ビーフイーター

Last-modified: 2021-11-03 (水) 20:55:00

◆忍◆ ニンジャ名鑑#190 【ビーフイーター】 ◆殺◆
ザイバツニンジャ。ナギナタ・ジツに長け、推進装置を取りつけた槍斧「ジェットハルバード」を使いこなす。

登場エピソード

 

「追ってこいニンジャスレイヤー=サン!」


人物

外見

  • 市井で行動する際にはフードつきツナギを着用している。ツナギにはニンジャ装束への変形機構が備わっており、メンポを装着することで機構が作動する仕組みとなっている。
  • 腰の後ろに折り畳み式のハルバード(槍斧)を装備している。
  • 前述のドラ息子・イシマツにジジイ呼ばわりされている。外見年齢は壮年以上か。

元ネタ・考察

  • ビーフイーターとは、イギリス王室に仕えるロンドン塔衛兵隊(ヨーメン・ウォーダーズ Yeomen Warders)の通称。
    • 『Beef-Eater』すなわち『牛食い』という呼び名は、かつて牛肉が庶民の手に届かなかった時代に、彼ら衛兵隊の給金の一部として牛肉が支給されていたことに由来するらしい。
    • ロンドン塔衛兵隊は、現代では名誉ある退役軍人の組織で、観光名所となったロンドン塔の案内などをしてくれる。年に数回の儀式の際には、テューダー朝時代に由来するという赤服の「正装」を披露する*1。参考までに、写真素材サイトalamyに彼らの写真があり、正装+ハルバード姿のものも見られる。
    • なお、ロンドン塔衛兵隊とルーツを同じくする組織に国王衛士(ヨーメン・オブ・ザ・ガード Yeomen of the Guard)があり、よく混同される。こちらも「ビーフイーター」と呼ばれることがあったらしい*2
  • Beefeater」はジンのブランドとしても知られる。「透明なボトルに、槍を持って歩いている赤服のおっさんの描いてあるやつ」と言うと、酒類に疎い方でも見た記憶があるかもしれない。描かれているのがビーフイーターことロンドン塔衛兵隊である。

ワザ・ジツ

ジェットハルバード

  • ビーフイーターの身長以上の全長を誇るサイバネ槍斧。先端に取り付けられた斧刃の反対側にジェット推進機構を備えており、これを作動させることで信じられないスピードの斬撃を繰り出すことが可能となる。
  • 反面、運動エネルギーを上乗せすることにより、攻撃動作を急停止させることが困難になるという欠点もある。
  • 刃の部分が着脱でき、柄は折り畳み式であるため、平常時はコンパクトに収納して持ち歩くことができる。
  • 長柄武器の常として狭い室内では真価が発揮できないが、そのような状況においても、先端部分を柄から外した状態でトマホークとして使用することが可能。

ストーリー中での活躍

「ドーモ。はじめましてネタバレ=サン。ビーフイーターです。……近々来ると思っていたぜ」
  • ハルバード先端部分のトマホークを器用に使いこなすワザマエ。バイオ金魚をめくらましにし、有利な屋外へ戦場を移すフーリンカザン返し。ニンジャスレイヤーのニンジャ反射神経の前には長物は不利と見るやハルバードを即座に捨ててカラテに切り替えるニンジャ洞察力。
  • 一通り以上の実力を見せたが力及ばず。ニンジャスレイヤーのジュー・ジツで頭部を破壊され、ハイクも読めぬまま死亡する。

