カザマ・ホオズキ

Last-modified: 2021-03-03 (水) 01:45:52

「もしお前が道を違えようとしていたら、その時は俺がお前を殺してやるよ」

カザマ・ホオズキ

Kazama Hoozuki

プロフィール
シンボルキャラのシンボルやエンブレム [添付]
モチーフカラー
和名鬼灯風摩
種族
武器天之尾羽張
性別
年齢17歳*1
外見
身長176cm
髪の色黒髪(V字の前髪とインナーカラーのみ黄色)
瞳の色黄檗色
モチーフ記紀神話『火之迦具土神』
センブランス液状化
ステータス
所属ビーコンアカデミー
元所属鬼灯宗家
チームKYNG
-ユエ・タオニャン
-ノックス・ロッテンコニー
-ゲンゾウ・クニミツ・キリガクレ
パートナーゲンゾウ・クニミツ・キリガクレ
関連人物タンポポ・ワタゲ 従兄妹
アンジー・スコッチ
ジオ 運命にして最大の敵
過去編https://privatter.net/p/5199457

外見

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彼女を彷彿とさせる特徴的な髪色は、後述するホオズキ一族の血を引く者である証。
艶のある黒髪を天然水晶が飾られた丸くげ紐で結っている。編み込みやイヤーカフ、目元に紅を引いた戦化粧など、身なりに気を使う「伊達男」
その長髪と端正な顔立ちも手伝い外見の性差をあまり感じさせることがないが、実は着痩せするタイプで、脱げばたちまち鍛え上げられた筋肉が露わになる。

人物

武術の名門・ホオズキ一族の嫡子。幼少の頃より祖父であるシリュウ・ホオズキのいるホオズキ本家へと預けられる。
道場を構える本家に門下生として入門し、そこからは修行に明け暮れる日々。テレビやゲームといった娯楽を禁じられてきたため、世間一般的な文化に疎く友人と呼べる人間もいなかった。10代前半の思春期を棒に振りながらも、苛烈な鍛錬の末に剣術の才をみるみるうちに開花させていく。
また両親との面会は年に一度しか許されず、*2ほぼ軟禁に近い生活を送ってきたがカザマ自身、外の世界に出たいと思うことはなかったという。

野望

ホオズキ一族の指針は「剣の道の再生。志を同じくする者を集めること」である。
剣を極めし者こそが真のモノノフ、という先代からの教えが今も色濃く受け継がれている。これは外部との関わりを持たないホオズキ一族の古典的な思想であり、薫陶は受けど考えそのものが古いということをカザマは理解している。
しかし死者の妄執に数十年縛られ続けている人間を口で説得するには無理がある。ならば己の武を以て新しい道を切り開くしかない。カザマの野望は剣の再生でも、志を同じくする者を養成することでもなくホオズキを変えること。ビーコンアカデミーに入学したのはホオズキの名を世に知らしめることによって門下生を増やすことが主であるが、カザマの本来の目的は見解を広げることにある。必要とあらば祖父との直接対決も辞さないだろう。
よって、ハンターになることに大それた感慨を抱いていないが、KYNGやをはじめとする人物と関わっていくうちにカザマの中で徐々に心境に変化が生じていく。

タンポポとは従兄妹の関係にあり、兄弟弟子という間柄。*3自由奔放なタンポポとは反りが合わず、衝突することも多かったらしい。

性格

勝気でストイックな性格。基本的に頑固であり自分の意見を譲ることはまずない。
野望を果たすことを目的としているため人付き合いを重視しておらず、必要以上に馴れ合うことを嫌う。故に敵を作りやすく、カザマのことを快く思っていない生徒も中には存在する。カザマ自身も敵意を向けてくる者に対しては一切の容赦がないため、時には暴力で相手を屈服させる手段に出ることも。暴力沙汰を起こしては更に周囲との溝を深める、を繰り返しているが本人はさほど気にしていない。*4
決して冷めた人間という訳でもなく、心を許した相手には不器用な優しさを見せることもある。
一方で世間とかなりズレた感覚を持っており、どの料理にも練乳をかける極度の甘党。*5甘味が絡むと思慮が浅くなる傾向にあるのがたまにキズ。

戦闘

パラメーター

攻撃力A
耐久力D
敏捷性A
射程距離A
回避力A
オーラ量B
※S~E判定。一般のハンターの平均値をDとする。なお、数値と戦闘スキルは必ずしも直結する訳ではない。

能力

武器 天之尾羽張(仕込み傘)
持ち手が銃のトリガーとなっている、銃弾すらものともしない頑丈な傘。
銃の威力はロケット弾のそれだがカザマは一切の反動なく撃つ。
幼少期より叩き込まれた剣術の腕は他の追随を許さず、その実力はチームKYNGの中でも頭一つ二つ抜けている。視界を塞がれた状態でも相手の気配を感じ取り戦うことができる並外れた五感の持ち主。手の内を明かすことを嫌い、相手を充分に分析してから柔軟にバトルスタイルを切り替える。

彼には一族秘伝の隠された力があるが、その詳細は未だ明かされていない。

格闘技:鬼灯流喧嘩空手
センブランス「液状化」
体の一部分、または全身を血液に変え、全ての物理攻撃を無効化することができる。形態はねばりのある液状物のもので、感触はスライムに近い。
液状化することにより物理的要因による損傷のリセットが可能。受けたダメージによって相応のオーラを消費するが、これは欠損した部位ですら本体と接合される。まさに脅威の再生力。
歩くスピードとさして変わらないが液状化したまま移動もできる。小さな隙間に入り込むことも容易で、カザマはこの力を主に潜入・暗殺で用いる。ダストが弱点故、戦闘で使うことは滅多にない。


*1 16歳でビーコンに飛び級入学
*2 ホオズキ一族であった父親は剣術の才能には恵まれず、跡目候補から外されていたため自身の無念を晴らす形でカザマをシリュウの下へと送り出した経緯がある。親権はほぼほぼ放棄した状態であり、見方によってはネグレクト。カザマも年に一度会う両親に対してはどこか他人行儀なところがある。
*3 カザマの父親はホオズキ一族宗家、タンポポの母親が分家に当たること、タンポポの母親が一族から独立したい一心で一般家庭に嫁いだこともあり、タンポポとカザマの間に面識はなく、互いの存在すら知らなかった。当時14歳であったタンポポがハンターを志したことにより、その稽古をつけるために2~3年程ホオズキ本家に居候することになる。
*4 ホオズキ一族としてのプライドがあるため、舐められてはならないという彼なりの気概も込められている。最近となっては嫌われている、というよりも怖がられているらしく、喧嘩をふっかけてくる生徒は1年の後半にもなるとほとんどいなくなっていた。
*5 練乳を常に持参しており、寮部屋の冷蔵庫には大量の練乳ストックが入っている。タンポポに練乳と歯磨き粉の中身をすり替えられるといった嫌がらせを受けたこともある。