「このページでは普通にプレイしていては知る機会が無いであろう様々なテクニックを吾輩が簡単に指南してやるぞ!」
「(あくまで簡単にしか説明しないので、ご興味があったら詳しく調べてみて下さいね)」
「(しょんぼり)」
「榛名よ、どうしたのじゃ?」
「実は、敵に砲撃が全然当たらなくて榛名のせいで任務に失敗してしまったのです…」
「それは、運が無かったのう」
「せっかく提督から最高級の主砲を頂いたのに期待に応えられませんでした」
「ほう、どんな装備なのじゃ?」
「はい!これです!」
「むむっ!こりゃイカンの」
「えっ、どういう事なんですか!?」
「よいか、戦艦が扱う主砲にはそれぞれ得意不得意があるのじゃ!」
「お主が使っているのは本来は大和型が扱う主砲じゃな」
「この主砲は榛名には荷が重すぎたという事なのでしょうか?」
「うむ、今のお主のように不得意な主砲を装備すると命中率が悪くなってしまうのじゃ」
「いくら火力があっても当たってくれなければ意味は無いからの」
「それじゃあ、逆に得意な主砲を装備すれば命中率が良くなるのですね!」
「その通りじゃ!そこでお主ら金剛型の得意な主砲(フィット砲)じゃが…」
「35.6cm連装砲系統じゃな!」
「あっ!榛名が持ってたダズル迷彩の物ですね!」
「それでは、榛名は35.6cmの物を装備するのが一番良いのですね!」
「命中率に関してはそれで良いのじゃが何時でもフィット砲が最適とは限らないのじゃ」
「この海にはフィット砲だけでは倒しきれない相手も存在するのじゃ」
「じゃあ、その時はどうすればよいのでしょうか?」
「例えば、火力の高い41cm連装砲 アレは長門達が得意としている主砲じゃが」
「アレはお主が装備すると少し命中が下がってしまう」
「じゃが、そこは改修による命中率アップでカバーすればよいのじゃ」
「もちろんお主が得意な35.6cm連装砲と比べると命中率は劣ってしまうがの」
「つまり戦う相手によって命中重視か火力重視かを考えて行くのが良いのですね」
「その通りじゃ!もしも命中と火力の両方とも気になるのならお主が得意な主砲を改修することも大切じゃから覚えておくのじゃぞ!」
「利根さん、ありがとうございました。(頂いた装備はこっそり変えて)今度こそ勝利を提督に!」
「……………」
「(実は提督から指輪を貰った戦艦は不得意な主砲のデメリットが軽減されるのじゃが、これは言わない方がいいのう)」
【フィット砲って?】おしまい
「利根さーん」
「む、何じゃ吹雪」
「ウチの司令官がついに明石さんをゲットしたみたいなんですよ!」
「ほう…それはめでたいのう」
「ついに装備の改修が出来るようになったワケじゃな」
「えっ?明石さんって旗艦にしてると専用装備数に応じて小破以下の艦の修理をしてくれるだけじゃないんですか?」
「吹雪よ、この先さらなる強敵との戦いにおいて、装備改修は大切じゃぞ!」
「まず、改修のやり方じゃが」
「このように明石を第一艦隊の旗艦にするのじゃ」
「そして、画面左下(時刻表示)にあるクレーンを押すのじゃ」
「すると、改修画面に行けるぞ!」
「なるほど!この表示されてる3つの装備が改修出来るんですか?」
「なんだか…しょっぱい感じの物ばかりですね」
「うむ、改修できる装備の内容は第一艦隊の2番目にいる艦娘とその日の曜日によって変わるのじゃ!」
「ちなみに吾輩は改修は特に何も担当しておらんぞ」
「へえ…だからさっきのはしょっぱかったんですね!」
「…………」
「すみませんでした」
「よろしい」
「さて、ここからが改修についての本番なんじゃ」
「改修するとどうなるのか?って話ですね」
「改修する毎に☆が1つ増えていくのじゃが」
「基本的には☆10になると上位装備に更新が可能になるのじゃ!」
「それは凄いですね!」
「しかしな、改修には毎回ネジが必要で☆6以降は改修するのに特定の装備が消費されるのじゃ」
「中には最初から改修に装備が消費される物もあるから、その辺はよく考えるんじゃぞ!」
「よく使ってる装備が改修に消費されてスッカラカンになってたら困りますもんね」
「あっ!そういえば、上位装備に更新しないのに改修する意味ってあるんですか?」
「うむ!よくぞ聞いてくれた!ここからが一番大切な部分なのじゃ!」
「殆どの装備は☆が増える毎に少し能力が上昇するのじゃ」
「装備の種類によって話は変わるのじゃが今回は吾輩達が扱う主砲について話すぞ」
「主砲は改修すると√【☆の数】の分火力と命中がプラスされるのじゃ」
「√【☆の数】という事は、☆9の主砲は…火力と命中が+3ずつですか!?」
「その通りじゃ!ちなみにこの改修効果は勿論お主らが扱う12.7cm連装砲にもあるぞ!」
「改修無しだと火力+2の装備が☆9なら火力+5に加えて命中+3になるなんて、凄すぎますよ!」
「ここで1つ注意じゃが、支援艦隊では艦娘の装備の改修分は効果が無いから気を付けるんじゃぞ」
「(支援艦隊でも出撃が多い夕立ちゃんに後で教えてあげよう)」
「吹雪よ、☆9の改修効果にばかり目が行ってはイカンぞ」
「√【☆の数】の分火力と命中がプラスされる。という事はじゃ」
「☆1の時点で火力と命中が+1されるという事なのじゃ!」
「あっ!ということは…20.3cm連装砲(火力+8 対空+3)は☆1の時点で2号砲(火力+9 対空+3 命中+1)と互角の能力になるんですね!」
「その通りじゃ吹雪!厳密には互角どころか上位互換とも言える能力なのじゃ」
「厳密には?」
「それはまあ、今度話すとするかのう」
「つまり吾輩が言いたいのは1つの主砲を改修し続けるよりも必要な数だけ、まずは☆1にしてみるのも手というワケじゃ!」
「なるほど~ 利根さん色々とありがとうございました!」
「よし、早速改修頑張っちゃうぞ!」
「あっ!言い忘れてたが改修は失敗する事があるから気を付けるんじゃぞ~」
【装備改修って?】おしまい
※2017年秋に仕様変更があったので今は参考にしないようするんじゃぞ!