一言コメント

「……悪趣味なコメント欄を作りやがって」
  • こういう強敵とはいえなくとも、最後まで心意気を見せるニンジャには個人的に弱い -- 2013-02-14 (木) 12:43:27
  • 準マスタークラスの実力はあると思う。下手すりゃ先輩あたりより強そう。 -- 2013-02-17 (日) 18:53:06
  • 名前を今の今までビーフイターと勘違いしていて、某昆虫メンポの神秘のボディは光るな戦士を想像していた。飛び回る姿もハチめいている -- 2013-02-17 (日) 20:27:06
  • ↑実は先が外れて柄が縮む似たような機構の武器を所持している、まさか・・・ -- 2013-07-30 (火) 13:01:02
  • ↑×2暗黒四鎧将のビーザック=サンは変身したり姿を消したりと、実際ニンジャめいている。備えよう -- 2013-07-30 (火) 16:36:00
  • ビーファイターとはちがったのね -- 2013-08-29 (木) 02:01:53
  • ロンドン衛兵隊は牛肉を食べることで屈強な肉体を持つ衛兵を揃えた、という部分もあるそうだ -- 2013-08-29 (木) 16:01:40
  • 狭い室内では真価を発揮できないのに、何故マルノウチ抗争に動員されたのだろうか… -- 2013-09-03 (火) 20:08:31
  • ↑オトノサマ襲撃事件の時のブラックソーン=サンめいて屋外で増援の足止めや支援ニンジャ、敗残ニンジャの掃討を担当していたのかも。 -- 2013-09-03 (火) 20:37:38
  • マルノウチはトコロザワに次ぐ規模の巨大ビルらしいし、屋外ほどではないにせよ、吹き抜けやワンフロアといった広い空間は実際多いはずなので、持ち前の機動力を買われたのでは? -- 2013-09-03 (火) 21:44:26
  • ビーフィーターといえば、サケ飲みからすればやはりドライジンであることだなあ。長槍を持った衛兵が印象的な -- 2013-09-03 (火) 22:05:42
  • トライジン!?ウチコワシニンジャな? -- 2013-09-03 (火) 22:16:15
  • トライバル柄のツナギ忍者装束にギミック内蔵の武器という組み合わせがCOOL -- 2013-09-06 (金) 22:02:44
  • 有効打は入らなかったけど、決して弱いニンジャではないよね。ザイバツニンジャでは好きなほうだな -- 2013-10-10 (木) 22:10:00
  • 燻し銀の熟練者。グラディエイター=サンとか、マスターに準ずる渋いワザマエと覚悟持ったアデプトはカッコイイ -- 2014-01-08 (水) 19:42:52
  • 文句を言うのはアカンが環境を変えるのはいい  ンッンー、実際名言な -- 2014-07-08 (火) 14:21:49
  • 環境は変えてもらうものではない、自らの力で切り開きよりよくするものだ。つまりカラテだ。 -- 2014-08-31 (日) 11:25:35
  • なんとなくヘタレ要素のないボーツカイ=サンめいている。これでハルバードの柄が鎖で分離したり先から弾丸が出れば実際ボーツカイ改善な -- 2014-08-31 (日) 11:42:08
  • ???「肉は食いたし…」 -- 2014-08-31 (日) 12:40:02
  • ニンジャにはオーガニック・スシを支給した方が喜ばれそう。 -- 2014-11-01 (土) 18:57:03
  • ぜひキルズで見たいニンジャだなぁ -- 2014-11-01 (土) 23:06:49
  • 逆境から最大限の努力をして健闘した様は見習いたい。 -- 2014-12-23 (火) 18:54:16
  • ヘイキンテキの保ちっぷりが光るニンジャな事ですね -- 2015-01-26 (月) 22:49:49
  • デスナイト=サンとかの主要強敵をのぞけばデスノボリ・ビラに名前を載せられた中でも結構戦った方 -- 2015-05-23 (土) 22:34:36
  • 改めて彼の戦いを見ていると状況判断能力もヘイキンテキの保ちぶりも優れている。カラテでは圧倒的に格上のフジキドにあそこまで食らいつけたのもこの2つの -- 2015-12-30 (水) 21:18:22
  • グワーッ ケジメ ! この2つがあってこそだと思う。 -- 2015-12-30 (水) 21:19:11
  • 話的にはどうでもいち雑魚なんだがやたら武器がカッコイイ -- 2016-08-21 (日) 19:51:55
  • クソッ!来い!ニンジャスレイヤー!来い!的なこと言っていたシーンほんとすき -- 2016-11-20 (日) 11:47:35
  • カルーセルをカテーテルと呼んでしまって何のこっちゃとなった、メリーゴーランドのことなのか -- 2017-03-20 (月) 13:58:39
  • カテーテル・マキ -- 2017-03-20 (月) 21:01:30
  • ナギナタを使うカラテなのにハルバートナンデ? -- 2017-03-21 (火) 14:37:00
  • ↑斬り突き払いをこなせる汎用ポールウェポンとしての「ジャパニーズ・ハルバード」すなわちナギナタな。 -- 2017-09-17 (日) 09:24:26
  • 凶暴な奴ではあったが、環境に文句は言わない奥ゆかしさ、不利な状況の中、忍殺相手でも弱音を吐かず最後まで頑張った姿は他のザイバツニンジャ達より評価できる。 -- 2017-09-18 (月) 13:34:41
  • 明らかに控えめでない邪悪な方のニンジャなんだけど、信条があって貫き通す男はやはり心惹かれる。環境に~のセリフは耳が痛いがw -- 2018-05-01 (火) 19:57:56
  • gatdd者だが、この名前でおっさんだと頭抱える。(あっちだとカワイイヤッターな女騎士 -- 2019-06-26 (水) 11:25:09
  • ↑ゴメン、gateのまちがいデシタ。ケジメシマス。 -- 2019-06-26 (水) 11:29:10
  • 戦法からしてナイト・ニンジャクランだったり? -- 2021-11-03 (水) 20:54:59

*1 普段の制服は黒地に赤い線や模様が入った、これまた時代がかったもの。
*2 国王衛士もロンドン塔衛兵隊も、1485年にヘンリー7世(テューダー朝初代)のために武装し馳せ参じた独立自営農民(ヨーマン、複:ヨーメン)の義勇兵を起源とする。職掌が広がり、分化していく形で2つの組織になった。今日一般にロンドン塔衛兵隊を指して使う「ビーフイーター」という語は、両者が分化する前から使われていたともいう。正装も酷似しており、見分けるポイントは襷状の意匠(ショルダーベルト)の有無(無い方がロンドン塔衛兵隊)。両組織はしばしば混同されると国王衛士によるサイトでも書かれている。「ヨーメン・オブ・ザ・ガード」というタイトルでロンドン塔衛兵隊を題材にした著名オペラ作品(19世紀後半)や、「ヨーメン・オブ・ザ・ガード」というタイトルでロンドン塔の衛兵を描いた絵画もある。実際ややこしい。