ババコンガのブレス攻撃。主にキノコを食した後から使い始める危険な技。
概要
- キノコの成分を体内酵素で分解し、その成分を息に含ませて首を振りながら吐き出す。
食べたキノコの種類でリーチや効果が異なり、ニトロダケを食べた時は火属性、
毒テングダケを食べた時は毒属性、マヒダケを食べた場合は麻痺属性になる。
また、G級の個体は何も食べずとも悪臭効果のブレスを吐く事があるので油断できない。
- 通常、ババコンガが最初に食べるキノコは尻尾で持ち歩いているキノコであるため、
最初に相対した時に尻尾に何色のキノコが掴まれているかで何のブレスを吐くかが推察できる。
(例:黄色のキノコ=マヒダケなので麻痺ブレス、等)
ただし尻尾のキノコを食べてさらに次のキノコを食べる場合、
場所によって食べるキノコと吐くブレスが変わるため、いざ食べに行くまで何か分からない。 - イベントクエスト「マリオ・キノコ好きブラザーズ」に登場する個体は
尻尾には食べると巨大化するスーパーキノコを所持しているが、
内部的には通常個体と同じように何らかのブレスの素になるキノコを所持している設定があり、
キノコを食べた後は何らかのブレスを吐くようになる。
ただし上述の通りキノコの見た目はスーパーキノコなので、ブレスを吐くまで何かわからない。
- 初期の頃は罠肉を食べてもブレスへの変化は無かったが、2nd、2ndGでは毒素を強引に取り入れてでもいるのか、
罠肉の効果はあるものの、直前に食べたもの次第でブレスの効果が変わる。
- MHSTでも「キノコブレス」という名称で実装。
ランダムで、相手を悪臭・毒・麻痺のいずれかの状態異常にするという効果になっている。
- MHST2では「スティンキーブレス」という名称で実装。*1
今回はランダムで、相手を毒・麻痺・やけどのいずれかの状態異常にするという効果になっている。
ちなみに前作と異なり、他のオトモンにも覚えさせることが可能となっている。
- MHFの特異個体は常時複数のキノコの毒素を身体に貯蓄しており、
キノコを食べたかに関係なく炎やら麻痺やら毒やら睡眠やらのブレスを吐く。
また、G級個体は地面叩きつけ時と腹ガード後の倒れこみ時に単発の悪臭ブレスを吐く。
しかしこのブレスは、今までの口臭ブレスとは見た目がだいぶ異なる。
どちらかと言えばゲップに近いだろう。
- この技が存在している関係で、大闘技会では餌の扱いが他モンスターと異なる。
与えた餌(毒テングダケ、マヒダケ、ネムリ草、オニマツタケ)に応じて吐くブレスが変わるのである。
特に毒テングダケ、マヒダケ、ネムリ草についてはステータス上昇が体力+5%上昇固定で、
それぞれ毒ブレス、麻痺ブレス、睡眠ブレスを吐くという「技の使い分け」が念頭に置かれた仕様となる。
ただしオニマツタケは体力+15%、攻撃+10%、毒ブレスと毒テングダケの上位互換であるため、
手元に在庫があるならあえて毒テングダケの方を選ぶ意味は薄いだろう。- モンスターの行動に直接影響を与えるという餌仕様は他モンスターには存在しない。
ババコンガの特色が上手くゲームに落とし込まれた例と言えよう。
肝心のババコンガ自体の性能や大闘技会の不人気ぶりのせいで影が薄い仕様ではあるが……。
- モンスターの行動に直接影響を与えるという餌仕様は他モンスターには存在しない。
余談
- MH4以降に登場するテツカブラが、例外的に口臭ブレスらしき挙動を見せるシーンがある。
登場ムービーにてジャギィ二匹を捕食、その様子を傍観していたハンターの存在に気付き
のっしのっしと這い寄って来て至近距離からゲップ口臭ブレスを浴びせ掛ける物である。
ババコンガとは異なり肉食性のゲップ口臭ブレスは、その臭気効果も食性で質が変わるのか
減気効果に近い能力があるらしく、出鼻早々にハンターの士気を挫く事に成功している。
その後すぐに戦闘が始まるが、テツカブラ本人は食った余韻に浸るように満足そうに体を揺らして一瞬待っているため、
おそらく食ったからゲップが出た程度で、それをハンターがたまたま浴びてしまっただけなのかもしれない。- 実際、テツカブラの唾液攻撃には強烈な減気効果が伴い
スタミナ回復も侭ならぬ一瞬の隙に痛烈な突進や大岩落としが炸裂、回避もガードも不能な危険な状況である。
……ただ、戦闘中にはゲップ口臭ブレスによる攻撃はして来ない。
- 実際、テツカブラの唾液攻撃には強烈な減気効果が伴い