「利根さん!夕立、聞きたいことがあるっぽい」
「何じゃ言うてみい」
「夕立 支援艦隊で出撃してるんだけど、編成の人数が違ったり、色々な艦娘を見かける事が多くてよく分からないっぽい!」
「ほう、支援艦隊について聞きたいのじゃな?」
「吹雪ちゃんに相談したら」
「利根さんならきっと教えてくれるよ!」
「って言われて来たっぽい!」
「よかろう!」
「まず、支援艦隊の役目である援護射撃には三種類あるのじゃ」
「そしてその種類は編成してる艦種によって変わるのじゃ!」
「支援艦隊には必ず駆逐艦が二隻必要って聞いたっぽい」
「うむ、つまりは駆逐艦2+何を入れるか。で決まるのじゃ」
「まず一つ目は【雷撃支援】じゃ」
「ハッキリ言ってこの支援はほとんど役に立たんから基本使ってはならん」
「じゃあ、その編成にならないように気を付ければ良いっぽい?」
「それでその雷撃支援になる条件じゃが…」
「必須駆逐艦2を含めて【軽巡、雷巡、駆逐】が合計4隻以上であることじゃ」
「覚えたっぽい!」
「そして二つ目は【航空支援】じゃ」
「この支援は「水母を含めて空母系統が3隻以上であることじゃ」
「この支援は敵によっては効き目が強かったりするから、強大な敵と戦う時は少し調べておいた方がよいぞ」
「それ以外の時は使えないっぽい?」
「いや、勿論使えるぞ」
「しかし航空支援は戦闘中の敵の航空戦力が影響してのう」
「敵艦隊にヲ級など航空勢力があると、援護射撃の際に支援艦隊の空母が飛ばしてる艦載機が落されてしまって補給の時にエラくボーキを消費するのじゃ」
「ボーキサイトを集めるのは毎日電ちゃん達が遠征してて大変っぽい!」
「じゃから、航空支援はどういう敵がいるのか確認したり、装備に戦闘機を混ぜて使うとよいぞ!」
「多分覚えたっぽい」
「そして最後の三つ目は【砲弾支援射撃】じゃ」
「この支援が最も火力が高く、愛用されておるのじゃ」
「この支援の条件は他の支援条件以外の編成であることじゃ」
「常用されておるのは最も支援効果が期待される【駆逐2、戦艦2、空母2】の編成じゃ」
「それと【駆逐2、軽空母2】の資材節約のエコ支援なんてのもあるぞ」
「ん?航空支援でも無いのに空母入れちゃうっぽい?」
「良いところに気付いたのう」
「ここからが支援艦隊について本番なのじゃ!」
「実は、この砲弾支援射撃において空母系や水母は火力計算が特殊での」
「普通の支援火力は装備込で【火力+補正4】なのじゃが」
「空母系の支援時の火力は【[(火力 + 雷装 + [爆装 × 1.3] + 支援艦隊定数(-1)) × 1.5] + 55 】となっておるのじゃ」
「…………」
「????????」
「まあ、落ち着くのじゃ そういう計算で出た空母の火力は」
「赤城改の奴なら火力185くらいじゃな」
「参考までにお主の火力は80くらい、金剛達なら175くらいじゃのう」
「(その艦娘の装備によって数値は前後します)」
「赤城さんたち火力がおかしいっぽい」
「お主が言えた事では無いと思うがの」
「更にじゃ、火力が高いのもあるが空母系は燃費も良いのじゃ」
「例を挙げると重巡の鳥海改二なら【燃料(23)弾薬(64)】戦艦の金剛改二なら【燃料(50)弾薬(100)】じゃが」
「さっき言った赤城改なら【燃料(38)弾薬(60)】と他の艦と比べると大変お得なのじゃ!」
「もうこれ空母だけでいいっぽい」
「空母系は3隻以上になると航空支援になってしまうから注意じゃぞ」
「せっかくじゃから砲弾支援射撃における装備の例を教えるぞ!」
「こんな感じじゃな」
「どうして電探載せてるの?」
「これは支援の全艦種に言えることじゃが支援艦隊の援護は凄く命中率が悪いからじゃ」
「そういえば夕立も全然攻撃が当たらなかったっぽい」
「その為に少しでも命中を良くなるように命中+の電探を装備しておくのじゃ」
「それとな、火力が足りているのなら電探を2つにしても良いぞ」
「さっき火力の話をしたが、120の力があれば足りる所に200の力を使うのは勿体ないじゃろう?」
「その分電探を増やして命中をより良くするのじゃ」
「しかし、陣形や反抗戦なのかどうかによって必要な火力は変わるから、最初から火力に十分余裕のある装備にするのも手じゃ」
「一番理想的なのは火力に加えて命中も上がる装備を使うことなんじゃがの」
「そういう優秀な物に限って出撃してる本隊に必要だからのう…」
「あっ」
「いい事閃いたっぽい」
「改修された装備は火力と命中が上がるって吹雪ちゃんが言ってたっぽい」
「それを利用すれば良いっぽい!」
「おお!それは良い考えじゃのう!」
「本隊には改修した装備を使い、支援には命中も上がる装備で火力を上げるのじゃ」
「改修は支援では効果が無いからくれぐれも注意するんじゃぞ」
「それはもう知ってるっぽい!」
【支援艦隊って?】おしまい
「利根さん、おはようございます」
「ん?お主ら朝から二人揃ってどうしたのじゃ」
「実は、軽巡や重巡にもフィット砲があるらしいと耳にしまして、それで利根さんに聞いてみようと」
「何で私まで…」
「姉さんは川内型の長女なんですから一緒に学ぶべきです」
「何もこんな朝っぱらからなんて眠くて堪らないから勘弁してよ」
「今は至って起きていて当然の時間です。眠いのは夜な夜な駆逐艦の子たちを巻き込んで夜戦するからですよ」
「うむ、話は分かったぞ!」
「川内よ、そうダルそうな顔をするでない」
「軽巡や重巡のフィット砲はお主の好きな夜戦でも影響するんじゃぞ!」
「はい!」
(生き返った…)
「まず、重巡のフィット砲について説明しよう」
「フィット砲は20.3cm連装砲と20.3cm(3号)連装砲の二種類じゃ」
「2号の方は適用されないのですか?」
「うむ、なぜか2号砲には補正が無いのじゃ」
「重巡のフィット砲は夜戦時に命中補正が付くのじゃ」
「命中補正とは実際どれくらい上がるのですか?」
「…………」
「…………」
「知らないんでs」
「姉さん」
「…それでじゃな、その補正効果は1つでも装備していればOKじゃ」
「だから主砲2つ装備時は3号砲&2号砲という組み合わせでも良いのじゃ」
「あの…1つ気になったのですが」
「何じゃ?」
