香合

Last-modified: 2006-02-11 (土) 16:58:17

こうごう

香合は茶道具のひとつで、香箱ともいわれ、香を入れておくための器のこと。
「炭手前」が略される茶席では床に飾られ、彩りと趣を添える役目も果たしている。

香合には大別して漆芸品と陶磁器があり、それぞれ夏(風炉=香木)と冬(炉=練香)で使い分けられている。
茶道が盛んになるにつれ、香合は茶人たちにより、好みのものが多く注文されるようになった。
型や意匠など茶会の趣向に合わせた多種にわたる香合がつくられた。__銅鐘