壊出来る。

MH~MHP2G

  • どのランク帯でも、ほぼ最終盤に登場する。
    圧倒的な体力と飛竜とは比較にならない攻撃力で、多くのハンターを絶望に追いやった。
  • 移動時は攻撃は殆どしてこないが、前に進む時の脚や尻尾振りが龍属性攻撃になっている。
    旧作では震動こそ無いものの、足踏みで風圧が発生する
  • 「踏まれた」という報告が頻繁に上がるが、実際無理に近づかなければ足に踏まれることは無い。
    よくあるのが横方向から腹を殴ろうとし、位置が微妙で尻尾を殴った判定になり、
    攻撃が弾かれた反動で足の下へ行ってしまうというパターン。
  • 最大の脅威は足なんぞではなく尻尾である。
    老山龍は非常に長い尻尾を左右にブン回しながら歩行しているため、
    尻尾に当たろうものなら凄まじいダメージを受けてぶっ飛ばされる。
    • ラオシャンロンと戦うエリアは、一本道のステージが多い為、安全地帯となる高台が無い場所では、
      ベースキャンプに戻るためには、尻尾のわきをすり抜けるしか方法が無い。
      この時、老山龍を背中に走る形になる為、スピードが遅くスタミナ消費も激しい逃走になる。
      故にタイミングの読み違えやスタミナ切れが発生しがちである。
    • そして尻尾を脅威たらしめている最大の原因が吹き飛ばされる方向だろう。
      あろうことか尻尾に当たると老山龍の進行方向に向かって吹っ飛ばされる
      走ってきた方向に戻されるため、「起き上がり→ゆっくり走り出す」の最中に無敵時間が切れ再度当たる。
      よって一度食らうと大抵二度三度食らう、と嫌がらせのような攻撃となる。さすがドSのカプコン
      そして最大強化した防具であっても体力の3割は削られる火力を持つため、
      ただの尻尾にハメ殺されるハンターも後を絶たない。
      それ故にベテランでも尻尾のリスクを避けるためだけにモドリ玉を調合分込みで持ち込む者も多い。
      だが、「尻尾のわきを走り抜けないと何か物足りない」と思っているあなたは間違っていない
    • 剣士で腹を殴るのに夢中になっていると、エリア際でハメ殺される可能性が高い。離脱はお早めに。
  • 普段はハンターを歯牙にも掛けず行動しているが、
    移動時、高台にハンターがいると、立ち上がって噛み付いてくる。
    このような意図的な攻撃としては噛み付きや、砦に向けて行う体当たりがある。
  • しかし、実は一番威力が高い攻撃はそれらではなく、
    よりにもよって足を攻撃して怯ませた時、ダウン時の押し潰しである。
    たしかにあの巨体に潰されたら無事で済まないのは当然ではあるが、
    だからと言って意図的な攻撃の方が威力が低いとはにわかには信じがたい。
    • なお、腹を攻撃して怯ませた際にもダウンするが、こちらはすぐに復帰する。
      その際、腹の下にいると押し潰されてダメージを受けるが、こちらは小ダメージですむ。
      ただし腹下から頭の方向に吹っ飛ばされるため、煩わしさは随一。
  • 道中で立ち上がった際に仰け反らせると、仰け反らせる度に攻撃してくる。
    これも時間切れ要因となりやすいので弱点を狙えるガンナーは特に注意。
  • 見た通り恐ろしくデカいために体力も絶望的に高いのだが、
    最終エリアを除く4エリアでは、基本的にハンターを無視して歩き続けるだけなので攻撃自体は容易。
    ソロ大剣はデンプシーを、ソロハンマーは溜め2を腹の下で繰り返していれば
    風圧の影響を無視しつつ柔らかい腹部を延々と攻撃し続けることができるのだが、
    その代償として恐ろしく単調な戦いを強いられるため、睡魔による寝落ちという罠に嵌る可能性がある。
    また、どれほど攻撃しまくっても最終エリアに到達しない限り討伐出来ず
    最終エリアにたどり着くまでは体力が一定値(1000前後)を下回らない設定となっている。
    つまり、基本的にフル人数で挑もうが超火力装備で出撃しようが、絶対に20分強はかかる仕様である
    • ソロだと元々ラオのバカ体力を最終エリア手前で削り切るのは至難の業なので関係ないが、
      パーティーでは余裕で倒せるのに結局ソロとあまり時間が変わらないことになり、作業感が非常に強い。
      結果「大して強くもないのに時間ばかりかかる辛い相手」として嫌われてしまうことも。
      その上紅玉や天鱗もしっかり隠し持っており、部位破壊素材がキー素材の代物も多いので、
      武器防具を最終強化するためには辛い相手との辛いマラソンを強いられることになってしまう。
    • ただし「腹の下で思考停止状態で武器振り回してれば勝てる、時間がかかるがちょろい相手」という考え方もある。
      結果として、ラオシャンロン戦の難易度、およびそれについて回るラオ武器防具の製作難易度は、
      ラオに特有の「単調さ」を個々のハンターがどう受け止めるかによって大きく違ってくる。
  • なお、パーティ戦では弱点属性で後ろ足を攻撃すると面白いように転ぶ。
    ただし、この時の転倒は前述の老山龍最大火力ダウン【大】となるため、
    腹下で攻撃しているメンバーが死ぬ可能性が高い。
    そして上述のとおり最終エリアまではどれだけ殴ろうがHPを一定値(1000前後)以下には出来ないため、
    ダウンさせすぎると時間切れとなる事態も発生する。ご利用は計画的に。
  • 剣士では殴れない部分の一部、分かりやすい所で前後の足の間の腹~脇腹~脇部分等は、
    通常では武器で殴れないためか見た目だけで当たり判定が殆ど無いようで、
    この辺を狙って通常弾Lv3を撃ち込むと内部で跳弾する不思議な光景を目に出来る。
    反対側の脇も同じ構造になっているので、全く跳ねずに外へ出ていってしまう事も多い。
    通常弾Lv2や属性弾等も通過すれば簡単に弱点へ当たるため有効。
    • 開始位置でラオがのっそのっそと歩いている時にもクリ距離で狙い撃てる部分であり、文字通り脇が甘い。
      他にはちょうど両腕の間の胸の部分など。
      道中や最終エリアなど、立ち上がった際にぶち込むと面白いように中で跳ねる。
  • ただ歩いているだけでハンター達を蹴散らすラオシャンロンだが、
    その巨体から繰り出される攻撃は見た目によらず気絶値が低い。
    大抵のモンスターは気絶値が10とか20位なのだが、ラオシャンロンの攻撃による気絶値はたったの2である。
    だからといって喰らっても平気かというとそんなことは無く、ダメージはしっかりと受ける
  • 巨体故に剥ぎ取り回数も非常に多く、その回数はシリーズトップタイの9回
    なんと自らよりも巨大なジエン・モーラン(剥ぎ取り回数8回)を上回っている。
    現在のところ、このラオシャンロンと並ぶ本体剥ぎ取り回数を誇るのは
    ミラボレアス各種とグラン・ミラオスの計4種のみである。
    • なお、1ヶ所で9回剥ぎ取れるわけではなく、後ろ脚、前脚、頭の3ヶ所で3回ずつとなる。
      問題はそこで、でかいために剥ぎ取りポイントから次の剥ぎ取りポイントまでの距離が長い。
      ついでに止めを刺してから完全に絶命し、剥ぎ取り可能になるまでの時間も長い。
      そのため、高速剥ぎ取り・採取のスキルが発動していない場合、
      9回フルに剥ぎ取るのは至難の業、或いはもう不可能なレベルである
      仕様上、剥ぎ取り名人を発動させると剥ぎ取り回数が12回に増えるが、
      12回フルに剥ぎ取るには高速剥ぎ取り・採取のスキルが必須。
      スキルなしだと8回剥ぎ取ったところで時間切れになる可能性が高い。
    • さらに、ラオシャンロンは倒されてもなお砦に進もうとして力尽きるのだが、
      その演出のおかげで後ろ脚の剥ぎ取りポイントを見誤ることや、
      砦に頭が埋まってしまい剥ぎ取れない事態も珍しくはない。
      頭が埋まると徒労感に襲われること必至なので、特にソロプレイでは倒す位置に気をつけたい。
      とは言え、討伐する位置を意識しすぎて討伐に至らない、
      或いは砦が破壊されるなんてことになればまさに本末転倒。
  • MHP2(G)では村★6で砦蟹の討伐をクリアすると出現する下位裏ボスと言った立ち位置なのだが、
    集会所では★3★4の狩猟クエストを全クリアという妙に中途半端な条件で出現する。
    PT仕様なので村で出現する個体よりHPが高く、ソロだとこの時点の武器で倒すのは割と困難だったりする。
    モノデビル一式等の火事場+2付きメテオキャノンやピアースクラブ等の貫通ヘビィボウガンで
    ひたすら弱点狙いして割とギリギリ。背中や肩はついでに壊れれば良いなという程度。
    もうちょっと進めればリロードが速く上二種よりも火力が高いレックスハウル、
    近接でもより火力が高い龍・火属性の各種武器が作れるようになるので、見なかったことにして先に装備を整えよう。
    なお、上位以降は亜種に置き換えられて登場しないため、
    MHP2(G)におけるラオシャンロン通常種は些か影が薄くなってしまっている。
  • MHP2Gを最後にメインシリーズでは長らく登場しない状態が続いていた。
    しかしMH4(G)では竜人問屋を介して素材を入手する事は可能。
    交換に必要なのは豪山龍ダレン・モーランの素材(下位の方)である。
    旅団クエスト★6の「高難度:遠離に見やる豪の山」のクリアで交換可能になる。
    • 後述するMHXXまでの未登場作品でも、作中の台詞で名前が挙げられたり、
      頭骨が別モンスターの抜け殻と一緒に遺棄されていたりと存在が示唆されていた。
      また、MH10周年記念ムービー「祝10周年!歴代人気モンスター集まるニャー!」にも登場。
      終盤で登場し、2本足で立ち上がってその圧倒的な巨体を見せつけた。
      …続くジエン・モーラン、ダラ・アマデュラにインパクトを持っていかれた感は否めないが。
    • 派生作品においてはちょくちょく登場機会があり、
      アイルー村シリーズやメゼポルタ開拓記などでは印象的な存在となっている。