「たしか、主砲の殆どは改修すると☆1の時点で火力と命中が+1されるそうですが」
「そうなると普通の20.3cm砲を☆1にすると2号砲と同じ性能になりますよね?」
「そしてさっきの【2号砲には補正効果が無い】を考慮すると無印☆1>2号砲という事ですか?」
「その通りじゃ!」
「そういうワケじゃから、結構手に入る20.3cm砲は改修をすると2号砲よりも総合的に優秀になるのじゃ」
「(利根姉さんはこう言ってますが、現在は2号砲にも補正が付きました)」
「3号砲は中々手に入らんレア物じゃから、数が足りないなら無印を☆1、☆4にすると良いぞ!」
「ちなみに吾輩のような航空巡洋艦にも補正は付くから忘れるんじゃないぞ」
「よく勉強になりました」
「こないだ航巡には補正無いって言ってなk」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「次にお主ら軽巡のフィット砲についてじゃが」
「フィットするのは14cm連装砲と15.2cm砲系じゃ」
「これらは軽巡だけでなく北上たち雷巡や鹿島たち練巡にもフィットするから覚えておくのじゃ」
「北上さん達も元は軽巡でしたね」
「このフィット補正は重巡と違い、昼も夜も効果があるらしいのじゃ」
「(最近検証の結果、効果が昼戦のみで夜戦では効果が無いという説もあるのでご注意下さい)」
「その補正効果じゃが、重巡の時と同じく一本で命中補正があり」
「さらに火力にも2×√(特定の連装砲の装備数)分プラスされるのじゃ」
「例えば、15.2cm連装砲【火力+4、命中+3】が【火力+6、命中+3】になるわけですか?」
「うむ!ただし、火力補正計算式の通り√があるので二本目からはあまりプラスされんのじゃ」
「それなら、15.2cm連装砲、20.8cm系統の組み合わせが無駄が無いのでしょうか」
「一応そうなるのう」
「ただ、お主ら軽巡の元々の能力を考えると少しでも火力を上げるためにフィット砲は装備しないというのが多いのじゃ」
「しかし軽巡(雷巡)は勝手に命中-2される仕様もあるから、とにかく命中を重視したい時はフィット砲を頼ると良いかもしれん」
「えっ、なにその意地悪な仕様」
「更に補正は昼も夜もあるとは言ったが、軽巡に対する命中補正は昼にしか無いとも言われておるぞ」
「先ほど、軽巡は火力不足だからフィット砲はあまり好まれないと言ったが」
「元から夜戦時に凄まじい火力を誇る雷巡ならば命中重視のフィット砲を装備するのはアリじゃぞ」
「たしかに、雷巡の方には確実に敵を仕留めていただきたいですしね」
「雷巡といえど、命中重視では火力不足になりかねない強敵もおる」
「お主らも含めてじゃがどういう敵と戦うのかを考えて装備編成をするとよいぞ!」
「ありがとうございます、今日はよく勉強になりました」
「(結局私たち軽巡はあまりフィット砲使わない方が良さげっぽいけど)」
「うむ、精進するんじゃぞ!」
「ねえ神通」
「何ですか?」
「ウチに15.2cm連装砲ってあったっけ?」
「…………」
「(一応開発でも入手することは可能です)」
【軽巡、重巡のフィット砲って?】おしまい
「利根さん、こんにちわあ」
「大鯨か…んん?」
「そうか!ついに軽空母龍鳳になったのじゃな!」
「はい、それで少しご相談がありまして」
「何じゃ?」
「その…軽空母になったのは良いのですが、空母ってどうしていたらいいのか分からなくて」
「なるほど、それなら吾輩に任せるのじゃ」
「吾輩が空母の基礎についてレクチャーしてやろう!」
「まず、空母は艦載機を飛ばして戦うのが仕事なのは知っとるな」
「はい」
「空母の艦載機は大きく分けて」
「攻撃する艦爆と艦攻、制空権を取る戦闘機そして触接率などに関わる艦偵の四種類じゃ」
「艦爆と艦攻ってどういう違いがあるのですか?」
「一番の違いは【開幕先制時】の攻撃力じゃ」
「艦爆は常に100%の威力じゃが、艦攻は半々の確率で80%or150%の威力になるのじゃ」
「正直なところ、150%の威力を考えると空母は基本艦攻を使った方がよいぞ」
「空母の皆さんの先制攻撃はとても重要ですもんね」
「そんな艦攻じゃが欠点と言える部分もあってのう」
「艦攻は制空状況に強く影響されていて、制空が厳しい戦闘が続くと艦載機がやられてボーキサイトが吹っ飛びやすいのじゃ」
「まあ、しっかりと戦闘機を使って制空を取っていればさほど問題は無いんじゃがの」
「そういうこともあって基本的に空母は艦攻を使うと良いのじゃ」
「じゃあ艦爆は使われる機会は無いのですか?」
「艦爆は支援装備に使ったり、陸上型の敵と戦う時に必要になるかもしれん」
「空母は攻撃装備に艦爆があると、陸上型の敵に対して攻撃しなくなるのじゃ」
「攻撃しなくなるのなら、装備しない方がいいんじゃないですか?」
「ふっふっふ…陸上型に攻撃しなくなる。ということはじゃ、【陸上型以外】を絶対に狙うということなのじゃ」
「それを利用して空母は随伴艦を倒し、対陸装備の艦娘が陸上型を狙いやすくする戦法が使えるのじゃ!」
「なるほど~!」
「次に空母のスロットについて説明しよう」
「装備の左にある数値は搭載数じゃ」
「搭載数は戦闘機の制空力や開幕先制の攻撃力に関わるぞ」
「ちなみに砲撃戦中の攻撃力に搭載数は関係ないぞ」
「注意すべきなのは、基本的に搭載数が少ないスロットに攻撃機を装備しないことじゃ」
「どうしてですか?」
「簡単に言うと【搭載数が少ないと全滅しやすい】からじゃ」
「全滅してしまうとソイツでは一切攻撃が出来んし、熟練度が剥げてしまうのじゃ」
「戦闘機や艦偵は撃ち落とされて全滅することは滅多にないから、特に艦偵は搭載数が小さいスロットに置くのじゃ」
「分かりました」
「ところで熟練度って…?」
「熟練度や、艦偵の役割などについてはお主がもう少し成長してから話すとしよう」
「まずは今日教えた事を頭に入れて経験を積むのじゃ!」
「はい!頑張ります!」
【空母装備について(壱)】おしまい
「利根さん!」
「おお!龍鳳改になったのじゃな!」
「利根さんから空母の基本を教わったおかげですよ」
「それで…私もある程度経験を積んだので、この間のお話の続きを聞かせて下さい!」
