SCP-ONJ/幼馴染

Last-modified: 2018-11-25 (日) 01:57:34

SCP-510-ONJ 幼馴染

 

Object Class:Keter

 

画像:SCP-510-ONJの洗脳の様子を捉えた画像
画像:現実改変能力の影響を受けた書籍

 

取扱方:

SCP-510-ONJは極めて高い現実改変能力の持ち主なので収容エリアへ封じ込めを徹底することで現実改変能力の暴露を防いでいます。
当初は研究員との面会及びDクラス職員を用いた実験及び配膳を行っていましたが、後述する事案により改定され現在ではDクラス職員を用いた実験を含む接触は禁止されました。

概要:

SCP-510-ONJは2018年の9月末頃から電脳エリア-KCにて確認されたスウェーデン生まれの10代後半ぐらいの少女で名前をゴトランドと名乗っています。電脳エリア-Jにて高いヒューム値及び奇妙な言動をする人物の増加がみられたため監視をした結果発見され、収容されました。精神崩壊を起こした廃人を増やす行為があるためKeterへと分類させました。
SCP-510-ONJは電脳エリア-Jを始めとした多くの人々に対し、初対面にも関わらず元から知り合いだったかのように振る舞います。それに対して大半は懐疑心を覚えますが、それを取り除く為かSCP-510-ONJはあらゆる洗脳を繰り返すことにより対象の人物もしくは集団の警戒心をなくします。その後は記憶改変能力を用いて彼女が確認される以前の記憶に干渉します。
第1段階として彼女が出現された時期よりも前の大規模なエリア-KCにおけるイベントにおいて一緒に困難を乗り越え勝利を得たという記憶や通常の海域を一緒に攻略したという記憶を対象者に与えます。
第2段階では本来の初期艦の記憶をすり替え、あたかも自分が初期艦として選ばれたと認識させてまるで幼馴染のように振舞いを見せます。この段階まで進むと大多数の対象者が記憶処理を受け付けなくなり対象者の行動は操られることになります。
第3段階では更なる能力の影響を広げるために対象者にデートの提案をします。またこの段階になると周囲の書籍及びデバイスに干渉します。デートを終えた後は対象者を人がいない場所に連れていきシュールストレミングの缶詰を取り出し、蓋をあけて対象者に■■をすることによって廃人にさせてからその場から去り次の対象者をデートした場所から探します。

事案:

SCP-510-ONJが収容されていたサイト■■において大規模な暴動及び収容違反が起き、機動部隊を大量投入して多数の職員の終了及び収容違反の封じ込めを実施する事案が発生した。
調査の結果、SCP-510-ONJに食事を渡していた職員及び実験の際に使用したDクラス職員を経由する形で記憶改変が職員に広まった結果、SCP-510-ONJの収容違反を手助けする結果になった。
これを受け収容が厳格になり食事をUGVを用いて出す形にし、更にDクラスを用いた実験を無期限凍結することで決定がされました。


SCP-ONJ