2/12 E3攻略完了
3/3現在のAAR E1まで
「書くのおそすぎィ!」
序
「全権委任法(ぜんけんいにんほう)は、ドイツ国において1933年3月23日に制定された法律。アドルフ・ヒトラー首相が率いる政府に、ヴァイマル憲法に拘束されない無制限の立法権を授権した(Wikipediaの記述)」
「えっなに急に……世界史の勉強ですか?」
「いえ、提督からの伝言です」
「……伝言?今のが?」
「『来る冬イベの指揮は、初期艦の吹雪に任せる』と。すなわち全権委任すると」
「……えっ何それ……クッソ初耳なんですけど……」
「初耳でしょ?ですから私が伝えに」
「いや、いやいや!大淀さんはなに普通に伝言引き受けちゃってるんですか!おかしいでしょ!? その場で突っ返してくださいよ!霞ちゃんだったらいきなり主砲ブッパからの二時間説教コース確定なところですよ!」
「まあ、実際そうなりましたよ」
「えっ、なったの?というか、霞ちゃんもその場にいたんだ?」
「電話越しの連絡だったので、受話器に主砲を当てて発砲しただけですけどね」
「なにそれ耳が死にそう」
「それで、電話が切れたきり連絡がつかなくなったんですけど、霞ちゃんはどうにも言い足りなかったみたいで、不通の受話器に向かって数時間ガミガミ言ってましたね」
「だめじゃん霞教官……いやダメなのは司令官なんだけども」
「ちくま大明神」
「とにかく、肝心の作戦行動の時に司令官が席を外すなんてあり得ませんから!」
「そうでしょうか。確かちょうど一年くらい前に……」
「アニメはノーカンです。うちの司令官は私と結婚する夢なんて見てませんよ。『初期艦選択画面で一番パンツの見えそうな娘を選んだ』だけなそうですから」
「見えそうって言うか、見えて……」
「(見えて)ないです」
「でも、吹雪ちゃんのお父さんが……」
「あーそうですね!どうせぱんつですよ!Informationって何だよ!履いてるパンツの色をInformしてんじゃねえか!」
「……吹雪ちゃん」
「ファッキンコールドちんちんミニマイズ!」
「吹雪ちゃん」
艦隊状況
資源
「吹雪ちゃんも正気に戻ったところで、艦隊状況の確認から行きましょうか」
「いっそ幻覚だったら良かったですけどね……それじゃあ、まずは資源の確認を」
「コンニチハ、資源備蓄部隊隊長の阿武隈です。最近の朝食はもっぱらレーションです」
「資源備蓄しない部隊隊長の北上だよ。朝ごはんはまあ、だいたい大井っちが作ってくれるよね」
「エット、資源はこんな感じです」
(流したな……)
(流されたな……)
「おお、けっこうありますね(当社比)」
「ハイ、頑張りました。資源が6桁になるのは、うちでは夏以来だね」
「あら、そうだっけ?」
「秋イベの打ち上げで大鳳レシピに全資源をつぎ込んで……お飾りやEOへの参加も考慮すると、よく備蓄できたと思います」
「燃料16万に対する弾薬13万はちょっとバランスが悪かったかもしれないけど、攻略中でも長距離遠征は並行で出すだろうし、大丈夫だよね」
「ねぇ、阿武隈ぁ。燃料16万って、具体的にどれくらいなのさ?茶碗に何杯ぶん?」
「あー……もう、何なんですかぁ!その『6億円って、リポビタンDいくつ買えるの?』みたいなめんどくさい質問は!」
(ここで喩えに栄養ドリンクが出てきてしまうあたりがちょっと心配なんですけど……)
(……今度また、遠征のシフトを見直しましょう)
「怒ることないでしょ。16万なんて大きい数字言われてもピンと来ないじゃん?駆逐艦たちとか、ほら、ちっこいし」
「む!その16万を稼いできたのはあたしと駆逐艦の子たちナンデスケド!貯めた資源の重みは身をもって理解してます!ザ・余計なお世話!」
「……あー、まあ、それは一理あるねー……。うん。お疲れ様、阿武隈」
「えっ?あ……ハイ、ドウモ……」