「うむ、今のお主ならもっと深い話をしても大丈夫じゃろう」
「まず、艦載機の熟練度について話すぞ」
「熟練度は全てで7段階あり」
「下から順に【|】~【|||】→【/】~【///】→【>>】と表示されるのじゃ」
「そして熟練度の効果(熟練度最大の場合)じゃが」
「艦爆や艦攻は特別に制空力+3され」
「戦闘機には制空力+25が付くのじゃ」
「それってつまり【制空力50が制空力75になる】ってことですか?」
「そうなるな、制空力はとても重要じゃから決戦の時は是非とも熟練度最大の物を使うとよいぞ!」
「お主ら空母には関係ないが、航巡や水母が使える二式水戦などにも勿論熟練度効果はあるぞ」
(他にも細かい熟練度の効果があるので、気になったら調べてみて下さいね)
「更に熟練度関係についてもう一つお得な事があってな」
「熟練度の高い攻撃機を装備すると、その分critical‼ダメージが増えるのじゃ」
「具体的に言うと、全4つの各スロットに攻撃機を1つ装備する毎にcritical‼が10%上がるのじゃ」
「第一スロットのみ補正が+20%となっていて、4つ全て攻撃機にすると【20%+10%×3】で…」
「critical‼ダメージが更に50%アップですか!?」
「その通りじゃ!」
「凄いですけど、スロットを全て攻撃機にしてしまうのは…」
「もちろんそんなことをしたら大変な事態になりかねんぞ」
「まあ現実的に考えると攻撃機は2つくらいが妥当かもしれんのう」
「さっき少し話したが、【第一スロットのみ補正が20%】じゃから」
「どうせ攻撃機を装備するなら第一スロットに置くようにするのじゃぞ!」
「はい、分かりました!」
「それと熟練度について最後に1つ注意じゃ」
「熟練度は艦載機が敵に落されて全滅すると熟練度が0に戻るから搭載数には気を付けるのじゃぞ」
「まあ、どうやっても防空能力が凄まじい者を相手にして運が悪いと全滅させられてしまうんじゃがの…」
(防空能力が凄まじい者)
「次に艦偵について話そう」
「ずっと言われた通り使ってましたが詳しい効果は聞いてませんでしたね」
「艦偵は【彩雲】や【二式艦上偵察機】がある」
「艦偵の役割は触接率を上げることじゃが【彩雲】にはT字不利を反航戦に変えてくれる特殊な能力もある」
「その触接率というのは何なのですか?」
「それがのう…吾輩には難しい話でのう」
「えぇっ!?」
「とりあえず一言でまとめると攻撃力が上がるということじゃ」
「触接率については特殊効果のある【彩雲】よりも【二式艦上偵察機】の方が少し優れておるぞ」
「ちなみにレアな装備になるが九七式艦攻(友永隊)などにも触接率アップ効果がある」
「基本搭載数が小さい所に艦偵を乗せる物じゃが、制空の為に1つでも多く戦闘機を乗せたいなら攻撃機の所に友永隊を使うのが良いかもしれんな」
「これで、吾輩から教えられることは終わりかのう」
「利根さん、本当にお世話になりました」
「今日習った事を活かせるように頑張ります!」
「あっ!龍鳳さん、演習相手をお願いしてもよろしいでしょうか?」
「よろしくお願いします!」
「あわわわ…」
【空母装備について(弐)】おしまい
「利根さん、防空について教えてください」
「えらく唐突に来たのう」
「もうすぐ規模の大きな戦いが始まりますから、もっと強くなりたいんです」
「よかろう!」
「というわけで、まずは防空する仕組みについて説明しよう」
「そもそも防空が何かは分かるな?」
「はい」
「まず戦闘が始まる時に空母の皆さんが敵味方お互いに艦載機を飛ばして」
「その時に私たちは敵の攻撃機を撃ち落としてみんなを守る事ですよね」
「うむ、だいたいそんな感じじゃな」
「細かく言うと」
① 基地航空隊が敵の艦載機と戦う
② 空母の艦載機と敵の艦載機が戦う
③ 残った敵の艦載機に吹雪らが防空する
「という流れじゃ」
「そのお主達が敵の攻撃機に対して防空をする時に」
「何が起きているのか、それを説明しよう」
「実は防空する時には敵空母の装備1つ1つに対してランダムで艦隊から防空担当が決められるのじゃ」
「えっ!そうだったんですか?」
「うむ、そして担当になった艦娘の対空数値が高いほど防空が強くなるのじゃ」
「そして、防空担当が決まった後に防空射撃をするが、ここが最も大切でな」
「この時に二種類の防空射撃が行われているのじゃ」
「それは割合撃墜と固定撃墜じゃ」
「割合と固定ですか?」
「まず割合撃墜じゃが」
「これはさっき言った防空担当艦の加重対空値で効果が決まるのじゃ」
「加重対空値?」
「要するに【装備込みの対空値(改修効果含む)】のことじゃ」
「例えばお主が【13号対空電探、秋月砲×2】を装備していた場合は対空が100くらいになるな」
「割合撃墜は③の時の敵艦載機から割合で撃墜してくれるのじゃ」
「その割合の計算式じゃが【加重対空値/400】となっておる」
「えーと、さっきの私なら【100/400】で0.25…25%撃墜出来るって事ですか?」
「その通りじゃ!」
「しかし割合撃墜はあくまで割合なのじゃ、それだけでは敵空母の艦載機を枯らす事は出来ん」
「ここでもう一つの防空射撃の固定撃墜じゃ」
「固定撃墜の計算式は」
「 {(加重対空値+艦隊防空値)*”対空カットイン変動ボーナス補正”}/10[機](端数切捨て)じゃ」
「……単純な言い方をするとじゃな」
・「加重対空値」と「艦隊防空値」を足して
・対空カットインが成功した場合はその補正をかけて
・最後にそれを10で割った数値が固定撃墜数になる
「ということじゃ」
「なるほどー!」
「ところで艦隊防空値とか対空カットインの補正って何ですか?」
「艦隊防空値というのは、防空担当関係なく全員に影響することでな」
「その数値は”各艦の艦隊防空ボーナスの合計”×陣形補正× (2 / 1.3)で決まっておる」
「(2 / 1.3というのは、だいだい1.5倍くらいになります)」
「陣形補正は輪形陣が一番良さそうなのは分かるんですけど、防空ボーナスというのは…」
「防空ボーナスというのは艦娘の装備に付いてる数値じゃ」
「つまりは艦娘の能力そのものは関係ないのじゃ」
「防空ボーナスの数値は【各装備の+対空値×(種類別に決められてる)装備の倍率】で決まるのじゃ」
