ポニータ

Last-modified: 2020-09-16 (水) 22:07:25

No.076 ゴローニャ←BACK NEXT→No.078 ギャロップ

ポケモンデータ

ポケモンNo.
077
ぶんるい
ひのうまポケモン
タイプ
ほのお
とくせい
にげあし
もらいび
移動タイプ
マグマ
からだのおおきさ
しんか
ギャロップ(Lv40以上)(経験値209000以上)
[ポニータギャロップ(Lv40以上)]
ともだちエリア
やけのはら
出現ダンジョン
きよらかな もり83-85F (Lv30)
しあわせの とう57-59F (Lv30)
ほのおのまB1-B2F (Lv30)
ほのおのまB3F(ボス) (Lv30)
仲間になりやすさ
ともだちエリアなど、基本的な条件を満たしていれば仲間になる可能性がある。
加入イベント
ジラーチへのねがいごとで、「なんか いいことして!」を選んだ時、仲間になる可能性がある。 (Lv1)

成長率

レベルHPこうげきぼうぎょとくこうとくぼう必要経験値おぼえるわざ
13515151515200たいあたり
でんこうせっか
211111200
311111200
410101200
511010210なきごえ
610111400
721010700
8201111100
9210111700しっぽをふる
10201102240
11210113000
12211103200
13210113600
14211103600ひのこ
15210113600
16211103800
17210114000
18111114000
19110104000ふみつけ
20111114000
21110104000
22111114000
23110104000
24111114000
25110104000ほのおのうず
26111114000
27110104000
28111114000
29110104000
30110114000
31110105050とっしん
321101010000
331101110000
341111110000
351101010000
361111120000
371101020000
381111120000こうそくいどう
391111120000
401001130000
410110030000
421001130000
430110030000
441001130000
450110030000とびはねる
461001130000
470110030000
481001130000
490110030000
501001130000
510110030000
521001130000
530110030000だいもんじ
541001130000
550110030000
561001130000
570110030000
581001130000
590110030000
601001060000
611001060000
621001060000
631001060000
641001060000
651001060000
661001060000
671001060000
681001060000
691001060000
701100060000
711100060000
721100060000
731100060000
741100060000
751100060000
761100060000
771100060000
781100060000
791100060000
801001060000
811001060000
821001060000
831001060000
841001060000
851001060000
861001060000
871001060000
881001060000
891001060000
901101060000
911101060000
921101060000
931101060000
941101060000
951101060000
961101060000
971101060000
981101060000
991101060000
10011010
合計135804493473209000

習得技

レベルおぼえるわざ
Lv1たいあたり
でんこうせっか
Lv5なきごえ
Lv9しっぽをふる
Lv14ひのこ
Lv19ふみつけ
Lv25ほのおのうず
Lv31とっしん
Lv38こうそくいどう
Lv45とびはねる
Lv53だいもんじ

使えるわざマシン

  • アイアンテール
  • オーバーヒート
  • おんがえし
  • かいりき
  • かえんほうしゃ
  • からげんき
  • しんくうぎり
  • すいへいぎり
  • ソーラービーム
  • だいもんじ
  • どくどく
  • ねむる
  • ひみつのちから
  • まもる
  • めざめるパワー
  • メロメロ
  • やつあたり

太字の技はこのポケモンかその進化系統以外に、その技を覚えるポケモンが極端に少ない技(準固有技)です。

敵として出た時の能力

表の見方は個別ポケモンデータの見方参照。

出現ダンジョン

H
P















使用わざ候補
しあわせの とう57-59F30754030433287.5しっぽをふる
たいあたり
でんこうせっか
なきごえ
ひのこ
ふみつけ
ほのおのうず
きよらかな もり83-85F
ほのおのまB1-B2F
ほのおのまB3F(ボス)
30754030433287.5×しっぽをふる
たいあたり
でんこうせっか
なきごえ
ひのこ
ふみつけ
ほのおのうず

●マクノシタくんれんじょ ほのおのま●
通常ダンジョンでは唯一の登場。
特性の「もらいび」でほのおわざを無効にする以外は他のポケモンと同じような強さなので、みずわざで攻めるといいだろう。
なお、特性「にげあし」のせいで、仕止め損ねるとマグマに進入して倒せなくなる場合がある。
最終階にも小ボスとして登場し、マグマも存在するが、こちらはただ四角に沿って1マスのL型となっているだけなので、逃げられても仕止められる。