MHXX

  • MHP2G以降、登場の機会に恵まれなかったラオシャンロン。
    しかし2017年1月1日午前9時、
    ラオシャンロン本人(本龍?)から新年のご挨拶が全国のハンターに届けられ
    ラオシャンロンがMHXXにて、実に9年ぶりにシリーズ復帰を果たす事が明らかになった。
    • 上記の動画内では、これまた昔懐かしの砦にてハンター4人を前に咆哮する様子が映し出されている。
      ここで登場するハンターたちはMHP2G以前より存在する防具をまとっており、
      武器も当時、あるいはそれ以前の狩猟環境を彷彿とさせるものになっている(はきゅん超絶一門など)。
    • なお、同動画では乱入クエストの「WARNING!」演出*3でシーンが切り替わる。
      特にアナウンスはなかったものの、発売後にとある村クエで同様の演出が使われていることが判明した。
    • この動画では、ハンター諸氏にも馴染み深い漫画家の真島ヒロ氏がラオシャンロンに挑んでいたが、
      一部シーンで真島氏が操作するハンターが龍属性やられを発症していたため、
      ラオシャンロンが龍属性やられを扱うようになったのではないかと噂になったが、実際はそんな事は無かった。
      ちなみにこの龍属性やられが何だったのかというと、真島氏のハンターが着ていた新防具の作用である。
  • 今作にて危険度が設定された。その値は★7
    これは、MHXXにおける最高値である★8に一歩及んでいない。
    歩くだけで天災に匹敵しうる被害をもたらす存在と謳われるラオシャンロンだが、
    それでも最高レベルの危険度を誇るとは見なされてないということである。
    やはり、今作で復活し最高危険度を誇るかの龍の存在が大きいのだろうか。
    • 設定ではラオシャンロンは古龍の中でも非常に古い時代から人間と関わってきた古龍であり、
      それゆえに長年に渡って研究や対策が講じられてきた歴史があるとされる
      (後述の通り、今作で防衛用の砦が大幅な改良を見ているのもその対策の積み重ねの為せる業だろう)。
      ギルド的には入念な対策を講じに講じ続けてきた既知の相手であることから、
      (村や国を滅ぼす危険性を踏まえても)危険度は最高ランクより一段落ちると判断されているのかもしれない。
  • その出現時期はというと、HR10(G2)からHR11(G3)に上がるための緊急クエストである。
    本作におけるG級の古龍種モンスターの登場がだいたいHR11後半かHR12後半になってからであることを考えると、
    驚くほど早いタイミングでの登場と言えるだろう。
    なお、ラオシャンロンの通常種がG級に登場するのはシリーズ史上である。
  • MHXXの砦は旧作から改修され、BC以外4つあった道エリアが1本に短縮されている
    これによってクエスト開始時、及びエリア移動中の攻撃不可能な時間がやや改善されている。
    砦はエリア1最深部の「前衛砦」とエリア2最深部の「本砦」の2箇所に分かれている。
    個別に耐久値が設定されており、どちらか一方でも破壊されるとクエスト失敗になる。
    防衛設備も加わり、MH4G以来の登場となる巨龍砲や固定式拘束弾、
    移動式大砲やそのレール、吊り橋が新設されている。
    侵攻ルートに沿う形でレールが敷設されており、これら防衛設備を各エリアで運用できる。
  • 前述のように砦が過去作から大きく改修されているが、
    これがそのまま本作の戦闘面における最も大きな変更点にもなっている。
    侵攻ルートほぼ全域をカバーするように迎撃兵器が配置されており、
    火力補助にとどまらない「完全に迎撃兵器メインの戦闘」が可能となった。
    もちろんラオシャンロンの体力を削りきるだけの弾薬が用意されているため、
    緊急クエスト時点でソロ討伐に挑戦することもできる。
    従来通り武器攻撃メインの戦闘も可能なので、自分に合った方を選ぶとよいだろう。
    • 後述するが、この時点で作れる装備ではラオシャンロン相手にやや力不足になりがちであるため、
      武器を問わず一定のダメージを期待できる迎撃兵器は有力な選択肢である。
      しかしその一方で、迎撃兵器メインの戦法をとる場合でもそれなりの準備が必要。
      配置された弾薬の余裕は少ないため、あまり大砲を外したりするとダメージが足りなくなってしまう。
      効率よく、かつ確実に各種兵器を当てられるように
      リタイア前提で一度兵器や弾薬の位置を確認しておくのもよいだろう。
      また、装備で発動させるスキルにも注意が必要。砲術スキルは大前提として、
      効率よく大砲を扱うための運搬の達人、大砲の弾を落とさないための高級耳栓や耐震が候補となる。
      武器メインにせよ迎撃兵器メインにせよ、入念な準備と長丁場を戦い抜く根性が必要と言える。
  • 新モーションを幾つか習得しており、進行通路上の左右に設置されているバリスタのある高台や、
    レール移動式砲台にハンターがいると、それめがけて肩で体当たりをかましてくる。
    また立ち上がりからの圧し掛かり、砦上層部に居るハンターを目掛けて頭部を引き摺り床ごと凪ぎ払うなど、
    その巨躯を用いた肉弾技が旧作よりも増えている。
    また、それらの攻撃や咆哮に併せて落石が発生する仕様となった。
    新たに二足歩行の状態でも大きく首を振って咆哮を放つようになり、
    細かいところでは足踏みの際に生じる風圧が震動に変わっている
    ただし「ブレスなどの特記すべき能力に頼らない」という特徴は固持されている。
    過去作ではただ前進するのみだったラオシャンロンであるが、
    今作では頻繁に立ち上がったり、横に動いたりするようになったため一点を狙い続けるのが難しく、
    以前のようなソロでの撃退を前提にした頭部の怯みで時間を稼ぐ戦い方がし辛くなっている。
    • 左右高台への体当たりの威力はG級中盤の防具を鼻で笑う超威力に設定されている。
      (G3緊急クエストは防御800あれば耐えられるが、イベントクエストの方は防御900前後でも即死である)
      お腹に潜り込んで戦う場合は、予兆をしっかりと見極めなければ巻き込まれる。
      体に触れただけでダメージが出る(空中判定なのかと思わせる)ほど範囲も大きいため注意。
      もし間に合わなかった場合はあえて足のそばに潜り込み、わざと蹴り飛ばされておくという手もある。
      こちらのダメージも馬鹿にならないが即死するよりはマシである。
    • ラオシャンロンもP2G時代から色々と強化されているが、
      ハンター側も当時は無かった武器、スタイルに狩技と進歩している。
      そのため、従来はエリア2の橋の上からしかラオシャンロンに乗る事ができなかったが、
      一部の武器の狩技やアクション*4を利用すれば、
      エリア1の中腹にあるバリスタの櫓やエリア2のレールの上から背中に乗る事が可能となった。
      しかも普通に剥ぎ取りや対巨龍爆弾の設置が可能である。
      …ただし本来は乗る事が想定されていないタイミングな為か、高確率で反撃を食らい叩き落される。
  • エリア1はバリスタの配置されている高台が多い為、頻繁に体当たりを行う。
    この攻撃はラオシャンロンに乗っているハンターも巻き込まれるので、乗った直後に乙ることもある。
    • 破壊可能な高台に対する体当たりについては、ひとつにつき一度しか行わない為、
      攻撃中に怯ませる事でより多くのバリスタ等の兵器を保持できる。
    • 乗っている場合は体当たりする方向と逆方向の端に移動することで
