艦これ部AAR/通常海域/3-5準南ルート攻略

はじめに

3-5攻略のメインというと、
・北ルート(ACFK)
・南ルート(BGK)
が挙げられる。重3空3や軽1駆5などがメジャーな編成であろう。
今回はそういうメジャーな編成から離れ、筆者が毎月利用している準南ルート(ADBGK、水母1雷1軽2駆2)を紹介したい。この編成、便利な割に意外と知られていない(あちこちで使ってるという声は聞くが攻略サイト等ではあまり見られない)ので、これを機に利用してもらえたらと思う。

というわけで、説明のためにマップどーん。

前述の通り、ADBGKと通る、道中3戦ルートである。これは通常の南ルートと比べ、
・大破しやすい駆逐艦の数を減らせる。
・開幕火力、昼戦火力が上がる。
というメリットがあり、道中突破率、ボス撃破率が高い。軽1駆5で道中大破の山を築き、ドックは埋まる、でも北ルートで資源を大量に消費したくはない…そんな提督にオススメの編成である。
その代わりAマスで戦艦の砲撃を回避する必要があるため、ある程度の練度が必要になる点には注意が必要だが…。

編成

先ほど書いたように、水母1雷1軽2駆2という編成を組む。この編成で上記の道中3戦ルートで固定できる。このルートを試してから半年以上経っているが、今のところルート逸れは発生していない。ちなみに亜種として水母を航巡に変える編成もあるが、それだとB→Eの逸れが発生するため個人的にはオススメしない。
また並び順についてだが、砲撃が2巡するのは1マス目のみのため、火力よりは旗艦を守る方向で考えた方が良いだろう。よって旗艦は大破しやすい駆逐もしくは水母。なお筆者は再カンストに少しでも近づけるため、嫁の白露を旗艦に置いているが、この編成ではレベルの低い千歳を旗艦に置くのが良いと思われる。
…そもそも白露でなく改二駆逐の方がもっと楽に突破できる？知らんな。

駆逐艦

ここからは艦種ごとに検討していきたい。まず駆逐艦の選び方だが、なるべく火力の高い艦を選ぶこと。道中大破率を下げるには昼戦火力が肝となるため、夕立や暁等が改二になっていれば優先的に起用したい。秋月型も昼戦火力が高く、ラスダン時には対空カットインでわずかだが被害軽減に繋がるため選択肢に入る。
また、いわゆる4n艦(耐久が4の倍数の艦)は一撃大破率が少しだけ高いので、万全を期すなら外した方が良いだろう。ちなみに筆者は普段吹雪改二・初霜改二・暁改二などを起用している。今月は再レベリングのため白露を起用しているが。
ただ、上記2項目以上に重要なのは練度。最低でも60、出来れば70以上は欲しいところ。Aマスの戦艦の砲撃を2度回避しなくてはいけないため、必然的にある程度の回避＝練度が必要となる。逆にそれをクリアしているならば、コモン艦でも十分活躍のチャンスはあるといえるだろう。
装備は基本的に33号電探(なければなるべく索敵値の高い電探)+主砲2本でOKだが、運が高いならばカットインにしてボス撃破率を上げるのも選択肢に入る。ただし先ほども触れた通り昼戦火力が重要なので、そこは忘れずに。
なお白露に積んでるダメコンはあくまでお守りのため、使うつもりは全くない。あしからず。

軽巡

阿武隈orそれ以外かが意見の分かれどころ。昼連撃か開幕雷撃どちらをとるかは好みで構わないが、
・開幕雷撃が3本となり、目標が被ってしまう確率が高くなる
・阿武隈に索敵装備を積めないため、レベルや編成によっては索敵値不足になる
・そもそも阿武隈のレベルが99で経験値がもったいない
という理由で、筆者は川内と那珂を起用している。装備は主砲2本に偵察機で問題ないだろう。阿武隈を起用する場合、運未改修なら主砲2本に甲標的、改修済みなら魚雷2本に甲標的で良いと思う。

雷巡

阿武隈と同じく北上と大井がレベル99のため木曾を起用。木曾は対空が少し高いため、ラスダン時Gマスの開幕爆撃の被害をほんの少しだけ軽減できる…かもしれない(別に大北でも問題ないが)。装備は主砲or副砲2本に甲標的。

水母

瑞穂がいるならもちろん最優先で起用したい。…いるなら(遠い目)
水上機2・甲標的1か水上機1・甲標的2かは迷うところだが、ちとちよの場合は2つ目以降のスロット数が6と少ないため、甲標的を増やして開幕雷撃の威力を上げるのが良いと思う(12スロが2つある瑞穂なら水上機2も選択肢)。余裕があれば熟練度をMAXにしておくと、開幕爆撃で落とせる可能性が高くなるためオススメ(たまに全滅する点には注意)。ちなみにレベルが唯一50台だが、もう少し高い方が安定するのは言うまでもない。

攻略

結果は以下の通り。

7回出撃にてゲージ破壊完了。普段は10回前後といったところなので、なかなか順調な方だと思う。ちなみに3回撃破完了時に駆逐艦を吹雪から照月(レベル85、10+高射×2・13号電探改)に変更しているのは、上記の通りラスダン時のGマス軽空母対策。なおよく変更し忘れるが、特に問題ない模様

ゲージ破壊時は結構ボロボロな我が艦隊だが、これは運が悪い方で、この程度のダメージで済むこともよくある。

見てわかるように、大破要因は大きく2つあって、1つはAマスの戦艦、もう1つはGマスの重巡(と今回スルーできたが軽空母)。これは練度もそうだが運もどうしても絡むため、少々大破が続いてもめげずに。あくまで個人的な体感だが、純粋な南ルートよりは回数の振れ幅が少なく、安定して攻略できる印象がある。

おわりに

はじめにでも書いたが、この編成を目にすることはあっても、実際の攻略記を読んだことがない→なら自分で書けばええやん！という考えのもと、この記事を執筆した。中途半端に見えて練度さえあれば意外と有用な準南ルート、お試しいただけたら幸いである。

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