「ウェン・ザ・サン・バーンズ・レッド」

Last-modified: 2022-09-21 (水) 19:38:36

◆本エピソードは物理書籍版「キョート殺伐都市#5:ピストルカラテ決死拳」に独占収録◆しよう◆

登場人物


あらすじ

キョートアッパーガイオンの片隅に佇む緑茶園。
邪悪な荘園領主めいたザイバツニンジャ・ブラックバンタムの下で従順な奴隷茶摘娘として働くナツメは、ある日余興として開かれた人間闘鶏で獰猛なヤクザ・ウォリアーのホリブチと出会い、勝利への褒賞として彼に貸し与えられる。

 

幾度となく肌を重ね合ううちに互いに惹かれていく二人の奴隷。ホリブチが寝物語に語る言葉は、疑いを知らぬ従順な奴隷であったナツメの胸に反骨心や独占欲、そして自由への渇望を呼び起こしていった。
ある日、二人はついにこの奴隷緑茶園からの脱走を決意するが……。

 

ガイオンの空に「太陽が赤く燃える時」、男と女は出会い、燃えるような愛を交わす。
果たして二人はニンジャの邪悪な魔手を逃れ、自由を手にする事ができるのだろうか?そして、自由の先に待つものとは……。


解説

今度の書き下ろしは大人のラブ・ロマンスだ!
前後や上下がたくさん出てくるので映像化された日には青少年のなんかが危ないこと請け合いである。もちろん我らがニンジャスレイヤーも登場するのでごあんしんください。

 

なおこの話は、前巻「キョート殺伐都市#4:聖なるヌンチャク」の書き下ろし短編「システム・オブ・ハバツ・ストラグル」から物語や登場人物が一部繋がっているため、そちらを予め読んでおくのもいいだろう。
もちろんこちらを先に読んでもストーリーを理解する上では全く差し支えはない。



コメント欄な
  • やはりパガ=サンは麿なのだなあ -- 2014-05-07 (水) 15:00:26
  • 前巻の書き下ろしエピソードと直接的な繋がりがあるのに、この落差。デトネイター=サンが不憫で忍びない、ニンジャだけに。ブラックバンタム=サンはインガオホーな -- 2014-05-07 (水) 17:07:49
  • 原典 『狂四郎2030』。実際かなり意識しているとしか思えない。 -- 2014-05-07 (水) 17:26:32
  • ホリブチ=サンとナツメ=サンは少なくとも作中で8回前後上下しているがこれは実際一エピソードオー中の最多記録では? -- 2014-05-07 (水) 17:55:03
  • 数えてしまうとはヘッズの鑑デスネ -- 2014-05-07 (水) 17:56:11
  • ↑×3 自分的には、ボウリョク=ジャックのユメヒコ=サンとヒミコ=サンの話を思い出した -- 2014-05-07 (水) 18:24:26
  • 青少年の青臭い恋愛もいいが、大人の男女の激しくも物悲しい情愛もよし -- 2014-05-07 (水) 18:26:57
  • もう子供できてそう -- 2014-05-08 (木) 00:29:26
  • もう一つのビガーケージズ・ロンガーチェインな -- 2014-05-08 (木) 01:14:25
  • 自由になっても幸せにはなれなさそうなところが少し悲しい 奴隷緑茶園で育んだ愛は本物だとしても -- 2014-05-08 (木) 01:24:46
  • この後滅茶苦茶前後した -- 2014-05-08 (木) 04:41:38
  • 書籍版のヘルオンアースで、こっそり出てくれると嬉しい -- 2014-05-08 (木) 09:27:12
  • ツリ・イディオット・ダイアリーの『合体!』めいたアトモスフィアな -- 2014-05-11 (日) 16:14:40
  • キョジツテンカンやフジキドの憎悪という重要タームにもささやかながら触れている所に好感。ところで、このあらすじ実際詳しさ書き過ぎでは?マーケティング的にダイジョブ? -- 2014-05-12 (月) 07:08:23
  • ↑それもそうですネー ということで3行目を消してみました -- 2014-05-12 (月) 13:11:30
  • ナツメ=サン前後しすぎ! -- 2014-05-17 (土) 22:30:32
  • 元ネタはドイツのスラッシュメタルバンド、Kreatorの楽曲かな -- 2014-05-18 (日) 00:51:48
  • ↑2 失禁までしているのだ!実際この生々しさがエロスを越えた生きるための熱情を喚起する!前後や上下シーンはこうあるべき。 -- 2014-05-19 (月) 16:32:51
  • このエピソードで登場したヤクザスラング「テドゥルワッテンオラー!」とはいったい…訳すなら「おどれ分かってんのかオラー!」だろうか -- 2014-06-29 (日) 21:38:13
  • 主役級の二人の情愛も良かったが、ゴホウビ=サンが、かつてネンゴロだった男の死にゆく様に涙したシーンが胸に迫ったことだったなあ -- 2014-07-01 (火) 02:47:34
  • ↑↑「てめぇどういう事しとるか分かってんのかオラー」とか -- 2014-07-01 (火) 08:56:09
  • ↑2 物悲しくて美しくて絵になる場面ですね。情景が思い浮かぶ -- 2014-07-01 (火) 09:18:20
  • おそらく忍殺で唯一愛のある前後描写があるエピソード -- 2014-07-12 (土) 21:03:49
  • 書籍でラストにちらっと描写されてたっぽいね、ネオサイタマに行くわけじゃない見たいだから運がよければ平穏に暮らせるかも -- 2015-01-27 (火) 21:51:52
  • スカラムーシュとノバラにも、この二人のような時代があったのかなぁと思うと物悲しいね -- 2015-01-27 (火) 23:02:19
  • ↑ノバラを少し奥ゆかしく、スカムを少し男らしくしたらそのまま当てはまりそうだと思った -- 2015-02-20 (金) 01:34:38
  • なにげにレアなヤクザスラングがたくさん飛び交う回。 -- 2015-03-06 (金) 22:24:25
  • セスナを奪うことで間接的に支配者だったオトコに引導を渡す見事なインガオホーだった -- 2015-05-11 (月) 08:30:28
  • アウトロー、セックス、バイオレンス、そしてヤバレカバレでノーフューチャーな愛…往年のニカツ・ムービーを連想させる事だなぁ… -- 2015-11-24 (火) 02:08:02
  • アメコ=サンや茶摘婆はどうなったのかな -- 2015-12-11 (金) 12:18:03
  • 茶摘婆「ワタアメ、贅沢な名だねえ、今からお前の名はアメコだ。」ワタアメ「アイエエエエ…」だったらヤンナルネ -- 2017-01-01 (日) 19:18:12
  • このときの殺戮者のエントリーのシーンのかっこよさといったらもう... -- 2017-07-04 (火) 03:52:35
  • 仮にアイツがセスナに逃亡に成功してもザイバツから恥さらしでカマユデコースな? -- 2019-09-30 (月) 20:09:28
  • デスパレードな状況でただただ求め愛し合う男女をここまでミニマルに描写した作品は無い! -- 2021-11-11 (木) 14:20:20
  • ちょくちょく戦闘機が飛んでる描写が入っていたのを考えるとラストがどことなく不穏…なような -- 2022-09-21 (水) 19:38:36