      背中に乗ったまま体当たりをよけるという少々面白不思議な現象が発生する。*5
      アレの仕業だろうか…
  • エリア2の橋の上からの大砲などで攻撃している時、ラオの位置次第では怯んだ際の尻尾が直撃する。
    よりによって大砲発射スイッチの位置を直撃する軌道を取るのがまたいやらしい。
    怯んだ瞬間に右側へ回避出来るように意識しておけると避けられる可能性が高い。
    • あまり無いが下手にジャスト回避すると大体戻ってきた尻尾にしばき倒される。
  • エリア2に設置されている撃龍槍は、本作では一度しか使えないのでしっかり狙っていきたいところ。
    ちなみに、ラオシャンロンが高台の上に前脚を左右両方とも乗せた時に撃龍槍を射出すると、
    ラオシャンロンが大きくダウンし、高台の上に頭をぐったり下ろす。
    この時のみ、後述の通り新たに弱点となった口内を攻撃する事ができる。
    • 厳密には高台の上に前脚を左右両方とも乗せた時に怯ませることで大ダウンが発生するので
      撃龍槍使用以外でも口内を攻撃することは可能である。
      ただし脚や腹でダウンを取ると弱点を目指して砦を登る分、
      ロスがあるため撃龍槍が使えるうちはこちらを利用したほうがいいだろう。
    • 口内を晒している間は大ダメージを与えるチャンスなのだが、
      足場が狭くマルチでは複数のハンターが一斉に弱点に群がるので
      こかし合いが発生しやすい。
      また、老山龍の口のすぐ近くにはBCに繋がるエリア境界があるため、
      片手剣のバックステップや弓の剛連射など、後ろに下がるアクションを使うと意図しないエリアチェンジをしてしまい、
      折角の大チャンスを棒に振りかねない。
      ダウンを狙う際は、立ち位置には十分に気を配りたいところ。
  • 今作でも討伐時に頭が砦に埋まる可能性があるが、剥ぎ取りに仕様変更が入っており
    上半身4回・下半身4回の合計8回となった。そのため頭が埋まっても剥ぎ取り自体に支障はない。
    最大回数自体は1回減っているが、もともと9回フルで剥ぎ取るのは困難だったためそこまで影響はないだろう。
  • MHXX発売当初は、
    ソロで挑んで撃退が精一杯、或いは撃退にすら失敗して悲鳴を上げるという光景が多く見られた。
    これらは
    • エリアが短縮され、最終エリアへ到達するのが早くなり、時間切れ狙いのクリアが難しくなった。
    • 腹部の物理肉質硬化(従来の半分弱)により、作業的に腹だけ殴っていれば勝てる敵ではなくなった。
    • 過去作で体内にあった弱点部位が消滅しており、貫通弓である部分を狙う戦法が通用しなくなった。
      代わりに、背中部分口内が弱点となったが、これらは狙えるタイミングが限られている。*6
    • 出現時期(G2)ではG級武器でも性能がまだ今一つ。特に龍属性武器は少ない。
    • 復活が久しぶりなのでそもそもラオシャンロンと初めて戦う人も多く、
      オンラインで助っ人を募っても立ち回りの分からないプレイヤーが多くいた。
    • 移動式大砲や巨龍砲は4G経験者以外は初見となるうえ、使い方もとくに説明されず、
      加えて超大型モンスターがMHXにおらず設備を駆使する発想に至らない人も多く、
      それらの迎撃兵器を一切使わず(使えず)ダメージが稼げなかった。
    などの理由によるものだと思われる。
    結局、討伐にしろ撃退にしろ、下手なG級武器を担いだり無闇に迎撃兵器を使用したりするよりも
    上位武器のアルカニスでひたすら貫通矢を撃ちまくる戦法が
    一番手っ取り早いとまで言われていた*7
    • ただし、撃退は可能だが討伐にはわずかに及ばないという微妙な実力の場合、
      全力で頑張ると逆にクエスト失敗してしまう危険が高まる。
      と言うのも、エリア2への移動タイミングはエリア1で与えたダメージが一定量に達した時であるため、
      エリア1で頑張りすぎるとエリア2へ移動するタイミングがそれだけ早まってしまう。
      つまり、エリア2の本砦がより長い時間ラオシャンロンの攻撃に晒され続ける事になる。
      クエストの制限時間である35分間粘れれば勝ちなので、
      エリア1と2で半々くらい長引かせればどちらの砦も破壊されることは無くクリアできる。
      が、逆に片方に2/3以上偏るとまず制限時間前に砦を破壊されてクエスト失敗に終わる。
      そういう場合、エリア1ではわざと攻撃の手を緩めてエリア1砦の耐久度が許す限り時間を潰し、
      なるべくギリギリまでエリア2への移動を遅らせよう。
      • ちなみに、何も抵抗しなかった場合
        エリア2にラオが現れてから本砦が陥落するのにかかる時間が、だいたい15分弱。
        ここから大砲やバリスタで怯みを取ったり拘束したり撃龍槍で大ダウンを取ったりで更に時間を稼げるが、
        おおむね20分弱くらいが緊急クエスト時点のソロで耐えられる目安となるだろうか。
        ベースキャンプの単発式拘束弾やバリスタの弾、大砲の弾などを後半の本砦用に温存しておくと良いだろう。
  • ちなみに上述の通り弱点属性は龍属性だが、その属性耐性は全部位20%以上で、
    近接が主に殴ることになる腹は30%という相当な効きっぷりである(最大弱点の口内は40%)。
    過去作より大幅に肉質が硬化したこともあり、
    物理性能より属性値を優先した武器選択をすると討伐がぐっと近づくだろう。
    ちなみに次点は火属性で、こちらも全部位20%以上。特に、腹でなく脚を殴る場合は龍属性=火属性となる。
    有用な龍属性武器をまだ準備できていない場合に火属性武器で代用するのも良いだろう。
    • G1・2の特定クエストクリア等の条件を満たしていると、
      同時期にG2でイャンクック等の獰猛化個体の狩猟クエストが発生する。
      獰猛化濃縮エキスが入手可能となるので、バルク武器を一足早く強化出来るようになる。
      太刀や双剣、弓で挑むのなら寄り道してみても良いだろう。
  • 本作でのラオシャンロンが討伐対象のクエストでは、
    クリア時に防衛対象である砦の耐久値がどの程度かによって報酬が増減する仕様がある。
    当然ながら耐久値が高いままクリアした方が報酬の量は増えるため、なるべく意識したい。
  • 当然ながら、ラオシャンロンの装備各種も復活するほか、新たにスラッシュアックスとチャージアックスも加わる。
    MHXXでの武器種ビジュアルで、スラッシュアックスの男性ハンターが暁丸シリーズを装備していたため、
    その手に持つのが老山龍素材のスラッシュアックスではないかと囁かれていたが、
    モンハン部公式のあるつぶやきにて確定した。
  • ちなみに普通にプレイするならおそらく問題ないが、不可思議な現象が起こる。
    それはオンラインの部屋でラオシャンロンのクエストと特定のクエストが同時に進行中だった場合、
    ラオの側で「エリア2に移動しろ」という旨のテロップが出ると、
    その瞬間に同じ部屋で進行中のクエストにも同じテロップが出てクエスト失敗となってしまうというもの。
    特定のクエストとはG★4のクエストだとも、密林のクエストだとも言われており明確な断定はできていない。
    しかし突然謎のテロップが出てクエスト失敗となった際の理不尽さは筆舌に尽くしがたい。
    まあ同じ部屋で別々のクエストに行くことなんてまず無いだろうが。
    • なおこの現象は、
      集会場のホストとクエスト中のエリアホスト関連の同期の不具合が原因であると思われる。

