◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【グラッジ】 ◆殺◆
登場エピソード
「……グラッジです。勝手にやれ」
人物
- 「ザ・マン・フー・カムズ・トゥ・スラム・ザ・リジグネイション」において、ザイバツに恭順する傭兵ニンジャ達の集会場に居合わせたニンジャの一人。
- 「ヨゴレニンジャ」という呼び名相応にヨタモノめいた傭兵ニンジャ集団の中にあって、一人超然としたアトモスフィアを漂わせ、異彩を放つ。
外見
- 不明。
元ネタ・考察
- グラッジ(Grudge)は「怨恨」「怨念」の意。
ストーリー中での活躍
- 本来、グラッジという名のニンジャは存在しない。
- 「グラッジ」とは、ソウカイヤ関係者が用いる「ゴンベモン」と同じ相手に身分を明かしたくない高位のザイバツ・ニンジャが権力闘争のために広く使う偽名であり、符牒である。そのためグラッジに正確な外見は存在せず、複数のグラッジが同時に存在しうる。
- 「ザ・マン・フー・カムズ・トゥ・スラム・ザ・リジグネイション」に登場したグラッジはブラスナックルやデーモンカインらが乱闘を始めても積極的に関わろうとせず、マッドドッグにカイシャクを加えた以外は傍観に徹していたが、騒動の終息を見計らい、乱闘を征したジャッジメント(に変装したディテクティヴ)に正体を明かす。
「ヨゴレニンジャが何人死のうが、所詮出来損ないのにわかニンジャどもよ」
- 彼はザイバツに正規に属するニンジャであり、その目的はディプロマット暗殺の依頼を託すに足る腕の立つ傭兵ニンジャを探すことだった。外見に関しては開閉式のメンポを着けているという点のみ明かされている。
- マスター級ニンジャの暗殺依頼という重要な任務を担当していること、必要最低限の言葉しか喋らないプロめいた物腰、ディテクティヴをして「おっかねえ」と言わしめる威圧感から、それなりの位階とワザマエを備えたニンジャとも思われるが、その素性は本名も含め結局謎のままであった。
- ディテクティヴは、彼の正体をディプロマットの上司であるパーガトリーと敵対する派閥に属する者ではないか、と推測している。また、チェインボルトによると、このディプロマット暗殺計画は、上層部へ報告されるに及びダークドメインの差し金によるものとして表向き処理されたらしい。
- ただし、複雑怪奇なザイバツ上層の派閥争いの事情を鑑みるに、これらが事件の真相に則したものであったのかは実際定かではない。
- ディプロマットを通じて暗殺計画の件がパーガトリーの耳にまで届いた結果、グラッジを名乗ったニンジャも何らかの形で責任を取らされた可能性もあるが、その後の消息は語られていない。
- 書籍収録エピソードの「システム・オブ・ハバツ・ストラグル」でも登場。
- 口調などは上記のグラッジに近く、またパーガトリー派閥の情報を探るという仕事の内容も同じであった。しかし、その特性上「ザ・マン・フー・カムズ・トゥ・スラム・ザ・リジグネイション」に登場したグラッジとは同一人物ではない可能性もある。
- その正体は……。
一言コメント
- ニヒルな呟きが実際COOL。きっとカラテのワザマエもスゴイ級に違いない・・・ -- 2012-11-06 (火) 06:37:43
- ネオサイタマでの独立を図ったダークドメイン派閥による暗殺じゃねえかな -- 2012-11-06 (火) 13:06:43
- それに関してはメンタリスト=サンやパガ山が適当言った説が有力なんだよね。案外単独犯かパガ山派が双子に\先輩/を送り付ける為のマッチポンプだったのかも -- 2013-03-19 (火) 19:46:31
- ダクドだとすると、ジャッジメントと接触してからマルノウチに行ってガンドーの写真を見せびらかす形になるのか -- 2013-10-20 (日) 22:21:45
- レネゲイドになったとかだったりして…時期的に遅いか -- 2013-10-21 (月) 01:54:36
- 書籍版のシンプル極まりないデザインがミステリアス・パートナーめいている -- 2013-12-30 (月) 06:08:22
- 各派閥のグラッジ運用法について妄想してみた。 イグゾ・パガ・スロハン:グラッジは使い捨て、慈悲はない ケイビイン:無所属ニンジャにやらせた後、自我を破壊し場内警備に再利用 サラマンダー:「ミラーシェード=サン、お前うちのグラッジな」「ヨロコンデー」 ダメイン:自分で出向くのが一番確実だ ニーズヘグ:フジオにマルナゲ、フジオはウィーヴ君にマルナゲ ヴィジランス:「そんなことより電算室に来ないかね」 -- 2014-01-02 (木) 15:53:44
- グラマス本人がグラッジを騙って暗躍するシーンもあったりするのかなあ -- 2014-01-08 (水) 16:22:34
- システム・オブ・ハバツ・ストラグルのグラッジはバンダースナッチだったり・・・しないか。デトネイターと会った後に先回りして水中に潜んでないといけないわけだしな。 -- 2014-01-11 (土) 01:04:37
- ↑×2ダメインあたりは度々あっただろうな。子飼いの部下は居ないようだし、そもそも誰も信用できない奴が裏工作に他人を関わらせるとは思えん。 -- 2014-01-11 (土) 01:49:19
- ↑×2 可能性は低いと思うけど、もしそうなら更にあの話の虚無感が増すことだなぁ… -- 2014-01-11 (土) 11:33:51
- ↑×3あのグラッジはバンダースナッチしか知らないはずの情報を知ってたり「万魔殿」という言葉を使ったりなので、限りなく黒に近い灰色かと -- 2014-01-18 (土) 02:38:29
- ↑やっぱそうだよね。きっと常人の三倍脚力で先回りしたんだろう。そうすれば合点がいくわ -- 2014-01-18 (土) 05:50:12
- ↑ヴァーサスで名言な -- 2014-07-23 (水) 17:37:09
- ハバツの話では、あとは死地に向かうだけのデトネイター=サンに何故かブラックバンタム=サンの居場所を教える巻物を握らせてるところが重点な。全てを見ていたバンダースナッチ=サンなら合点が行く。恐らくあの巻物はグラッジという形で最後に贈った冥土の土産だったのだ… -- 2015-06-17 (水) 07:28:41
- 「あやしいかげ」感がある -- 2017-01-21 (土) 03:08:49