八重洲

Last-modified: 2006-02-11 (土) 16:25:18

やえす

八重洲は、徳川家康の政治顧問として国内外で活躍したオランダ人・ヤン・ヨーステンに由来する地名。
ヤンはオランダのデルフト市の名家出身で、近親者には市長や東インド会社の重役などがいた。
家康の信任を得て外交にあたり、その人脈を生かして祖国オランダとの交易の橋渡しにつとめた。
のちに、彼が屋敷を与えられたあたりをその名を訛らせて、ヤヨス(八代州)・ヤエス(八重洲)と呼ぶようになり、
いまでは東京駅出口の名前としてその地名の面影をとどめている。__銅鐘