イベントクエスト

  • 2017年5月1日に「老山龍、侵攻中!」というイベントクエストが配信された。
    クエスト報酬としてEX老山龍チケットSが手に入り、亜流と名の付く老山龍装備が作れるようになる。
  • クエストの内容は通常のクエストと同じだが、登場するラオシャンロンが強化個体となっている。
    特に凄まじいのが攻撃力。実に攻撃倍率11.20という凄まじいパワーアップが施されており、
    タックルに至っては剣士ですら呆気なく即死というとんでもない火力を誇る。
    • ガンナーでは攻撃動作は勿論のこと、特殊力学が悪さでもしたのか落ちてくる岩まで即死レベルであり、
      射撃に夢中になって棒立ちしていたり、不用意に腹下に近づいたりしようものなら軽く死ねる
      本体に関係なくボロボロ降ってくる岩でハンターが落ちていく様はシュール極まりないが、
      常に突然死の危機に晒されるガンナーからすれば笑い話ではないだろう。
  • そしてただでさえ高かった体力が更に上昇。
    どれほど高いかというと、驚天動地の6万超*8
    これは実にMHP当時のG級ラオシャンロン亜種の2倍以上という途轍もない値であり、
    施設をフル活用したとしても、ソロでは相当な火力が無いと討伐は非常に困難、
    それどころか前述した超攻撃力によって圧倒的なスピードで砦を壊されてしまう
    戦い方次第では前衛砦すら守り切れず破壊されることもあるほどで、
    各種兵器を効率よく回していかなければ進行を食い止めるのもままならない。
    また全体防御率も低下しているため、エリア1で多めにひるませて撃退までの時間を稼いだり、
    最終エリアで怯みを誘発して砦への攻撃を止めることも難しい。
  • このように、本クエストの老山龍は様々な点で通常個体を遥かに上回る激烈な調整が加えられている。
    今作で行動パターンや砦のエリア構成がリメイクされ、
    大きく仕様が変化したこともあって、正に歴代最強のラオシャンロンといえる存在である。
    このクエストをソロでクリアできた貴方は、ラオシャンロンはマスターしたと胸を張って言えるだろう。

派生作品

MHF

  • MH2のシステムを引き継いでいた関係で、長い間期間限定出現*9であったが
    MHF-GGにおいてようやく下位・上位・剛種共々クエストが常設されることになった。
  • 現在では武器防具が大きくインフレしていく中特異個体もG級もおらず、
    更に上位下位は未だに途中討伐できないので非常に影が薄いモンスターになってしまっている。
    倒す必要性がないのでシェンガオレンと異なり一匹も倒さないでG級の最前線にいるハンターも多いが、
    かつては力の爪と守りの爪を入手するために1度は討伐することを推奨されていた。
    G9にて大爪がもらえる一発生産クエストが常住したがG10で削除されており、
    基本的に1回はやっておくべきクエストであるとは言われている
    (ポイント交換で同アイテムのベースになる素材を入手することはできるが)。
  • G10で下位・上位(+亜種)は体力がかなり減り、当該ランクのハンターでも戦いやすくなった。
    基本的に途中討伐できない仕様なのは変わらない。
    ただし、ベテランシリーズで配信された上位ラオシャンロンでは
    討伐の仕様が剛種仕様となり、途中討伐が可能なクエストとなっていた。
  • ちなみにMHFオリジナルの武器種2つで、地形を使わずとも直接背に乗れることが確認されている。
    1つは穿龍棍で、滞空連携の「滑空蹴り」を連発していればいずれは背に乗れる。
    もう1つはマグネットスパイクで、背中や肩などに「磁界銃」を当て、
    そこに「磁界接近」することで、磁界接近の「磁界付与部位よりも高い高度を目がけて飛ぶ」特性によって、
    直接背中に飛び乗ることができる。
    どちらも、ラオシャンロンが動いていると少し難しい(特に剛種)ため、ダウン中に試してみるとよい。
    • 因みに、サポート狩人に攻撃を任せるだけでも下位なら余裕で撃退可能。
      完全放置でもクエストクリアとなるので、ギルド貢献ポイント稼ぎに使われることも。
      他のクエストと異なり、放置したまま制限時間切れになってもクリアできるのが強み。
  • MHF-Gの新フィールド極海では氷漬けになったモンスターの姿が確認できる。
    いずれもラオシャンロンのものと推測されている。
    ただし、極海はフィールド自体が海上に浮かんでいる場所である。
    何故こんなところにいるのだろうか。雪崩にでも巻き込まれたのだろうか?

