艦娘紹介/Warspite

Last-modified: 2020-02-05 (水) 22:59:50
アイコン詳細
Warspite.jpg艦種戦艦
艦型Queen Elizabeth級2番艦

艦娘としての特徴

戦歴を反映してか、運の初期値が何と55と改装前の雪風を上回っており、運による命中補正も馬鹿にできないため、そういう面では他艦に比べ頭一つ抜けている。燃費は金剛型とほぼ同程度の燃費で性能は改にしなくても充分に高い。その上で火力は霧島改二を上回る106、至れり尽くせりである。
しかし金剛型と同じ感覚で使うなら低速戦艦である事に留意しないと速度制限によるルート固定で泣くことになる。主砲も大きすぎるものはフィットしないので、ステータスはかなり優秀だが装備込み火力値はそこそこくらいに収まる。まあ低燃費だしね。
フィットが関係ない支援艦隊ではコストパフォーマンス最強戦艦として君臨している。
ちなみに独伊米のいずれも「最新鋭かつ最後に建造された型式」が実装第一号だったが、その法則を打ち破ったりしている。

おんこれ的解説

Queen Elizabeth級の2番艦でWarspite(ウォースパイト)の艦名を持つ艦としては7代目(後にヴァリアント級原子力潜水艦2番艦にも受け継がれる)で、名前の意味は戦争を軽蔑する者であるが第1次世界大戦と第2次世界大戦を生き延びた戦歴から「グランド・オールド・レディ」(偉大なる老嬢)とも呼ばれることもあった。
艦歴及び戦歴は1913年11月26日に進水、就役したのが1915年3月8日と第1次世界大戦の真っただ中に就役した。年齢は金剛型などと一緒に100歳を超えるがBBA扱いしてはならない(戒め)イイネ?
しかし就役して即実戦というほどの戦況ではなかったので、1年後のユトランド沖海戦までは訓練に明け暮れており、その際に何度か事故を起こしている。
ユトランド沖海戦の際にイギリス海軍の伝達ミス等により多数の命中弾を食らい、そして原因不明の舵の故障が起きたもののそれが敵をひきつけ味方の離脱を助け、更に戦死者が僅か14名とその時から幸運ぷりを発揮している。
その後ドイツが降伏し、戦間期を迎えるがその時期に大規模改修が行われ、来たるべきドイツ及びイタリアとの戦争に再び備えることになった。

 

第二次世界大戦勃発当初は地中海艦隊旗艦を務めていたが、本国艦隊の根拠地スカパ・フローに潜入したUボートにより戦艦ロイヤル・オークが撃沈されるとその戦力補充のため本国艦隊へ合流し、数か月間は北海や北大西洋で輸送船団の護衛や哨戒任務に当たり、その直後に第二次ナルヴィク海戦において勝利を収めることになった。その後は地中海艦隊へ戻り、そこでZaraとPolaを始めとしたイタリア艦船を撃沈している。その後地中海において英軍のアフリカ派遣軍を支援するための砲撃を行った後に東洋艦隊旗艦として太平洋に派遣されているが、日本海軍がミッドウェー海戦で大打撃を被ったため、すぐに欧州方面に引き返している。
その後はシチリア島への上陸作戦「ハスキー作戦」においての支援攻撃で活躍しているが、撤収中にドイツ空軍から一晩中空襲を受ける羽目になったものの生き延び、「作戦は成功した。オールド・レディもスカートを上げれば走ることができる」と一文を当時の提督が艦長に送っている。
その後イタリア本土サレルノへの上陸作戦「アヴァランチ作戦」が始まり、ウォースパイトも参加するがローマを撃沈しイタリアを大破させたドイツの誘導爆弾フリッツXを2発食らい、1発は水上機格納庫を貫いて機関区で爆発。船体中央の甲板に巨大な穴をあけた。もう1発は右舷バルジを貫通してボイラー室で爆発。残り1発も至近弾となり、6基あるボイラーのうち5基を破壊や浸水で使用不可能、浸水した量は5,000tにも達するほどの損害を出したものの、轟沈にはならずに乗組員による必死のダメコン及び共に戦火を潜り抜けてきた相棒ヴァリアントや護衛の駆逐艦達により大破したウォースパイトを何度も狙ってきたドイツ空軍機を追い払いマルタ島へと入港した。その後本国のドックに送られたが艦底に開いた大穴を見たある下士官が「どうしてウォースパイトが浮いていられたのか決して分からないだろう。誇張ではなく、艦底の穴は二階建てバスが易々と通り抜けられる程だったのだ」というコメントを残している。その後はオーバーロード作戦ことノルマンディー上陸作戦に参加し、ドイツ陸軍に対し砲撃を浴びせている。
オランダ・ワルヘレン島のドイツ軍陣地を攻撃する「インファチュエイト作戦」で最後の砲撃をし、以後は予備艦となった。その後は保存する計画があったものの植民地を失い、財政難になったイギリスにはそんな余裕がなく、廃艦となったが解体場への曳航の際に最後の抵抗なのかタグボートのロープが千切れ、漂流する事態が発生し岩礁に座標した。その後はそこで解体を行い、長い艦歴に幕を下ろすことになった。

 

おんこれ部内では実装当初はドS系の王女様キャラだとか金剛やIowaみたいな片言を話す子だとか思われていたがあまりにも流暢な英語を話すとともに気位が高く、礼儀正しくて淑やかで気品のある淑女であることが分かり、たまげる部員が続出した。ちなみに声の妖精さんはオーストラリア在住18年の帰国子女でデビューしたてであり、17年の春アニメであるアリスと蔵六でアニメデビューしたり、とある企業の案内動画で声当てたりしている。でもすっかり大根おろしてるイメージがついてしまった
↓案内動画↓
https://www.youtube.com/watch?v=hnTsXDSYFRc
通称「スパ子」もしくは「ウォスパイネ」。頼んだら「ウォスパ、イイネ!」と言ってくれるかもしれない。