Last-modified: 2006-02-11 (土) 16:59:49

なつめ

棗は茶道具のひとつで、薄茶器(茶道で抹茶を入れる器)の一種で、最も一般的なもの。
形がナツメの果実に似ていることから、このような名称で呼ばれている。
大・中・小の三種類の大きさがあり、その多くは漆塗りで、中には見事な蒔絵や堆朱が施されているものもあって、
茶会においては道具の見どころの一つと言える。
薄茶器にはほかにも、その形状によって、「中次」「平棗」「金輪寺」などの種類がある。__銅鐘