剛種

  • BCからのスタートになり、エリア2から剛種ラオシャンロンと対峙することになる。
    通常のラオシャンロンと違い、途中討伐が可能になっている。
  • 全体的に肉質が硬化し、通常時は特に通常と変わらないが怒ると一気に激変、
    通常の3倍のスピードで移動し始める。
    普通にダメージを与えていると開始10分ぐらいでエリア4に来てしまう。
    そしてエリア4もすぐに通過し最終エリアに到着、砦の破壊を試みる。
    通常のラオシャンロンなら特に問題無かったものの、
    剛種は怒り時の速度倍加が原因で砦を破壊される恐れすらある
    普段に増してアグレッシブな破壊活動は、砦だけではなくハンターにも更なる危害を与える。
  • G9.1にて剛種モンスターのステータスにリファインが入ったため、
    剛種ラオシャンロンも上位個体(当時)の小強化版とでも言うべきステータスとなっている。
    そのステータスは、体力27999、攻撃倍率4.80倍(怒り時は6.7倍)、全体防御率0.70。
    しかし行動速度は変わりなく、気を抜いているとあっという間に砦を破壊される。
    • ちなみに、かつては案の定恐るべきステータスを誇っていた
      攻撃倍率は8.0倍、怒ると覇種に匹敵する11.2倍に跳ね上がる。
      この怒り時倍率からタックルの巻き添えなんか喰らった日には剣士でも即死である。
      • この攻撃倍率は何故か岩にも反映されるため、落石がバカにならないほど痛い。
        剛ラオが怒るとついでに岩の殺傷力も上昇、落石を受けたハンターは力尽き倒れていく。
        誰が呼んだか、「岩剛種」。磁力を操る彼の先駆けである。
        ガンナーで遠距離からラオシャンロンを打ち抜いていたら突然BC送りという事態も。
        剛ラオは通常のラオと違い、まさに文字通りの死闘が繰り広げられていたのである。
  • 肉質と移動速度、かつての攻撃力の関係で、非G級では狩猟笛以外の剣士武器ではまともに戦闘できない。
    そのため募集は攻撃旋律狩猟笛と火事場ガンナーによる募集が多かった。
    • 当初は状態異常弾の肉質無視ダメージが存在していたためへビィボウガンによる状態異常弾撃ち、
      肉質無視効果が消えてからは超速射で頭を撃ち怯み拘束を行う戦法が主流となった。
      その後、最速で剛ラオを討伐できる戦法として笛&水大ヘビィ×3がブームとなる。
      水大とは水属性攻撃強化【大】のことで、要は旋律とスキルで強化した水冷弾を撃つ戦法。
      ちなみに、武器は(HR・SR帯であれば)怒髪砲【紅桜】SPがベスト。
      攻撃力が属性値に反映されるので、
      高攻撃力&水冷弾を多くリロードできるこのヘビィが使い勝手良好なのである。
      スキルがかなり組みやすいこともあり、剛種武器必須の超速射よりも主流となった。
      また、体内弱点を貫通弓で狙い撃つという戦法も古くから行われている。
    • いずれの戦法も異なる戦法(武器種)を混在できないという共通項がある。
      超速射は頭を、水冷弾へビィは足を、貫通弓は体内弱点を狙うため混ぜると火力が分散し、
      ラオが怯まなくなって事故が多発してしまう。
      G級実装で剛ラオ需要が激減してからはマッチングが成立せず、これら戦法も廃れてしまった。
      もっとも、G級ハンターともなればHR帯とは比べ物にならないほどにスキルが充実している。
      仮に挑む用が出来たとしても、特に戦法にこだわること無く狩れることだろう。
  • 剛種は肉質や弱点属性なども大きく変化している。
    剛種の属性肉質は雷属性が殆ど効かなくなり、水属性が首・背中・尻尾・脚に40通る。
    水大ヘビィではこの弱点を利用し、狙いやすい尻尾で大ダウンを繰り返させるというもの
    (首・背中・尻尾・脚以外の部位では逆に全て0なので注意)。
    LV2通常弾のほかに水冷弾も超速射対応のライトボウガンでも可能ではあるが、
    補正の関係でダメージはヘビィのほうが遥かに上となっている。
  • 体内が物凄く柔らかいが、足や尻尾は物凄く硬くなっているのは原種と同じ。
    かつてはこの特性を利用し、穿龍棍のリーチ短モードで殴り倒すという手が取られた。
    G級専用武器種ではあるが、この武器の実装と前後しG級プレイヤーの比重が多くなった事と、
    「リーチ短モード」は当初は肉質を逆転させる効果であったため、
    狙える部位の中では最も硬くなる腹ですら打70という、
    全身が歩く豆腐といえるほどの超柔らかい肉質になってしまった事が理由。
    ただし2018年4月のアップデートでリーチ短モードの性質が根本的に代わり、この手は使えなくなった。
    といっても前述の通り、G級装備であれば普通に殴っても十分楽に倒せるが。
  • 剛種武器はいずれも、天嵐以降の派生が存在しないという不遇振りを見せている。
    剛種防具の武者・日光シリーズは烈種防具まで強化可能である。
  • 余談になるが、剛種ラオシャンロンは「古龍種の骨」という、
    主に角や頭の部位破壊で入手可能(現在では本体や基本報酬でも入手可)な専用素材を持っているのだが、
    ラオシャンロンの頭骨をヤドにしているシェンガオレンにおいて、
    剛種のヤドを破壊すると出てくる可能性があるのは古龍種のである。
    さらに言うと、原種のラオシャンロンには骨系の素材は一切存在しない。謎。

MHO

  • 中国版モンハンであるMHOにも登場。無印登場組は伝説の黒龍以外ほぼ出揃うこととなった。
    2017年2月頃に実装、2PT(8人)で挑むレイドボスとして追加されている。
    また、参加者の内1人だけ"指揮官"というリーダーとしての役目・機能を与えられる。
    老山龍戦では新フィールドが舞台となり、戦闘エリア数は1に短縮されている。
    クエストは3段階に分かれ、進行状況によってBGMが切り替わっていく*10
    • 老山龍戦では滑翔翼(グライダー)」を装着して空中から攻撃を加えることが可能
      MHOオリジナルモンスター「砂雷鳥」のクエスト中ムービーで既に登場していたもので、
      実際にプレイヤーキャラクターがグライダーを利用できるのはこれが初となる。
      攻撃方法は火炎瓶のような物(炸弾)を散発的に投下する程度なので、見栄えはしない。
      役割としては「老山龍の上空へと移動するための手段」としての運用が主軸となる。
    • MHO版老山龍は「側面噛み付き」「上体を持ち上げ圧し掛かり」など新技を持つが、
      他の超大型モンスターと比べて追加行動は少なめであり、真新しさは薄い。
      「指揮官を中心とした参加ハンターの連携」が意識されたモンスターと言える。
  • 各種防衛設備やグライダーの利用方法のチュートリアルとなるクエストが存在し、
    老山龍の登場ムービーはそのクエストでのみ流れる仕様となっている。
  • 以下、各段階の紹介。本Wikiでは解り易いようフェーズと呼称する。
フェーズ1
フィールド上にある資源を回収し、各種防衛設備の建造や配置を行う。
資源を納入することで"G"ポイントが溜まり、指揮官がそれを消費して設備を整える。
また、老山龍の侵攻前に到来したモンスター*11を排除し、要塞の破壊を防ぐ。
これらのモンスターは、迫り来る老山龍の影響で騒乱状態であり、
行き止まりとなる要塞の柵に激突して耐久値を下げてしまう
飛行するモンスターは柵に激突しないものの、お邪魔キャラとしてエリア内に滞在する。
計14回も襲来するため、クエスト前半はその対処に人員を割くこととなる。
  • また、この仕様上怪鳥2頭と老山龍が同じエリアに滞在する状況が発生する。
    比較対象がいる分、老山龍の巨大さを体感し易いだろう。
フェーズ2
遂に襲来した老山龍を足止めしつつ攻撃を加える。
BGMが切り替わり姿を現した老山龍に対して、フェーズ1と同様に攻撃していく。
フェーズ1にて柵を守り抜けば、老山龍が破壊に手間取る分だけ侵攻が遅れる。
また、指揮官がグライダーで老山龍の背中に飛び乗るという要素が存在し、
対巨龍爆弾設置→爆破で大ダウンを奪うことができる。
老山龍は咆哮で妨害してくるため、指揮官は高級耳栓スキル発動者が望ましい。
フェーズ3
老山龍を討伐して砦を守り抜く、クライマックスとなる段階。
砦攻撃可能位置まで老山龍が移動すると、MHO版「英雄の証」が流れ始める。
砦はそう長くは持たないため、参加者が総力を結集して討伐を目指す。
フェーズ2の要素に加え、砦上部にスイッチがある撃龍槍を利用できる。

ぽかぽかアイルー村G

  • アイルー村Gではラスボスポジ。なぜアイルー村周辺にいるのかは誰も知らないだろう。
    しかも砦ではなく海岸を歩いている。もしや海岸付近も彼の縄張りに入っているのだろうか。
    アイルー達を直接攻撃することはなく、足元のネコ共を歯牙にもかけずにただ悠然と歩いている。
    ならどうやって攻撃してくるのかというと、歩く度に海岸に生えているヤシの木が揺れて木の実が落ちてきて
    それに当たるとダメージといった仕様になっている。 ただしそんなラオシャンロンもアイルー達の打ち上げタル爆弾での一斉攻撃には耐えられないようで、
    最終的には気絶して剥ぎ取りのチャンスとなる。
    街を脅かす古龍も倒すとは流石アイルー達。
    厳密には倒れているうちに逃げているので撃退でも何でもないが、…まぁそれでも十分凄い。

武具

  • ラオシャンロンから作られる防具はどう見ても和製の鎧兜一式であり、名前も暁丸/曙丸と日本語由来である。
    女性用は鉢金に胴、袴という女武者のような出で立ちだが、何故か袴の股間が開いている。
    …が、これは行縢(むかばき)と呼ばれる歴とした乗馬用装備である。
  • 名前の凛/艶は女性の美しさを表す言葉に由来している。
    ちなみにパーツによっては紅凛/紅艶という色違いがある。
    ただ上位の凛/艶【覇】やG級の凛/艶【極】は男性用と似たごつい鎧兜である。
    上位のバージョン違いである凛/艶【皇】は無印版と同じく胴に袴となる。