「例えばさっき挙げた【対空電探13号改(対空+4)、秋月砲(対空+10)×2】ならば」
「【4×0.4=1.6】+【10×0.35=3.5×2(秋月砲×2なので)】で1.6+7.0→お主だけで8.6の防空ボーナスがあるわけじゃ」
「(倍率は装備の種類によって違うので注意して下さいね)」
「対空を意識した装備って凄く大切だったんですね」
「ちなみに防空ボーナスは改修の効果が凄まじくてのう」
「1.6だった電探13号改は☆6になると、防空ボーナスがなんやかんやで5.27になるのじゃ」
「3倍以上になってるじゃないですか!」
「そういうわけで秋月砲や電探の改修は重要じゃぞ!」
「次に対空カットイン補正についてじゃが」
「秋月型や摩耶改二の対空カットインが凄く優秀なのは知っておるな?」
「はい、秋月ちゃん達とは違って私が撃てる対空カットインは汎用カットインなんですよね…」
「うむ、そして対空カットインが同時に発動する時に優先順位があるのは知っておったか?」
「…あっ」
(回想)
「私が艦隊をお守りしm」
「私がやっつけちゃうんだからーうりゃーー!!」
「ああっ!」
(回想終了)
「私、秋月ちゃんの邪魔してたのかも…」
「まあ、秋月もいつもカットイン出来るワケでは無いのじゃから【いけたらいけ】で良いのじゃぞ」
「そういうワケで秋月型のカットインよりも汎用カットインの方が優先して発動するから」
「対空カットインが発動する装備かどうかは注意じゃぞ」
「それで話を戻して対空カットインの補正じゃが」
「さっきの固定撃墜の計算じゃが」
・「加重対空値」と「艦隊防空値」を足して
・対空カットインが成功した場合はその補正をかけて
・最後にそれを10で割った数値が固定撃墜数になる
「この補正は秋月型のカットインなら+7機撃墜(1.7倍)、汎用カットインなら+4機撃墜(1.4倍)なのじゃ」
「対空カットインは艦や装備の組み合わせによって補正が変わるから注意じゃぞ」
「そういうわけで防空射撃が上手くいってくれれば、ヲ級など空母に一切攻撃させないことも可能になるのじゃ」
「凄いです…これでもうヲ級達の好きにはさせません!もう画面外で倒しちゃう勢いです!」
「………」
「ああっ!とても大事な事を忘れておった!」
「えっ」
「最初に防空担当が決まった後に二種類の防空射撃をする部分じゃが」
「それは其々50%の確率で失敗するのじゃ」
「それ凄く大切な事じゃないですか!」
「其々50%ということは、25%でほぼ防空出来ずにやられるって事ですよね?」
「そういうことじゃのう」
「じゃから、どれだけ手を尽くしてもダメな時はダメじゃからウチの提督のようにどっしり構えておくのが一番じゃな」
(空母の先制攻撃でやられた時の提督)
「司令官…」
「防空については複雑で長い話になってしまったので、改めて流れを説明しますね」
① 基地航空隊が敵の艦載機と戦う
② 空母の艦載機と敵の艦載機が戦う
③ 残った敵の艦載機に艦娘が防空しようとする
④ その際に艦隊の中から各敵空母の装備1つ1つに対して防空担当がランダムで選ばれる
⑤ そして【割合撃墜】と【固定撃墜】の成功判定が行われる
⑥ 成功したなら、その艦隊や防空担当の対空能力で防空射撃を行う
⑦ この時に可能な艦娘がいれば防空カットインで援護してくれる事がある
「防空は以上のような流れになっています」
「①の基地航空隊はイベントの時でもない限りはあまり見かけないかと思われます」
「もう一つ、実際に【割合撃墜】と【固定撃墜】が成功したらどれくらいの艦載機を落とせるのか説明します」
「分かりやすく説明する為に(ありえませんが)吹雪さんが6隻の艦隊だと仮定しますね」
「先ほどの吹雪さんの装備が【13号対空電探、秋月砲×2】とすると」
「吹雪さんの加重対空値は100程になります」
「そうすると防空担当になった吹雪さんが割合撃墜に成功すると」
「敵空母の残り艦載機が20として、【100/400=0.25】で25%の艦載機を落としてくれます」
壱20機の25%で5機落してくれて残り15機
「次に固定撃墜に成功したとします」
「↑と同じ装備の吹雪さんが6隻いるとすると防空ボーナスは」
「(4×0.4+10×0.35×2なので)8.4×6隻で合計50.4になります」
「ここで艦隊防空値を計算します」
「50.4×陣形補正(今回は1.0とします)×1.5なのでおよそ艦隊防空値は76くらいですね」
「ここでようやく固定撃墜の計算に入ります」
「式が【(担当の加重対空値+艦隊防空値)×防空カットイン補正を10で割る】で」
「吹雪さんの防空カットインは汎用カットイン(1.4倍)なので」
「(100+76)×1.4=246なのでそれを10で割った24機落せますね」
弐残り15機に固定撃墜で24機落せるので、敵空母の艦載機は0になる
「これで敵空母は先制攻撃に失敗し、さらに砲撃戦で攻撃することも出来ません」
「こうなると戦闘がかなり楽にできますね」
「ただ先ほど姉さんが言ったように其々50%の確率で失敗するのでそう都合良くはいかないので注意して下さいね」
【防空について】おしまい
「夜戦のことについてもっと知りたい!教えてよ!」
「うむ、よかろう!」
「まずは夜戦装備じゃな」
「探照灯・夜偵・照明弾・見張員ね」
「そうじゃ!」
「簡単に説明しておくぞ」
「探照灯は自陣の命中率とカットイン率アップ、敵のカットイン率ダウンの効果があるぞ」
「しかもほぼ発動してくれるのが魅力的じゃ」
「しかしじゃ、搭載した艦が集中砲火を受ける可能性があるぞ」
「そ、それじゃ、使いにくいじゃん!」
「だがな、ヘイト管理ができるというところもあるのじゃぞ」
「すでに夜戦での仕事を終えた旗艦に持たせて、壁役になってみるのも面白いぞ」
「用は使い所、というところね!」
「そうじゃ!ちなみに探照灯は改修すると夜戦を含む火力が上がることを覚えておくとよいぞ!」
「大型探照灯?私達には積めないみたいね」
「そうだな、大型探照灯は戦艦専用なんじゃ。照らす光も明るい分、誘引力が上がっているということじゃな。」
「しかしじゃな、なぜ大型探照灯がここにあるのじゃ?」
