【妖術女帝のシークエル！闇の女王、降臨す！】

ISEC

特殊モンスター

メインボス

概要

1話

【ブハンギ砂漠】の【騎士団領】に所在の【ミルザブール】にて、【アルベルト】が【PUB】に出入りをすると【シェリル】と遭遇する。
【ディスノミア】において、【地下都市ルミナ】にシェリル先導した際に、【ミニオン】の【ワイル】に襲われ、光の【ダイアモンド】を奪われた事で【シェラハ】が覚醒し、闇の氾濫に巻き込まれそうになった経緯があった。
アルベルトがシェリルと語らう中で内在するシェラハが現れると、【エキドニア大陸】に所在する闇に属する者が救いを求めて祈りを捧げている存在を感じ取る。
エキドニア大陸では、かつての【真影帝国】であった者達、カブラ一党が【シャビエル・バルガス】を筆頭に自治領において魔物の討伐を行っていた。

2話

真影帝国が潜伏していた不毛の大地エキドニア大陸は、今はカブラ一党の自治領として開拓され、独眼参謀によりサイボーグとなったバルガスは、変身能力こそ失ったが、メカの統率能力を得て旧本拠地から臣民を迎え入れる住宅の建造と産業開発に向けて指示を出していた。
【ギジェルミナ・カブラ】は、自身と同じく言霊を使うことができる【五大詩人】のうち水の詩人の力を持つ【シノン】?と、かつて闇の詩人の力を持っていた【パメラ】?を客人として迎え入れ、視察を行いバルガスの前に現れると、魔物出現の報を受けてバルガスと共に出陣する。

3話

魔物を退けるもギジェルミナの容態が急変し、パメラと共に引き下がるが、シノンは同行していた兵士達がギジェルミナの容態の異変に気が付いていることをバルガスに打診する。
バルガスもまたシノンにギジェルミナの容態について尋ねると、【ズィガエナ】によって吸収されたはずの闇の詩人の力がまだ体内に残されているようで、かつてパメラに内在していたものと共通して【アン・ルー】の魔力の影響が及び、生命の危機に晒される危険性があった。
新手の魔物の襲来する中でシノンは、元の世界において自身とパメラが受けた苦悩を思い出すも、既にディスノミアにおいてバメラは銀の月の女神【エリス】の力によって生き永らえ、【カオス・ルーラー】に戦いを挑む直前のアン・ルーによって、魔力を吸収する形で闇の詩人の力を失っていたために、バルガスに言葉をかけることができなかった。

4話

パメラと共に自治領の寝室に戻ったギジェルミナ、容態が心配される状態の中で気丈な態度を示す姿にパメラは、神に祈りを捧げ救い出して欲しい事を願い出る。
その夜、ギジェルミナの部屋にバルガスが立ち入り、来訪者がやって来た報告をすると、ギジェルミナは来訪者であるアルベルトとシェリルを迎え入れる。
シェリルはシェラハに届けられた祈りを求められた願いを聞き入れるべく現れると、闇の詩人となる根源となる3つの魂を発見する。
その正体は【ディミルヘイム】に現れる以前、最果ての地を目指して逃亡生活を続けていた頃、猟師から肉を分けてもらおうと小屋を訪れるも、猟師に野盗と間違えられてしまい、殺害に至ってしまった兵士達であった。
3人の兵士は出頭し裁きを受けるも、バルガスはその気持ちを汲んでギジェルミナに雉の肉を提供し、食した上で出頭した3人を斬首刑に処している。
そして、その魂は最果ての地において封印されていた【ジュディス】に呼び集められ、それと同時に闇の詩人の力と共に宿ってしまい、ズィガエナに吸収されずに残ってしまったようだ。
真相を知ったギジェルミナはこのまま忠臣の魂と共に闇の詩人の力を残す決断をするが、この地で生きる者達の気持ちを汲んでパメラは反対する。
臣民の期待に応えるべくギジェルミナは闇の詩人の力を解放する決意をすると、シェリルもまた魔力の昂りと行使が不可欠としてシェラハの力を解放し、ギジェルミナに戦いを挑ませる。

5話

シェラハに闇の詩人の力を放つギジェルミナ、哀しみと罪悪感に押し潰されそうになるも、パメラに支えられ、共に闇の詩人の言霊を唱える。
全力を注いだ一撃がシェラハにぶつけると同時に、ギジェルミナに内在していた忠臣の魂を放出され、シェラハは【冥府】へと送る用意をする。
その直前、シノンもまた水の詩人の言霊を唱えると、水の力で生前の忠臣の姿を実体化させる。
ギジェルミナは支え続けてきた兵士達に別れを告げ、兵士達もまた自らのために涙を流す姿に感謝の意を述べると、バルガスに後を託し3人の魂は冥府へと旅立った。
その姿にかつて【不幸を呼ぶ女】と自称してきたシェリルにも悲しい別れだけでは無い事を実感していた。

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