ここのポケモンたちは救助隊のスキルアップのためにボランティアとして参加しているため、絶対に仲間になることはない。
他に仲間にできるダンジョンはあるので、安心していただきたい…と言いたいところなのだが…


●しあわせの とう●
唯一、仲間にすることが可能なダンジョンで57~59Fに出現。

このしあわせの とうとは、しあわせと冠してはいるが、それは名ばかりで実態は何種類もの強いポケモンが巣喰っている。
ポニータの元へ辿り着くにはアチャモヒノアラシといった硬い敵を始め、全体わざ使いのムチュール、もはや死ぬ前提で戦うことになるだろうエネコ、そして中盤も中盤最強敵のマリルリや全体わざを使うダグトリオといった強敵が蠢く危険な区画を幾度となく潜り抜けねばならない。

無事、それらの修羅場を潜り抜けたとしてポニータの生息地へと辿り着いたとしても、次は出現率の低さと仲間になりにくいという難題が降りかかる。
というのも、ポニータの生息圏には他にも7種類のポケモンが生息しており、限られた自然発生枠を巡ってお互いに喰い争う形になっているからだ。
それだけではなく、どれもかなり嫌らしい性格なのも厄介で姿が紛らわしいギャロップメタモン、毒を吹き掛けるコータスに、命中率を下げてくるピジョットグラエナや攻撃力が高いメタング、こちらを眠らせるチルットとこちらの意欲をじわじわと削いでくる。
最低限、仲間もLv1ダンジョンに強いポケモン部隊を動員して乗り込むといい。

ポニータ自身も嫌な技を持っており、怯みの追加効果を持つ「ふみつけ」、ぼうぎょを一段階下げる「にらみつける」が厄介。
特に厄介なのは、やはり「にげあし」による逃走。仕止め損ねると、どこまでも追いかけるハメになるので余裕があるなら連結わざで倒したい。
ポケモンコンプリートを目指すならば、進化後のギャロップ用の個体も含めてここで2匹も仲間にする必要がある
ともだちリボンの有無に関わらず仲間になりづらく、この場合のともだちリボンは焼け石に水程度の効果なのでほぼ無意味。
下手すると二匹を確保する前に餓死するケースも珍しくないので、調整しながら追うように。
無理ならば名残惜しいだろうが、出直しも視野に。「二を追う者は一をも得ず」…覚えておこう。

しかし、まだ上には上がおり、ポニータ以上に入手困難な系統がまだ同じダンジョンに生息していることを忘れてはいけない…。
そして彼女の適性勧誘フロアは(ほぼ)77階のみというのだから恐ろしや…。


●きよらかな もり●
きよらかな もりでは何故かギャロップから独立して終盤の83~85Fに出現。
こちらでは仲間にならないため無視してもいいが、ふっかつのタネが貴重な同ダンジョンでは無視することで要らぬ被害を被る可能性があるので、無視するより、削ってにげあしを発動させるか、倒しきったほうが得策。
終盤に出現することで、厄介なカゲボウズパラセクトバクーダといった強敵たちの出現率を若干下げてくれるので、そういう意味では少しありがたいか。

もしも出現テーブルはそのままで、ダンジョンのルールだけをしあわせの とうと入れ換えていたら、炎上間違いなしだっただろう。
まあそうじゃなくても、充分ポニータ好きのライトユーザー殺しの設定である。

解説

頭部から尾にかけて炎を纏(まと)っている、ひのうまポケモンのポニータ。

本家では「とっしん」の反動で自滅するかも…という以外は、そこまで捕獲に苦労しないポケモンであったが、生息地は限定的だった。
こちらでも仲間にすることが可能な生息地は限定的…を遥かに通り越して、滅茶苦茶限定的なのは前項で散々述べさせて頂いた通りだが、それにしても謎の設定である。
というわけで、ポニータとギャロップの二匹で救助隊を組むのは至難の業。もはややりこみの領域に達している。
流石に開発陣も理不尽な設定だと思ったのか、後年に販売されたリメイク作品「救助隊DX」では通常ダンジョンでも仲間にできるようになり、入手のハードルがガクっと下がった。