「で、結局お茶碗に何杯ぶんなのよ?」
「知りません!自分で計算してください!!」
「…………ところで、その秋イベの打ち上げの大鳳レシピの結果って、どうだったんですか?うちに大鳳さんはまだ着任されてないですよね」
「あぁ、あれですか?なんと、6回回して南雲機動部隊が一通り出ましたよ」
「えぇ……」
保有艦
「次に、戦力のチェックですか」
「めんどくさいですね」
「あ、それ言います?言っちゃうんですか?」
「まあ、提督もいないことですし。と言うかその言い方だと……」
「ええ、私は一応マジメで通ってるんで口にはしなかったんですけど」
「その発想がマジメじゃないですよね……」
「問題児って設定もあるので。まぁ、これ"も"そのうちなかった設定にされそうですけど」
「いや、じっさい百隻以上もいる艦娘を一通り見ていくのは非効率でしょう」
(いま何かいた)
「というわけで、艦種ごとに戦力になりそうな練度の娘だけをピックアップして、軽く目を通してコメント付けるって形が良いと思うんですけど。ねえ、大淀さん?」
「あっ……はい、そうですね。それでいきましょう……」
E1
「さて、メンテも定刻通り(大本営発表)に終わったところで」
「情報収集ですか?」
「まあ、数日は様子見がセオリーですよね」
「週末までにはおおかたの最適解が出揃うんじゃないでしょうか」
「ええ。できればそれまでに司令官を連れ戻して……」
「なに甘えたこと言ってんのよ!!!」
「ひえっ!?霞教官!?」
「他の鎮守府の後追い?ハァ?じゃあ『他の誰か』が先駆けをやってくれるのを待つってわけ?バカじゃないの!?」
(あーやっぱり気合入ってるなぁ……半ば怒りもあるんでしょうけれど……)
「待つというか、その、諜報を……」
「これは戦いなのよ!各々が自分の責任を最大限に果たして初めて勝利がある!!人任せにするなんて甘えた態度は許されないわ!!」
「えっと、つまり……」
「ただちに礼号作戦を開始するわ!突撃よ、突撃!!」
「……あの、考えなおすとかは……」
「何が言いたいの?はっきり言いなさいな」
「お札とかあるかもしれないし……」
「さっき、E1へまるゆに偵察に行ってもらったわ。少なくともE1に出撃制限はないわね。E2以降のことは着いてから考えればいいわよ」
「でも、余計に資源を使うかもしれないし……」
「何のために資源を備蓄してると思ってるのよ!?イベントで一番槍を取るためでしょう!?」
「そうなのかな……」
「そうに決まってるわよ!ああもう、馬鹿ばっかり!こんなのが指揮官だなんて!」
「……じゃあ霞ちゃんかわる?」
「……」
「……」
「……とにかく、E1攻略用の編成を決めるわよ!」
(それは違うのか……)
「オーダーはこれでいくわよ」
三連酸素☆10 三連酸素☆7 見張員
35.6砲☆6 35.6砲☆6 91徹甲弾 瑞雲12
2号砲☆6 2号砲☆6 三式弾 零観
秋月砲☆6 秋月砲☆6 噴進砲
イタリア高角砲☆3 3号砲☆6 摩耶機銃 Fumo
OTO☆6 OTO☆6 夜偵 摩耶機銃
「空母のいない割に、対空警戒に力が入ってますね」
「礼号作戦の前哨戦でしょう?航空機に警戒するのは当然よ。運営電文でも、敵航空機からの新ギミックがあると言われたしね」
「メンバーも史実で固めて……ん?」
「まあ、いないものはどうしようもないよね」
「さあ、突撃よ!」
「ファッ!?」
「ファッ!?」
「さて、無事にボスを取り逃がしたわけですが」
「まさか潜水艦が出てくるとは思わなかったわ……しかも何よアレ……グラフィックもボイスもまるまる使い回しじゃないの……」
「そこは許して差し上げましょう(提案)」
「え……?いや、ボスが潜水棲姫なのはそこに表示があったじゃないですか」
「え?」
「えっ?」
「……ま、まあいいわ、兵装を転換するわよ」
