サザンクラウド

Last-modified: 2021-03-29 (月) 21:19:48

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0024 【サザンクラウド】 ◆殺◆
ウキヨ狩りを生業とする闇の戦士。サイバネ強化した身体にカラテを循環させてカラテ伝導マントから放つ飛び道具「トアテ・ジツ」のタツジン。サツガイと無関係のニンジャであり、戦闘時はマスラダの意志力をナラクの憎悪が塗り潰した。

◆ニンジャスレイヤー名鑑カードAoM-0024【サザンクラウド】◆プラス記事)

登場エピソード

 

「どうやってもお前は逃げられん。苦痛を長引かせるのみ。そして、それもいつわりの苦痛。疑似的な感情に過ぎぬ。全てが無駄だ」


人物

  • ウキヨ狩りを生業とするニンジャ。
  • かつてはキョート共和国軍に籍を置いていたが、磁気嵐消失後の動乱期に不本意な運命を強いられ、現在は後ろ暗き賞金稼ぎに身を落としている。
  • そのため彼は磁気嵐消失後の変化を憎んでおり、とりわけその象徴であるウキヨに対して強い憎悪を抱いている。
    • 彼のウキヨに対する感情は多分に屈折しており、余人には計りがたいものがある。作中ではウキヨのニューロン・チップの表面を舐める奇行も見られた。
  • ZBRガムを常用している。
  • ニンジャスレイヤー名鑑カードにて、ゴダ・ニンジャクランのグレーターニンジャのソウル憑依者であることが明かされた。

外見

  • ニンジャスレイヤー名鑑カードによると身長176cm。
  • 身体の六割をサイバネ化しており、マントを羽織っている。
    • 少なくとも両腕はサイバネに置換されている。

元ネタ・考察

  • サザンクラウド(southern cloud)で「南雲」だろう。
    • 後にニンジャスレイヤー名鑑カードにて明記された。

ワザ・ジツ

  • サイバネ腕の助けもあり、カラテのワザマエは高い。
    • サイバネ腕はフックロープを溶かしており、加熱機構を備えていると思われる。
    • 排熱の際には腕の表面が螺旋状に展開し、熱空気を放出する。
  • 原理は不明だが脳波の有機的揺らぎを感知することが可能であり、サザンクラウドはこれによってウキヨの追跡を行っている。
  • サイバネ腕と後述のマントの他、二挺拳銃もイクサに用いる。また、軍出身だけあって指揮能力にも長ける。

カラテ伝導マント

  • カタナ・オブ・リバプール社製のカラテを伝導するマント。翻したマントは破壊エネルギーと称されるほどに危険な武器と化す。
  • 敵の攻撃を弾く、ダメージを散らすなど防御にも転用出来る。

トアテ・ジツ

  • カラテ伝導マントを通してカラテ粒子を撃ち出すサザンクラウドのヒサツ・ワザ。
  • ニンジャスレイヤーの両腕のブレーサーを砕き、裂傷をも生じさせる威力を誇る。

アケチモノ

  • ウキヨポリス襲撃に際してサザンクラウドが率いた、歴史上の残虐集団から名を取った傭兵部隊。
  • 彼らもまたウキヨに対してサザンクラウド同様の憎悪と執着を抱いており、その士気は高い。

サイ・ガイ・ユニット

  • 有害電磁衝撃波を放射状に発する装置。
    • 三人がかりで設置作業を行っていることから、かなり大掛かりな装置と推測される。
  • 市街地ではインフラに多大な損失を与えるため使用出来ないが、ウキヨ相手には極めて有効な攻撃手段である。
    • なお、サザンクラウドのサイバネはマントで守られているため影響を受けることはない。

ストーリー中での活躍

「ネタ・バレ・ユニットはまだか?」
  • シキベ・タカコをウキヨと誤認して追い詰めていたところを、偶然同じ時にシキベとの接触を図ろうとしていたニンジャスレイヤーに阻まれる。シキベを守るニンジャスレイヤーと打ち合うが、ガーランドが近付いていることに気付いてその場は撤退した。
  • その後、仕留めたウキヨから取り出したニューロン・チップからウキヨポリスの場所を掴み、傭兵部隊「アケチモノ」を率いて襲撃。ウキヨポリスを壊滅に追い込むが、コトブキの身を案じて向かってきたニンジャスレイヤーと再び交戦することとなる。
  • トアテ・ジツによって一時は優位に立つも、フックロープに足首を絡め取られて拳を叩き込まれる。カラテ伝導マントで致命的ダメージを辛うじて散らしたが、もはやトアテ・ジツを放つことは出来ず、ウキヨポリスに置かれていた槍めいたオベリスクを投擲されて爆発四散した。