仲間にするだけでも、ものすごい苦行を強いられることになるポニータだが、気になる性能というのは…結論から言うとそんなに良くはない。

まず特性。特性は「にげあし」「もらいび」で二点で「もらいび」はほのお技を無効かつ、自身のほのおわざを強化するという強力な特性だが、もう片方の「にげあし」はHPが半分以下になると逃げ出してしまうだけ(リーダー時は効果なし)という完全にデメリット特性となっている。
効果が効果だけに看過できない点である。*1

次に能力。
ED前より登場する(どうせなら、通常ルールのダンジョンで出せばよかったのに…)ためか、能力の伸びはあまり良くはなく、特にHPに至っては進化体と比べるとかなりの差が開いてしまう。
デメリット特性というのも考慮すると、このままでおくのは非常に不味い…なので、HPは優先的に強化しよう。
最大HPを上昇させるアイテムはオボンのみといのちのタネと2種類あるが、どちらも入手方法がかなり限られている。入手難易度は前者のほうが低いので、ちてい いせきなり周回してれば、いくつか拾えるだろう。
その他の4つの能力のドーピング品はにしの どうくつなどで拾えるが、どれも長丁場のダンジョンばかりでかなりの時間を要する。
ランダム性のため偏りが出てしまうが、グミによる上昇で妥協できるならば、グミを集めやすいさわぎの もりか、好物のグミが拾えるマグマの ちていを何度も周回しよう。
後者のグミによる上昇のほうが、かしこさも上がるため、ありがたいことには間違いない。

ここまでは特性も能力もあまり良くない…ということを紹介したが、このままだとポニータのネガティブキャンペーンで終わってしまうため技で挽回してもらおう。

ほのおポケモンの十八番でタイプ一致技の「ひのこ」(Lv14/PP18)を始め、「たいあたり」(Lv1/PP22)、そして威力も高い「ふみつけ」(Lv19/PP17/威力12)といったPP多めのわざを覚えるだけでなく、将棋の桂馬のような効果の「でんこうせっか」(Lv1/PP13)や、 色んな用途に使える「こうそくいどう」(Lv38/Lv22)といったサポートわざも存在。
他にも「とびはねる」(Lv45/PP11)は厄介な特性「プレッシャー」持ち対策のみならず、擬似的に1ターン無敵状態にもなることができるわざ。
因みに習得してから、Lv49以内に進化させると多重習得が可能。

自前では直線・周囲攻撃わざが覚えられることができないが、わざマシンを使うことで直線わざの「かえんほうしゃ」(PP12)や、3方向攻撃技の「すいへいぎり」(PP10)、周囲攻撃の「オーバーヒート」(PP10)と揃えられる。
「オーバーヒート」はタイプ一致で同時に周囲最大8体に攻撃を仕掛けられる強力なわざだが、とくこうが2段階下がるデメリットな効果があるため、乱発はできない。
他にもいわタイプに対抗できる「アイアンテール」(PP10)あたりを覚えさせてみるといい。

攻撃重視ならば「ひのこ」を主軸に「かえんほうしゃ」「とびはねる」などといった技を中心に構成することになるだろう、
サポート重視ならば「でんこうせっか」「こうそくいどう」「オーバーヒート」を中心に構成していこう。

使い勝手のいい「ねっぷう」は覚えないので少し物足りないかもしれないが、接近して敵を殲滅したいプレイヤー向けのポケモンと言えるかもしれない。


この様にデメリットな面ばかりクローズアップされるポケモンだが、苦労して仲間にしたのだから、それなりに愛着がわくはずだ。
プレイヤーの努力次第では化ける可能性もあるポケモンなので、全力で育成に励もう。
見た目である程度分かるだろうが、タイプはほのおタイプ単1なので、かしこさが上げにくい点は注意。

Lv1ダンジョンでの戦略

初期わざにほのおタイプの十八番「ひのこ」が無いが、代わりにPP高めの「たいあたり」、2マス先攻撃わざの「でんこうせっか」がある。
わざマシンはあまり対応していないが、基本的な「メロメロ」や「やつあたり」「めざめるパワー」などには問題なく対応している。
対応するわざマシンが少ない分、タイプ一致で強力な「かえんほうしゃ」への依存度は高め。

特性の「もらいび」はほのおタイプの技を無効化且つ自信のほのお技の火力を高めることができる強力な特性だが、敵のウインディなども然り。

◆踏破の道・其の壱~序盤編~◆
最序盤から必要経験値が高めでこの調子が続くかと思いきや、序盤を過ぎたあたりから主人公格とほぼ同じくらいのレベルアップの速度になり、波に乗れれば早くレベルアップをしていく。

