【亡星獣編】/【11章 黒幕】/【邪魁なる女王】

Last-modified: 2022-05-07 (土) 17:17:33

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イベントディミルヘイム編第1幕 亡星獣編 11章 黒幕 第4話

概要

独眼参謀により人工心臓を与えられサイボーグとなった【シャビエル・バルガス】は、逆臣【ギヨーム・ド・アクィラ】を討ち取り、【リベル】【ミルリク・ベリアス】に停戦を持ちかけた上で、【ギジェルミナ・カブラ】の居場所に駆け寄る。
その道中で光学迷彩を用いて【アデル・ベリアス】に接近した際に、【真影帝国】の部下を救助している様子を目の当たりしたバルガスは、その首を討ち取る事無くここへ向かって来た事を報告する。
だが、ギジェルミナに再会できたのも束の間、既に生贄の儀式は終わり、【ズィガエナ】の体内へと呑み込まれてしまった。
同時にバルガスの背後に怪しげな妖気が現れると、バルガスを吹き飛ばし、新たな魔物を出現させると同時に、妖気は女性の上半身と魔獣の下半身とザルガ神族の波動を持つ半人半獣の女王が現れる。
半人半獣の女王は死者となったアクィラの記憶をなぞり、模造した肉体がアクィラを名乗っていただけであった。
あらゆる魔獣の主を名乗る人物の名は【ジュディス】【アルタメノス帝国】建国前夜に【ステラ】世界に恐怖を撒き散らした存在をミルリクは母の【ゾハル】から伝えられた伝承により知っていた。
1000年前、奈落の神【ネメアー】に選ばれし【戦士ゲート】?は、【ザルガ双神】の一柱、妹神【マグダレーネ】を命と引き換えに封印し、戦士ゲートの力は五つの聖石に宿り世界各地に放たれると、五人の吟遊詩人が英雄の遺志を継いだ。
この200年後、マグダレーネが封印が解かれ13年に及ぶ五大詩人の戦いの末に再び討ち取られる事になる。
だが更にこの2年後、当代の五大詩人達がマグダレーネに代わり魔物を従えるジュディスにより次々と命を落としていく。
ザルガ双神でさえいつステラにおいて生誕したかは不明のジュディスは、マグダレーネの封印を解除した際に、マグダレーネから死者の魂を覗き、記憶を暴く神に等しい権能を授けられていた。
死者の魂が冥府へ行く事の無かったステラ世界において、ジュディスは死者の魂から情報を抜き出し、決して欺く事はできなかった。
だが、水の詩人であるマイムは、ジュディスの能力に気が付き、家族や腹心を欺きジュディスを討ち取りに向かい返り討ちにされると、マイムの偽りの情報を読み取り、それが敗因へと繋がってしまった。
その後マイムは、秘石を継ぐ次の詩人たちを選定し、マグダレーネとの戦乱で行方知らずとなっていた放浪王プラートを見つけ出して即位させると、マイムを始めとする五人の詩人はそれぞれが国を興して民を守り始めた。
五大国と王となった吟遊詩人をまとめる君主となったプラートは、八百年の歴史を紡ぐアルタメノス帝国を首都ヴァルクに建国する。
そしてジュディスが何故蘇ったのか、ミルリクが過去視で視た人界の果てでギジェルミナが闇の詩人の力を得たのと同時に、ジュディスは【ラモラール・カブラ】の中に入り込み、記憶を読み取るとラモラールに成りすまし、ザルガ双神の事象により【ディミルヘイム】創生を知った上で、カブラ一党を時空を司る神の力でディミルヘイムへと送り込み、同時にアルタメノス帝国の末裔も送り込んでいた。
ディミルヘイムにおいても、【デス】【冥府】を創生するまでは、死者から情報を読み取り、【亡星獣】【八逆徒】について知り得ると、ラモラールの身体を利用してギジェルミナとバルガスを動かし、ズィガエナ復活させる計画を行った。
ジュディスは魔物の支配する権能を用いてズィガエナも支配するつもりであり、そのために闇の詩人の力を利用しようとしていた。
その時揺籃の世界の大地が動き出す、【ヴァージニア・ナイツ】が感じていた強大な【アニマ】の正体、それはズィガエナのアニマそのものであり、リベル達が降り立つ大地そのものがズィガエナであった。