余談

  • 砦に侵攻してくるというゲーム的な仕様や表現から勘違いされがちだが、
    ラオシャンロン自身は他者に危害を与える気はないとされている。
    また、上述のように、侵攻してくるのは何者かから逃走しているからだとの説もあり、
    砦を破壊しようとするのも「単に進行ルート上に障害物があったので突破を試みているだけ」である。
    そう考えると、実は結構不憫なモンスターであるといえよう。
  • 大長老は斬老刀【スサノオ】でラオシャンロンの尻尾を斬ったとされる。
    実物はハンターですら背負えそうに無い位デカイので、もしかしたら不可能ではないかもしれない。
  • 初代MHの公式HPにあるスタッフによるコメント「裏ハンター日誌」第8回にて、
    ラオシャンロンの背中に乗った際にいろいろ(アイデアが)あったのが
    最終的には剥ぎ取りしかできないのが残念という趣旨の発言があり、
    MH5ぐらいなら出来るのかも」とも語っていた。
    • 実際はそれよりだいぶ早く、MH3に登場した峯山龍ジエン・モーランにてその教訓は活かされ、
      「ザクザク斬りたかった」のほうはMH4でドスランポスクラスのスケールにまで拡大したとみても良さそうだ。
    • その後、MHXXで復活した際には、通常の地形と同じように行動できるようになった。
      なんと狩技「狩人のオアシス」までも設置可能。
      長年剥ぎ取りとしゃがみ歩きしか出来なかっただけに、
      古参ハンターにはひとつの感動もあるのではないだろうか。
      …ただ、ラオシャンロンは砦に接近すればすぐさまハンターを振り落とすので、
      過去作同様なるべく早く事を済ませて飛び降りよう。
    • MHWorldでは乗り状態でのハンターの武器、スリンガーの使用やモンスターの抵抗を撒く為の移動、
      ゾラ・マグダラオスでは体勢の変化による地形変化、ネルギガンテとの交戦など、
      モンスターの体の上でハンターが出来る事は着実に増え続けている。
    • そしてMHRiseでは遂に、ある程度ならモンスターに乗って操ることまで可能になった。
  • ちなみに、MHP2G以前ではクエスト開始時からずっと攻撃せずに放置すると23分50秒後にエリア5に出現する
    撃退に必要な13333ダメージを与えるのは非常に難しいが、火事場ガンナーの火力をぶつける、
    あるいは紫ゲージが長く継戦能力を備えた近接武器ならば、
    全力で攻撃すれば部位破壊込みで撃退、HP13333の村個体ならば討伐に持ち込むことができる。
    討伐による剥ぎ取りよりも部位破壊による紅玉、天鱗、角が目当てであれば、
    あるいはそもそも25分も戦い続けるのが億劫な人であれば、リスクは高いが25分間放置してみてもよいだろう。
  • 一見相性が良く見える(というより、大多数からそう認識され続けている)双剣だが、*12
    実は双剣という武器種自体はそこまで相性は良いわけではない
    というのも、道中は良いとして後半の砦戦になると
    ラオシャンロンが立ち上がるとその時点で腹に攻撃を当てるのが非常に困難になってしまうのだ。
    そのまま腹に乱舞しようとすると多くの攻撃が尻尾肉質で判定されてしまい、
    属性火力は10~20%カット、物理火力に至っては最大70%もカットされてしまう。
    特に、よく立ち上がる個体になると砦到達までは順調でも砦到達後に一気にジリ貧に陥ることもままある。
    どうしても双剣で行きたいならば、回転攻撃をしたり乱舞の位置を考慮するなどと工夫が必要になる上、
    工夫したとしても火力ダウンは避け切れない。
    いっそ開き直って脚に乱舞を掛けようとしても、やはり火力は劣る上に蹴りに注意を払わなくてはならない。
    環境次第で砦到達前に討伐ができたりするMHFではその限りではないが…
    このため、「双剣を使うといい」という情報のみを鵜呑みにし、
    攻略時にそこまで強くない双剣で挑むと他の武器種よりひどい目に遭う。
    • それ故、最強格とまで行かないラインで攻略する場合は、
      大剣やハンマーなど立ち上がっても腹を安定して叩ける打点の高い武器の方がやりやすい傾向にある。
      また、逆に言えば砦攻撃ラインまでに討伐出来ればよいので、
      PT全員で双剣を担ぐ、あるいはソロでも「最強格の」双剣を使えれば
      何とかエリア4までに規定ダメージに到達するので、一気に相性は良くなる。
      • MHXXでは腹部の肉質が硬化しているため、
        腹部を狙うという戦法は過去作ほど有効ではなくなっている。
        代わりに大砲などの設備が充実しているため、そちらをうまく活用しよう。
  • ご存知「シリーズ初の超巨大モンスター」という誉れ高い称号を持つラオシャンロンであるが、
    それと同時にある意味で巨大古龍インフレの最大の犠牲者とも言える存在である。
    登場時点では「史上最大のモンスター」「動く霊峰」といった異名を伴って喧伝され、
    古龍でありながらこれほどの巨体を誇るラオシャンロンを脅かす存在などいるはずもなく、
    よってそのような攻撃手段(ブレスや特殊能力)を持つ必要もないのであろう
    とまで言われるほどの圧倒的な存在感を放っていた彼。
    ……だが。
    彼が表舞台から姿を消したMH3以降、ラオシャンロンの立場を揺るがす
    凄まじい超巨大モンスター達が続々と登場し始めたのである。
    • 手始めにMH3では、同程度の体格ながら水中を縦横無尽に泳ぎ回り、
      その上超威力の激流ブレスをぶっ放す大海龍ナバルデウスが登場。
      更に老山龍を完全に上回る巨体を誇る峯山龍ジエン・モーランまでもが現れ、
      その巨体にもかかわらずジャンプで撃龍船を飛び越えるという圧倒的な運動性能も見せつけた。
      当時のジエン・モーランはブレスは使わず、ラオシャンロンと同じ様に肉弾戦でハンターを追い詰めていたが、
      G級個体は遂にブレス攻撃を会得し、増々ラオシャンロンの立つ瀬が無くなってしまった。
    • そしてMH3Gラスボスの煉黒龍グラン・ミラオスはラオシャンロンに次ぐ巨体に加え、
      周囲の海域一帯を紅く染め上げるほどの膨大な火属性を以って
      世界に仇成す《邪龍》としてG級最後の緊急クエストに登場。
      戦闘能力以前の問題と言える驚異的な存在感で彼を圧倒したのだった。
      • ただ、グラン・ミラオスはラオの天敵こと黒龍ミラボレアスと同格の「禁忌の古龍」であり、
        一般的な古龍の範疇にあるラオシャンロンが設定上のスペックでボロ負けするのは致し方ないと言える。
    • MH4ではジエン・モーランの近縁種である豪山龍ダレン・モーランが初登場。
      巨大な撃龍船を傾けるダイナミックな攻撃のほか、「むやみに撃龍船に近づかない
      迎撃兵器を巨石で封じる」といった知能の高さの面でも高いスペックを披露した。
      無論のことダレン・モーランは峯山龍と同等クラスのサイズを有しており、
      残念ながらラオシャンロンは史上「3番目」に大きいモンスターへと格下げ……
      かと思われたが、そうは問屋が卸さなかった
      集会所ラスボスとして、公式で『生物史上最大』と称され
      全モンスター中ぶっちぎり最大のビームの使い手でもある蛇王龍ダラ・アマデュラがベールを脱いだのである。
      移動能力も天高く聳える山々を縦横無尽に駆け巡るという凄まじいもので、
      更にはチャージブレスを繰り出すのはもちろん謎の隕石を自在に降らせる能力まで持つなど、
      その悉くが規格外スケールを誇り、残念ながらラオシャンロンの勝てるポイントは何処をどう取っても皆無。
      ついでとばかりにサイズにおいて史上4番目の座に陥落させられることとなってしまった。
    • 続くMH4Gのラスボスである巨戟龍ゴグマジオスは、
      全長こそラオシャンロンには及ばないものの大型モンスターもかくやという運動能力を持ち、
      「爆熱重龍油ブレス」という必殺技に加え、流出する重龍油による絨毯爆撃攻撃も所有する。
      ……まあ、既にこの辺りでラオシャンロンが敗北した境地である。
      しかしながら、前作でダラ・アマデュラなどという超規格外が登場した手前、
      その続編の「G」のラスボスが、今までの超巨大モンスターと差別化されていないハズが無かった。
      そう、ゴグマジオスは超大型古龍でありながら飛翔可能という空前の特徴を携えてきたのである*13
      なお、今作ではかの蛇王龍に驚愕の亜種の存在が判明し、
      亜種を区別する場合は更にサイズランキングが落ちている。合掌。*14
    • MHXでは頭骨がゲスト出演したラオシャンロンであったが、当人は登場せずじまい。