「敵の水上艦は大したものではないものね、旗艦を仕留めることに全力を向けたほうがいいと思うわ」
「駆逐艦に砲撃で400台のダメージを与えている山城さんは本当にイキイキしていました」
「戦艦すっごーい!」
「ルート固定に関係する可能性のある足柄はともかくとして、これアタシいらないよな?航空機なんて一機も見かけなかったぜ?」
「もっともね。じゃあ、これで行きましょう」
三式ソナー 三式ソナー 三式爆雷
2号砲☆6 2号砲☆6 OTO☆6 零観
35.6砲☆6 35.6砲☆6 カ号 瑞雲12
四式ソナー☆6 三式ソナー 三式ソナー 三式爆雷
三式ソナー☆2 三式ソナー 三式爆雷☆3
三式ソナー 三式ソナー 三式爆雷
「ゴーヤちゃんが裸足で逃げ出しそう」
「これくらいやらなきゃあいつは沈めらんないわよ。秋の時はバカにされてたけど、あれだって連合艦隊で相手してたのよ?」
「確かに、連合艦隊だと単純な攻撃回数に加えて、夜戦で有効打を与えられましたからね」
「……そう考えてみると、このマップって結構難関なんじゃ……?」
「今回は全3海域ですからね。最初から超難関、という可能性もありますね」
「別になかったね」
「まずは順調ね。皆よくやったわ」
「倒した!?やーった!清霜のお手柄だ!」
「ごめんなさい?そこは譲れないのよね」
「……えっ、そうなの」
「うーんこのウルフ」
「よくある理不尽なのよ、清霜。心を強く持ちなさい……」
「んー……まあ、いいや。勝ったし、戦艦になれそうな装備も拾ったし?」
「帰ったら明石さんに付けてもらお―っと」
「うん。清霜ちゃん、それ無理」
「……ところで、この艦隊名は」
「誰が名付けたとかわざわざ言う必要あります?」
「そうですね、無粋なことを聞きました」
E2
「まあ最初の海域はこんなもんよ。本番は次から」
「いよいよ、礼号作戦ですね」
「今度こそ航空機への警戒が必要よね。それと、飛行場はおそらく陸上型の敵として出てくるわ(名推理)」
「三式弾持って、どうぞ」
三連酸素☆10 三連酸素☆7 見張員
OTO☆6 OTO☆6 夜偵 摩耶機銃
秋月砲☆6 秋月砲☆6 噴進砲
イタリア高角砲☆3 3号砲☆6 摩耶機銃 Fumo
2号砲☆6 2号砲☆6 三式弾 零観
53岩本 烈風601 天山村田 Fw
「大体さっきと同じ?加賀さんが入ってるけど」
「まあ、初めての場所に制空捨てて行くのはちょっと勇気がいりますし……」
「三式弾少なくない?」
「敵が陸上型ってのもまだ仮説だし。とりあえずは様子見よ」
「何だこのマップ!?(驚愕)」
「歯車が二つ……開始地点が二箇所ということかしら」
「にしたって道中のマス多すぎませんかね……最短四戦?でもこのルートだとフラタが二隻出てきましたし」
「能動分岐のポイントとかもあるだろうから、正確にはわからないけれど」
「……思うに、航空戦力の有無じゃないかしら(名推理)。史実だとMI組はおろか空母戦力が全滅した後の作戦だったから、空母の有無というのは大きいと思うわ」
「……」
「あっ……加賀さんにトラウマスイッチが」
「え?あの、そんなつもりじゃ……」
「え?いえ、普通に大破しただけなのだけど」
「え……そ、そうですか」
「お休みをいただけるみたいなので、修復ののち食事をしてきます。構わないわよね、"司令官"さん?」
「あっ……はい」
(こういうところ、未だによく分からない人だなぁ……)
「じゃあ、編成を組みなおすわよ」
(……ん?司令官代理って霞ちゃんだっけ?)
三連酸素☆10 三連酸素☆7 見張員
OTO☆6 OTO☆6 夜偵 探照☆6
秋月砲☆6 秋月砲☆6 噴進砲
イタリア高角砲☆3 3号砲☆6 摩耶機銃 Fumo
2号砲☆6 2号砲☆6 三式弾 零観
2号砲☆6 2号砲☆6 三式弾 零観