タイプ一致技の「ひのこ」はLv14(EXP14550)とちょっと覚えるのは遅めなので、どうぐが持ち込めれるダンジョンならば「かえんほうしゃ」などを持ち込んで使おう。
きよらかな もりでは食料の出に左右されるが、1フロアずつしっかり狩りを行えば、エアームド出現フロアまでに「ひのこ」を狙える。
「やつあたり」との連結で一撃狙うのも可能。

エアームド狩りを終えた頃には威力高めの「ふみつけ」を覚えたりするので、「にらみつける」と併用、もしくは連結して使うと強力。
またこれ以降覚える技はどれも微妙なものばかりなので、PPが無いから他の技で上書きしよーという理由じゃない限り、「ひのこ」、「にらみつける+ふみつけ」(/「かえんほうしゃ」)、「やつあたり」で固めたほうがよい。
しあわせの とうではエアームドが出現しないため、地道にコダックサーナイトを狩っていくことになる。

◆踏破の道・其の弐~中盤編~◆
ただ、HPの伸びがずこぶる悪いので、中盤、マルマインの「ソニックブーム」やダグトリオの「マグニチュード」などは、極力受けないようにしないとあっという間に沈む。
「かえんほうしゃ」でこういった敵を遠くから狙撃できれば安定だが、無ければ「きのえだ」等の投擲アイテムに頼るしかない。
しあわせの とうでは50Fからは相性悪い危険なマリルリが出現したりするため、余程のない限り絶対に留まるな!

◆踏破の道・其の参~鬼畜の終盤編~◆
終盤にはいずれのダンジョンも、一々攻撃が危ないカポエラー(ねがいの どうくつ)、80Fから最後まで、長期間に渡り生息しているパラセクトや脅威な全体攻撃わざを持つモルフォン(共にきよらかな もり)、大きく顔ぶれが代わる80Fから他のLv1ダンジョンよりもレベルが5上げられている敵の連中(しあわせの とう)など強力な敵ポケモンたちが新たに立ちはだかる。

しあわせの とうきよらかな もりではそれらのポケモンたちに交じって強敵プテラも出現する。
どれも攻撃力、防御力が高く、か弱いポニータでは簡単にピンチに陥るケースは少なくない。
これらのポケモンが出現するフロアには長居はせずに即降りしよう
通路にて出会い頭にパラセクトプテラに出逢い、「キノコのほうし」または「ちょうおんぱ」でこちらの行動を制限された挙げ句、背後からドシドシとバクーダとかに近づかれでもしたらもう終わりなので。

ただパラセクトモルフォンはレベルが高ければ、「かえんほうしゃ」+αで簡単に沈んだりしてくれるが、部屋内で出会ったら、運がわるいとお陀仏不可避。

◆総評◆
レベルアップは最序盤が遅めなのを除けば、ほぼ全体的に早め。それゆえ、レベル補正の恩恵も受けやすいのが利点。
ただ、HPを初めとしたステータスはいくらレベルを上げてももの足りず、やられやすいのでその点は注意。
手慣れた中級者以上のプレーヤーならば扱えるだろう。


●関連リンク●

入手難易度高めのポケモン群・7強
ポニータ-ギャロップ-タマタマ-ナッシー-ラッキー-ハピナス-セレビィ

コメント

  • ポニータの出現階層は強敵らしい強敵はいないが、嫌がらせをしてくるポケモンが結構多い。 -- 2006-09-11 (月) 19:55:34
  • ポニータ仲間にしたーい! -- 2011-07-26 (火) 18:49:52
  • ポニータとジラーチとタマタマとミュウとミュウツーとルギアとカクレオン仲間にしたデータが操作ミスで全部消えたOTL -- 2012-03-27 (火) 22:14:59
  • たくさんでてくるんだけど・・・ともだちリボンもあるんだけど・・・仲間になってくれない・・・ (T-T -- 2012-03-27 (火) 22:30:52

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*1 この特性の効果の変更で、どれだけのポケモンの株が奪われたことか…しかし世界観、戦闘システムなどが根本から異なる本作では効果を変更せざるを得ないのが理解できないわけでもなく、他に特性名に合致する効果といえば文字どおり『逃走』しかないため、一概に開発スタッフを責められるものではない…が。それでももう少し捻ってほしかったところである