      それどころか今作ではラオシャンロンの頭骨を遥かに上回るサイズの超巨大頭骨を被った巨大モンスターが出現。
      双頭の龍という仮の姿や骸を装備して様々な属性を操る生態超極太の龍ビームなど、
      既存のモンスターとは異なるインパクト要素が目白押しであり、
      頭骨出演に止まったラオシャンロンの存在感を軽々と吹き飛ばしていった。
      ただ、このオストガロアはドラゴンというよりは頭足類に近い見た目であり、
      サイズの面で単純比較されることがあまりないのが救いか
      (むしろ食われたのは同じような見た目を持つこいつらといえる)。
      • なお、続編のXXでは新たな超大型古龍が登場せず、ラスボス枠は「アトラル・カ」が務めた。
        初代から前作まで、龍あるいは竜の超大型モンスターが担っていたラスボスの座を
        大型モンスター」かつ「甲虫種」が手中に収めるなどという事態は前代未聞であり、
        当然ながら超大型モンスターとしてラオシャンロンの立場を脅かす存在とは見做せない。
        本作はラオシャンロン自体が大幅な仕様変更と共に再登場を果たしたのみならず、
        単純な全長において本種を凌駕するモンスターが存在しないという稀有な作品でもあり、
        ラオシャンロンにとっては正に天国のような環境だったに違いない。
        ……ただ、アトラル・カが瓦礫を編み創り出す墟城「アトラル・ネセト」は、
        9737.78cmという本種を上回る全長を持ちながらまだ未完成の段階に過ぎないとも考えられており、
        サイズ的な面で株が微妙に下がったと言えなくもない。
    • そして舞台が新大陸に移ったMHWorld。
      今作の超巨大モンスター枠は誰だと戦々恐々としていたであろうラオシャンロンの前に現れたのは、
      歴代最大級」の称号と共に250m超という超ド級の全長を引っ提げた熔山龍ゾラ・マグダラオスであった。
      彼同様に山に例えられるマグダラオスだが、そのサイズたるや背中が一つのフィールド扱いされているほど。
      乱暴に言えば単純にラオシャンロンを3.5倍以上に巨大化させ、更に背中に火山を乗っけた感じで、
      空間専有率で言えば文句なしで史上最大のモンスターと言って差し支えない超々弩級スケールを誇る。
      マグダラオスは巨大チャージブレスや大噴火といった大技を備えることはもちろん、
      一部の部位を除いて武器がマトモに通じないという規格外の特徴まで携えており、
      有り体に言えばほぼあらゆるスペックにおいてラオシャンロンを上回る。
    • 引き続き新大陸を舞台とするMHW:Iでは巨大モンスターの事前顔見せは無かったが、
      超大型ラスボスとして「大いなる存在」こと地啼龍アン・イシュワルダが登場。
      ただアン・イシュワルダは影響力と強大さでこそ老山龍を遥かに上回るものの、
      全長自体は2910.91cmと超大型モンスターの中では最小クラス*15であり、
      今作でスケールにおいて老山龍を脅かす存在が新たに登場することはなかった。
      ……なかったのだが、後の大型アップデートにて赤龍ムフェト・ジーヴァが新登場。
      ムフェト・ジーヴァは4799.78cmと巨戟龍に匹敵する巨体を持つのだが、
      それだけでなく赤褐色の体色正統派ドラゴンらしい姿形かつ四足歩行という
      何処となく本種を髣髴とさせるビジュアルを有しており、
      結果、ユーザーから何の関係もない筈の老山龍(のスペック)が引き合いに出される羽目になった。
      • なお、赤龍は「古龍の王」という破格の異名に違わず全ハンターを一撃死させる反則技を持ち、
        禁忌の存在にも異常な力を持つ存在と認識されるに至った超がつくほどの規格外であり、
        ラオシャンロンの比較対象とするのは些か以上に酷である。
        が、後の設定資料集ではなんと赤龍が黒龍出現の引き金となった可能性について言及され、
        発売から3年弱越しに再び共通項が増え注目の的となるというまさかの展開となった。やめてあげて
    • MHRiseではラオシャンロンを超えるサイズを誇る超大型モンスターは未登場であり一安心。
      ……と思ったのも束の間、環境生物の方でラオシャンロン並の巨体を誇る(かもしれない)生物が登場した。
      一応遠距離での目測なので実際のスケールは不明であり、また環境生物という関係上狩猟対象でもないため、
      同じ超巨大古龍枠とのサイズ/スペック比較に晒されてきた経緯からすれば全く問題にならない存在ではある。
    • 続編のMHR:Sでは、前作にはいなかった四肢を備える超大型ラスボスとして冥淵龍ガイアデルムが登場。
      ラオシャンロンに比べればサイズは小さく、見た目も似ていなければ泳いだり飛んだりもしないため、
      独特な生態もあってラオシャンロンが殊更に引き合いに出されるような事態には至っていない。
      そしてその後のアップデートでもガイアデルム以上の超巨大モンスターは実装されなかったため、
      MHRise系列はMHXXぶりにラオシャンロン以上の巨体を持つモンスターが登場しない作品となった。
      近年心労続きだったラオシャンロンにとっては、暫しの間ながら穏やかな時代であったと言えよう。
    上記の通り、ラオシャンロン以降に登場したラスボス級の超巨大モンスター達は、
    何体かを除いて軒並み彼を大きく上回る体躯やスペックを誇っている。
    モンスターを象徴する要素が身体的特徴や能力ばかりでないことは事実だが、
    しかしかつて彼が誇っていた圧倒的な存在感が薄れてしまったことは否めないだろう。
    彼がずば抜けた「最大」の生物であり、その為に他の点が地味でも許されていたのは、
    あくまでもMHP2Gまでの話だったのである……。
    • MH3以降からデビューしたハンターは、MHP2Gをプレイしていた古参ハンターから
      「山のようにデカイ」というラオシャンロンの設定を聞いた上で
      上記の巨大化インフレに直面した世代であるため、MHXXにて胸を高鳴らせながら奴に対面した際には
      「あれ…?小さい…」と、思わず呟いてしまったかもしれない。
    • なお、(公式で全長が判明している)『完全な四肢を持つ陸上生物』という括りにおいては、
      MHXXまで長らく「モンスターハンターシリーズ史上最大のモンスター」であった。
      後にMHWにて通常個体の時点で20000cm級を誇るとされるゾラ・マグダラオスが登場し、
      この座もまたラオシャンロンからマグダラオスへと受け継がれる運びとなった。
    と、色々書き連ねたが、立ち込めた深い霧の奥から悠然と現れる迫力ある姿、
    BCまで凝りに凝った砦という専用フィールドの重厚且つ壮大な雰囲気、
    道中を含めてエリアを跨ぎながら兵器を用いての総力戦という他に類を見ない仕様、
    ハンターを奮い立たせるこの作品の元祖メインテーマを象った戦闘BGMの数々、
    なにより超巨大モンスターの先駆けというラオシャンロンにしかないアイデンティティは、
    ハンター達、特に古参ハンター達に強烈に刻み付けられているのは紛れもない事実。
    上記の通りMHXXでは満を辞して復活し、
    フィールドの改変や新モーションの追加、ソロプレイヤーが戦慄する程の大幅な強化によって
    新鮮味の感じられるモンスターとなって帰ってきており、
    全ての要素において他の巨大モンスターに食われてしまったわけではもちろんない。
    ラオシャンロンがこの作品にとって特別な存在であることは変わらないだろう。
    • なお、砦蟹がヤドとして利用する本種の頭殻がゲーム中の3倍近く大きいものであることからも分かる通り、
      ゲーム中に登場する(サイズの)ラオシャンロンは全個体の一部でしかなく、
      世界観上ではゾラ・マグダラオス並に成長した個体もきっと存在するはずである。
      もしかしたら、いつかこのような個体と戦える日が来るかもしれない。
  • XXでは緊急クエストの相手を務めるが、クリア後には酒場のマスターとの会話が始まり
    緊急クエストと同じ頃に別の砦で起こった事件についてのビジュアルシーン演出が入る
    ビジュアルといってもOPのような3Dモデルのムービーなどではなく、
    アニメーションするセピア調の一枚絵をバックにテキストメッセージが表示される演出で
    独特の味があるが、ギャラリーには登録されず昇級するときにしか見られない。
    また、緊急をクリアして昇級した人は自動的にマスターとの会話に入り、
    さらにこの演出が入る都合で話が終わるまでしばらく棒立ちになり反応もできない。
    マルチで昇級を手伝う場合には留意して待とう。

