◆忍◆ ニンジャ名鑑#452 【ヘルレックス】 ◆殺◆
ダイナソー・ニンジャ・クランのニンジャ。恐竜の王たる危険な噛みつき攻撃と尻尾、ツメを備えた、まさに暴君。
彼らダイナソーのクランの者達がバイオニンジャであるか否かは判然とせず、サヴァイヴァー・ドージョーとの関係は緊張状態にある。
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0219 【ヘルレックス】 ◆殺◆
ダイナソー・ニンジャクランの首領。大顎とツメ、長い尻尾と巨体を備えた、まさに暴君と呼ぶに相応しいバイオニンジャ。
サワタリ・カンパニーとは長い緊張状態にあったが、三日三晩に及ぶリーダー同士の一騎打ちで敗北した後、説得を受け和解した。
登場エピソード
「ダイナソー・カラテで、やつらに思い出させてやる。この密林の真の王者が、だれなのかをな」
「GARRRRRRRGH!」「DINOSAUR!」
人物
- サワタリ・カンパニー所属のバイオニンジャ。ロングモーンとウイングドテラーを従えるダイナソーニンジャの首領。粗暴ではあるが、単純明快さといさぎよさを持ち合わせるリーダーでもある。
- ロングモーンを軍師として大変信頼しており、彼の提案ならば大人しく聞き入れる。
- ダイナソーニンジャたち全てに共通するが、会話こそ可能なものの知性は極めて低く、一年以上前のことを思い出すのすら非常に困難なほど。更に頭に血が上ると狂乱状態に陥り、周囲の様子が目に入らなくなる。
- アマゾンのジャングルのヨロシサンの研究所に遺棄され、そこを中心とした縄張りを築き上げていた。その地を巡ってサワタリ・カンパニーと敵対していたものの、ニンジャ名鑑に記されているようにフォレスト・サワタリとの三日三晩に及ぶ一騎打ちに敗れたことをきっかけに彼らの支配下に加わった。
- アマゾンの古代ニンジャ文明の遺物である琥珀に入ったスリケンから抽出されたDNAを元に作られた。
外見
- 身長二メートル半はある赤茶色の巨体にニンジャ装束を纏う、人間とニンジャと恐竜を混ぜ合わせたかのような姿。
- 巨大な顎を備えた頭部と鋭いカギ爪の生えた手足、そして尻尾という身体的特徴はティラノサウルスそのものである。
元ネタ・考察
- 「Hell(地獄)」+「rex(ラテン語の王)」で「地獄の王」と言った意味合いか。
- 「rex」に関してはティラノサウルスの正式な学名である「ティラノサウルス・レックス」の意味も強いだろう。
ワザ・ジツ
- 巨体に見合った強大なパワーとタフネスを持ち、体当たりは強化コンクリート壁すらも容易く破壊してしまう。
- 顎とカギ爪も当然飾りではなく、危険な切れ味を持っている。
- 振るわれる尻尾は、破壊的な純粋ニンジャ筋力の塊といって差し支えない。
- ロングモーン及びウイングドテラーとの連携カラテにも長けている。
ストーリー中での活躍
- 「バトル・オブ・フォート・ダイナソー」では、ダイナソー・ニンジャクランでリオビオ砦を守っていたが、論理聖教会の宣教師ラグエルに様々な贅沢を与えられて思考能力を奪われ、カネを与えてくれる神だけを信じるよう刷り込まれる。そして、唆された彼らはカンパニーを裏切る。
- 裏切りを知りやって来たハイドラ達を、傭兵達とダイナソー・ニンジャクランで迎え撃つが、ハイドラの猛攻を受けたヘルレックスは周囲を顧みず暴れ狂う。ラグエルはそんな彼を切り捨てハイドラ諸共集中砲火を浴びせる。
- やがて地面が崩れ、地下に落ちて水に流される内にハイドラとヘルレックスは冷静になる。満身創痍のヘルレックスは相手のカラテを認め、自分の首をさし出そうとするが、ハイドラはこれを辞してユウジョウを築く。
- ハイドラの応急処置を受け周囲を探索するヘルレックスは、神のいない状況に不安になるも、やがて人間に崇められながら並び立ってカラテをする恐竜とニンジャの壁画を見つけ打ちのめされる。
- かつては自分たちが神だったと知った彼は己の過ちを悔い、ハイドラと地上へ戻ってロングモーン達を正気づかせ、共に傭兵達を殲滅する。
- ハイドラを認めたヘルレックスは、サワタリ・カンパニーの食堂に初めて訪れ共に食事をするのであった。
一言コメント
- イマジナリーイメージはわらいなくセンセイのキーマンに出てくるアレックス=サンがニンジャになって帯締めてるイメージな。 -- 2019-08-06 (火) 22:06:40
- バカワイイ -- 2019-08-07 (水) 05:41:18
- ハイドラ=サンが弟者って大事な事も忘れんじゃね? -- 2019-08-12 (月) 21:27:30
- 忘れる以前にあの時のハイドラ=サンの話の内容が一切耳に入ってなさそうなのが -- 2019-08-12 (月) 22:56:45
- スズキ・マトリクス理論によれば、知性の実現にはモーター回路とマイコ回路のバランスが重要ということであったが、それを当てはめるとダイナソーニンジャが軒並み低知能なのは、モーター回路に当たる攻撃本能が強すぎるからだろうか。対照的に昆虫タイプのバイオニンジャが理知的な傾向があるのは、元になった生物の神経系が単純でシステマティックゆえに感情が希薄であるせいかもしれない -- 2019-08-13 (火) 12:17:00
- 恐竜家族見てるイメージな。 -- 2019-08-16 (金) 08:05:10
- ちのうしすう的にもダイノボット=クランしか思い浮かばねえ! -- 2020-02-05 (水) 08:30:56
- また別のニンジャ真実に辿り着いたヘルレックス=サンは実際涼しい。ハイドラ=サンの返事もまた痺れる。某ジーニアスなプロフェッサーの同僚、吉田センセイを思い出す自我の確立だ -- 2023-09-09 (土) 14:03:46
- エテルの奔流に飲まれて頭脳明晰になったりするんでしょうか -- 2023-09-09 (土) 23:25:37
- 粗暴で頭も良くはないがパワーがありさっぱりした性格のリーダー、というと3部以前のアナイアレイター=サンと似たものを感じる。つまりヘルレックス=サンも何かのきっかけで突然学問に目覚める可能性が…? -- 2023-09-10 (日) 20:12:06
- こいつらの元ネタってトランスフォーマーのダイナボット隊なんだろうか ずのうしすうがアレな感じでかなりアトモスフィアは近いように思うが -- 2023-11-11 (土) 21:32:13