「次は照明弾じゃ」
「照明弾も自陣の命中率とカットイン率アップ、敵のカットイン率ダウンの効果があるぞ」
「デメリットもあるでしょう?」
「そうじゃ、確率でしか発動しないのじゃ」
「だがじゃ、複数の艦にそれぞれ持たせておくと発動率が上がるのじゃぞ」
「おおー、それはいいね!」
「じゃが、夜戦火力の兼ね合いもある。そこはよく考えるのじゃぞ」
「お次は夜偵じゃ」
「夜偵は偵察機の一種じゃ。駆逐艦には積めないぞ」
「効果のほどじゃが、命中率上昇と火力が+5されるのじゃ」
「火力+5といってもカットインや連撃の補正が後に乗せられるから実際はもっと高いぞ」
「もしかして、これも確率かしら?」
「そうなのじゃ」
「できれば複数積みたいところじゃが、積める艦が限られてじゃな……」
「主に重巡や戦艦に入れる感じじゃな」
「ちなみに改修しても火力や夜間触接率は上がらないのじゃー!!」
「最後に熟練見張員じゃ」
「今までの3つの装備は艦隊全体に恩恵を受けるものじゃったが、これは装備した艦のみに効果があるものじゃ」
「効果は1つだけ、カットイン率上昇じゃ」
「つまり、連撃構成に使っても意味がない?」
「そうじゃ!だから気をつけるのじゃぞ!」
「おすすめは妙高あたりじゃな。火力も確保できてスロットも余裕があるからじゃ」
「ちなみにカットイン率上昇は運キャップを越えても適用されるぞ」
「いいこと聞いた、気がする!」
(気がするで止まってはいかんのじゃがな)
「次じゃが、川内は夜戦の並びって気にしたことがあるか?」
「とにかく夜戦で暴れまわりたいから気にしてなかったわ!」
「なぬっ!?夜戦の順番は最重要じゃぞ!」
「夜戦の鉄則はな――やられる前にやれ!これじゃ!」
「やられる前にやれか……なんか聞いたことがある」
「具体的にはどういうことかしら?」
「ふふふ、ここでは具体的な画像を用意したぞ」
「これは16冬のE-3甲作戦のラストダンスの編成だ」
「仮想敵はこれにして、連合艦隊第二の夜戦構成を考えるぞ」
「どうしてこれを持ち出したの?」
「連合艦隊第二艦隊は夜戦中心として考えられるからじゃ!」
「ここで上げる例はあくまでも仮想敵じゃぞ!」
「特効艦、自陣の戦力、敵の特性、そして愛を鑑みて編成するのじゃぞ!」
「まずは敵戦力を考えるのじゃ。この場合だと1番目から3番目は夜戦までに残ることも多いうえ、夜戦でも脅威になる可能性が大きいのじゃ」
「なので1番目から3番目には高火力を出したいところじゃな」
「最後に攻撃する6番目はフィニッシャー、一番高火力なものを置きたいところじゃ。」
「旗艦じゃが、旗艦には大きい旗艦ボーナスがある。」
「やや運が不安な艦でも無理やりカットイン構成にできるぞ」
「運未改修の阿武隈や探照灯を積んだ妙高を魚雷カットインとして運用しても面白いぞ!」
「2番艦、3番艦も夜戦火力が高い子が欲しくなるのじゃ」
「代表的なのは駆逐艦の魚雷カットインじゃな」
「綾波改二や霞改二に魚雷3本積ませるのが良さそうじゃな」
「魚雷2本にするのはやめておくのがよいぞ。夕立改二以外は火力不足になるのじゃ」
「4番艦、ここまで来ると敵の攻撃の脅威が小さくなる」
「5番艦6番艦のフィニッシャーを考えると対空カットインや探照灯役はここに置くのが良いかもしれないぞ」
「例えば対空カットインの秋月型、探照灯持ちのBismarckとかじゃな」
「無論火力艦にできるならこの上ないのじゃがな」
「例えば摩耶様とかな!」
「運改修した摩耶の対空魚雷カットイン構成は夜戦でも夜偵込みでキャップ到達するのじゃ!」
「5番艦6番艦の構成じゃが、最後の方に置くということはつまり敵の体力を削りきることが目的じゃ。ここはやはり高火力艦でまとめるのが最適じゃな。」
「連撃の雷巡、カットインのプリンツとかじゃな」
「つまり火力で固めまくろう、ということ?」
「大正解じゃ!」
「ある意味単純じゃろ?じゃが、対空カットイン、道中、開幕雷撃、あとルート制御を考えると意外と見落としがちになるのじゃ」
「とにかく派手な攻撃なくして勝利なし!ね!」
「それじゃあ、バリバリ夜戦するぞー!」
「行ってしもたか……とりあえず夜戦メンツのサンプルを掲載してみたぞ」
[添付]
【夜戦について・応用編】おしまい
「利根さん、連合艦隊について教えていただけますか?」
「お主も吹雪も唐突に来るのう…」
「まず連合艦隊の組み方は」
「この【2】という部分を長押しして【1】にスライドすると何の連合艦隊を組むか決められるのじゃ」
「combine(合体)って表示されてますね」
「連合艦隊は現在3種類あるのじゃがそれぞれに編成条件がある」
「まあその其々の編成条件は有志の作ったこの図を見るとよいぞ」
「(このままでは小さいと思うので画像を保存して見て下さいね)」
「なるほど」
「これは分かりやすいですね」
「誰じゃ今の」
「まあ編成については以上じゃが、ここからは連合特有の仕様について説明するぞ!」
「まず最も大きなポイントはかなり命中率が悪くなるのじゃ」
「それはかなりこちらに不利ですね?」
「一概にそうとは言えんぞ」
「命中が悪くなるのは敵サイドも同じなのじゃ」
「特に連合の種類によるが先に攻撃ターンが来る艦隊の命中率がハッキリと落ちるぞ」
「例えば水上打撃部隊なら第一艦隊から動きますね」
「ひとつ例外的に雷撃はいつも通りの命中率のようじゃぞ」
「そういうワケで雷巡の先制雷撃は貴重な命中しやすい攻撃になるのじゃ!」
「次の連合艦隊のポイントは第一、第二じゃないと出来ない行動についてじゃ」
「先ほど言った先制雷撃や先制対潜」
「そして最も重要な夜戦を行えるのは【第二艦隊】なのじゃ」
「ちなみに雷撃戦をするのも敵潜水艦などから狙われるのも第二艦隊じゃぞ」
「そして航空戦(制空争い)を行うのは【第一艦隊】なのじゃ」
「それでは航巡などで制空補助をしたいのなら第一艦隊に入れるべきなんですね」
「うむ、しかし【連合VS連合】の時のみは第二艦隊も航空戦に参加出来るぞ!」
「なのであえて第二艦隊に軽空母などを入れてVS連合に備えるという作戦もアリかもしれません」
「なるほど…苦戦した時はあまりセオリーだけに縛られず、投入可能な艦ならそれで何が出来るか考えるのも良いのですね」
