艦娘紹介/Graf Zeppelin

Last-modified: 2020-02-22 (土) 03:10:43
アイコン詳細
Graf Zeppelin改.jpg艦種正規空母
艦型Graf Zeppelin級 1番艦

艦娘としての特徴

性能面では、正規空母であるが、搭載数は改でも一部軽空母に負ける56機(30/13/10/3)となっている。しかし、五航戦改二と同じく中射程であり、さらには夜戦では砲撃可能となっている。副砲を2つ装備させれば夜連撃も可能。もっとも夜戦の威力はお察しだが
この点ではかなり特殊な立ち位置であるといえる。
幸い第1スロットが30機であるため、そこに艦攻を載せることで熟練度の恩恵も受けやすく、中射程とあいまって攻撃型空母としての運用は難しくないだろう。2スロ目以降も艦戦の熟練度で制空値を補えるので、使い勝手はそこまで悪くはない。2スロ目以降に艦攻艦爆を搭載する事も現実的に可能ではあるが、その場合ツ級が天敵。燃費は赤城とトントン。火力50装甲80は正規空母としては悪くない数字。
正規空母としては特に偏った搭載バランスなので、艦攻と艦爆を同時に搭載する必要のある戦爆連合システムとは相性がいまいち。スロットが枯れるのを覚悟で艦攻艦爆艦爆艦戦といった積み方も時には必要かもしれない。
欧州特効があるイベントもあるので、そのような場面で高い特効を持つ機会もあるのでぜひ運用してあげよう。グラーフを運用するためには撃墜されにくい機体を選ぶのがポイント、中でも江草彗星は艦攻艦爆の中でも非常に落とされにくく火力も命中も高いので実はグラーフの短所を補ってくれる装備。
持ってくる装備には回避が艦戦No1のBf109T改や火力が上がる艦載機仕様のフォッケウルフFw190T改、スツーカなど。いずれも性能は中の上~くらいであるが、入手手段が貴重な艦載機である。フォッケウルフは烈風並みの対空性能があるので火力がほしいときは有用。

おんこれ的解説

艦これ初の未成艦となる。
史実では進水し、建造中止→再開を経て約90%まで工事は完了したものの、ちょび髭がブチ切れて全ての大型水上艦の解体を命令したため、未完成のままポーランドに避難したが、結局は自沈した。
その後、ソ連軍が浮揚し演習の標的艦となって再び沈んでいった、時代に翻弄された艦である。
設計面では同盟国であった日本の三段腹時代の赤城が参考にされているが、実際に反映されたのは中央昇降機部分のみである。
計画では圧縮空気式のカタパルトを2基搭載し、30秒に1機の速度で18機の艦載機を発艦できる予定であった。なお圧縮空気の再装填には約1時間かかる模様
また、通商破壊や自衛の為に15cm連装砲を両舷合わせて8基装備し、砲撃能力もそこそこ与えられていた。
艦載機について、戦闘機はBf109Tを10機、爆撃機はJu87Cを13機、雷撃機Fi167を20機の搭載予定となっていた。
機関については、プリンツ・オイゲンと同じボイラーであり、最大20万馬力の出力を発揮できるものであった。また、艦首に2基のフォイトシュナイダープロペラを装備している。これは狭い運河内での取り回しを良くするものであるが、あの飛行艇母艦もびっくりな旋回能力を限定的ながらも発揮できるシロモノである。
艦これでは2015年秋イベントE-4ボスのドロップにて登場。なお1人1隻限定。中には改造後に持ってくるFw190T改目的で解体掘りをした提督もいた模様。
イベント中には丙リセット掘りを含め、多数の提督が掘りに挑戦していた。
改にするとバルチックスキームが施され、艤装も少し変わる。しかしMVPセリフが変わるため、あの「ムフー」が好きな方には少し抵抗があるかもしれない。
艦これ部内外では、長い名前であるため名前を省略されるが、「グラ子」「グラタン」「ツェッペ」「グラーフ」などと略し方は定まっていない。好きな呼び方で呼ぼう。
艦これ部では、ドロップ艦であるため、彼女を目的とした掘りがヒートアップしていた。ボスに辿りつくまでには5戦必要な為、あるものは消えゆく資源に嘆き、またあるものは過ぎ去っていく時間に焦燥していたであろう。ステビア海は燃えているか
性格は一言で言うとクーデレである。出撃時にはドイツ軍人のイメージを強く打ち出している彼女だが、放置ボイス等では不器用ながらも提督に好意を向けている。また、改では時報ボイスも追加されており、提督に対して親心的な内容である。特に17時と21時の時報は必聴。
時報内では正規空母の会に誘われており、赤城や大鳳らと鍋パを行っている様子も見受けられる。アカン、鎮守府内の食料が無くなってまう
二次ではドイツ艦たちや日本の正規空母と広く交友関係を広げてるのが多い気がする。最近実装されたイタリアの正規空母アクィラから言及されることもあり、彼女とのコンビもよく見られるように、結構人気者なのかもしれない。
ただ本人は真面目なので、すっかり日本に染まってしまった他のドイツ勢やフリーダムなイタリア勢(主にアクィラ)に振り回されているのが板についている気もしなくはない。