「叶えたい事があるんだ。今まで誰も遂げられなかった……ぼくの最初で最後の仕事は、遺産整理」
Roth Wald
プロフィール | |
シンボル | 赤い木と黒い羽根 |
種族 | 人 |
武器 | アーヴェント・スヴァン |
性別 | 男 |
年齢 | 17歳 |
外見 | |
服の色 | 赤、黒、白 |
アクセサリー | 赤いマフラー |
肌の色 | 白 |
身長 | 165cm程度 |
髪の色 | 赤 |
瞳の色 | 茶色 |
モチーフ | バレエ『白鳥の湖』より、魔王ロッドバルト |
センブランス | オーバーロード |
ステータス | |
所属 | ビーコンアカデミー ヴァルト家(現当主) |
元所属 | 以前に所属していた組織は? |
職業 | 生徒 |
チーム | RHOD -ハーネット・カーボナル -オランジュ・ウィリス・ダムセルフライ -ドロッズ・ドロッセルマイヤ |
パートナー | チーム内のパートナー |
関連人物 | チェリ・マザード ドレ・アイヴァン・テオドール ライアー・ヴァルト?(父親、故人) ヴァン・ド・ブリエンヌ(家庭教師) |
外見
赤い髪をぱっつん切りそろえたボブショートが上品。さらさら直毛。
童顔。ほよほよっとした善意剥き出しの笑顔。
ドレスシャツとスラックス、首に真っ赤で長いマフラー。
17歳なのに、それよりずっと幼い外見。ともすればローティーンに見える事も。
……デザイン・イラスト七篠様に頂きました。
人物
ハンツマンになるために四大王国の外、《ヴァルトの地》から出てきた少年。
《ヴァルトの地》と、広大な《ヴァルトの森》を治めた名家、《ヴァルト家》の当代当主。
父の病死により家督と、《ヴァルトの森の王》の役目を相続した。
母は既に亡く、相続を争う兄弟も、親類もいない。
当主である事を人にすすんで語ったりはしないが、事情を知る者には管財人のつもりだと軽く嘯く――本当は、最期の王権を自覚。
かつては栄華を極め、権力を欲しいままにしたヴァルト王家。
その栄光は既になく、王権も爵位さえも失って久しい。また、ロスは復権を求めない。
ロスの手元に残されたものは責任。
権力に酔い痴れた先祖の不始末、代々のヴァルト当主が目を瞑ってきた負債。
数々の悲劇の種。
ロスは、ヴァルト最後の王を自認し、自分の代で家を閉じるため、ビーコンに入った。
ヴァルトの森の奥へと、分け入る力を得るために。ハンツマンになるために。
ヴァルト千年の闇を破壊するために。
性格
基本的に温厚、温和。
取り乱したり激したりする事は少ない。
聴き上手。人を良く観ている。ひとを良く観て、ひとを信じる。
さらりと、重要なアドバイスが口を次いで出る事が多い。緩やかな統治者の側面。
裁量をひとに預けがちだが、詐術や権謀術数には敏感。ある意味では年齢不相応に老獪、ロス自身に詐欺師の素質があるため。また複雑な因習の中で育ち、ひとを騙すひとを当たり前に観てきたため。
ひとを騙して動かすための機微を感覚で知っていて、平時はその反対の行動を取ろうとする――誠意と友愛をもって生きようとする。ひとを騙すひとを好きになれなかったため。
しかし、自分や仲間たちを利用しようとする者に対しては、詐術や権謀術数で対する事を辞さない。静かに怒りに身を任せ、《自分の嫌いな自分》になる。
田舎育ちのため、都会の色々な事が珍しく、また楽しい様子。
礼儀作法は完璧だが、街角のファーストフードの食し方などは全くの無知。
道端で美味そうな匂いを立てるホットドッグとタコスの屋台が最近にお気に入りです。
小食だけど、物食ってる時が極めてしあわせそう。
趣味は、折り紙。
ヴァルトの森に伝わっていたものらしく、亡くなった母に、幼い頃に教えてもらった。
色々な種類を折るが、ぼんやりしたい時は手慰みのように鶴を量産する。
センブランスで折鶴を飛ばしたりして遊ぶ。
能力
センブランス『上帝勅』オーバーロード
生き物を象った物体を操る力。
家宝の分解剣《アーヴェント・スヴァン》の操作に必要となるセンブランス。
ヴァルトの家に生まれた者に備わる異能。
だが、ヴァルトの血は、薄くなっているのかも知れない。
ロスは、四代を隔てて現れたオーバーロード。
軽量、細身の両刃剣のアーヴェント・スヴァンで、一対一では教科書めいた丁寧な決闘を行うが、《自分の嫌いな自分》になると決めれば幾らでも邪法を用いる。
とは言え、剣の腕は未熟、多勢に対する戦闘では剣で対応しかねる所がある。
術式展開器でもあるアーヴェント・スヴァンで、三次元立体魔法陣(領域)を作り、攻防様々な魔法を行う。
今まではひとりの戦技のみを磨いてきたが、仲間を信じるロスのセンスは、集団連携の中核に魔法を自然と転用し始める。