Last-modified: 2006-03-06 (月) 23:52:47

かすみ

空気中のさまざまな浮遊物が視界を妨げ,遠くの事物をぼんやりとみせるのを霞という。
春に多い現象。
気象学上では霞という用語はなく,規程一キロ以下の限定的なものを霧といい,
霧の薄いものを靄ということにしている。
文学の上では,霧は秋の表現となり,春は霞となる。
夜の霞は,朧という。
同じ自然現象に対して,様々な言葉を使い分ける日本の言語生活の豊かさが伺える。__銅鐘