「それと案外忘れられがちじゃが、連合艦隊で出撃してる時は夜戦でも潜水艦に攻撃が通るぞ!」
「ここからは連合VS連合の時の話をするぞ」
「まず1つ、連合同士の戦闘の時は先ほど話した命中難の影響は殆ど無いのじゃ」
「そして第二艦隊は雷撃戦と夜戦以外で敵の第一艦隊を狙うことは無いぞ」
「連合相手の時は第一第二問わず敵艦隊の2/3を撃破すればA勝利になるのじゃ」
「敵連合艦隊が12隻なら8隻撃破すればA勝利になるんですね」
「最後に最も重要なポイントは【夜戦をする時にどっちを相手にするのか】じゃ」
「まず相手の第一or第二を全滅させていれば当然残った方と夜戦じゃ」
「他には敵艦隊の旗艦を撃破すると旗艦が残ってる方と夜戦じゃ」
「それと【第二艦隊の随伴艦を4隻以上】倒していると第一艦隊と夜戦とも言われておる」
「(たまに第二艦隊の随伴艦を4隻撃破していても第一艦隊と夜戦出来ないこともあるので単純な条件では無いようです)」
「ふと思ったのですが連合相手であってもS勝利するなら敵連合艦隊を全滅させないとダメなんですよね?」
「その通りじゃ」
「「つまりこうなるともう片方としか夜戦が出来ないから全滅は不可能…つまりS勝利は出来ないのじゃ」
「こうなるとかなり辛いですね…」
「連合艦隊については以上じゃな」
「利根さんありがとうございました!」
「いよいよ艦隊決戦です。頑張ります!」
「うむ、期待しておるぞ!」
「あっ!いたいた大和さーん」
「吹雪ちゃん、どうしたんですか?」
「あの…司令官からの伝言なんですが【今回の海域は高速統一やないとアカンから大和は出せへんわ】って」
「………」
【連合艦隊について】おしまい
「ぽいぃぃぃぃぃぃぃぃ……!!」
「どうしたんじゃ、餌を盗られた犬みたいな顔をして」
「利根さん、夕立は敗北を知ったっぽい」
「どれだけ夜戦で攻撃しても敵を仕留められなかったの」
「お主が夜戦で全く倒せない相手か、どんな奴じゃ?」
「こんな感じだったっぽい」
「ふむ…こやつは陸上型の深海棲艦なのじゃ」
「えっ!深海なのに陸にいるっぽい!?」
「元々あやつらは水上でブイブイ言っとるから不思議な話では無いのう」
「陸上型の深海棲艦はかなり厄介でのう雷撃の攻撃が入らんのじゃ」
「ヤバいっぽい」
「雷撃が効かないから夜戦時の雷装分も無視されて全く攻撃が通らないというわけなのじゃ」
「敗北の原因が分かったっぽい」
「じゃあ、元から雷装が関係ない戦艦で倒すのがいいの?」
「陸上型の敵は基本的に装甲が固く、戦艦の火力でも倒しきれんのじゃ」
「そこで大事なのが対陸上装備なのじゃ!」
「なぁにそれ?」
「対陸上装備は文字通り陸上型に特効のある装備じゃ」
「いくつか紹介するぞ」
「まずは三式弾じゃ」
「これはウチでもチラチラ見かけたっぽい」
「三式弾は開発で唯一手に入るお手軽な対陸上装備じゃ」
「対陸上の基本装備じゃから4つくらいあれば困らんと思うぞ」
「三式弾はこいつらに良く効くぞ!」
「良く効く…って効かない相手もいるっぽい?」
「そうなのじゃ!」
「陸上型というのは色々な種類がいるのじゃ」
「種類によって効き目が違ったり、そもそも特効が無かったりするから注意じゃ」
「次の装備はWG42じゃ」
「急に雰囲気変わったっぽい」
「こいつはいわゆる海外製で、開発や改二になった艦娘の装備でも入手が出来ないレア物じゃ」
「WG42はお主が唯一装備できる対陸上装備じゃぞ」
「凄く欲しい」
「そういえばコレもウチで見かけた記憶があるっぽい」
~~~~~~~~~
「鎮守府に来た時にお土産で持ってきましたって!」
~~~~~~~~~
「これの入手方法はただ1つ」
「U511の初期装備から貰うしかないのじゃ!」
「(WGは稀に任務の報酬で貰えます)」
「WGは軽巡も装備出来るのじゃが、重ね掛けしても効果があり」
「装備スロットが4つある大淀などに持たせてWG×2、主砲×2で夜戦の連撃で凄まじい火力が出せるぞ」
「お主は3スロじゃからそこまでは無理じゃ」
「次は大発系統じゃ」
「これは一部の艦娘しか装備出来ないのじゃ」
「遠征で資源増えるアレっぽい?」
「一応その大発にも対陸能力はあるのじゃが、今回説明するのは完全に対陸特化の大発じゃ」
「戦車が付いてるっぽい」
「この大発戦車は(イベント報酬を除いて)普通の大発を改修更新すると手に入るぞ」
「大発戦車はこいつらに良く効くぞ」
「このゴスロリの奴には色違いがおってソイツには効き目が違うから注意じゃぞ」
「最後は内火艇じゃ」
「ないかてい?」
「【カミ車】とも呼ばれています」
「コイツは大発よりも更にごく一部の艦娘しか装備出来んが強力じゃぞ」
「内火艇はさっき挙げたゴスロリ達に対して最も効果のある装備じゃ」
「ただしこの敵には効果が小さいです」
「更にこの敵は三式弾、WG、徹甲弾しか効果が無いので大発や内火艇は利きません」
「ここで対陸装備セットについてオススメを教えるぞ」
「大淀などは主砲×2、WG×2が凄いように駆逐艦にも相乗効果のあるやり方があるのじゃ」
「それは【WG、大発戦車、内火艇】のセットじゃ」
「(私たち航巡ならば、三式弾+WGもオススメですよ)」
「効果のある敵に当たれば一撃で倒せるかもしれんな」
「やばいっぽい」
「しかし、先ほど説明した通り敵の種類によって各装備の効き目が違うから」
「現実的に考えると3つの内、2つを装備して残り1枠は自由にって感じじゃな」
「夕立はWGしか装備出来ないからそうするしか無いっぽいけど主砲×2と対陸装備はダメっぽい?」
「そんなことはないぞ!それでも十分威力は出るし」
「主砲×2なら2回攻撃じゃからトドメを刺すならこちらの方が可能性は大きいかもしれんぞ」
「分かったっぽい!早速WG持って行くっぽい!」
「あっすまん、今吾輩が装備してるのじゃ」
「………」
「姉さんが説明し忘れていましたが空母は艦爆を装備していると砲撃戦中は陸上型以外のみを攻撃するので、空母にどうして欲しいのか考えて装備して下さいね」
【陸上型の敵って?】おしまい
Q:連合艦隊の第二艦隊にいる軽空母や航巡は航空戦(制空や先制攻撃)に参加出来るのですか?