一言コメント

しかし今回は新鮮な生のコメント、生きたヘッズのコメント。真実そのもの。
  • 記事作成オツカレサマドスエ! -- 2017-02-14 (火) 11:04:50
  • カブシ=サンに逃げるよう言ったあたり、邪悪と憎悪がウキヨに集中していた感がある -- 2017-02-14 (火) 11:21:25
  • 「柔らかい脇腹の肉を突き崩してやれ」とか「不様な」とか、時々マトモ過ぎる日本語を喋る。前者は原文だとどんな感じなんだろうか -- 2017-02-14 (火) 12:34:34
  • 種類は違ってもデスナイト=サンに匹敵するような濃厚な因縁の持ち主かと思ったら、リストラされた恨みをぶつけてるだけとかアンタ……  でもカラテ伝導マントとトアテはカッコイイ -- 2017-02-14 (火) 12:44:04
  • 何気に第4部では初の「サツガイとは無関係な事情で、マスラダにスレイされたニンジャ」かな? -- 2017-02-14 (火) 12:46:34
  • 初めてサツガイ、つまり復讐とは無関係のスレイされたニンジャ。ここから新たなニンジャスレイヤーがどう変わっていくのか楽しみだ -- 2017-02-14 (火) 12:48:16
  • ニンジャスレイヤーみたく、憎悪でない者との戦闘は割と消極的なんだな。まさにウキヨスレイヤー。 -- 2017-02-14 (火) 13:10:35
  • 投稿ミス。「憎悪の対象でない者」です -- 2017-02-14 (火) 13:11:57
  • なんかヘッズから扱いがコロコロ変わってたのが印象的。 -- 2017-02-14 (火) 14:04:08
  • サザンクラウド…つまり南斗五車星、雲のジュウザな? -- 2017-02-14 (火) 14:38:47
  • ウキヨ…というより世界のあり方の変化を受け入れられなかった。アマクダリやフジキド達からすると「知ったことじゃない」ってなるだろうけどまあ、そういう人もいるよね。 -- 2017-02-14 (火) 14:53:39
  • ↑2 俺は南雲中将が思い浮かんだな -- 2017-02-14 (火) 19:28:08
  • ↑6 コーストウィンド、フェイズホース「解せぬ」 -- 2017-02-14 (火) 20:04:07
  • ↑あんたらはサツガイと関係しているニンジャと関係があったニンジャだから。 -- 2017-02-14 (火) 20:20:15
  • 復讐の対象でないニンジャとの闘いで、重要な課題(己の内なるニンジャをコントロールする)を思いがけず知ったわけですね。 -- 2017-02-14 (火) 20:40:02
  • 外見描写は細かったが、何故かやけにイメージが浮かびにくいニンジャ。マント・馬・ハーヴェスター=サンめいた? -- 2017-02-14 (火) 20:58:54
  • 「もはやトテキ・ジツを放つことは出来ず」トテキ・ジツ? -- 2017-02-16 (木) 13:57:06
  • ↑多分編集ミスだと思われるのでさくっと修正 -- 2017-02-16 (木) 14:35:27
  • マントがなんかカブトムシの腸で作られたりとかは無い -- 2017-02-16 (木) 20:40:01
  • 国家権力を笠に着るタイプのニンジャではなかったが、性質の悪いニンジャだった。 -- 2017-02-17 (金) 07:20:50
  • マントの詳細が気になる。マントマリオめいたシンプルな布状か、kofのゼロめいたフレームや飾り兼武器のついた仕様か。 -- 2017-02-17 (金) 09:41:21
  • ↑2と3 カブトムシの話のあとに国家権力とか言うと彼を思い出してしまう -- 2017-02-17 (金) 09:48:12
  • ?????「俺とは絶対に相容れないだろうな…な、アヤミ=サン」 -- 2017-02-17 (金) 14:45:32
  • セプス=サンのようにあの槍でミンチにされたか。 -- 2017-02-17 (金) 15:12:50
  • 精神的にはイノウに近いイメージ。自分(あるいは社会)はこうあるべき、こうでなくては生きられない、みたいな考えがあって、その理想が実現できなくなってしまったために八つ当たりめいて変化に順応する者や変化の象徴のような存在を憎悪するあたりが。 -- 2017-02-17 (金) 15:20:14