素材

龍薬石
ラオシャンロンの背中から剥ぎ取る事が出来る結晶硬質化した鱗。
武具の素材としての価値は無いものの、生薬として重宝されているため、高値で取引される。
一部のシリーズでは回復薬、回復薬グレートと調合し、秘薬にすることが出来る。
老山龍の鱗
ラオシャンロンから剥ぎ取った赤黒い鱗。しかしその大きさは「鱗」の領域を越えている。
硬度も飛竜の甲殻に匹敵するほどであるが、意外にも加工は容易。
稀にシェンガオレンの背負う頭骨にも付いており、破壊した際の衝撃で剥がれ落ちる事がある。
上質なものは「上鱗」、さらに質が良く分厚いものは「厚鱗」と呼ばれ、
それぞれ飛竜の堅殻、重殻に匹敵する強度を有する。
老山龍の逆鱗
ラオシャンロンの貴重な大鱗。
これを持つものは勇敢なハンターとして語られる。
MHPまで存在した素材であり、現在ではあまり見ることができない。
老山龍の紅玉
稀にラオシャンロンの体内で生成される希少な玉石。
燃えるような紅色は、正に魂の塊。
ラオシャンロンの武具の強化に必ず必要となる。
老山龍の甲殻
ラオシャンロンの全身を覆う甲殻。
恐らく飛竜種の甲殻と同じく、鱗が重なって形成されたものと思われる。
しかしただでさえ巨大な鱗が重なり合ったものなので、とんでもなく大きくて分厚い。
長い年月を経て強度を増したものは「堅殻」、
より一層永い年月を経て形成されたものは「重殻」と呼ばれる。
老山龍の背甲
齢1000年は超えているであろう巨龍の変質した背甲殻。
最高の硬度を誇る。
近年はあまり見ることができない素材となっている。
老山龍の角
ラオシャンロンの鼻先に生えている一本の角。
巨体から見れば小さく見えるが、実際は人の背丈以上の大きさ。
切り出したり折り取る事は容易ではないが、非常に頑丈で、工房では究極の逸品とも呼ばれる。
紅蓮石との相性が良く、この二つを組み合わせて加工されるケースが多い。
近年では加工を施さなくても完璧な形状を保ったものが「老山龍の剛角」と呼ばれ、区別されるようになった。
老山龍の天鱗
極めて強大な老山龍から極稀に剥ぎ取ることが出来るとされる幻の鱗。
これを用いた武具は地を統べ、天を掴むとさえ謳われ、
あらゆる鱗の中でも最上級の価値が認められる一品である。
討伐すら困難な超巨大古龍である老山龍のそれは、飛竜種の天鱗を遥かに凌駕する希少性を誇る。
老山龍の大爪
ラオシャンロンの巨大な爪。人間の半身程の大きさを誇る。
大きいだけでなく恐ろしく堅いため、細かい加工を施す事が出来ない。そのためほぼ丸ごと使用される。
不思議な力を秘めており、力の護符や守りの護符と調合する事で
より強い力を持った御守りを作る事が出来る。
MHP以前は老山龍の爪という実質的な下位素材が存在し、
これと力の護符や守りの護符と調合する事によって力の爪、守りの爪を作れた…のだが、
こちらは村クエストと作品によっては訓練所までをも全てクリアしないと
この素材が手に入るクエストが出現しないというなかなかの鬼畜仕様だった。
それだけでなく、この爪がないと剣聖のピアスなどの強力な装備も作れなかったりと、
多くのハンターの壁になっていた。
MHXXからはこの大爪よりも更に上質とされる「老山龍の巨爪」と呼ばれる素材が扱われるようになった。
しかしあまりの巨大さと硬度のために、
熟練の職人でさえも加工を諦めてしまうほど素材としての扱いは難しい。

関連項目

モンスター/ラオシャンロン亜種
武器/ラオ武器 - ラオシャンロン素材を使った武器各種へのリンクあり。
防具/暁丸・凛シリーズ
BGM/ラオシャンロン戦闘BGM
モンスター/シェンガオレン - ラオシャンロンの頭骨をヤドとして背負っている。
モンスター/アトラル・カ - ラオシャンロン同様、シュレイド地方の砦を襲撃した事例がある。
武器/斬老刀【スサノオ】 - ラオシャンロンの尻尾を切り落としたといわれる武器。
フィールド/砦
モンハン用語/超大型モンスター


*1 「蛇を苛めたら悪いことが起きた」とか、もともと雨の降る時期に雨乞いの儀式を行ったのを「雨乞いのお陰で雨が降った」としてしまうなど。
*2 「心臓」という説があり、MHXXでは削除され「口内」に変更された。
*3 ただし「WARNING!」の文字はMHX仕様のフォントになっていた。
*4 双剣のラセンザン、天翔空破断、ガンランスのブラストダッシュ、エリアル操虫棍の白エキス強化時の前方跳躍など
*5 よけることができるのはバリスタの設置されている高台への体当たりであり、砦への攻撃は普通にくらってしまう
*6 背中は基本的には乗った時のみ。重射矢なら直接狙えるが慣れが要る。曲射も有効だが威力を考えると普通に腹を狙った方が早い。口内は当たり判定そのものが特殊な大ダウン時にしか出現せず、ガンナーでも常時狙うことができない
*7 実際に火力盛りのアルカニスであれば操作を覚えた程度の弓初心者でもソロ討伐が可能であり、また他のモンスターに比べてクエストの流れが単純なので練習も少なく済む
*8 概算値。正確には7万弱にまで達すると思われている。
*9 フォワード.4までは隔週かつ週末限定、MHF-G3までは剛種が常時配信、原種は週末限定ではなくなったが隔週であった
*10 BGMはMHOオリジナル楽曲で、砦蟹と同一の物だが使用順は異なる。
*11 ブルファンゴ、ドスファンゴ、(ドス)ランポス、(ドス)ゲネポス、ガブラス、イャンクックなど。
*12 これは、MHP2Gは双剣の興隆期で人気が高く、鬼人乱舞のDPSの高さから乱舞当て放題、やりたい放題できる相手ならば最強の武器種と認識されていたため。
*13 当然、翼を用いて飛行可能なモンスターの中では現状最大の種である。
*14 ただしダラ・アマデュラ亜種は通常種と同一の個体であるため、生物種としてカウントするならば依然として「一種」となる。
*15 ただし首や尾が短いため、体躯の大きさで言えば40m級のモンスターにも比肩しうる模様。