ハーネット・カーボナル

Last-modified: 2015-07-11 (土) 10:50:08

「大昔から戦士や兵隊なんてのは、おんなじ涙を流してきたんだろうさ。やっぱり、逃げらんねえな」

Hernet Carbonal

プロフィール
シンボル紡ぎ車を斜めに貫く針 [添付]
種族
武器セブンス・スティング
性別
年齢17歳
外見
服の色黒革
アクセサリーバンダナ
肌の色小麦色
身長195cm前後
髪の色
瞳の色
モチーフバレエ『眠れる森の美女』より、妖精カラボス
センブランスオーラの紡績
ステータス
所属ビーコンアカデミー
トリスケリオン(槍術流儀)
元所属
職業学生
チームRHOD
-ロス・ヴァルト
-オランジュ・ウィリス・ダムセルフライ
-ドロッズ・ドロッセルマイヤ
パートナーチーム内のパートナー
関連人物ミストレス=トリスケリオン(師)
作者:魚頭圭

外見

[添付]
彫りが深くて濃いめの顔。ラテン系。

長くて骨ばった手足に筋肉がしっかり乗っている感じ。

意思のハッキリした視線。目力は強い。
黒のレザー。ジャンパーとパンツ、編上げのブーツ、全て黒。
黒い瞳。黒髪。ロックに憧れるお年頃、髪を伸ばしてみたが邪魔だったので、オールバックにして後頭部で縛る。髪質は癖は少ないが針金のように硬い。
炊事洗濯時や、気合いを入れる時に、鮮やかな模様のバンダナを帽子型に巻く。

人物

ヴェイル市内に看板を上げる伝統派槍術流儀《トリスケリオン》の門下。

流儀の高弟であった父の影響下で、幼い頃から槍を修め、今では宗家ミストレス=トリスケリオンの内弟子。ミストレスからは次期宗家と嘱望されるまでに。

ハーネットは稽古中、センブランスの覚醒によってひとりの人間を破壊してしまった。
事故とミストレスは判断したが、他ならぬミストレスの実の妹は今も眠り続けている。
幼馴染でもあった彼女の事を、生涯をかけて償うと決め、ハーネットはミストレスの意に背き、独りで稼ぐ職業、ハンツマンを志してビーコンに入学する。
宗家に背くなど破門は免れないと覚悟を決めていたが、ミストレスに散々に叩きのめされて気が付けば、ビーコンへと修行に出される事になっていた。
ミストレスは、時々ビーコンにハーネットを尋ねて現れるので恐縮しきり。

弟が二人、妹が四人いる。七人兄妹の長男。
祖父は代々の稼業、フリーランスの傭兵に殉じた。
職業軍人の父は、とある秘密作戦で戦没。槍だけが戻ってきた。
遺族年金に甘えるを善しとせずに働きづめの母に代わって、妹弟の面倒を観ていたので、衣食住の三拍子で生活力逞しい。

性格

愛想のないぶっきらぼうな態度。いろいろ乱暴なようで細やかな所がある。

武術社会で育ったためでもあるか、働き者。指示された事は勿論、自分の仕事を自分で見付けて即座に動く癖がついている。

我が強い、意思が硬い。口は悪い。総じて不器用。
ひとに仕事を任せる事は苦手。観ていられなくて結局自分でやってしまう。
ひとに教える事は得意。自分の培ったものと教える相手の、両方を客観視しての指導。
博打は悪、貯蓄は善。

大家族の長男なので、衣食住の家事全てが得意。
食事はいきおい、大量調理になる。山のようにスパゲティを茹で、皿大盛りでカルボナーラを作る。早い美味い量が多い。必殺調理器は寸胴鍋。
古いハードロックを延々聴く趣味がある(食人鬼の戦いだ!――預言者の声を聴きなさい――これは現実なのかそれとも幻想か)。
ポータブルプレイヤーではなくスピーカー派。体全体で聴く派

能力

センブランス、オーラの紡績。『呑吐紡錘』オーバースピンドル。

綿の山から回転によって捩り出される糸のように、相手のオーラを引き出し、絡めとり、奪う。
同時に、自身のオーラを捩り出し、回転する鋭利な芯のように打ち込む。
相手の体内に侵徹したオーラ回転体は、オーラ循環を内側から破壊する。
人間を苦しめるためのセンブランスだと、ハーネットは思っている。
回転、螺旋、体術、技術と組み合わされると異常な効力を発揮する。

槍術流儀『トリスケリオン』の槍を修める。
実在の中華槍、和槍のように、両腕で、体の芯から力を絞り出すように槍を操る。後ろ手で繰り出し、前手を棹に添えて滑らせる。
槍の動きは、四つ。『真っ直ぐ(近くから遠くへ)(遠くから近くへ)』『上下(上から下に)(下から上に)』
『左右(内から外に)(外から内に)』『ひねり』、基本の四つの組み合わせで表現される戦闘は質実、重厚。