◆忍◆ ニンジャ名鑑#0370 【デスロール】 ◆殺◆
ミステリアスで神秘的な古代ナイルワニ拳を使うニンジャ。その名はワニが獲物に噛み付いたまま身体を回転させて水中に引きずり込み捻じり殺す残虐なヒサツ・ワザに由来しており、古代ナイルワニ拳の危険を伝えて余りある。
登場エピソード
「居たな!狩人に擬態した儀式異物めが!我が名はデスロール!向き直り、アイサツに応えい!」
人物
- セトの配下のニンジャ。
- ニンジャスレイヤーを獲物とする狩りの儀式「ストラグル・オブ・カリュドーン」に入り込んだ「異物」を排除するために編成された討伐チームの一人。儀式の主催者たるセトの陰謀を進めるべく行動する。
- セトに対しては忠実なようで、彼の催した儀式の邪魔となる存在に怒りを露わにしていた。
外見
- カラテを構えた姿勢だとアヴァリス(196cm)より頭一つ背が低い。
- 長いフード装束を身に纏い、その下で爬虫類めいた目を光らせている。
元ネタ・考察
- 名鑑によると、デスロール(death roll)というニンジャネームの由来は「ワニが獲物に噛み付いたまま身体を回転させて水中に引きずり込み捻じり殺す残虐なヒサツ・ワザ」であるとのこと。
- 現実のワニも、獲物を溺死させ肉を引き千切るために実際このような動きをすることがある。
ワザ・ジツ
- 神秘的な古代ナイルワニ拳の使い手だが、作中では披露する機会が訪れなかったため、具体的に何がどう神秘的なのかも含めてその詳細は不明。
- 「スレイト・オブ・ニンジャ」では、『ナイルワニ拳対暗黒コッポドー』という映画に影響されたコトブキが見よう見まねでナイルワニ拳の動きを練習する姿が描かれているが、これと古代ナイルワニ拳との間に何らかの関係があるのかは定かでない。
- 元ネタは中国武術の一派である形意拳のうち、象形拳の「十二形拳」の一つ「鼉形(だけい。鼉はワニの意)」と思われる。
ペリアプト・オブ・ノロイ
- セトより下げ渡された金のアミュレット。通常のニンジャには理解の及ばぬ神秘の品とされる。
- 形状は不明だが、鎖が付いており、首から下げることが出来るようだ。
- オヒガンの位相より対象の力の結びを乱す効果があり、相手に対してかざすことで能力を封じることが出来る。
- 「込められた力を発揮し終えた」という記述があることから、アミュレットにはあらかじめ力が充填されており、無尽蔵に使えるわけではない模様。
ストーリー中での活躍
- セトの手の者を率いて、狩人に擬態した儀式の異物たるアヴァリスを襲撃する。
- アヴァリスと対峙しペリアプト・オブ・ノロイをかざすも、アミュレットが思いの外効果を発揮せず、反撃に転じたアヴァリスに首をへし折られ呆気なく爆発四散した。
- 一連の作戦において、彼はアヴァリスを見定めるための捨て駒として配置されていた可能性が示唆されている。
- その立ち位置から考えるに、ニンジャネームには「死の役割(death role)」という含みもあったのかもしれない。
- ペリアプト・オブ・ノロイはブラックティアーズの指示を受けたハイウェイマンによって回収された後、彼の手で改めてアヴァリスに対して使用され、その力を乱す効果を上げた。
一言コメント
- デスソースが入ったロール・スシを連想してしまった。 -- 2022-04-23 (土) 16:26:45
- デスノボリ乱立さしてたカマセドッグサンシタだが真面目で忠誠心が高かった。いや相手が悪すぎただけでサンシタではなかったか? -- 2022-04-23 (土) 16:37:00
- デスノボリを咥えてぐるぐる回転するデスノボリロールというヒサツ・ワザがあったんだ。俺は古代ナイルワニ拳に詳しいから分かる -- 2022-04-23 (土) 17:26:31
- ワニ系もなにげにカンブリアニンジャ・クランばりに戦闘シーンに恵まれていない印象がある -- 2022-04-29 (金) 00:18:24
- 意外と数が少ない「我が名は~」名乗り勢 -- 2022-05-04 (水) 06:58:15
- 神秘的な古代ナイルワニの拳に包まれてあれ -- 2022-05-04 (水) 07:17:34