  • ↑3 デスナイト=サンが愛してたドロイドは自我持つウキヨ(同話内にウキヨもどきはいたが)じゃなかったし、本人は愛情と一緒に一種の嫌悪感のようなものも抱いてなかったか? -- 2017-02-17 (金) 15:40:56
  • ↑2自分もそう思いました。イノウは今ある世界を認められず世界を変化(そして固定)させる方でしたが世界に順応するものを嫌悪していましたね。 -- 2017-02-17 (金) 17:07:53
  • 高いカラテ、サイバネ、ニンジャギア(テック?)なマント、ジツ、モータルとの連携、戦術兵器、と何気にイクサの要素がテンコモリなキャラクター。実際多数のウキヨを破壊し、ニンジャスレイヤーを一時は追い詰めた危険なニンジャ -- 2017-02-18 (土) 01:46:55
  • なんだかんだ好き。マスラダを追い詰めるカラテといい、共感できそうでギリギリ共感できないくらいの動機といい…悪役としてちょうどいいくらいのヘイトも好みだ。 -- 2017-02-18 (土) 11:06:34
  • 世界全てを憎むことはできないし、憎悪の対象をウキヨに絞ることでなんとか自我を守っていたのかも知れない。 -- 2017-02-20 (月) 21:16:40
  • 南雲「ウキヨ殺すべし」 忍殺(たやん)「ニンジャ殺すべし」 どこか似ている(彼真書 -- 2017-02-21 (火) 07:29:25
  • ただの賞金稼ぎの筈なのに私怨でウキヨ狩りに血道をあげてたり、大軍勢連れてきたりでなんか後ろ盾でもいたのかと -- 2017-08-31 (木) 15:32:44
  • 後ろ盾がいるとすればウキヨと対立してる連中がいるからその辺りか。逆に雇った連中にニンジャがいないから私費で賄ったのかもしれない(ニンジャを雇うのは高いはず)。優秀なニンジャであれば稼げると過去にザ・ヴァーティゴ=サンも答えてるのでモータルなら大軍でも十分雇えると思われる -- 2017-08-31 (木) 15:43:37
  • ↑2 もちろんその可能性は大きい。あるいは作中の狂った行動の数々を見るに、採算やら合理性やら度外視でウキヨ狩りに私財を全ツッパした可能性もアリ? -- 2017-08-31 (木) 15:44:14
  • ウキヨ差別はしてたけどモータル差別は一切してないよねこのニンジャ。その辺はキョート軍の研修の賜物なんだろうか -- 2017-10-24 (火) 00:14:28
  • アケチモノはウキヨを憎む同志ですしネー。あるいは彼らはあくまでも自分の武器であり、それをわざわざ貶す必要もなかったとかかもですが。 -- 2017-10-24 (火) 00:43:11
  • 「南雲」とはなんなのか まさかこの人のモータルネーム? -- 2018-08-23 (木) 08:07:45
  • ↑旧日本海軍シリーズなのだとしたら南雲機動部隊かな -- 2018-09-04 (火) 18:55:14
  • 彼も実は奇跡復活派に感化されてウキヨ(オイランマインド)が悪だと解釈したのかもしれない -- 2018-09-10 (月) 04:09:25
  • 戦闘スタイルから何からかっこよくて大好き -- 2018-09-10 (月) 06:33:46
  • トアテは遠当てか -- 2018-09-10 (月) 16:44:03
  • マスラダのブレーサーってフジキドが言う鬼のように頑丈なナラクのブレーサーなのか?それを砕くならたしかなワザマエだな。 -- 2019-01-26 (土) 20:51:10
  • 恵まれた実力と統率力にねじ曲がった心の歪さが好き、あまりにも急激に変容する世界についていけなかった普通人な精神をしていた男って視点で見るとまた違った味が出る -- 2019-06-26 (水) 04:29:04
  • 実際ツヨイしワンインチカラテでもニンジャスレイヤー=サンの回復力なかったら致命的な傷を与えてたので、熟練のカラテな。しかし実益を考えたらウキヨ殺したらただのジャンクオイランドロイドなので実利は全然追う気ないんだなーってなった。不器用 -- 2020-09-22 (火) 19:18:14
  • 多分彼とハイペリオン=サンって同じクランの憑依者だよね。ジツが似てる -- 2021-03-29 (月) 16:49:49
  • リアル武術の「遠当」は、投擲術であったり、発勁めいた気を飛ばす技術であったりするらしいが、忍殺世界のトアテ・ジツはカラテを飛ばす模様。遠当てとは何か=カラテを飛ばすワザという説明で凄く納得した自分がいる -- 2021-03-29 (月) 21:19:48