「連合艦隊vs敵連合艦隊の時のみ第二艦隊も航空戦に参加するぞ!」
Q:支援艦隊の装備にフィット砲の影響はあるっぽい?
「影響は無いから、火力の高い主砲を積んでも大丈夫じゃ」
Q:航空隊の行動範囲でどうやって決まってるの?
「一番行動半径が短い物に合わせるぞ」
「つまり航空隊の面子の行動半径が7、7、6、5となっていたらその航空隊の行動範囲は5マスじゃ」
Q:航空隊の行動範囲は彩雲を使っても伸びるって本当かも?
「本当じゃ」
「行動半径が2~5の物は+2、6~7は+1してくれるのじゃ」
Q:夕張さんって低速艦なんですか?
「高速艦です!」
Q:大和型のフィット砲などはどうなっているのですか?
「大和型は主砲に得意も不得意も無いのじゃ」
「つまり、何を持たせてもデメリットが無いのじゃ」
「裏を返せばメリットも無いから命中補正が得られないのは考え物じゃのう」
Q:装備改修はまず何をするべきデース?
「まず手を付けておくべきなのは【35.6cm砲】と【徹甲弾】じゃな」
「何故なら両方ともネジのコストが安く」
「35.6cm砲は出番の多い金剛型のフィット砲じゃ」
「何より徹甲弾は戦艦全てに使い回す事が出来るからのう」
「戦艦は高い確率でイベントの最終決戦で出番があるから重要じゃぞ!」
Q:私たち航空戦艦にもフィット砲はあるのかしら…
「あるぞ!」
「航空戦艦は長門型が得意な【41cm砲】も金剛型が得意な【35.6cm砲】も両方得意なのじゃ」
「一応は35.6cm砲の方がフィット補正は少し強いそうじゃ」
Q:シナジー効果って何の事ですか?
「対潜装備である【ソナー】と【爆雷投射機】を組み合わせて装備すると攻撃力が上がるのじゃ」
「最近はイベントで配られた【爆雷】を追加する事によって更に効果が上がるとも言われておるぞ」
Q:交戦状態(T字不利など)は夜戦には関係が無いって本当?
「本当じゃ、ただし夜戦中の対潜火力にだけは影響すると言われておるぞ」
「ちなみに開幕の航空戦(空襲も)にも影響は無いぞ!」
Q:夜戦の魚雷カットインは装備によって威力が違うのですか?
「うむ!駆逐艦でお馴染みの魚雷×2以上のカットインは【威力1.5倍で2回攻撃】じゃが」
「プリンツや妙高がやりやすい主砲×1~2+魚雷×1のカットインは【威力1.3倍で2回攻撃】なのじゃ」
「純粋な火力は魚雷×2のカットインの方が上回りやすいから、いざとなったら重巡でも魚雷×3装備も必要じゃぞ!」
Q:航空隊は1部隊を2回に分けて飛ばせますが、上半分と下半分で分散しているのですか?
「いいや、1部隊丸々を2回飛ばしているのじゃ」
「もしも1回目で完全に撃ち落とされてしまっても2回目はちゃんとその場では働くぞ!」
「それと、航空戦力のある敵部隊に飛ばすときは戦闘機を1つは混ぜて置くとよいぞ」
コメント、感想欄
- 艦偵に試製景雲を忘れてるゾ -- 2017-04-12 (水) 13:05:05
- そんな物は知らぬ(遠い目) -- 2017-04-12 (水) 18:49:09
- マエケン提督は防空失敗に慣れてそう -- 2017-04-24 (月) 21:41:19
- 去年の今頃に夕張を低速だと勘違いしてたことあったなあ(しみじみ) -- 2017-05-26 (金) 12:55:04
- (軽巡フィットは夜戦には乗ら)ないです、艦爆艦攻は熟練度フルで制空が+3やで -- 2017-07-12 (水) 14:53:41
- (空母一つ一つに撃墜担当艦じゃ)ないです、一つ一つのスロットに対して撃墜担当が選ばれるゾ -- 2017-07-12 (水) 14:58:38
- あと20.3cm砲系のフィットは航巡にも乗るゾ(運営ツイに同派生→同艦種でまとめて書いてある) -- 2017-07-12 (水) 15:10:23
- (あと軽巡フィットの夜戦云々は改の解析データ由来っぽいのでもしほんへ弄るならお茶濁すような書き方がええかも) -- 2017-07-12 (水) 16:24:20
- (onnJで聞いた情報も含めて)色々と間違ってたじゃと!吾輩はしばらく不貞寝する! -- 2017-07-12 (水) 18:31:08
- 筆者ニキかは知らんけど軽巡フィット以外はwikiにちゃんと書いてあるでよ(検証勢曰くたまにwikiも間違ってるみたいだけど) -- 2017-07-13 (木) 00:12:10
- 一部修正しておきました -- 2017-07-17 (月) 07:24:38
- サンキューガッツ -- 2017-07-19 (水) 13:10:54