ナナジン

「リーンの翼」に登場した新式オーラバトラー。
「聖戦士ダンバイン」におけるダンバイン、ビルバインに相当する。

パイロット

• エイサップ＝鈴木
  ＳＰ：集中, 1, ひらめき, 1, 直撃, 17, 熱血, 25, 気合, 35, 決意, 43
• エレボス
  ＳＰ：偵察, 1, 助言, 8, 感応, 26, 激励, 47, 再動, 52, 勇気, 62

アップグレード

ナナジン
↓
アッカナナジン

運用

性能はダンバインに似ているので基本的な運用方法もほぼ同じ。
鈴木君の能力自体は、ショウよりほんのちょっと劣る程度。
長所はエレボスの優秀なサポートＳＰで、偵察・助言・感応・激励・再動とレアなものが目白押しであること、鈴木君の直撃で対バリアに困らない事。
また、ナナジンもEN回復Lv1を持っており、気力さえたまってしまえば継戦力は高い。
欠点はＳＰの並びと習得速度で、エレボス側が気合を覚えない上に鈴木君も習得が遅い事。
このため開幕で気合一発オーラフレイムソード(オーラ斬り)というオーラバトラーらしい戦法が難しい。
火力系ＳＰの習得もかなり遅いので、中盤くらいまでは火力不足に悩まされる。
アップグレードする前はボチューンよりマシな程度の運動性なので、ダンバインより回避が不安定な事にも注意。
HP回復Lv1を持つが、ナナジンの耐久力だと無い物と思った方がいい。

ダンバイン/ビルバインとの違いとしてオーラソードとオーラフレイムショット(オーラショット)にもオーラ力による強化が乗る事がある。
ただ、オーラ力Lvで上がる事前提の数値になっているため、どちらかといえばダンバイン達と比べてデメリットになっている。
一応オーラフレイムショットが異常に安い消費ENになっており、自前のEN回復も含めれば異常な継戦能力を誇るという特徴がある。
最終的にオーラ力Lvが上がり切った後は射程以外はオーラキャノン以上の使い勝手になるので、かなり長い目で見積ろう。

総評的には単独無双＋ボスキラーのビルバインに比べると、やや大器晩成の支援・雑魚戦向けのユニットと言える。

アッカナナジンにアップグレードすると、全体的に一回り強化され、HP回復とEN回復もLv2になる。反面武器性能は概ね据え置き。
このうち重要な点は移動力+1、運動性+20、EN回復Lv2と言った所で、特に運動性の強化がありがたい。
最優先で、というほどではないが、積極的に前線に出るのならアップグレードをしておきたい。
ハイパーオーラＦソード(ハイパーオーラ斬り)もビルバイン級の威力になる。
あちらと同じくオーラ力Lvが育っているようなレベル帯だとリアル系としては結構な火力を出せるようになるので、対ボス戦用にちょっとした火力が欲しい時は振っていこう。
魂が決意になった事もあり、装甲が高いボス相手にも安定したダメージを出してくれる

パーツ

パーツ３→２。
何は無くとも気力アップが欲しい。ある程度成長しているならひとみのペンダントもよし。エレボスの支援ＳＰも積極的に打ちやすくなる。
後は宇宙Bのフォローに、スラスターモジュールが必要になる。

エレボスを目当てに支援メインに立ちまわるなら、いっそハイパージャマーでステルスしてしまうのも良いだろう。

ちょっとした余談だが非常に低ENでありながらEN回復持ちという機体性能のため、他機と比べるとメガジェネレーターの効果が全味方機でもトップクラスに大きい。
とはいえ他に優先させたいパーツが多いので持たせるかどうかについては少し考える必要があるが……。
ダンバインやビルバインと比べるとそのEN回復のおかげで継戦能力が高いのもあるし。

備考

• 最終的に鈴木君のオーラ力はLv7でストップする……のだが、実はエレボスがLv30でオーラ力を習得するため、実際はLv8相当の補正がかかる。
• オーラバトラーはそれぞれで乗換可能なのだが、残念ながら本機は乗換の対象外。
• ちなみに本機も他のオーラバトラーと同じでオーラバリアが使えるが、実はナナジン……というかリーンの翼のオーラバトラーはバリアを貼る事ができず*1、この仕様はロボダンオリジナルである。