艦娘紹介/Aquila

Last-modified: 2020-03-01 (日) 01:07:38
アイコン詳細
Aquila.jpg艦種軽空母正規空母
艦型Aquila級1番艦

艦娘としての特徴

2016年夏イベント「迎撃!第二次マレー沖海戦」にてE-3・E-4のボスマス専用ドロップ艦として実装。Graf Zeppelinに続く海外空母となった。なんで未成艦ばっかりなんですかねぇ
商船を改装した空母という点では軽空母たる飛鷹や隼鷹と同じだが、本人曰く「大規模な改装により正規空母に近い性能を発揮したはず、かもしれない多分きっとmaybe」ということで正規空母として艦これに登場することとなった。
しかし性能は2番スロットの多さ以外ほとんど軽空母並みという驚きの低性能。しかも未完成で沈められたこともあって運の初期値は5と不幸姉妹と同等という状態に。高難度海域やツカス軽巡ツ級が出現する海域では連れて行ってはいけない。
夜戦になると「グラーフにできるなら、このアクィラにだって、きっとできるはず!」と意気揚々に突っ込むが、他の空母と同様原則夜戦では攻撃できない。セリフにも言及しているように史実ではカタパルトを搭載しているのだが、なぜかグラーフや五航戦改二とは異なり短射程である。もはや狙ったかのような性能である。
そんな彼女の長所は正規空母でも上位の回避性能と軽空母並みの燃費の良さ。第二スロットを副砲や偵察機など撃墜が発生しない装備にした上で制空権確保状態を保てば、ボーキサイト消費がゼロになるというどこで使うのかというツッコミは置いといて素敵な特技がある。
またAquilaの実装によりイタリア艦娘だけの6隻艦隊が編成可能となった。

おんこれ的解説

先述したように1926年2月26日に進水、同年9月21日に就役した後、1941年11月に空母化改造として起工した商船改造空母である。客船時代の名前は「ローマ」である。何? あまりジロジロ見ないで
大戦前のイタリア海軍は狭い地中海が主戦場であることや、発言力が強い空軍大臣が空母の必要性を認めようとしないこともあり、海軍も空母を建造しようとはしなかった。仮想敵であるフランス海軍も低速の空母を一隻のみしか保有していなかったことも関係している。
しかし1939年に第二次世界大戦が勃発。マタパン岬沖海戦では制空権を奪われザラ・ポーラを含む重巡3隻を失い、タラント空襲では、リットリオ含む戦艦が一挙に半減するほどの壊滅状態に陥り、ここでやっと制空権の大事さに気づく。うーんこのヘタリアしかし時すでに遅し、空母を一から建造する時間も資源もなかったので考えついたのが大型客船の空母改装であった。
完成すれば正規空母に匹敵する魔改造大改装だったが、船体の改造が多岐に渡ることや資材不足と倉野コーチの不在もあって改装工事は遅延。結局1943年9月にイタリアが降伏し、完成には至らなかった。その後、ドイツ軍が改装工事を引き継いだが、1944年6月には空襲を受け損傷し、追い打ちをかけるように1945年4月、連合側についたイタリア海軍の人間魚雷による攻撃を受け大破。かつての親に大破に追い込まれたのちジェノヴァ港の出入りを塞ぐ障害物にするためドイツ軍によって自沈処理されるという悲しすぎる最期を迎えた。

 

性格はおっとりしていて、天然系なお調子者。出撃ボイスにもあるように調子に乗って失敗しそうになったり、他から折檻を受けることも多い。口癖は「よしよし」。建造の際にグラーフの姉妹艦のパーツを使っていたことから、グラーフとは姉妹のように仲がいい。アクグラのカップリングは是非とも検索することをお勧めする。
ステータスの低さから「終身名誉軽空母」だの「イタリアの秋津洲」だのあだ名を付けられ史実のごとくスレ内の扱いも良くない。あんまりdisるとカラビニエリがやって来るので気を付けようね!とはいえじじ産の大型艦特有のロケットおっぱいにやられる提督も多く、かく言う初版編集者も中破で見える下乳に「よしよし」されたくて指輪を渡しました。いったい誰だこんな時間に・・・

 

悲劇的な前世を持ちながらも、明るく健気に頑張るアクィラを是非とも可愛がってあげてください。
どうでもいいがWikipediaでは「アキラ」となっており、「アクィラ」は別表記扱いである。マカッチェンか